個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!

「億」を稼ぐ兼業トレーダー2人の勝ちワザを伝授!
「ボックス株のうねり取り」と「下値で買い増しの
逆張り徹底スタイル」、実践する上での注意点とは?

2017年5月11日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「チャートのうねり(ボックス)に注目した投資法」と、「安値の株の逆張り底値買い」で、億単位の資産を築いた個人投資家2人の手法を紹介!

ダイヤモンド・ザイ6月号<では、「株で儲ける個人投資家の『これだけ』必勝法!」と題した特集を掲載! タイプの違う株の勝ち組10人に直撃取材し、銘柄選びから買いのタイミング、リスク管理の方法まで赤裸々に語ってもらっているが、ここではそのうちの2人の投資法を紹介。まったくタイプが違う勝ちワザだが、大きく儲けている点は同じ。そのテクニックの一部をご覧あれ。

「うねり」を描く銘柄なら株初心者でも勝ちやすい!

 まず登場するのは、『うねりチャート底値買い投資術』(ダイヤモンド社)の著者でもある、兼業トレーダーの上岡正明さん。ちなみに、本業は会社経営だ。

 「株も経営も基本は同じ。何度も失敗を重ねながら少しずつ経験値を上げ、自分なりの“勝ちパターン”を確立しました」(上岡さん)

 13年の投資経験で生み出した必殺技が「ボックス株のうねり取り」だ。うねりとは、一定の幅で上下動を繰り返すこと(=ボックス)。このうねりを狙っていく手法で画期的なのは、財務分析やテクニカル指標など難しい理論がいらない点だ。

 「株投資を始めたころ、まったく勝てませんでした。頭を切り替えるために、株価チャートブックを1冊じっくり読んでみたんです」

 すると、何度も眺めるうちに、定期的に一定の値幅で株価がきれいな「うねり」を描く銘柄が、いくつもあることを発見。

「株が上がるか、下がるかは50対50ですが、株価がうねりやすい銘柄を底値圏で買えば、上がる確率は高いはず。そこで、うねりのきれいな150銘柄ほどを選んでおき、底値に近付いたら買いを入れるという戦略を立てました。特に下値が堅く、下値付近まで下落すると何度も反発した銘柄を選びます。底値で買ったつもりでも、さらに下がるリスクはあるので、必ず資金を3分割してタイミングをずらしながら買います

 上岡さんによると、きれいなボックスを描きやすいのは鉄鋼株。「『大平洋金属(5541)』や『大同特殊鋼(5471)』などは、3~6カ月の周期できれいなうねりチャートを描いているのがわかります。こうした銘柄は、底値に近付くまでじっくり待ってから買うのがポイントです。上昇しては、また元値に戻ってくるので、何度も同じ銘柄で儲けることができました。ビギナーは銘柄選びを重視しがちですが、私は『タイミング5割・技術3割・銘柄2割』だと思っています」

 とくに下げ相場では、多数の銘柄で「うねり取り」を仕掛けるのが上岡さん流。思い切りのよさも、1億円超の資産を築いた秘訣なのだ。

<これが上岡さんの必勝法!>
きれいなボックスを描いている得意株で何度も何度も利益を稼ぐ!

株の利益は「恐怖の報酬」! 底値近辺まで下げたら買う!

 続いて登場するのは、地方公務員として働きながら、4億円もの資産を築き上げた吉良吉影さん。その投資手法は、「底値近辺で逆張りを仕掛け、さらに下がったら買い増す方法を実践しています。どんなに大きく下落しても、損切りはしません」というもの。投資する上でのモットーは、「株の利益は恐怖の報酬」という恐るべきものだ。

 吉良さんがこの「逆張り&下値買い増し」を必殺技とするのは、「勝つこと」より「負けないこと」に徹するためだという。初心者が下げの恐怖に負けて損切りを繰り返すと、たちまち資産を失ってしまうからだ。

 「そこをグッとこらえて買い増しを続けると、株数がどんどん増えていきます。やがて株価が反転上昇するときには、株数の多さによって利益も大きく膨らむのです」

 とはいえ、もちろんやみくもに下がっている株を買うわけではない。「銘柄によっても異なりますが、上場来安値やアベノミクス相場が始まる前の安値など、底値近辺まで下がっていることが大前提。そのうえで、いち早く株価が上がっている同業他社など、“先行銘柄”の値動きを見ながら、より細かく底値の当たりを付けます。あとは勇気を持って、逆張りと買い増しを繰り返すだけです」

 最近の実例として吉良さんが挙げるのは、「コロプラ(3668)」の売買。

 「2016年11月の本決算前に1500円前後で買い付けたのですが、今期60%以上の大幅減益見通しが発表されてストップ安に。その後もトランプ相場と逆行して株価が下落したものの、逆にここまで下がっている銘柄は少なく、株数を増やすチャンスだと思って900円台まで買い増しを続けました。新作ゲームの発表を控え、財務も良好なので現在も保有中ですが、結果的に予想以上の利益を得ています」

 ただし下値買い増しで大事なのは資金管理。

 「浅いナンピンを繰り返すと、あっという間に資金が尽きてしまうので、追加の買いは我慢が大事です」

<これが吉良吉影さんの必勝法!>
安値銘柄や同業他社に比べて出遅れている株を底値で買う!

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