IPO株の攻略&裏ワザ情報!

ソフトバンクのIPOに「今から間に合う証券会社」を紹介! 最短で口座開設申し込み翌日には取引できる大和証券や野村證券、SBI証券でIPOに申し込もう!

2018年11月30日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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12月3日(月)から「ソフトバンク」IPO(新規上場)の
抽選申し込みがスタート!

 過去最大規模の超大型IPOとして話題になっているソフトバンク(9434)だが、いよいよ来週12月3日(月)からブックビルディング(抽選申し込み)がスタートする。

 ソフトバンクのIPOは、さかんにテレビCMをやっていることもあり、これまでIPO投資をしたことのない個人投資家や投資経験のない一般の人も数多く参加してくることが見込まれ、大いに盛り上がることが期待される。

 そんなソフトバンクのIPO株の当選確率を上げるには、複数の証券会社から申し込むことが一番だ。多くの証券会社から申し込めば、それだけ当選する確率は高くなる。そのため、「ソフトバンクIPOの当選確率を上げるため、今から証券会社の口座開設に申し込んでも間に合うのだろうか?」と考えている人もいることだろう。

 そこで今回は、ソフトバンクのIPOの申し込み期限から、証券会社の口座開設にはいつまで申し込めば間に合うのか、さらには購入資金を用意するタイミングなど、ソフトバンクのIPOスケジュールに関する情報をまとめてみた。

ソフトバンクの初値予想は+10~20%の値上がり!
配当利回りが高いので、公募価格を下回るリスクは低い

 最初に、ソフトバンクのIPOについて復習しておこう。

 ソフトバンクは、想定発行価格1500円で計算すると、公開規模が2.64兆円、上場時の時価総額が7.18兆円という超大型IPOだ。3年前に上場して大きな話題となった日本郵政グループ3社の公開規模が合計で1.43兆円、過去最高規模のNTTの公開規模が2.21兆円と聞くと、ソフトバンクIPOの規模がいかに大きいのかがわかるだろう。

 そんなソフトバンクのIPOについて、投資情報サービス会社・フィスコのアナリスト、小林大純(こばやし・ひろずみ)さんは、以下のように分析している。

【ソフトバンクのIPOに関する分析結果まとめ】
・PERは割高だが、配当利回り5%は十分魅力的
・初値予想は公募価格+10~20%
・初値公募割れリスクは低く、仮に公募割れしても大きくは下げにくい
・通常のIPOと比較して当選確率が高く、複数当選も十分ありうる

 つまり、初値で2倍3倍と跳ね上がって大儲けするような銘柄ではないが、リスクはそれほど高くなく、ある程度の金額を稼げる可能性は高いということ。しかも、当選確率が高いので、複数の証券会社から申し込めば、複数単元の当選も十分にありうるというのだ。

(※2018年11月30日追記)
 本日、仮条件が1500円に決定したので、今後、仮条件の修正がなければ、公開価格も1500円に決まることになる。

 仮条件は、通常「○○~○○円」のような形で決まるが、今回は1500円という値幅のない金額になった。これに対してフィスコの小林さんは、「今回のようなピンポイントの仮条件設定ですが、私はこれまで見たことがありません」と言う。

 さらに「通常のIPOでは、上場発表後に機関投資家などプロの意見を聞き、仮条件を決定。その後、ブックビルディングにおける需要状況を見て、正式な公開価格を決めます。今回、仮条件が目論見書の想定発売出価格と同じになったことは、価格の妥当性と投資家からの需要に相当な自信があることを示していると考えられます。このことからも今回のソフトバンクは、綿密な計画のもとでのIPOであることが窺われます」と分析する。
(追記以上)

 公開価格が1500円なら1単元15万円なので、もし初値が10~20%上がればそれだけで1万5000~3万円の利益。もし2単元当選すれば、3万~6万円の利益が期待できる。

 もちろん、株式投資である以上、損失を出してしまう可能性はあるが、小林さんの分析が正しいのであれば、その可能性は決して高くない。普段のIPO株に比べ、はるかに当選確率が高いことを考えると、複数当選を目指してチャレンジして見る価値は十分にあるのではないだろうか。

【※ソフトバンクのIPOの初値予想や業績解説はこちら!】
ソフトバンクのIPO(新規上場)の初値は+10〜20%上昇する! フィスコのアナリストの初値予想から上場スケジュール、主幹事証券会社まで詳しく解説!

「ソフトバンク」のIPOの情報の総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の移動/固定通信事業者との比較や予想まで解説!

ソフトバンクのIPOの抽選申し込み期限は12月7日だが
午前の10~11時には締め切ってしまうので注意!

 そんなソフトバンクのIPOのスケジュールは、以下の通り。

■スケジュール
仮条件提示 11月30日(金)
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月3日(月)~7日(金)
公開価格決定 12月10日(月)
購入申込期間 12月11日(火)~14日(金)
上場日 12月19日(水)

 ソフトバンクのIPOに参加したい人は、12月3日(月)~7日(金)のブックビルディング期間中に、取扱証券会社からIPOの抽選申し込み手続きをする必要がある。

 ここで注意したいのが、申し込み期限だ。ブックビルディング期間は12月7日(金)までとなっているが、ほとんどの証券会社は7日(金)の午前10~11時頃には抽選申し込みを締め切ってしまう。中には、野村證券のように、インターネットからの抽選申し込みの場合は、前日の6日(木)の23時59分には受付を終了してしまう証券会社もある。

■野村證券は抽選申し込みの締切が早いので注意!
野村證券・公式サイトの「【IPO】ソフトバンク株式会社 新規上場に伴う株式売出しのご案内」ページから野村證券・公式サイトの「【IPO】ソフトバンク株式会社 新規上場に伴う株式売出しのご案内」ページから。「抽選申込期間」は「平成30年12月6日(木曜)午後11時59分まで」となっている。
拡大画像表示

 こうした証券会社ごとの締め切り時間をチェックしておかないと、「せっかくソフトバンクのIPOに申し込もうと思って公式サイトを開いたのに、すでに受付は終わっていた」なんて悲しい事態になりかねない。

 特に、ソフトバンクのIPOに合わせて、新しく証券会社の口座を申し込む場合は注意が必要だ。最終日前日の12月6日(木)までには、ログイン用のIDやパスワードを受け取り、取引ができる状態にしておこう

証券会社によって口座開設期間はまちまち
できるだけ余裕を持って申し込み手続きを済ませよう

 では、どの証券会社であれば、今から口座開設を申し込んでもソフトバンクのIPOに間に合うのだろうか?

 もっとも早く口座開設ができるのは、直接、証券会社の店舗に足を運んで申し込む方法だ。証券会社によっては、当日中に口座開設が完了し、IPOに申し込むことが可能になる。本当に時間がない人は、この手が最良だろう。

 だが、実際のところ、証券会社が空いている平日の昼間に店舗に行って申し込み手続きのできる人は限られている。住んでいる場所によっては近くに店舗がないケースも多く、また、ネット証券の場合はそもそも店舗がほとんど存在しない。そう考えると、多くの人にとっては、インターネットから口座開設を申し込むのが現実的な手段となる。

 そこで、ソフトバンクのIPOに申し込める証券会社の「申し込みから取引可能になるまでの日数の目安」を、下の表にまとみてみた。

■ソフトバンクのIPOの取り扱い証券会社と「口座開設日数の目安」
証券会社名
(※青文字をクリックで詳細ページへ)
申し込みから取引可能に
なるまでの日数の目安
口座開設
野村証券(主幹事証券) 最短翌日※1
公式サイトはこちら!
大和証券(主幹事証券) 最短翌日※2
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SBI証券(主幹事証券) 最短翌日
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マネックス証券 最短2日後
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岡三オンライン証券 最短2日後
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岩井コスモ証券 最短3日後
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松井証券 最短3日後
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カブドットコム証券 最短3日後
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SMBC日興証券(主幹事証券) 最短4日後
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東海東京証券 最短4日後
公式サイトはこちら!
みずほ証券(主幹事証券) 最短4日後  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) 最短5営業日後  
あかつき証券 1週間程度  
水戸証券 1~2週間程度  
岡三証券 3週間程度  
西日本シティIT証券 ※店舗申し込みのみ  
※1「公的個人認証サービス」に対応したICカードリーダライタ、あるいはNFC機能付きのAndroidスマートフォン・タブレットが必要。※2「公的個人認証サービス」に対応したNFC機能付きのAndroidスマートフォン・タブレットが必要。

 ただし、上の表の日数は、あくまでの「最短で手続きが完了した場合の日数」だ。申し込み時間や証券会社の混雑状況、郵便事情などによって、さらに日数がかかる場合もある。特に今の時期は、ソフトバンクのIPOに申し込むために口座開設申し込みが急増している可能性が高く、通常より手続きに日数がかかることは十分に考えられる。

 上の表を見て「まだ日数がある」と油断することなく、できるだけ余裕を持って申し込み手続きをしていこう。

大和証券やSBI証券なら
12月5日に申し込んでもまだ間に合う!?

 ソフトバンクのIPOの取り扱い証券会社の中で、口座開設までの期間が短く、今から申し込んでも間に合う可能性が高いのは、野村證券、大和証券、SBI証券の3社だ。3社とも主幹事証券を努めており、IPO株の割当数も多いので、ソフトバンクのIPOに当選したいなら、ぜひ口座を持っておきたい証券会社と言える。

 野村證券、大和証券、SBI証券の3社は、最短で申し込み翌日には取引が可能になるので、単純に考えると12月5日(水)の早い時間までに申し込み手続きを済ませれば、抽選申し込みに間に合う計算だ。とはいえ、実際のところ、申し込み時間や混雑状況の関係で5日(水)に申し込んでも間に合わない可能性も十分にあるので、できるだけ早めに申し込んでおきたい。

野村證券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2017 2016 2015
27社
38社
18社
30社
28社
44社
10%以上:1人1票の平等抽選 536万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップ! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」や「JR九州」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら、真っ先に口座を開いておきたい証券会社だ。
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆大和証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2017 2016 2015
18社
41社
15社
34社
14社
39社
15%:1人1票の平等抽選※1
10%:「チャンス当選」※2
299万
※3
【ポイント】
ここ数年、主幹事数が増加。2017年は18社ものIPO銘柄で主幹事を務め、取扱銘柄数も41社と多い。ネット投資家を対象とした取引量・資金量が関係しない平等抽選が、原則、個人投資家への販売予定数量の15%と高めに設定されているのもメリット。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されない。平等抽選の後、落選者を対象に、原則10%を「プレミアムステージ」や過去の取引実績に応じて当選確率が変わる「チャンス抽選」で販売
(※2)
※1 個人投資家への販売予定数量が20億円以上の場合は10%。※2 抽選への申込数量が個人投資家への販売予定数量未満の場合は5%。※3 残あり顧客口座数
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2017 2016 2015
8社
83社
13社
75社
8社
78社
70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
384万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めるのだ。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
SBI証券の公式サイトはこちら

 その他の証券会社で言えば、岡三オンライン証券とマネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券あたりは口座開設期間が短めなので、12月3日(月)くらいまでであればチャレンジしてみる価値はあるだろう。

野村證券や松井証券、岩井コスモ証券なら
購入資金がなくてもブックビルディングに参加できる

 IPOのスケジュールで、もうひとつ知っておきたいのが、購入資金を口座に入金するタイミングだ。

 ほとんどの証券会社では、抽選に申し込む段階で口座に購入資金を入れておく必要がある。そのため、例えば5つの証券会社からIPOに申し込むには、5口分の購入資金を用意して、それぞれの証券会社の口座に入金しなければならない。

 ソフトバンクの発行価格が1500円に決まった場合、1単元100株なので、5つの証券会社から申し込むには、1500円×100株×5社=75万円の資金を最初に用意しなければならない。資金に限りのある個人投資家にとっては、ちょっとした金額だ。

 そこで利用したいのが、野村證券、松井証券、岩井コスモ証券、そして岡三オンライン証券だ。この4社は、ブックビルディング期間が終了し、当選が決まってから入金すればいいので、抽選申し込み時点では口座残高が0円でもIPOに申し込める

 つまり、もしソフトバンクのIPOに使える資金が2口分しかなかった場合でも、例えば、大和証券、SBI証券、野村證券、岡三オンライン証券、松井証券 岩井コスモ証券の6社から申し込むことができる。申し込み時点で資金が必要なのは、大和証券とSBI証券の2社だけだからだ。その後の運良くIPOに当選したら、当たった証券会社に購入資金を移動すればいい。

 限られた資金でソフトバンクのIPOに当選する確率を少しでも上げたい人には、ぜひ覚えておいて欲しい裏ワザだ。

野村證券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2017 2016 2015
27社
38社
18社
30社
28社
44社
10%以上:1人1票の平等抽選 536万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップ! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」や「JR九州」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら、真っ先に口座を開いておきたい証券会社だ。
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
グループ会社の主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2017 2016 2015
0社
14社
0社
11社
0社
16社
70%:1人1票の平等抽選 114万
【ポイント】
5大ネット証券のひとつで、最大のメリットはIPO株の購入資金を購入申込みまでに用意すればいいので、口座に資金が入っていない状態でもIPOに申し込めること。また、割当の70%以上ものIPO株を1人1票の平等抽選に配分しているのも個人投資家には嬉しい点だ。IPO取り扱い数はそれほど多くはないが、IPO投資をするなら講座を持っておきたい証券会社だ。
カブドットコム証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2017 2016 2015
0社
39社
0社
25社
0社
41社
10%以上:1人1票の平等抽選
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、取り扱い銘柄数は2017年が39社、2016年が25社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。ブックビルディング終了後の購入申込み時までに資金を用意すればいいので、口座にお金がなくてもIPOに申し込めるのが大きなメリット。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座ではIPOに申し込めないので注意しよう。
岩井コスモ証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン証券 ⇒詳細情報ページへ
グループ会社の主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2017 2016 2015
4社※1
23社
0社※1
6社
0社※1
10社
10%:1人1票の平等抽選
90%:ステージ制による抽選
17万
【ポイント】
2017年の秋から、グループ会社である岡三証券が幹事証券として入っているIPO株はすべて委託販売することになり、取り扱い株数が跳ね上がった。特に岡三証券が主幹事を務めるIPOの場合、通常の幹事証券や委託証券より多くの株数が販売できる可能性は高い。また、IPOの申し込み時点では入金が必要ないので、「IPOがあるから、とりあえず申し込んでおこう。お金は当選してから入金すればいいや」と、気軽に申し込むことができるのもメリットだ。

※1 グループ会社である「岡三証券」のIPO主幹事数。
カブドットコム証券の公式サイトはこちら

ローリスクで小遣いを稼ぐチャンス!
運が良ければ複数当選もあり得る

 以上、今回は「ソフトバンクのIPOの申し込みは、まだ間に合うのか?」というテーマで、ブックビルディング期間や取り扱い証券会社の口座開設日数、さらに当選確率を上げる裏ワザを解説した。

 最初にも書いたが、今回のソフトバンクは、過去に類を見ない規模の超大型IPOだ。さらに、ソフトバンクやそのトップである孫正義氏の知名度を考えると、2015年に上場した日本郵政グループ3社以来の注目を集める「お祭りIPO」になるだろう。

 もし、前出のフィスコの小林さんの分析が正しければ、大きなリスクを取ることなく数万円の小遣いを稼げる、めったにないチャンスと言える。運が良ければ、複数当選も夢ではないだろう。

 ソフトバンクのIPOに興味のある人は、「今からでは間に合わない」と諦めることなく、ぜひチャレンジして欲しい。

【※ソフトバンクのIPOの初値予想や業績解説はこちら!】
ソフトバンクのIPO(新規上場)の初値は+10〜20%上昇する! フィスコのアナリストの初値予想から上場スケジュール、主幹事証券会社まで詳しく解説!

「ソフトバンク」のIPOの情報の総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の移動/固定通信事業者との比較や予想まで解説!

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
マネックス証券の公式サイトはこちら
【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
【関連記事】
◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
【ZAi×岡三オンライン証券・期間限定タイアップキャンペーン!】
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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