IPO株の銘柄分析&予想

「東名」のIPOの情報の総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の光回線、情報通信機器関連企業との比較や予想まで解説![2019年4月25日 情報更新]

2019年2月28日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 東名
市場・コード/業種 東証マザーズ、名証セントレックス・4439/情報・通信業
上場日 4月3日
申込期間(BB期間) 3月18日~3月25日
おすすめ証券会社 東海東京証券SBI証券楽天証券岡三オンライン証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4205円(+27.81%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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東名が4月3日にIPO(新規上場)!

「東名」の公式サイトより

 東名は、2019年2月28日、東京証券取引所と名古屋証券取引所に上場承認され、同年4月3日にIPO(新規上場)することが決定した。

 東名は1997年12月12日に設立された。中小企業・個人事業主のオフィスの課題を解決するパートナーとして、オフィスのライフライン分野で新しい価値の創造や、利便性を生み出す事業を行う。具体的には「オフィス光119事業」「オフィスソリューション事業」「ファイナンシャル・プランニング事業」の3事業を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

東名のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月14日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月18日~3月25日
公開価格決定 3月26日
購入申込期間 3月27日~4月1日
払込日 4月2日
上場日 4月3日

東名のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2019年3月22日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
東海東京証券(主幹事証券) 91.3
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
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楽天証券
[最短2日後に取引可能]
0.9
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岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券 2.6  
岡三証券 0.9%  
極東証券 0.9%  
いちよし証券 0.9%  
エース証券 0.9%  

東名のIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 3290
仮条件
[予想PER(※2)
3130~3290円
16.2倍~17.0倍]
公募価格 3290円
初値 4205円
初値騰落率 +27.81%
予想トレーディングレンジ(※3) 3000円~6000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2019年3月13日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 14.4倍
朝日ネット<3834> 18.4倍
アルテリア<4423> 12.7倍(連)
フォーバルTL<9445> 12.0倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

東名の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 240万株(予定)
公開株式数 公募30万株  売出5万株
(オーバーアロットメントによる売出5万2500株)
想定公開規模(※1) 13.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

東名は中小企業向け光回線サービスが主力

 オフィス光119事業(光回線サービス及び付帯するサービスの提供)、オフィスソリューション事業(情報通信機器・環境商材の販売、Webサービスの提供)等を展開する。「オフィス光119」はNTT東西が提供する光回線に、自社サービスを付加することで多機能かつリーズナブルに再販する光コラボレーションで、主要顧客は中小企業・個人事業主。

 IPOで人気の業態とは言えないが、業績は比較的堅調で、一定の初値買いが向かうだろう。公開規模も荷もたれ感が意識される水準ではない。今年は既に7社が新規上場し、公開価格に対する初値騰落率は平均+79.1%、マザーズ上場の4社平均では+106.8%と好調な出足となっている。

 公開規模については13億円前後となる見込み。スケジュール的には4月最初の上場案件となり、需給環境は良好とみられる。

◆「東名」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
東海東京証券
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東名の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/8 2,825
(―)
▲ 407
(―)
▲ 523
(―)
2016/8 4,287
(51.7%)
▲ 850
(―)
▲ 857
(―)
2017/8 7,335
(71.1%)
76
(―)
67
(―)
2018/8 9,302
(26.8%)
319
(320.1%)
506
(654.4%)
2019/8予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2017/8 7,924
(―)
150
(―)
130
(―)
2018/8 9,894
(24.9%)
416
(177.3%)
578
(342.3%)
2019/8予 10,764
(8.8%)
529
(26.9%)
464
(-19.7%)
2018/11 1Q 2,656
(―)
209
(―)
185
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:193.33円/0.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

東名の業績コメント

 2019年8月期の業績は、売上高が前期比8.8%増の107.6億円、経常利益が同26.9%増の5.2億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループの属する情報通信業界では、光回線サービスやWi-Fiなどのブロードバンド契約数が引き続き増加基調にあるものの、高速化、大容量化、セキュリティ強化等のニーズがより高まり、急増したデータ量への対応やセキュリティ対策が課題となっている。

 このような事業環境のなか、同社グループは中小企業・個人事業主を対象に光回線サービス、情報端末機器及び環境関連商品等の販売並びにインターネットサービスの提供等を行い、新たにライフラインのセット割引をラインナップすることで、中小事業・個人事業主の潜在的ニーズの掘り起こしに取り組み、顧客データの緻密な分析による顧客満足度の向上に努め、オフィス光119事業及びオフィスソリューション事業が好調に推移しており、全体として堅調に推移している。

 なお、通期計画に対する第1四半期末時点における進捗率は、売上高26.5億円で24.6%、経常利益2.0億円で39.5%となっている。

東名の詳細情報

■基本情報
所在地 三重県四日市市八田二丁目1番39号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 山本 文彦(昭和44年12月22日生)
設立 平成9年12月12日
資本金 6597万円(平成31年2月28日現在)
従業員数 新規上場会社284人 連結会社310人(平成31年1月31日現在)
事業内容 オフィス光119事業(光回線サービス及び付帯するサービスの提供)、オフィスソリューション事業(情報通信機器・環境商材の販売、Webサービスの提供)等
■売上高構成比率(2018/8期 実績)
品目 金額 比率
オフィス光119事業 8,118 百万円 82.1%
オフィスソリューション事業 1,526 百万円 15.4%
ファイナンシャル・プランニング事業 238 百万円 2.4%
その他 11 百万円 0.1%
合計 9,894 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 山本 文彦 172万9600株 82.36%
2 株式会社エフティグループ 20万株 9.52%
3 日比野 直人 5万6000株 2.67%
4 株式会社三重銀行 4万株 1.90%
5 東名従業員持株会 2万8200株 1.34
6 ジャパンベストレスキューシステム株式会社 2万株 0.95%
7 直井 慎一 1万4000株 0.67%
8 関山 誠 1万株 0.48%
9 松岡 唯史 1000株 0.05%
9 山田 武 1000株 0.05%
合計   209万9800株 99.99%
■その他情報
手取金の使途 全額を運転資金(「オフィス光119事業」における、業容拡大を目的とした通信サービスの販売増加分に対応する、東日本電信電話株式会社並びに西日本電信電話株式会社からの光回線の仕入れ資金)に充当する予定
関係会社 株式会社岐阜レカム (連結子会社) オフィスソリューション事業
株式会社コムズ (連結子会社) オフィスソリューション事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
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東海東京証券
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東名の銘柄紹介

 同社グループは、同社及び子会社2社(株式会社岐阜レカム、株式会社コムズ)により構成されており、「オフィス光119事業」「オフィスソリューション事業」「ファイナンシャル・プランニング事業」の3つの事業を主たる事業としている。同社グループの事業内容、同社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおり。

(1)オフィス光119事業

 全国の中小企業・個人事業主に対し、光回線、プロバイダをはじめ、オフィスに関するサービスをワンストップで提供する同社オリジナルブランド「オフィス光119」を販売している。当該サービスは、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)並びに西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が提供している光回線に、速度・品質はそのままに、自社サービス(パソコンやインターネットの様々なトラブルをサポートするサービス等)を付加することで多機能かつリーズナブルに再販する光コラボレーションである。

 同社の主要顧客は中小企業・個人事業主であり、創業以来蓄積した100万社を超える膨大な顧客データベースから多面的なマーケティング手法を展開し、中小企業・個人事業主のきめ細かいニーズを汲み取り、固定電話、インターネット回線の開設、見直しをはじめとした通信インフラにまつわる煩雑な業務を包括して受託し、業態や事業規模、成長過程に見合ったコストとオプションサービスをピンポイントで提案している。これにより、中小企業・個人事業主が本業に集中する環境を構築することでの経営効率の改善と経営品質の向上を目指している。

 その他、NTT東日本、NTT西日本及びエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社などNTTグループの代理店として、光回線サービスを取り次ぐ業務を行っている。

(2)オフィスソリューション事業

1.情報通信機器販売

 ビジネスホン・UTM機器・ネットワーク対応型複合機を主要な商材としている。岐阜レカムにおいてはレカムジャパン株式会社のフランチャイズ加盟店として岐阜地区の中小企業にリース会社等を利用した情報通信機器の販売業務を、コムズにおいてはWeb営業により蓄積したノウハウと顧客データをもとに、首都圏の事業会社を中心に中古を含めた情報通信機器の販売業務を行っている。

2.エコソリューション

 LED照明器具・電気を主要な商材としている。愛知・岐阜・三重の東海3県と関東地方などの中小企業を中心に、テレマーケティングによるLED照明器具及び電気の販売代理業務を行っている。

3.Webサービス

 企業のPR用ホームページを全国の中小企業にレンタルするサービス「レン太君」の営業事業を行っている。

(3)ファイナンシャル・プランニング事業

 来店型ショップによる保険の取次業務を行っている。同社は、みつばち保険グループ株式会社のフランチャイズ加盟店「みつばち保険ファーム」を営業しており、愛知・静岡に全7店舗営業展開している。

(4)その他

 その他の事業として、自社保有の賃貸住宅用マンションから賃料収入を得る不動産賃貸業を営んでいる。

東名の投資のポイント

 IPOで人気の業態とは言えないが、業績は比較的堅調で、一定の初値買いが向かうだろう。公開規模も荷もたれ感が意識される水準ではない。今年は3/12までに7社が新規上場し、公開価格に対する初値騰落率は平均+79.1%、マザーズ上場の4社平均では+106.8%と好調な出足となっている。フロンティアインターナショナル<7050>が+12.7%とやや伸び悩んだが、通常は人気の高まりにくい本則市場への上場案件で日本国土開発<1887>が+22.4%、ダイコー通産<7673>が+12.5%としっかりした初値を付けており、IPO環境は良好だろう。

 同社グループは、オフィス光119事業、オフィスソリューション事業、ファイナンシャル・プランニング事業の3つの事業を主たる事業としている。前期実績で売上高の82.1%を占めるオフィス光119事業は、全国の中小企業・個人事業主に対し、光回線、プロバイダをはじめ、オフィスに関するサービスをワンストップで提供する同社オリジナルブランド「オフィス光119」を販売している。

 NTT東西が提供する光回線に、速度・品質はそのままに、自社サービス(パソコンやインターネットの様々なトラブルをサポートするサービス等)を付加することで多機能かつリーズナブルに再販する光コラボレーションである。創業以来蓄積した100万社を超える顧客データベースから多面的なマーケティング手法を展開し、きめ細かいニーズを汲み取り、固定電話、インターネット回線の開設、見直しをはじめとした通信インフラにまつわる煩雑な業務を包括して受託し、業態や事業規模、成長過程に見合ったコストとオプションサービスをピンポイントで提案する。山本社長は光通信<9435>出身。

 業績面について、2019年8月期は売上高が前期比8.8%増の107.6億円、経常利益が同26.9%増の5.2億円と増収増益の見通しとなっている。オフィス光119事業は契約保有件数の増加で7.8%増収を、またオフィスソリューション事業は特に電気の取扱増加で15.3%増収を見込む。税金諸費用の増加により、純利益は同19.7%減の4.6億円となる見通し。

 想定仮条件水準の今期予想PERは17倍前後となる。類似企業として挙げた通信サービス会社のレンジ内で、マザーズ銘柄としても割高感が意識される水準ではないだろう。

 公開規模については13億円前後となる見込み。山本社長が発行済株式の8割超を保有しており、ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。スケジュール的には、3月のIPOラッシュを通過し、4月最初の上場案件となる。このため需給環境は比較的良好とみられる。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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