会社名 | ヒロセ通商 |
市場・コード/業種 | JASDAQスタンダード・7185/証券、商品先物取引業 |
上場日 | 3月18日 |
申込期間(BB期間) | 3月2日~3月8日 |
おすすめ証券会社 | SMBC日興証券、大和証券、SBI証券、岡三オンライン証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
ヒロセ通商のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 3月1日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 3月2日~3月8日 | |||||
公開価格決定 | 3月9日 | |||||
購入申込期間 | 3月10日~3月15日 | |||||
払込日 | 3月17日 | |||||
上場日 | 3月18日 |
ヒロセ通商のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年3月5日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SMBC日興証券 [最短5日で口座開設可能] |
1.7% | |||||
大和証券 | 1.7% | |||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
1.7% | |||||
岡三オンライン証券 | ―% | |||||
野村證券(主幹事証券) | 87.0% | |||||
SMBCフレンド証券 | 1.7% | |||||
岡三証券 | 1.7% | |||||
みずほ証券 | 1.7% | |||||
岩井コスモ証券 | 0.9% | |||||
エース証券 | 0.9% | |||||
水戸証券 | 0.9% |
ヒロセ通商のIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 800~830円 | |||||
公募価格 | 830円 | |||||
初値 | 830円 | |||||
初値騰落率 | 0.00% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2016年3月2日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
―~―円 [―倍~―倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
500~2000円 [―倍~―倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
ヒロセ通商の発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 510万1000株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募57万株 売出53万株 (オーバーアロットメントによる売出16万5000株) |
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想定公開規模 | 10.1億円~10.9億円(OA含む) |
ヒロセ通商はFX事業者のJASDAQ上場案件
外国為替証拠金取引事業を展開する。特徴としては、低コストでの取引環境提供、使いやすい取引ツールなど顧客サービスの徹底、海外事業の展開の3点が挙げられている。特に様々なキャンペーンは投資家にも良く知られているようだ。
FX事業者は収益の振れ幅が大きく、最近の金融関連株の大幅下落から人気化する可能性は小さい。ただ、公開規模がさほど大きくなく、FX事業者として知名度は比較的高いとみられるため、一定の初値買いが見込めるだろう。インターネット投資家に馴染みのあることが初値買いにつながると考えられる。
公開規模については10億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株も需給懸念を強める水準ではない。ただ、3/18は同社を含め6社が同時上場するため、資金分散の影響が初値の伸びを抑えるだろう。
◆「ヒロセ通商」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆ | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
大和証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
岡三オンライン証券 | ||||||
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ヒロセ通商の業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/3 | 2,768(―) | 629(―) | 260(―) | |||
2013/3 | 4,115(48.7%) | 493(-21.6%) | 128(-50.8%) | |||
2014/3 | 4,233(2.9%) | 662(34.3%) | 140(9.4%) | |||
2015/3 | 4,242(0.2%) | 581(-12.2%) | 229(63.6%) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高(伸び率) | 経常利益(伸び率) | 純利益(伸び率) | |||
2014/3 | 4,991(―) | 904(―) | 360(―) | |||
2015/3 | 4,968(-0.5%) | 486(-46.2%) | 199(-44.7%) | |||
2016/3予 | 6,041(21.6%) | 936(92.6%) | 538(170.4%) | |||
2015/12 3Q | 4,548(―%) | 852(―%) | 491(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:-円 連結:105.47円(上場時発行済株式数で試算)/12.00円 |
ヒロセ通商の業績コメント
2016年3月期の業績は、売上高が前期比21.6%増の60.4億円、経常利益が同92.6%増の9.3億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の同社グループでは、顧客ニーズに対応した取引システムのバージョンアップを行うとともに、これまでも好評を得ていたキャンペーン等を実施することで、顧客満足度の向上を図っている。2016年3月期の期末口座数は対前期末比12.1%増、預かり証拠金残高は同15.4%増を見込んでいる。
米国の利上げ実施等の影響によって為替変動率が改善していくことを見込み、通期の営業収益は対前期比で21.6%増収となる見通し。販売費・一般管理費ではシステム使用料の増加や管理体制強化等を目的とした人員の増加等により対前期比で増加することを見込むものの、増収効果によって営業利益・経常利益はそれぞれ対前期比81.9%増、92.6%増の大幅な増益となる見通し。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高45.4億円で75.3%、経常利益8.5億円で91.0%となっている。
ヒロセ通商の詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 大阪市西区新町一丁目3番19号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 細合 俊一(昭和23年12月3日生) | |||||
設立 | 平成16年3月18日 | |||||
資本金 | 4億2079万円(平成28年2月12日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社61人 連結会社77人(平成28年1月31日現在) | |||||
事業内容 | 外国為替証拠金取引事業 |
■売上高構成比率(2015/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
外国為替取引損益 | 4,947 百万円 | 99.6% | ||||
外国為替取引受取手数料 | 2 百万円 | 0.1% | ||||
その他の営業収益 | 18 百万円 | 0.3% | ||||
合計 | 4,968 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 細合 俊一 | 59万4000株 | 10.78% | |||
2 | 渋谷 誠一 | 43万株 | 7.80% | |||
3 | 友延 雅昭 | 35万7000株 | 6.48% | |||
4 | 大阪投資育成第5号投資事業有限責任組合 | 23万5000株 | 4.26% | |||
5 | 村井 昌江 | 20万株 | 3.63% | |||
5 | 安島 正治 | 20万株 | 3.63% | |||
7 | 村井 隆生 | 16万株 | 2.90% | |||
8 | 石原 愛 | 15万6800株 | 2.84% | |||
9 | 野市 裕作 | 14万6800株 | 2.67% | |||
10 | 松井 隆司 | 13万6800株 | 2.48% | |||
10 | 松田 弥 | 13万6800株 | 2.48% | |||
合計 | 275万3200株 | 49.95% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 借入金の返済資金、および設備投資資金に充当する予定。 | |||||
関係会社 | JFX株式会社(連結子会社)外国為替証拠金取引事業 HIROSE FINANCIAL UK LTD.(連結子会社)外国為替証拠金取引事業 HIROSE TRADING HK LIMITED.(連結子会社) ※香港証券先物委員会のライセンス取得のための事業体制を構築中 Hirose Financial MY Limited.(連結子会社)外国為替証拠金取引事業 |
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VC売却可能分(推定) | 2社30万株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2015年3月12日 | ||||
割当先 | MAICOS INTERNATIONALCOMPANY LIMITED、英 茂 | |||||
発行価格 | 503円 |
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大和証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
岡三オンライン証券 | ||||||
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ヒロセ通商の銘柄紹介
同社グループは、同社及び連結子会社5社から構成。主として投資家向けにインターネットを通じて外国為替証拠金取引及びバイナリーオプション取引を提供する外国為替証拠金取引事業を展開。また、金融商品取引業者向けホワイトラベルサービスの提供、及び金融商品取引業者のカウンターパーティとしてのカバー取引も手掛ける。
(1)外国為替証拠金取引
同社グループの外国為替証拠金取引は、24時間取引が可能である。顧客は証拠金を預託することで、預託した金額またはその数倍の金額の外貨を売買することでその差金を授受することができる。また、外国為替取引の商慣習である通常2営業日後に実行される受渡し期日を繰延べすることにより、決済を行うまでポジションを保有し続けることが可能となっている。
外国為替証拠金取引は当事者間の相対取引であるが、同社は顧客との取引により生じる自己ポジションの為替変動リスクを回避するため、原則として顧客の注文を直接カバー先へ繋げることで自己ポジションを可能な限り保有しない方針をとっている。自己ポジションを保有した場合でも、同社規程に基づきリスクを限定するよう管理している。また、国内外の銀行等金融機関20社以上と取引を行っており、取引先の提示する中で最良のレートを顧客へ配信することが可能となっている。
(2)ホワイトラベルサービス
同社が提供する外国為替証拠金取引システム「LION FX」は、大容量の情報処理を可能としており、その特徴を活かして金融商品取引業者向けにカスタマイズを行いホワイトラベルサービスを提供している。また、同社がホワイトラベル提供先のカウンターパーティになり、ホワイトラベル提供先の注文を受注することで、同社にカバー取引による収益、為替マリーによる収益、スワップポイントによる収益が発生する。
同社をカウンターパーティとする外国為替証拠金取引にかかる取引収益及び同社からホワイトラベル提供先企業に対する収益分配額(リベート)は外国為替取引損益に計上している。
(3)バイナリーオプション取引
同社が提供するバイナリーオプション取引は、ある一定時刻の為替レートが予想レート(行使価格)より上昇するか下降するかを予想する商品である。
バイナリーオプション取引は、顧客の予想どおりに動いた場合は同社の損失に、顧客の予想に反して動いた場合は同社の利益に繋がることになり、為替変動リスクを伴う。同社は為替変動リスクを回避するため、顧客が購入した同一通貨の上昇オプションと下降オプションを相殺している。
また、一定額以上の損失が発生している場合は、スポット取引でカバーを行うことで、為替変動リスクを回避している。
(4)海外事業
同社が日本国内で培ってきたノウハウをグローバルに展開するため、HIROSE FINANCIAL UK LTD.及びHirose Financial MY Limitedにて海外の顧客をターゲットに、外国為替証拠金取引及びバイナリーオプション取引を展開している。また、HIROSE FINANCIAL UK LTD.では、金融商品取引業者をターゲットに、ホワイトラベルサービスを展開している。
ヒロセ通商の投資のポイント
FX事業者は収益の振れ幅が大きく、今後の収益環境も不透明だ。また、最近の銀行セクターを中心とする金融関連株の大幅下落から、IPOにおいても関連銘柄が人気化する可能性は小さい。
ただ、公開規模がさほど大きくなく、FX事業者として同社の知名度は比較的高いとみられるため、一定の初値買いが見込めるだろう。インターネット投資家には株式と外国為替の両方を経験している投資家も多く、馴染みのあるIPOであることが初値買いにつながると考えられる。6社同日上場による影響もあり初値の伸びは限定的となるが、下値不安も小さいとみられる。
同社グループは、投資家向けにインターネットを通じて外国為替証拠金取引及びバイナリーオプション取引(ある一定時刻の為替レートが予想レートより上昇するか下降するかを予想する商品)を提供する外国為替証拠金取引事業を展開している。特徴としては、低コストでの取引環境提供、使いやすい取引ツールなど顧客サービスの徹底、海外事業の展開の3点が挙げられている。特に様々なキャンペーンは投資家にも良く知られているようだ。
業績面について、2016年3月期は売上高が前期比21.6%増の60.4億円、経常利益が同92.6%増の9.3億円と増収増益の見通しとなっている。第3四半期までは為替変動率の上昇を背景に取扱高が好調に推移している。想定仮条件水準の今期予想PERは8倍前後で、類似企業と比較して妥当な水準だろう。
公開規模については10億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が売出しに伴う放出株控除後で290,000株(上場時発行済株数の5.7%)あるが、需給懸念を強める水準ではない。ただ、3/18はグローバルグループ<6189>、フェニックスバイオ<6190>など同社を含め6社が同時上場するため、資金分散の影響が初値の伸びを抑えるだろう。
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SMBC日興証券 | ||||||
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |