電子マネーへのクレジットカードチャージでポイントが付くというのは、「電子マネーへのチャージ分+電子マネーの利用分」の「ポイント2重取り」ができるということです。わかりやすく、クレジットカードチャージでポイントが付く流れを説明したいと思います。使用するクレジットカードは「SoftBankカード」で、チャージする電子マネーは「楽天Edy(ANA MILEAGE CLUBカード)」とします。
(1)「SoftBankカード」で「楽天Edy」に5000円チャージします。この時に、「SoftBankマネー」が100円につき1ポイント貯まりますので、50ポイント貯まります(還元率は1%)。
(2)次に、チャージされた「楽天Edy」で400円の商品を購入すると、200円につき1マイル貯まるため、2マイル貯まります(還元率は0.5%)。チャージ分と合わせると還元率は1.5%です。
商品購入時に直接「SoftBankカード」で買い物すると、100円につき1ポイントですので、電子マネー利用分のポイントがお得になるわけです。
クレジットカードでチャージしたのだから、(1)は当たり前のように聞こえるのですが、実は「電子マネーにチャージできる=ポイントが付く」ということではありません。「チャージはできるけど、ポイント付与の対象外」というクレジットカードも多いのです。
しかし、「SoftBankカード」「SoftBankカード プレミアム」では、「モバイルSuica」「nanaco」「楽天Edy」のいずれもチャージでポイントが貯まります。この3種類の電子マネーへのチャージでポイントが貯まるカードはとても貴重です。
電子マネーにクレジットカードでチャージしているから得をしていると思っている方は、今一度、自分のクレジットカードが電子マネーへのチャージでポイントが付いているかを確認してみましょう。
特に、「楽天Edy」や「nanaco」などは「チャージはできるけど、ポイント付与対象外」というクレジットカードが多いので注意が必要です。
ポイント交換&キャッシュバックもできて、電子マネーにも強い
「SoftBankカード」は、ソフトバンク利用者以外にもおすすめ!
最後に、「SoftBankカード」なのだから、ソフトバンクの携帯電話の利用者向けのクレジットカードだろうと思っている方が多いと思いますが、ソフトバンクの携帯電話を利用していない方でも「SoftBankカード」はおすすめです。
「SoftBankマネー」は「ソフトバンクポイント」以外にも、ネット通販の「ベルメゾン」のポイント「ベルメゾン・ポイント」や「ヤマダ電機」のポイント「ヤマダポイント」に交換できるほか、キャッシュバックもできるのです(「SoftBankカード」の利用代金に充当。「SoftBankカード」の利用金額がキャッシュバック申請金額より少ない場合は、「SoftBankカード」の引落し口座への振り込み)。ただし、交換時に手数料が3%かかりますので、これらのポイントへの交換を考えた場合の還元率は0.97%になります。
表①SoftBankマネーで交換可能なポイントと交換レート | |||
交換レート | 手数料 | 実質還元率 | |
ベルメゾン・ポイント | 100p⇒100p | 3% | 0.97% |
ヤマダポイント | 100p⇒100p | 3% | 0.97% |
キャッシュバック | 2000p⇒2000円 | 3% | 0.97% |
「モバイルSuica」や「nanaco」、「楽天Edy」などの主要な電子マネーへのチャージでポイントが貯まるクレジットカードは限られており、さらに還元率が0.97%と言うのは好条件。
電子マネーにチャージし、キャッシュバックまたは他社へのポイント交換だけを考えても、ソフトバンクの携帯電話を利用していない人でも「SoftBankカード」を保有するメリットが十分あると言えるでしょう。筆者も「楽天Edy」へのチャージには「SoftBankカード」を利用しています。
なお、ソフトバンクのポイントの確認、「SoftBankカード」の利用明細の確認、「SoftBankマネー」の確認はすべて別サイトとなりますので注意して下さい。「ソフトバンクポイント」の確認は「My SoftBank」、「SoftBankカード」の利用料金に関する確認はクレディセゾンの「Netアンサー」、「SoftBankマネー」に関する確認は「SoftBank Money Service」となります。
次回は5月からポイント制度が変更になる「auポイント」と「au WALLETカード(じぶん銀行)」について書きたいと思います。
(※編集部追記(2015年3月27日):当記事で紹介している「SoftBankカード」は、2015年2月28日をもって新規発行の受付が終了しました)
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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