平成30年分の「確定申告」から簡単に利用できるようになった「e-Tax」のメリットや、事前手続きの方法を紹介!
発売中のダイヤモンド・ザイ3月号では、「ガラッと変更! 新画面に完全対応! 確定申告」を特集! いよいよ今年も確定申告シーズンが到来。面倒なイメージが強いかもしれないが、申告書は国税庁のサイトを使って作成すれば、計算も全自動で簡単だ。しかも、2019年から「e-Tax」がさらに便利に。スマホからの申告も解禁され、どんどんハードルは下がってきている。この特集では、そうした確定申告の最新情報から、実際に申告書を作成する手順までを詳しく、わかりやすく解説! 確定申告の初心者にも必見の内容となっている。
今回は特集の一部を抜粋し、「平成30年分から変わる 確定申告の変更点」を紹介。ダイヤモンド・ザイ3月号では3つのポイントを挙げているが、ここではそのうちの一つ「e-Tax」のトピックを取り上げるので、確定申告を控えている人は参考に!
マイナンバーカードもICカードリーダーも不要!
これまで敷居が高かった「e‐Tax」がより便利になる!
「e-Tax」は、ネットで「確定申告」をできるようにしたシステム。その魅力は何といっても手軽さだ。書面提出の方法をとる場合、税務署に赴くか書面を郵送する必要がある。しかし、「e-Tax」ならネットで必要項目を入力して、送信ボタンを押すだけで申告が完了。さらに、身元確認書類や領収書などの添付も不要だ。
「e-Tax」を利用するメリットは手軽さだけではない。それは、還付金を受け取れるスピード。税務署で申告書を作成・申告するよりも早く、通常3週間程度で処理されるという。1月~2月に申告すれば、さらに早く処理されることもあるとのこと(※還付申告の場合。所得税の納税がある場合、申告期間は2月18日~3月15日)。
さて、平成30年分の申告からは「e-Tax」で申告する方法に「ID・パスワード方式」が加わる。従来の方式で必要だったマイナンバーカードや、それを読み込むためのICカードリーダライタを使わない方式なので、「e-Tax」がより一層利用しやすくなるのだ。
一度の本人確認だけで「確定申告」がグンとスムーズに!
税務署に足を運ぶ手間はかかるが、本人確認はものの数分!
注目の新方式を利用するためには、ID・パスワードの発行が欠かせない。ID・パスワードを発行するためには、事前に一度だけ税務署に行く必要がある。税務署であれば場所は選ばない。住民票がある申告先の税務署ではなく、職場近くの税務署に行くのもありだ。
税務署ではまず、備え付けのパソコンで名前や住所などの基本情報を入力する。次に職員との対面による本人確認を行う。マイナンバーカード、運転免許証などの身元を証明できるものを提示すればOK。二度手間にならないように証明書類は忘れずに。ちなみに、IDは自動的に発行されるが、パスワードは自分で設定する。
本人確認が終わると、その場でID・パスワードが発行されて「届出完了通知」が渡される。紛失しないように大切に保管しよう。
あとは、「確定申告」をする時に、通知書記載の利用者識別番号(ID)と暗証番号(パスワード)を「e-Tax」画面に入力するだけで、自宅での申告が可能になる。
税務署での一度の本人確認にかかる時間は、たった数分だ。それさえクリアすれば、「確定申告」に費やす労力を大幅にカットできるので、2019年からはぜひ「e-Tax」デビューを検討してほしい。
平成30年分の確定申告に必要な情報が満載!
確定申告について学ぶならダイヤモンド・ザイをチェック!
今回は、特集「ガラッと変更! 新画面に完全対応! 確定申告」から、平成30年分からの変更点である「e-Tax」のトピックを取り上げた。ダイヤモンド・ザイ3月号では、その他の変更点を紹介するほか、実際に申告書を作成する手順を解説。また、そもそもどのような人が確定申告をしなければならないか、といった点も紹介しているので、確定申告の準備中の人はもちろん、「もしかして自分は確定申告が必要かも?」と思っている人も、ぜひチェックしてみてほしい。
なお、ダイヤモンド・ザイ3月号では、ほかにも「最強”日本株”番付 2019年初場所」「消費税増に打ち勝て! あと100万円をつくる節約&副業ワザ」「低迷のTOPIX、マザーズに大勝ち! 最強”日本株型投信”2019」「14人の億り人が語る2019年の勝ち戦略!」など、お得な情報が盛りだくさん。
また、別冊付録として「2019年こそNISA&つみたてNISAで勝つ!」を用意! 掲載している「初級・中級・上級者別 8つのNISAワザ」は、長期でほったらかしたい人から短期で売買したい人まで必見の内容だ!
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