前回(節約のはじめの一歩は「銀行の見直し」から!ネット銀行のATM手数料や金利を比較して、生活費と別に「先取り貯金用の口座」をつくろう!)は、“銀行の見直し”の大切さをお話ししました。何のメリットもないのに、何となく今の銀行を使っている人は、必ず見直しをしたほうがいいでしょう。
世の中には色々な銀行があります。金利の高い銀行、ATMが使いやすい銀行、金融商品が充実している銀行もあります。どこが自分にとってふさわしいか、比較・検討してみてください。
銀行を見直した次に必要なのは、家計の現状を把握すること!
人気の「家計簿アプリ」で家計を把握しよう!
付き合っていく銀行を決めたら、次にすべきなのは、いよいよ家計の見直しです。毎月収支を黒字に持っていき、貯金を増やしていくためには、家計のやりくりに問題がないか、きちんとチェックする必要があります。
ですが、ひと口に家計の見直しといっても、何から始めればいいか悩んでしまうかもしれません。そこで、ここからは順番に、手をつけるべきことを説明していきましょう。
まず、真っ先に始めたいのは“家計の現状を把握すること”です。当たり前の話ですが、現状把握ができていなければ、問題を取り除くことはできません。
それでは、どのようにして家計の現状を把握すればいいのでしょうか?
セオリーどおりならば、答えは「家計簿をつけること」になります。貯金できている人を見ると、やはり家計簿をつけてお金を管理した上で、貯めている人が多いです。つけなくても貯められている人もいますが、これは元々物欲が薄い人や、節約好きの人であったりするので、なろうと思って簡単になれるものではありません。
そのため、私たちが目指すべきは、“家計簿をつけて貯めている人”のほうです。
ただ、家計簿というと「つけ方がよくわからない」「大変そう」「三日坊主になって続けられない」といった声をよく聞きます。これらの理由で、つける前から挫折してしまっている人は、数えきれないほどいるのではないでしょうか? 私自身、お金の勉強をする前には、まったく同じように感じていました。家計簿というと、項目が細かくわかれていて、毎日正確に、何にどれだけ使ったかを記録しなければならない――そんなイメージがありました。
ですが、今の時代、家計簿も進化しています。最も進化版の家計簿といえば、やはり「家計簿アプリ」でしょう。
「家計簿アプリ」とは、パソコンやスマホなどで利用できる全自動の家計簿のこと。少し前からユーザーが増加しています。手書きの家計簿と違い、あらゆる面でラクなので、挫折を回避できる可能性も高いです。
そこで、ここからは「家計簿アプリ」のメリット、デメリットを解説します。さらに、おすすめの「家計簿アプリ」もご紹介していきましょう。
家計簿アプリなら、銀行のお金の流れを反映できて、
レシート撮影だけで支出の情報も記録できる!
まず、「家計簿アプリ」のもっとも大きなメリットは、手で書く必要がないことです。金額などを入力する作業は発生しますが、慣れてしまえば手書きよりはラクです。アプリによっては、レシートをスマホのカメラで撮影するだけで、家計簿に反映してくれるものもあります。
さらに、「家計簿アプリ」の中には「口座連携」機能付きのタイプもあります。「口座連携」機能とは、あらかじめ自分の利用している銀行口座の情報を登録しておくと、その口座で入出金があったときに、家計簿に反映してくれる機能のことです。この機能があると、いちいち銀行口座をチェックしなくてもお金の流れがわかり、非常にラクです。
加えて、集計などの計算を自動でやってくれるのも大きなメリットでしょう。計算機片手にコツコツ数字を弾いていると、手間がかかる上にうっかりミスも生じそうですが、「家計簿アプリ」ならそのような心配はいりません。
反対に、「家計簿アプリ」のデメリットは何かといえば、すべての「家計簿アプリ」に共通するようなデメリットは、ほとんどないと思います。各アプリにはそれぞれ少しずつデメリットもありますが、基本的に「家計簿アプリ」は便利で使えるツールですし、使いこなすのにコツもテクニックもいりません。しかも、たいていは無料です。
ここからは、おすすめの「家計簿アプリ」をご紹介していきましょう。有名な「家計簿アプリ」はいくつかありますし、人によって向き不向きがあるとは思いますが、総合的に見て私がおすすめするのは次の2つです。
●マネーフォワード(https://moneyforward.com/)
●ドクターウォレット(www.drwallet.jp/)
順に、特徴などを説明していきましょう。
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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