クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較

「ビューカード ゴールド」は、JR東日本の利用者にメリットがあるビューカード初のゴールドカード! 女性なら、ルミネで得する「ルミネカード」もおすすめ!

【第20回】 2015年10月9日公開(2024年11月27日更新)
岩田昭男
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 前回から、おすすめの「ビューカード」についてお話ししています。
(関連記事⇒Suica搭載のクレジットカードでおすすめの1枚は?「ビックカメラSuicaカード」は、実質年会費無料で「ビューカード」でもっとも高い還元率1~1.5%に!

「ビューカード」は2013年3月に「交通系電子マネー」の相互利用が開始されて全国で利用できるようになった「Suica」が搭載されているので、JR東日本管内以外にお住まいの方にもおすすめできるクレジットカードです。

 「ビューカード」にはさまざまな種類がありますが、その中でも私がイチオシのカードは以下の3枚です。

ビックカメラSuicaカード
ビューカード ゴールド
ルミネカード


 前回は「ビューカード」の中でもっとも還元率が高い「ビックカメラSuicaカード」について解説しました。

ビックカメラSuicaカード
還元率 1.0~10%
(一般加盟店では1.0%、「モバイルSuica」へのチャージなどは1.5%、ビックカメラでは10%
「ビックカメラSuicaカード」のカードフェイス
発行元 ビューカード
国際ブランド VISA、JCB
年会費(税込) 初年度無料、2年目以降524円
(年一回の利用で次年度無料
家族カード なし
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
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「ビックカメラSuicaカード」の公式サイトはこちら

 「ビックカメラSuicaカード」以外の「ビューカード」の場合、通常のショッピング利用分の還元率は0.5%です。しかし、「ビックカメラSuicaカード」は「ビックポイント」と「JRE POINT」がダブルで貯まるため、合計すると還元率は1.0%となります。

 さらに、ほかの「ビューカード」同様、「モバイルSuica」へのチャージや「Suica」へのオートチャージは還元率が1.5%になるので、多くの人におすすめできます。

 今回は、「ビックカメラSuicaカード」以外の2つの「ビューカード」について解説したいと思います。

 まずは「ビューカード ゴールド」です。

ビューカード ゴールド
還元率 0.5%
※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。
「ビューカード ゴールド」のカードフェイス
発行元 ビューカード
国際ブランド JCB
年会費(税込) 1万1000円
家族カード(税込) あり(1人目は年会費無料、2人目以降3300円)
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
関連記事 「ビューカード ゴールド」は、JR東日本の利用者にメリットがあるビューカード初のゴールドカード! 女性なら、ルミネで得する「ルミネカード」もおすすめ!
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 「ビューカード ゴールド」は、以前に「ゴールドカードおすすめランキング!【2015年夏】クレジットカードの達人・岩田昭男さんが選ぶ、おすすめのゴールドカードBEST3+αを発表!」という記事でも紹介しました。

 このとき、「ビューカード ゴールド」は「ゴールドカードおすすめランキング」のベスト3に続く「次点」という位置でした。「イオンゴールドカードセレクト」や「楽天プレミアムカード」「ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード」の上位3つのゴールドカードについては、過去の記事を読んでいただきたいですが、どれも高還元率で特典内容も素晴らしく、甲乙つけがたいものばかりです。

 それらと比較すると、「ビューカード ゴールド」はいささか地味かもしれません。ただ、それでも「次点」で紹介したのは、電鉄系最大手・JRのクレジットカードならではと言える特典があるからです。JR東日本を毎日のように利用する人や、出張などでJR東日本の新幹線をよく利用する人などは十分持つ価値があるゴールドカードなので、そのスペックを解説していきましょう。

基本の「ビューカード スタンダード」は
ローコスト&多機能なハイスペックカード

 「ビューカード ゴールド」は、「ビューカード」でもっともオーソドックスなカードである「ビューカード スタンダード」の上級カードです。そこで、「ビューカード スタンダード」についても簡単に説明しておきます。

ビューカード スタンダード
還元率 0.5%
※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。
発行元 ビューカード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税込) 524円
家族カード(税込) あり(年会費524円)
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
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 「ビューカード スタンダード」の大きな特徴は、電子マネー「Suica」が搭載されている点です。そのため、「ビューカード スタンダード」1枚あれば、クレジットカードと電子マネーという2つの役割で利用することができます。この点はほかの「ビューカード」も同様ですが、財布がスッキリするので快適です。

ビューカード スタンダード」は、利用するたびに「JRE POINT」が貯まります。先ほども書いたように、通常の還元率は0.5%と、クレジットカードとしては平均レベルです。「ビックカメラSuicaカード」のように、還元率1%を超える高還元クレジットカードが増加しているなかでは、還元率が低いと感じてしまうかもしれません。

 ただし「モバイルSuica」へのチャージや「Suica」へのオートチャージが還元率1.5%になります。したがって、この特典を考えれば、還元率に関しては「及第点」と言っていいでしょう。

 さらに、ENEOSなど駅以外の特約店で利用したときにも、還元率が1%までアップする場合があります。貯まった「JRE POINT」は「Suica」と交換できる他、「びゅう商品券」や「ルミネ商品券」「グリーン車利用券」などの商品券やギフトカードと交換することも可能です。

ビューカード スタンダード
還元率 0.5%
※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。
発行元 ビューカード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税込) 524円
家族カード(税込) あり(年会費524円)
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
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「ビューカード ゴールド」は
使えば使うほどボーナスポイントによって還元率がアップする!

 それでは、この「ビューカード スタンダード」と「ビューカード ゴールド」はどこが、どう違うのでしょうか?

 まず大きな違いは、当たり前の話ではありますが、年会費に差があるところです。「ビューカード スタンダード」の年会費は524円(税込)ですが、「ビューカード ゴールド」の年会費は1万1000円(税込)となっています。

ビューカード ゴールド
還元率 0.5%
※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。
「ビューカード ゴールド」のカードフェイス
発行元 ビューカード
国際ブランド JCB
年会費(税込) 1万1000円
家族カード(税込) あり(1人目は年会費無料、2人目以降3300円)
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
関連記事 「ビューカード ゴールド」は、JR東日本の利用者にメリットがあるビューカード初のゴールドカード! 女性なら、ルミネで得する「ルミネカード」もおすすめ!
Suica搭載のクレジットカードでおすすめの1枚!ビューゴールドプラスカード公式サイトはこちら

 これだけ年会費が違うからには、相当多くのメリットがないと納得できませんね。次ページから、「ビューカード ゴールド」のお得な特典を紹介しながら、2つのカードをさらに詳しく比較してみたいと思います。

 「ビューカード スタンダード」と「ビューカード ゴールド」の機能面での違いを比較するには、右下の画像がわかりやすいと思います。

 まず、気になるポイントの貯まり方ですが「ビューカード ゴールド」と「ビューカード スタンダード」は、ポイントプログラムが同じです。

ビューカード ゴールド」でも、貯まるポイントは「ビューカード スタンダード」同様、「JRE POINT」です。基本のポイント還元率は0.5%。「モバイルSuica」へのチャージや「Suica」へのオートチャージ時は還元率が1.5%までアップするところも共通です。

 ただ、「ビューカード ゴールド」のほうには、年間の利用金額に応じて「ボーナスポイント」が付与される特典があります。

■「ビューカード ゴールド」はボーナスポイントで還元率1%以上に!
 年間利用額  通常のポイント  付与される
 ボーナスポイント
 合計ポイント
(還元率※)
 100万円 5000ポイント 5000ポイント 1万ポイント
(1.0%)
 150万円 7500ポイント 8000ポイント 1万5500ポイント
(1.033%)
 200万円 1万ポイント 1万1000ポイント 2万1000ポイント
(1.05%)
 250万円 1万2500ポイント 1万4000ポイント 2万6500ポイント
(1.06%)
 300万円 1万5000ポイント 1万7000ポイント 3万2000ポイント
(1.066%)
※ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。

 年間の利用金額の累計が100万円を超えると「ボーナスポイント(利用特典含む)」が付き、それ以降は利用金額に応じてポイント数が増えていきます。

 とはいえ、年間100万円以上使うのはそれなりに大変なことですし、それでも1%しか還元されないとなると、大してお得とは言い難いかもしれません。そのため、「ビューカード ゴールド」の場合、ポイント還元だけで考えればそこまでお得とは言えないでしょう。

 しかし、「ビューカード ゴールド」にはポイント還元以外の大きなメリットがあるので、それはのちほど紹介します。

一般のビジネスマン向けでステータスはそれほど高くないが、
上級カードとして最低限の旅行保険は完備!

 ゴールドカード以上の上級カードを使うメリットとして、よく「持っているだけでステータスになる」という点も挙げられます。しかし、「ビューカード ゴールド」の場合、そこまでステータス性も感じられません。

 ステータス性の高い上級カードといえば、「アメリカン・エキスプレス」や「ダイナースクラブ」のゴールドカードやプラチナカード、あるいは「JCBザ・クラス」「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」「三井住友カード プラチナ」などが有名どころです。

 これらの上級カードは、カード券面や専用サイト、あるいは広告などを見ても上質感がアピールされており、いかにもステータス性を重視した富裕層向けのクレジットカードであることがよくわかります。

 しかし「ビューカード ゴールド」は、これらのステータス重視の上級カードとは、最初から同じ土俵に立っていないようで、ステータス性よりも親しみやすさをアピールし、一部のエリート層よりも、JR東日本を通勤で利用している一般的なサラリーマンをターゲットにしているものと思われます。ですから、ステータス重視で「自慢できる格好いいクレジットカードが持ちたい」という方には不向きかもしれません。

ビューカード ゴールド
還元率 0.5%
※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。
「ビューカード ゴールド」のカードフェイス
発行元 ビューカード
国際ブランド JCB
年会費(税込) 1万1000円
家族カード(税込) あり(1人目は年会費無料、2人目以降3300円)
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
関連記事 「ビューカード ゴールド」は、JR東日本の利用者にメリットがあるビューカード初のゴールドカード! 女性なら、ルミネで得する「ルミネカード」もおすすめ!
Suica搭載のクレジットカードでおすすめの1枚!ビューゴールドプラスカード公式サイトはこちら

 ここまで、「ビューカード ゴールド」のデメリットのような部分にばかり言及してしまいましたが、それは「ビューカード ゴールド」がおすすめできるクレジットカードという前提があるからです。「ビューカード ゴールド」には、ステータス性が高い他の上級カードにはない、「ビューカード」のゴールドカードならではのお得な特典があるのです。

 まず、付帯サービスの「旅行保険」の内容が充実しています。ビューカード スタンダード」にも国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険は付いていますが、どちらも“利用付帯”ですし、補償内容も十分とは言えません。特に海外旅行時の補償は不十分です。

 しかし「ビューカード ゴールド」であれば、ゴールドカードらしく「海外旅行傷害保険」の最高補償額が5000万円で“自動付帯”と、補償が十分に充実しているため、海外旅行でも対応できます。さらに、家族カードは1枚まで年会費無料で加入できるというメリットがあるため、夫婦でよく旅行する人などは一人1枚持つと安心して旅行を楽しむことができるでしょう。

 海外旅行に出かけるたびに旅行保険に入ると、一人あたり数千円はかかります。しかし、夫婦で一枚ずつ「ビューカード ゴールド」を持っていれば、保険料を節約できます。年会費は家族カードも併せて1万1000円(税込)ですから、旅行保険の保険料負担がなくなると考えれば安いものです。

 その他、空港のラウンジサービスや手荷物サービスといった、旅行好きには便利なゴールドカードではおなじみの付帯サービスも、「ビューカード ゴールド」には揃っています。

「ビューカード ゴールド」は、特典で
新幹線の「グリーン券」がもらえる唯一のカード

 「ビューカード ゴールド」には、ここまで挙げてきたサービス以上に「ビューカード」ならではの魅力的な特典があります。それは、「ビューカード ゴールド」の「入会特典」「利用特典」です。

ビューカード ゴールド」に入会して初年度の年会費を支払うと、入会特典として5000ポイントがもらえます。次年度以降も、年間100万円以上利用すると「利用特典」として5000ポイントをもらい続けることができます。

ビューカード ゴールド
還元率 0.5%
※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。
「ビューカード ゴールド」のカードフェイス
発行元 ビューカード
国際ブランド JCB
年会費(税込) 1万1000円
家族カード(税込) あり(1人目は年会費無料、2人目以降3300円)
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
関連記事 「ビューカード ゴールド」は、JR東日本の利用者にメリットがあるビューカード初のゴールドカード! 女性なら、ルミネで得する「ルミネカード」もおすすめ!
Suica搭載のクレジットカードでおすすめの1枚!ビューゴールドプラスカード公式サイトはこちら

 ただし、「ビューカード ゴールド」の最大のメリットはこの「入会特典」「利用特典」なので、「年間100万円利用の壁を超えるのは難しい」と思う人には、「ビューカード ゴールド」はおすすめしません。

「年間100万円以上」というハードルを高いと考えるか、低いと考えるかは、人それぞれ違うはずです。定期券の値段が高い人などは、案外簡単にこのハードルをクリアできるかもしれませんが、そうでない人は「ビューカード ゴールド」をメインカードとしてコツコツ使わなければ、クリアするのが難しいと思います。

 そういう人にとっては「ビューカード ゴールド」を保有する意味があまり見出せないので、ビューカード スタンダードをおすすめします。

買い物好き、洋服好きなら「ルミネカード」がベスト
書店も無印良品もユニクロも常時割引に!

 最後に紹介するおすすめの「ビューカード」は、「ファッション好きで買い物好き」な人におすすめの「ルミネカード」です。「ルミネカード」は名前のとおり、駅ビルの「ルミネ」で得する一枚です。

ルミネカード
還元率  0.5~5.5%
(一般加盟店では0.5%、「モバイルSuica」へのチャージなどは1.5%、「ルミネ」では5%オフ
おすすめクレジットカード!ルミネカード
発行元  ビューカード
国際ブランド  VISA、Master、JCB
年会費(税込)  初年度無料、2年目以降1048円
家族カード  —
ポイント付与対象の
 電子マネー
 Suica、モバイルSuica
ルミネカード公式サイトはこちら

 JR東日本グループの中核企業である「株式会社ルミネ」は、女性をメインターゲットとして、人気モデルや女優を起用して洗練された広告を打つなど、イメージ戦略を重視している会社です(一時、CMでの表現が問題視され、謝罪に追い込まれたこともありましたが……)。

 広告の効果ばかりでなく、最新のアイテムが揃う人気のショップを揃えたことで集客に成功しています。通勤にJR東日本の路線を利用している人のなかには「買い物はほぼルミネで済ます」という人も多いのではないでしょうか。

 そんな「ルミネ」愛好者は、ぜひ「ルミネカード」を持ってください。「ルミネカード」は「ルミネ」を利用する顧客を囲い込むため、かなりお得な特典を用意しています。ヘビーユーザーなら、これを利用しない手はありません。

 それでは、どのような点がお得なのか整理しておきましょう。

◆「ルミネカード」のお得なポイント①
駅ビル「ルミネ」での買い物が常時5%オフになる!


 まず、「ルミネカード」を「ルミネ」での買い物時に利用すると、常に5%オフになります。さらに、年に数回、実施されるキャンペーン時は10%引きになるので、さらにお得。オンラインストアの「アイルミネ(i LUMINE)」でも、同様の割引が受けられます。

 しかも、百貨店系のクレジットカードなどでは割引やポイントアップの対象外になりがちな食料品店、レストラン、さらにドラッグストアや書店、CD・DVDショップ、ヴィレッジヴァンガード、無印良品、ユニクロなども、「ルミネ」内にある店舗ならすべてが割引の対象になります。

 出版に関わる人間としては、本が安く買える点が大きなメリットだと思います。基本的に、新品の本を扱う書店では、本を割引価格で販売することはありません。本は出版社が販売価格を決めていますが、再販制度という制度により、その価格を維持することを義務付けられているからです。

 しかし、「ルミネカード」なら本を常時5%、キャンペーン時には10%も安く購入できます。「ルミネ」には「ブックファースト」や「有隣堂」といった大型書店も入っているので、よく本を買う人にはおすすめです。

 また、無印良品やユニクロは頻繁にセールをしていますが、「ルミネカード」を利用すれば安い商品をさらに割引で買えます。

 例えば、無印良品では年に何度か「無印良品週間」と銘打って、会員向けに商品を10%割引で販売する期間を設けています。「ルミネ」にある無印良品で「無印良品週間」に「ルミネカード」で買い物すると、10%割引の品物が「ルミネカード」によってさらに5%割引の価格で購入できます。1000円の品物なら、まず900円になり、そこから5%割引になるので、結果的に14.5%引きとなるのです。

「無印良品週間」と「ルミネカード」の10%割引キャンペーンが重なるときには、最大で19%割引になるため、非常にお得です。「ルミネ」の中にある無印良品をよく使う人には見逃せない特典ではないでしょうか。

ルミネカード
還元率  0.5~5.5%
(一般加盟店では0.5%、「モバイルSuica」へのチャージなどは1.5%、「ルミネ」では5%オフ
おすすめクレジットカード!ルミネカード
発行元  ビューカード
国際ブランド  VISA、Master、JCB
年会費(税込)  初年度無料、2年目以降1048円
家族カード  —
ポイント付与対象の
 電子マネー
 Suica、モバイルSuica
ルミネカード公式サイトはこちら

◆「ルミネカード」のお得なポイント②
年間利用額に応じて「お買物券」がもらえる!


 さらに、「ルミネカード」は年間の利用額に応じて、1000~5000円分の「お買物券」をプレゼントしてくれます。

■「ルミネカード」は年間利用額によって「ルミネ商品券」が最大5000円分もらえる!
 年間利用額  もらえる「ルミネ商品券」の金額  通常のポイントとの合計還元率(※)
 20万~50万円未満 1000円分 0.7~1.0%
 50万~70万円未満 2000円分 0.78~0.9%
 70万~100万円未満 3000円分 0.8~0.92%
 100万円以上 5000円分 ~1.0%
※「ルミネカード」のショッピング利用分の還元率0.5%を加算して計算

 「ルミネカード」を「ルミネ」で20万円以上利用した場合には1000円分(還元率0.5%)の「ルミネ商品券」がもらえるので、還元率0.5%と合計すると還元率は1%になります。常時5%オフになるので、「ルミネ」で年間20万円利用した場合の還元率は6%に達することになります。

「ルミネ」だけで年間20万円も利用するのは大変そうに感じるかもしれませんが、食料品やレストランでの利用も含まれることを考えれば、よく「ルミネ」を利用する人にとってはそれほど高いハードルではないのではないでしょうか。

 これだけ多くの特典が受けられる「ルミネカード」の年会費は、初年度無料、2年目以降1048円(税込)です。年会費が無料ではない点が気になる人もいるかもしれませんが、「ルミネ」での買い物は常時5%オフになるので、2万円買い物をするだけで年会費のモトが取れる計算になります。「ルミネ」を利用する人にとっては、とてもお得なクレジットカードと言えるでしょう。

ルミネカード」のお得さが伝わったでしょうか。さらに、「ルミネカード」には定期券も搭載できるので、ショッピング好きのJR東日本ユーザーなら、「ルミネカード」一枚で何でも完結する便利な存在になってくれるはずです。

ルミネカード
還元率  0.5~5.5%
(一般加盟店では0.5%、「モバイルSuica」へのチャージなどは1.5%、「ルミネ」では5%オフ
おすすめクレジットカード!ルミネカード
発行元  ビューカード
国際ブランド  VISA、Master、JCB
年会費(税込)  初年度無料、2年目以降1048円
家族カード  —
ポイント付与対象の
 電子マネー
 Suica、モバイルSuica
ルミネカード公式サイトはこちら

 さて、ここまで2回にわたっておすすめの「ビューカード」を紹介してきました。ざっくりまとめると、結論は次のとおりです。

◆「Suica」や「モバイルSuica」の利用者や家電好きな人
⇒「ビックカメラSuicaカード
◆出張や旅行が多く、新幹線に良く乗るビジネスマン
⇒「ビューカード ゴールド
◆「ルミネ」をよく利用する買い物好きな人
⇒「ルミネカード

「ビューカード」でさらに楽しみになのは、今後の展開です。「ビューカード ゴールド」は2015年4月に登場したばかりの「ビューカード」初のゴールドカードですが、この「ビューカード ゴールド」を皮切りに、その他の上級カードが発行される可能性に期待が持てます。

 特に、すでにお得な「ルミネカード」や「ビックカメラSuicaカード」のゴールドカードができれば、どんな特典が付くのだろうか――と、考えるだけでワクワクしますね。「ビューカード」の今後の展開から目が離せません。

(取材・構成/元山夏香)

ビックカメラSuicaカード
還元率 1.0~10%
(一般加盟店では1.0%、「モバイルSuica」へのチャージなどは1.5%、ビックカメラでは10%
「ビックカメラSuicaカード」のカードフェイス
発行元 ビューカード
国際ブランド VISA、JCB
年会費(税込) 初年度無料、2年目以降524円
(年一回の利用で次年度無料
家族カード なし
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
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ビューカード ゴールド
還元率 0.5%
※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。
「ビューカード ゴールド」のカードフェイス
発行元 ビューカード
国際ブランド JCB
年会費(税込) 1万1000円
家族カード(税込) あり(1人目は年会費無料、2人目以降3300円)
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
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還元率  0.5~5.5%
(一般加盟店では0.5%、「モバイルSuica」へのチャージなどは1.5%、「ルミネ」では5%オフ
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発行元  ビューカード
国際ブランド  VISA、Master、JCB
年会費(税込)  初年度無料、2年目以降1048円
家族カード  —
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(税込)
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カード
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0.5~7.0% 永年無料 VISA
Master
iD
三井住友カード(NL)のカードフェイス
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力!
※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
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JCB
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チャージ分は
還元率0.5%)
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(※1)
永年無料 VISA
JCB
Master
AMEX
三菱UFJカードのカードフェイス
【三菱UFJカードのおすすめポイント】
通常還元率は0.5%だが、セブン‐イレブンとローソンのほか、オーケー、松屋、ピザハットオンライン、スシロー、くら寿司などでの利用分は還元率5.5%の高還元に!(※1)カード利用で貯まる「グローバルポイントは、スマートフォンアプリ「MUFGカードアプリ」を利用することで「Amazonギフトカード」「Apple Gift Card」「Google Play ギフトカード」など、18種類のギフトカードに“即時交換”できるのもメリット! また、2024年8月から年会費が“永年無料”になって、さらにお得なクレジットカードになった。
※1「1ポイント=5円相当」の商品に交換した場合の還元率。還元率5.5%はセブン‐イレブンやローソンなどの対象店舗で利用した場合(AMEXブランドのみ一部加盟店が5.5%還元特典の対象外)。各社の利用金額は合算されず、各社単位の1カ月の利用金額合計1000円ごとにポイントを付与。なお、Apple PayはQUICPayでの利用が対象(Apple PayとQUICPayはMastercardまたはVisaのみ利用可能)。
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還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆三井住友カード ゴールド(NL)

0.5~7.0%

5500円
(ただし、年100万円以上の
利用で次年度から永年無料
VISA
Master
iD
三井住友カード ゴールド(NL)のカードフェイス
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得!
※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
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 ◆JCB CARD W(ダブル)

1.0~10.5%
(※)
永年無料 JCB QUICPay
JCB CARD W(ダブル)公式サイトはこちら
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】
39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に!
※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。
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 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

0.3~1.5%
(※1)
3万9600円 AMEX
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのカードフェイス
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】
日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。
※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。
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 ◆au PAY カード

1.0~2.0%

永年無料 VISA
Master
au PAY カードのカードフェイス
【au PAY カードのおすすめポイント】
通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! 貯まるPontaポイントは「1ポイント=1円相当」としてカードの利用代金に充当できるほか、ローソンなどのPontaポイント加盟店でも現金同様に利用できて使い勝手も抜群。しかも、2024年6月から年会費が“永年無料”になってさらにお得になった! 
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