前回(銀行の金利が上がるボーナスキャンペーン開催中! ボーナス時期のキャンペーン利用時の注意点と今年の夏のお得なキャンペーンをピックアップ!)に引き続き、今回も銀行のボーナスキャンペーンを紹介したいと思います。最初に、前回の内容を簡単にまとめておきましょう。
●定期預金金利のキャンペーンは、適用期間に注意する
●投信のキャンペーンは、商品性をよく考えてから買う
●ボーナスキャンペーンに消極的な都銀ではなく、地銀やネット銀行が狙い目
定期預金金利については、銀行は常に「年利」表示が原則。つまり、「1年間預けた場合の金利がいくらなのか」が表示されています。仮に「1年ものの定期預金で、金利1%」とあった場合、100万円預けたら金利1%で、1年後に1万円増えることになります(税引前)。
しかし、金利優遇キャンペーンでは「3カ月ものの定期預金で金利1%」などと表示されていることがよくあります。よく「100万円預けたとすると、たった3カ月で1万円増える!?」と思われがちなのですが、これは誤解です。
前述のように、定期預金金利は年利表示です。3カ月ものの定期預金の場合、金利は日割りで計算されます。もらえる金利を計算すると「100万円×1%÷365日×92日(7~9月の3カ月と仮定)=約2520円(税引前)」となります。1万円もらえると思って預け入れると拍子抜けすることになるので、注意しましょう。
ネット銀行はボーナス時期に限らず
キャンペーンを積極展開しているところが多い!
前回はボーナスキャンペーンに積極的な地方銀行のネット支店のキャンペーンを紹介しましたが、今回はネット銀行のボーナスキャンペーンを紹介していきたいと思います。ネット専業の銀行のほか、店舗のない(少ない)「ATMとインターネットバンキング」をメインで展開している銀行も含みます。
ネット銀行の場合、新たに口座を開いてキャンペーン金利で定期預金を預けようというときには、申し込みは早めを心がけたほうがいいでしょう。ネット銀行に限らず地方銀行のネット支店などもそうですが、口座開設申し込みから取引できるようになるまでには、2週間以上かかることもあります。即日で口座開設できる銀行窓口とは違うのです。
そのため、ギリギリに申し込んで「間に合わなかった……」となるのを防ぐためにも、早めの行動が重要です。なお、ここからは、今からでも十分間に合うキャンペーンだけを紹介します。ボーナスキャンペーンを実施しているネット銀行でも、もう終わってしまった、あるいは終わりそうなキャンペーンは割愛しました。
7月末で早々にボーナスキャンペーンを終了する銀行もありますし、定期預金のみのキャンペーンはやらず、投資信託などをセットで販売している銀行もあります。それらを除くと、数はやや少なくなりますが、いずれもさまざまなメリットがある銀行ばかりなので、キャンペーンを機に口座開設をしてみてもいいでしょう。
住信SBIネット銀行は1年もの定期預金が0.2%、2年もので0.25%!
キャンペーン期間は10月4日まで!
◆住信SBIネット銀行「円定期預金特別預金キャンペーン」
⇒http://www.netbk.co.jp/
まずは、住信SBIネット銀行のキャンペーンです。10月4日まで実施しており、1年ものの定期預金金利が0.2%、2年ものの定期預金金利が0.25%になります。
住信SBIネット銀行は、ネット専業銀行の中では最も預金総残高が多く、2015年5月末には3兆7000億円を突破しています。顧客満足度指数も銀行業界ではトップクラス。私自身も口座を持っているのですが、サービス内容にはとても満足しています。
特に優れているのが、「月1~15回まで振込手数料が無料」(※追記あり)なところです。家賃の支払いやネットショッピング、ネットオークションなどで、何だかんだと振込する機会はあるものですが、手数料が結構かかります。
【2016年2月1日、追記】
「住信SBIネット銀行」は2016年2月から、預金残高や金融商品の保有の有無などの取引実績に応じてランク1~4に振り分け、ATM手数料や振込手数料などの無料回数を変更する「スマートプログラム」を導入。最新情報は下記の記事で確認してください。
◆住信SBIネット銀行「スマートプログラム」を攻略!「SBIカード」の保有で最大限ランクアップすれば、振込手数料が月15回まで無料の最強のネット銀行に!?
【2016年2月2日、追記終わり】
たとえば、三菱UFJ銀行の場合、個人が3万円以上の金額をATMで他行宛てに振り込もうとすると、カードでの振り込みで432円、現金での振り込みで648円もかかってしまいます。三菱UFJ銀行の別の支店宛てでも、カードで108円、現金で432円かかります。インターネットバンキングなら三菱UFJ銀行どうしは無料ですが、他行宛てだと324円はかかります。他の都銀と比べても手数料水準はあまり変わりませんが、インターネットバンキングを活用すると、三菱UFJ銀行どうしの振込手数料が無料になるのは特徴的です。
都銀でも、たとえば「銀行で投信を買っている」「外貨預金をしている」などの条件を満たすと、振込手数料が何回か無料になる場合はあります。しかし、必ずしもこういった条件を満たせるとは限りません。
その点、住信SBIネット銀行は振込手数料が月1~15回まで無料。ネット上での振込に限らず、コンビニATMでの振込も無料になるので大変便利です。キャンペーンを機に口座開設する価値は十分あるでしょう。
住信SBIネット銀行 | ||||
コンビニATM出金手数料 | 振込手数料 | |||
セブン- イレブン |
ローソン |
ファミリー マート (E-net) |
ミニストップ (イオン銀行) |
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月2回~15回無料(※)、以降は100円 |
同行あて:無料 他行あて:月1回~15回無料 (※)、以降は142円 |
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【住信SBIネット銀行のメリット】コンビニATM出金手数料と他行あての振込手数料がそれぞれ最大15回まで無料(ランク4の場合)。さらに、「SBI証券」の証券口座と連動する「ハイブリッド口座」をつくれば、普通預金金利が0.05%に引き上げ! ※「スマートプログラム」のランクによって、無料出金回数および無料振込回数は異なります。 |
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(関連記事⇒【住信SBIネット銀行の金利・手数料・メリット】SBI証券の口座と連動することで、よりお得な銀行に「ハイブリット預金」なら普通預金金利がなんと4倍!)
次のページでは、「ソニー銀行」「イオン銀行」で開催中のキャンペーンを紹介します。
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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