【個人投資家】累計利益100億円超えの投資家・テスタさんに「2026年の投資の目標」と「2026年の投資のポイント」を直撃!
発売中のダイヤモンド・ザイ3月号の巻頭特集は「【スゴ腕投資家】に聞く! 2026年どう勝つか?」。この特集では、投資界のカリスマとして名を馳せる個人投資家のテスタさん、シゲルさん、ようこりんの3人にインタビュー。2026年の戦略や、今年ならではの投資のヒントを聞いている。
今回はこの特集から、累計利益100億円超えの最強投資家・テスタさんのインタビューを公開!(聞き手はダイヤモンド・ザイ編集部)
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2026年の最大の目標は“最強の分散投資”の完成!
究極の形を完成させるため、不動産投資の勉強もスタート
テスタさん●2005年に元手300万円で株式投資を開始。2024年2月に累計利益100億円を達成。近年はデイトレから中長期投資にシフトし、米国株などにも幅広く投資する。
──2024年に区切りの累計利益100億円を達成されましたが、現在の投資に関する目標を教えてください。
テスタ 何が起きても大丈夫であろう“最強の分散投資”で、鉄壁のポートフォリオをとりあえず50億円分作りたいと思っています。これは僕の投資人生で目指してきた究極の形。金のETFやオルカン、米国株やビットコイン、現金も含めたすべてのポジションを何も触らなくていい状態にしたいんです。
今年は新たに不動産の勉強もして、この目標に近づきたい。本当は25種類の投資商品を各2億円で保有したいのですが、それだと自信のない投資先も2億円になるので、どうしようかなと。現状は“絶対に売らない20億円”の資産までは作れているという感覚です。
──なぜ各2億円なんでしょうか。
テスタ 自分の中で、2億円が生涯賃金みたいなイメージがあるんです。最強の資産構成のために買ったのが米国株11銘柄(アメリカン・エアラインズ、アマゾン、ウォルト・ディズニー、アルファベット、ゴールドマン・サックス、マクドナルド、ナイキ、ファイザー、スターバックス、ユニオン・パシフィック、ベライゾン・コミュニケーションズ)です。
買い増しを含めると米国株だけで2億円買いました。というのも、米国株を2億円持っておけば、日本円が何かしらの理由で価値が暴落しても、生きていけると思ったからです。米国株だけですでに4億円超になっています。
トランプ関税ショックではポジションを減らして対応
過去の経験から、急落局面では守りを優先!
──2025年4月に起こったトランプ・ショックは、どう対応しましたか?
テスタ リスク管理のため、ポジションをいったん減らして、関税ショックの影響が少なそうな内需系の銘柄に多少乗り換えました。今回は割と早く株価が戻ったので、乗り換えなくても問題なかった。
ただ、結果的に株価は戻ったものの、経済ショックの数回に1回は、すぐに株価は戻らずに下落相場に突入したり、株式市場が停滞することも十分あり得ます。僕は過去の経験もあって毎回、最悪な状況になってもいいように備えています。再び同じような経済ショックが起きたら、いったんは買い向かわずにポジションを減らす動きをとるでしょう。
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──2025年10月には、日経平均株価がついに5万円を突破しました。
テスタ そうですね。年の後半は生成AI関連の銘柄、例えばソフトバンクグループ(9984)の株価が、年初から比較して2.5倍に急上昇。大型銘柄が短期間で、こんなに伸びる相場は記憶になかったので驚きました。
ソフトバンクグループのような大型銘柄は日経平均株価に対する寄与度が高く、4月に3万円ちょっとだったのに、10月には5万2000円台まで上がりました。20年以上も株をやっていますが、今でも予想だにしないことが毎年起こるな~と、あらためて感じましたね。
──テスタさんが投資する上で、いちばん意識されることは何ですか。
テスタ やはり、リスク管理をいちばんに考えるべきだと思います。「株って大損しそう」という人もいると思いますが、自分でリスクコントロールができれば、怖くありません。損することも当然ありますが、怖がりすぎるのはもったいない。資産を増やす可能性を完全にゼロにせず、リスク管理を徹底してほしいです。
──リスク管理とは、具体的にどんなことをすればいいのですか。
テスタ いきなり全財産を投じるのではなく、例えば、保有資産が1000万円だったら、100万円までは負けてもいい金額だと決めます。もし100万円負けてしまったら、また1000万円まで貯まってから市場に戻ってくればいい。お金を貯めている間も、毎日の相場や個別銘柄のチャートを確認したり、決算をチェックしたり、今後の動きを予想することはできます。この期間で実力をつけて、100万円が貯まったら、また市場に参加すればいい。

一方で、何年もかけて貯めた1000万円が全額なくなってしまったら、金銭的にも精神的にも市場に戻って来られません。それを防ぐためにも「投資に使うのは100万円まで」と最初にルールを決めるのは、かなり大事なリスク管理です。
──ここ数年、テレビやYouTubeで投資に関連する番組に出演したり、配信の頻度が増えているのは、どういった理由なのでしょうか。
テスタ 5年くらい前から、株以外に使う時間を増やしていこうと決めました。例えば、配信で視聴者の方の質問に答えるということは、自分の知識やテクニックを教えるということ。
そうなれば当然、自分の投資の優位性は下がります。でも、自分のアドバイスで誰かが喜んでくれたり、「株で勝てるようになりました」と言われたりするほうが、嬉しいんです。
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お笑い芸人・みなみかわさんの事務所に電撃入所!
個人投資家という存在を一般的なものにすることが目標!
──テスタさんは堅い経済番組よりも、バラエティー風の番組に出演していらっしゃるイメージが強いです。
テスタ 株式投資のハードルを下げたいという気持ちがあるんです。初心者の方が抱く株のイメージって「難しい」とか「怖い」がどうしても最初にくると思うんです。なぜ難しいかというと、専門用語が多いから。アナリストなどの専門家と対談した動画を客観的に見てみると、始まって1~2分で専門用語がどんどん出てくる。ついていけない初心者の人は、その時点で見るのをやめちゃうんじゃないかなと。
だからこそ動画では、専門用語を使わないように話しています。難しいことを話している人がいたら、分かりやすい言葉に変換するように心がけています。初心者の最初のハードルを下げることも、自分の役割かなって思っています。
──昨年から、お笑い芸人のみなみかわさんの芸能事務所「ナンセ」に所属されましたね。

テスタ みなみかわくんとは以前から友達だったのですが、一緒にラジオに出た時に冗談で「うちの事務所に入ってくださいよ」みたいなノリがあって。その延長戦みたいな企画が『芸人報道 2024年末スペシャル』という年末特番でもあったんです。
番組内では、個人事務所の加藤浩次さん、吉本興業の蛍原徹さん、アソビシステムのアイドルの方々も手を挙げて「うちに入ってほしい!」という流れに。全部断るのも違うなと思って、消去法的にみなみかわくんのところへ(笑)。
──ナンセではどんな活動を?
テスタ ノリとはいえ、番組で手をつないでしまったので、とりあえず本当に所属してみて、これまでの個人投資家がやったことのないことにチャレンジしてみようかと。一般の方々にも、個人投資家という存在を身近に感じてほしくて。個人投資家がもっと一般的な存在になるように活動していくことが、自分の役目のひとつなのかなと思います。
──最後に今年の目標を教えてください。
テスタ できるだけ自由な時間を増やしたいです。お金だけ増えたとしても、結局人間は年を重ねるほど「時間」のほうが大切になっていきます。例えば、100歳で大金を持っていても、あまり価値は感じないですよね。だからこそ、冒頭に話した、何が起こっても大丈夫な最強の50億円の資産を今のうちに分散投資で作っておいて、株以外のことに使える自由な時間をどんどん増やしたいです。
もともと「守り」重視のタイプなので、破産さえしなければいいと思っています。「最強の50億円」は最初に日本の高配当株から始めて、資産も増えました。米国株や金、ビットコインなどにも投資を広げています。今後は不動産投資も行っていくので、さすがに破産は防げるかと思います。
──株以外で今後やりたいことは?
テスタ 僕の場合は私生活が株なんです。株関連の番組に出るのも楽しいですし、仕事というよりも「日曜に予定がある」くらいの感覚。旅行に行くとか、欲しいモノを買うとかはもう興味がなくなっています。それよりも、経験したことのない仕事をやってみたいですね。
先日はYouTube番組の罰ゲームで、なぜか腕に電流を流されました……(笑)。でも、自分では絶対にやらないことだから、人生の経験としてはありかなと思ったり。やってみると意外と楽しいことも多いので、これからもオファーが来たら、まずは経験してみようと思います!
「最強日本株」特集に加えて恒例の「確定申告」特集も!
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今回は、ダイヤモンド・ザイ3月号の特集「【スゴ腕投資家】に聞く! 2026年どう勝つか?」から、一部を公開した。
ダイヤモンド・ザイ3月号は大特集2本立て! 1つ目の大特集は「NISAで買え!【最強日本株】2026年・初場所」。この特集では、アナリストなどのプロ21人が選んだ、業績や将来性がピカイチの「最強日本株」を紹介。「大型優良株」「高配当株」「10万円株」「割安株」「10倍株」「株主優待株」という6つのジャンル別に全72銘柄を取り上げているので、銘柄選びのヒントになるはずだ。
2つ目の大特集は、毎年恒例の「所得税のすべてをスマホでラクラク申告!【確定申告】」。確定申告をするとトクする人を紹介するほか、今や当たり前になったe-taxをスマホで行うためのガイドを掲載。手順に沿ってわかりやすく図解しているので、実際に手続きをする際には、ぜひチェックを!。
ほかにも「2026年も投資信託で【金】を買え!」「“金利のある世界”で日本は何が変わる?」「元国税専門官の小林義崇さんに聞く【おカネの本音!】」など、盛りだくさんな内容でお届け。
別冊付録は「みんなはNISAどう使ってる? 2026年【NISA運用ガイド】」がついてくる! NISAをフル活用している読者24人を取材し、つみたて投資枠と成長投資枠で何を買って、損益がそのようになっているか詳しく聞いているので、投資の参考にしてほしい。
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▽『ダイヤモンド・ザイ』3月号は?
◆「2026年どう勝つか?」 スゴ腕3人の究極の投資ワザ
累計利益100億円超えるのテスタさん、89歳の25億円トレーダーのシゲルさん、資産1.5億円の主婦投資家ようこりんの、新春にふさわしい投資界のカリスマ3人に特別インタビュー! 今年ならではの投資のヒントが満載です。
◆NISAで買え!最強日本株 2026年初場所
税金ゼロのNISAで大きく儲けたいなら、プロ21人が選抜した「最強日本株」に要注目。さまざまな投資スタイルに合う強者ばかり。初心者にぴったりの「大型優良株」「高配当株」「10万円未満株」のほか、大化けも狙える「割安株」「10倍株」の5番付の最強日本株を紹介。また、桐谷さんが本気で選んだ溺愛「株主優待株」を公開してくれました。さらに、勝ち戦略と日経平均予測にも注目です。
◆スマホでラクラク!確定申告
いまや所得税の申告はe-Taxを利用したネット申告が主流です。本特集では、実際の画面でいちから手順を解説するので、初めての人も安心。「ふるさとの納税」「市販の薬代・医療費」「株・投信」「分配金・配当」などの申告方法を網羅! スマホやパソコンからパパッと申告して納め過ぎた税金を取り戻しましょう!
◆2026年も投信で「金」を買え!
インフレや株高への警戒から、金を投資先に選ぶ人が急増中。なかでも手軽に投資できる投資信託の人気が高まっています。NISAで買えば売却益の税金もゼロに。金価格の今後の動きや、為替ヘッジあり・なしのどちらを買うべきかなどを解説。プラチナや銀も含め、おススメ投信10本、ETF9本を一挙公開します。
◆【別冊付録】みんなはNISAどう使ってる?
2026年がスタートしてNISAの使い方を改めて考えている人も多いはず。自分以外の人がNISAをどう使っているか気になりますよね? そんな声に答えて、読者のNISAの活用法を成績と一緒に紹介したのがこの別冊付録。つみたて投資枠では「オルカンなどを積立てて26%増!」「FANG+を年初に一括投資で12%増」といった使い方や、成長投資枠では「金を組み入れて33%増」「ETFでアジアに分散して16%増」などなど。多様な使い方をヒントにNISAの戦略を練りましょう!
◆次の1カ月何が起きる?プロが今の株式相場のポイントを解説!
◆10倍株を探せ!IPO株研究所2025年12月編
「初値好調の銘柄より“出遅れ”の株に注目」
◆ZAi編集部の新人・ザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人
「家計簿アプリを使いこなせ!」
◆17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略
「トレードしない判断も必要」
◆連載・おカネの本音 小林義崇さん
「借金返済のために国税職員に。富裕層の家はまるで田舎のおばっちゃん家⁉」
◆マンガ恋する株式相場「攻めるか待つか? 防衛株の行方」
◆マンガ「“金利のある世界”で日本は激変する!」
◆人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!
「米国リート以外は全般的に好調で、マイナスの利回りは100本中6本だけ」
◆連載・読者の情報交換スポット「ザイクラブ」
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