LINE証券は、LINEグループと野村證券グループがタッグを組んで、2019年8月にサービスを開始したスマホ証券で、誕生からわずか1年半後の2021年2月には50万口座を突破している。「スマホ取引に特化」「1株から株が買える」「投資資金0円から株式投資が始められる」など、特徴的なサービスを数多く展開している“次世代型のネット証券”だ。
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そんなLINE証券のサービスの中でもひときわユニークなのが「タイムセール」だ。
「タイムセール」は、なんと株を最大7%オフで買うことができるという非常にお得なサービス。仮に7%オフで買った株を翌営業日に売れば、株初心者であってもほぼ100%利益を出すことができる。買える株数に上限があるため、儲けが出るといってもそれほど大きな金額ではないが、他の証券会社にはない非常にユニークなサービスであることに間違いない。
今回は、そんなLINE証券の「タイムセール」について、わかりやすく解説していこう。
ちなみに、冒頭に挙げた「投資資金0円から株式投資が始められる」というサービスについては、以下の記事でくわしく説明しているので、気になった人はこちらも読むといいだろう。
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LINE証券の「タイムセール」は不定期に開催され、
5銘柄の中から好きな1銘柄を最大7%オフで購入できる!
LINE証券の「タイムセール」の概要は以下の通りだ。
■「タイムセール」の概要 | |
実施日 | 不定期。事前にLINEやTwitterの公式アカウントなどで告知される。 |
スケジュール |
【当日】 ・16時:対象銘柄発表 ・17〜19時:「タイムセール」本番 ※ 対象銘柄ごとに取引上限株数があり、上限に達した銘柄は19時前でも取引終了 ・21時〜:約定・引き落とし 【翌日】 ・9時〜:売却可能 |
対象銘柄 | 毎回5銘柄が選定され、その中から1銘柄のみ好きな株を選択可能 |
取引株数 | 銘柄によって異なる |
取引価格 | 通常の基準価格の3%、5%、7%オフの割引価格で購入可能。割引率はユーザーごとにランダムで決定される。通常の単元未満株取引で発生する売買コスト(1%分のスプレッド)は不要 |
ひとつずつ解説していこう。
「タイムセール」の開催日は不定期なので、
事前にLINEやTwitterの公式アカウントをフォローしておこう!
拡大画像表示
「タイムセール」は不定期で開催される。開催日は、LINEやTwitterの公式アカウントから事前に情報が出てくるので、参加したい人はフォローしておこう。
「タイムセール」が始まった頃は、誰でも参加できるセールが1回開催されるだけだったが、毎回、参加希望者が殺到。早いときには開始数分で完売になってしまったため、最近では開催日を複数回に分け、誕生月で参加者を割り振る方法を取っている。
例えば、2020年の1~3月に行われた「タイムセール」は、以下のように6回に分けて開催された。
1)1月〜2月生まれ ⇒ 1月21日開催
2)3月〜4月生まれ ⇒ 1月28日開催
3)5月〜6月生まれ ⇒ 2月18日開催
4)7月〜8月生まれ ⇒ 2月25日開催
5)9月〜10月生まれ ⇒ 3月4日開催
6)11月〜12月生まれ ⇒ 3月18日開催
例えば、2月生まれの筆者であれば、2020年1月21日の「タイムセール」に参加可能となる。
ただし、開催方法は今後変わってくる可能性もあるので、前述したようにLINEやTwitterの公式アカウントの情報をきちんとチェックしておこう。
セール対象銘柄は当日の16時に発表!
17時から注文可能になり、売り切れ次第終了に
「タイムセール」のスケジュールは、以下の通り。
■「タイムセール」の主な流れ | |
当日16:00 |
セール対象銘柄の発表 タイムセールの参加対象になっている場合、LINEの公式アカウントからその日の対象銘柄が通知される。誕生月などの関係で、参加対象に入らない人には送られてこないので注意。 |
17:00〜19:00 |
「タイムセール」実施 17時から19時まで、対象銘柄を割引価格で購入できる。ただし、対象銘柄ごとに取引上限株数が決まっており、上限に達した銘柄はその時点で取引終了になる。 |
21:00〜 |
約定・引き落とし 購入した株の代金は、21時以降に残高から引き落とされる。この時点で残高が足りないと注文が執行となるので注意しよう。 |
翌日9:00〜 |
売却可能 「タイムセール」で買った株は、翌日の朝9時以降なら自由に売却することができる。 |
筆者の場合、自分の誕生月が当てはまる開催日、2021年1月21日の16時に公式アカウントから対象銘柄に関するLINEが送られてきた。
拡大画像表示
この日の「タイムセール」対象銘柄は、富士通(6702)、ヤクルト本社(2267)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、ヤマトホールディングス(9064)、日産自動車(7201)の5銘柄で、どれも日本を代表する大企業だ。
購入できる上限株数は1株〜30株と銘柄によって異なっている。購入金額の上限が1万5000円〜1万7000円程度で揃っていたので、おそらくどの銘柄を選んでも上限がこの程度の金額になるように上限株数は設定されているのだろう。
LINEのメッセージからは入金画面にも飛べるので、口座に十分な資金が入っていない人は、後で慌てないよう早めに入金しておくこと。
購入したい銘柄が決まったら、後は「タイムセール」が始まるのを待つだけ。早めに売り切れることもあるので、確実に買いたい人は17時前から参加待機画面に飛び、スマホを握りしめながら「タイムセール」の開始を待とう。
「タイムセール」で買った株は、翌日の朝9時から市場で売却できる。もちろん、売却せずにそのまま持ち続けて値上がりを待つのもいいだろう。
「タイムセール」の割引率は3〜7%で、
どの割引率が適用になるかは完全に運次第!
気になる割引率だが、「タイムセール」のページを開いたタイミングで「3%オフ」「5%オフ」「7%オフ」のいずれかがランダムに割り当てられる。こればかりは自分で選べないので、自分のスマホに「7%オフ」と表示されるのをひたすら祈るしかない。
また、LINE証券で17時〜19時に単元未満株を買う場合、基準価格(その日の終値)に1%の取引コストがスプレッドの形で加算された取引価格で買うことになるが、「タイムセール」の場合、この取引コストが発生しない点もお得だ。
例えば、富士通(2021年1月21日終値:1万6185円)を1株、7%オフの「タイムセール」で買う場合と通常の単元未満株取引で買う場合に必要な金額を比較すると、次の通りとなる。
●「タイムセール」で購入
⇒1万6185円×(1−0.07)=1万5146円
●通常の取引で購入
⇒1万6185円+162円(1%の取引コスト)=1万6347円
「タイムセール」が、どれほどお得なのかがわかるだろう。
「タイムセール」は非常に人気なので、
開始時間直後に買わないと売り切れてしまうことも!
最後に「タイムセール」の注意点を挙げると、まず、対象銘柄の取引上限株数が決まっていて、上限に達すると21時前であっても買えなくなってしまうこと。実際「タイムセール」は非常に人気が高く、17時に始まってすぐに売り切れてしまうケースも少なくない。そのため、繰り返しになるが「タイムセール」で確実に買いたい人は、17時前には参加待機画面に入っておき、開始すぐに購入するつもりで臨むことが必須だ。
また、「5銘柄の中で欲しい順番」を事前に決めておくことも大事。「この株が欲しい!」と1銘柄しか選んでいないと、もしそれが売り切れていた場合に慌ててしまうので、第2、第3の候補まできちんと決めておこう。
「タイムセール」以外にもおすすめポイントが多いので、
「LINE証券」が気になる人は詳細情報を要チェック!
以上、今回はLINE証券のユニークかつお得なサービス「タイムセール」について解説した。ただ、LINE証券は「タイムセール」以外にも魅力の多い証券会社だ。そのメリットを簡単にまとめると、次の通りとなる。
【LINE証券の主なメリット】
・株初心者でも直感的に操作ができる、シンプルで使いやすい取引アプリ
・1株(数百円)から株の売買ができる
・LINEポイントを利用して、株や投資信託が買える
・売買手数料が業界最安値レベル
・最大7%引きで株が購入できる「タイムセール」を実施
詳細は以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人はぜひ読んで欲しい。
【※関連記事はこちら!】
⇒【LINE証券の特徴とおすすめポイントを解説!】1株から株が売買できるうえに、売買手数料も激安! “株初心者の使いやすさ”にこだわった「スマホ証券」
LINE証券は、特に株初心者にとっての使いやすさに徹底的にこだわったスマホ証券なので、「お金はないけど株式投資にチャレンジしてみたい!」という人は、ぜひ口座開設を検討してみるといいだろう。
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