IPO株の銘柄分析&予想
2017年11月8日公開(2017年12月26日更新)
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ザイ・オンライン編集部

「カチタス」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他のリフォーム再生企業との比較や予想まで解説![2017年12月26日 情報更新]

会社名 カチタス
市場・コード/業種 東証一部・8919/不動産業
上場日 12月12日
申込期間(BB期間) 11月27日~12月1日
おすすめ証券会社 大和証券SMBC日興証券岩井コスモ証券SBI証券マネックス証券岡三オンライン証券カブドットコム証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1665円(+1.52%)
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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

カチタスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月26日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月27日~12月1日
売出価格決定 12月4日
購入申込期間 12月5日~12月8日
払込日 -月-日
上場日 12月12日

カチタスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2017年12月6日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
34.6
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SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
1.6
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岩井コスモ証券
[最短3日で取引可能]
0.3
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.3%
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マネックス証券
[最短2日後に取引可能]
0.3%
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岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
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カブドットコム証券
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) 11.4  
みずほ証券(主幹事証券) 11.4  
エース証券 0.3%  
岡三証券 0.3%  
水戸証券 0.3%  
※海外売出分 39.4%  

カチタスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定売出価格(※1) 1640
仮条件
[予想PER(※2)
1500~1640円
13.1倍~14.4倍]
売出価格 1640円
初値 1665円
初値騰落率 +1.52%
予想トレーディングレンジ(※3) 1200円~2000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2017年11月21日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 10.9倍
スター・マイカ<3230> 13.7倍(連)
イーグランド<3294> 10.3倍
インテリックス<8940> 8.7倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

カチタスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 3932万5320株(予定)
公開株式数 売出2105万6300株
(オーバーアロットメントによる売出196万9000株)
想定公開規模(※1) -円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

カチタスはニトリ出資の中古住宅再生会社

「カチタス」の公式サイトより

 戸建の空き家を中心に買取り、リフォームにより再生して販売する中古住宅再生事業を展開する。全国123店舗を擁し、販売実績はグループで年4,402件となっている。累計販売件数4万件以上の実績によって蓄積した中古住宅再生のノウハウが強み。今年4月にはニトリHD<9843>と資本・業務提携している。

 公開規模が大きいうえ、投資ファンドが大株主の再上場案件であることも警戒感につながるだろう。ただ、足元の業績成長率が高く、政府が空き家対策に取り組んでいることもあって関心を寄せる個人投資家は少なくないだろう。

 公開規模については300億円を超える見込み。投資ファンドの保有株は上場後も上場時発行済株数の5.0%分が残る。また、12/12には一家ダイニングプロジェクト<9266>が同時上場する。

◆「カチタス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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カチタスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2014/3 39,716
(―)
1,430
(―)
544
(―)
2015/3 38,638
(-2.7%)
1,246
(-12.9%)
770
(41.5%)
2016/3 39,337
(1.8%)
3,462
(177.8%)
2,119
(175.2%)
2017/3 45,206
(14.9%)
5,092
(47.1%)
3,587
(69.3%)
2018/3予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2016/3 39,337
(―)
3,340
(―)
1,996
(―)
2017/3 61,829
(57.2%)
4,807
(43.9%)
3,494
(75.1%)
2018/3予 67,998
(10.0%)
6,443
(34.0%)
4,490
(28.5%)
2017/9 2Q 33,482
(―)
3,341
(―)
2,224
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:114.18円/26.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

カチタスの業績コメント

 2018年3月期の業績は、売上高が前期比10.0%増の679.9億円、経常利益が同34.0%増の64.4億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、不動産業界においては、長期金利が0%付近を推移する等の過去最低水準の金利安の追い風を受け、不動産購入意欲の増加の後押しとなり堅調に推移している。

 このような市場環境のなか、同社グループの中古住宅再生事業においては、前期から引き続き、地域の不動産仲介会社との協力体制構築やテレビCM、ラジオCMによる認知度の向上を図ることにより、買取仕入の増加を基盤とした事業規模の拡大を図ってきた。これにより、当第2四半期連結累計期間(2017年4月~9月)の販売は、インターネット広告の強化によるリフォーム中契約の促進や、不動産仲介会社との販売面での協力体制構築により在庫回転率が向上した結果、販売件数が2,328件となった。

 利益面においては、仕入前の三者立会いの徹底により、仕入後に発生が見込まれるリフォーム金額を考慮した仕入を行うことで仕入価格を低減でき、かつ、リフォーム中契約を推進し、初回売出価格で販売されることで値引きによる利益減少を抑えた。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高334.8億円で49.2%、経常利益33.4億円で51.8%となっている。

カチタスの詳細情報

■基本情報
所在地 群馬県桐生市美原町4番2号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 新井 健資(昭和43年12月2日生)
設立 昭和53年9月1日
資本金 37億7887万円(平成29年11月8日現在)
従業員数 新規上場会社556人 連結会社668人(平成29年9月30日現在)
事業内容 戸建の空き家を中心に買取り、リフォームにより再生して販売する中古住宅再生事業
■売上高構成比率(2017/3期 実績)
品目 金額 比率
北海道 3,889 百万円 6.3%
東北 8,835 百万円 14.3%
関東 12,892 百万円 20.9%
中部 13,507 百万円 21.8%
関西 5,451 百万円 8.8%
中国 4,270 百万円 6.9%
四国 3,158 百万円 5.1%
九州 9,481 百万円 15.3%
その他 343 百万円 0.6%
合計 61,826 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社ニトリホールディングス 1335万6210株 33.96%
2 投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズIV号・適格機関投資家間転売制限付分除外少人数投資家向け 971万1400株 24.70%
3 SMS AIV Unlimited Company 632万970株 16.07%
4 Japan Ireland Investment Partners Unlimited Company 588万9590株 14.98%
5 フォーティースリー投資組合 64万7610株 1.65
6 AP Cayman Partners II,L.P. 45万5740株 1.16%
7 新井 健資 12万6000株 0.32%
8 横田 和仁 3万6000株 0.09%
8 鬼澤 晋一 3万6000株 0.09%
8 大江 治利 3万6000株 0.09%
合計   3661万5520株 93.11%
■その他情報
手取金の使途
関係会社 株式会社リプライス (連結子会社) 中古住宅再生事業
株式会社ニトリホールディングス (その他の関係会社)
グループ会社の経営管理、並びにそれに付帯する業務(家具・インテリア用品の販売)
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2013年1月21日
割当先 投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズIV号・適格機関投資家間転売制限付分除外少人数投資家向け、他4社
発行価格 無償
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カチタスの銘柄紹介

 同社グループは、同社(株式会社カチタス)及び連結子会社1社(リプライス)の計2社で構成されている。同社グループは、「未来への扉を。『家に価値タス』ことを通じて、地域とお客様に。」という経営理念のもと、「安心・清潔・実用的」な中古住宅を提供すべく、地域に根差した全国123(2017年9月30日時点)の店舗において中古住宅を自ら調査して仕入れ、リフォームし、さらに販売までを一気通貫で行っている。

 設立以来累計販売件数4万件以上の販売実績によって蓄積した中古住宅再生のノウハウを基に、同社グループとして2017年3月期4,402件(うち2016年9月に売却した総合都市開発株式会社の販売件数は4件)の物件を販売できるスケールメリットを活かしたリフォームを施すことにより、付加価値の高い中古再生住宅を顧客の求めやすい価格で販売している。これにより、「新築」でも「現況の中古」でも「賃貸」でもない、「リフォーム済みの中古再生住宅」という「住まい選びの第4の選択肢」を社会に提供・提唱している。

同社とリプライスでは、事業展開するエリア及び取り扱い物件等によりビジネスモデルが異なるため、各社で独立して事業運営を行っている。それぞれの事業内容の特徴は、以下のとおり。

(同社)

 同社の中古住宅再生事業の特徴は、郊外の築20年~築40年という築年数の古い戸建の住宅を中心に安価に取得したうえで、耐久性の確保と見栄えを良くすることを目的に外壁の塗り直し等の外装の修繕を行い、間取り変更や設備類の交換等で居室内を住みやすくし、さらに駐車スペースの拡大や庭木の伐採、門扉の刷新などまで含めて現代的な生活スタイルに合うリフォームを実施することで、そのままでは買い手が付かないような中古住宅を魅力ある住宅に蘇らせて販売することである。

 各々の物件によって異なるものの、同社の物件購入時から販売までの流れとして、物件を600万円程度で仕入れ、60万円程度のその他費用が発生し、340万円程度のリフォーム費用をかけたうえで販売価格を1,300万円程度とするケースが標準的であり、その際には粗利益が300万円程度確保できる想定となっている。

(リプライス)

 リプライスの中古住宅再生事業の特徴は、同社と異なり、都市圏の比較的築年数の浅い中古住宅を取り扱い、設備類を全面交換したり住宅の構造部分までリフォームを行うのではなく、壁紙や床材交換、水周り設備の一部交換等といったパッケージ化された簡易的なリフォームを行い、清潔で快適なリフォーム済み中古再生住宅として販売することにある。

 各々の物件によって異なるものの、同社の物件購入時から販売までの流れとして、物件を1,200万円程度で仕入れ、70万円程度のその他費用が発生し、160万円程度のリフォーム費用をかけたうえで販売価格を1,730万円程度とするケースが標準的であり、その際には粗利益が300万円程度確保できる想定となっている。

 具体的には、1989年以降に建築された築5年~30年の住宅を多く取り扱っているため、比較的築浅ゆえにリフォーム工事の期間を短縮化して在庫回転率を向上させるというビジネスモデルが確立されている。なお、2017年3月期の販売件数951件における戸建とマンションの割合は、戸建572件、マンション379件でおよそ6:4となっている。

カチタスの投資のポイント

 公開規模が大きいうえ、投資ファンドが大株主の再上場案件であることも警戒感につながるだろう。今年のIPOのなかで投資ファンドが大株主だった再上場案件としてはマクロミル<3978>スシローグローバルHD<3563>などがあるが、軒並み公開価格を下回る初値形成となっている。投資ファンドによる売出しで公開規模が膨らみやすいうえ、上場後も追加売却による需給軟化が懸念され、買いが入りづらいという状況が続く。

 ただ、同社はニトリHD<9843>が筆頭株主となったことでファンド案件というイメージが薄れる可能性はある。足元の業績成長率が高く、政府が空き家対策に取り組んでいることもあって関心を寄せる個人投資家は少なくないだろう。

 同社グループは地方都市を中心とする全国123店舗(9月末時点)で、空き家となった一戸建てを中心とする中古住宅を自ら調査して仕入れ、リフォームし、さらに販売までを一貫して行っている。2016年3月に経営統合したリプライスと合わせ、販売実績はグループとして年4,402件(2017年3月期)となっている。累計販売件数4万件以上の実績によって蓄積した中古住宅再生のノウハウが強み。今年4月にはニトリHDと資本・業務提携している。

 業績面について、2018年3月期は売上高が前期比10.0%増の679.9億円、経常利益が同34.0%増の64.4億円と増収増益の見通しとなっている。2016年3月に閣議決定された「住生活基本計画(全国計画)」では、既存住宅流通市場・リフォーム市場について国家戦略として成長させることが言及されており、緩和的な金融政策と合わせて同社にとって追い風となることが期待される。

 想定仮条件水準の今期予想PERは13~14倍程度となる。不動産関連銘柄は全般にバリュエーション水準が低いものの、同社については業績成長率の高さ等を考慮して許容範囲と捉えられるだろう。期末配当は1株当たり26.0円を予定している。

 公開規模については300億円を超える見込み。売出株2105万6300株のうち792万7400株は海外売出しとなる予定。ニトリHDが発行済株式の34.0%を保有するほか、投資会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供する5ファンドも大株主に顔を出している。これらファンドの保有株は上場後も196万9010株(上場時発行済株数の5.0%)残り、上場日後180日経過でロックアップが解除される。

 なお、12月中旬からはIPOラッシュの様相を呈しており、12/12には一家ダイニングプロジェクト<9266>が同時上場する。需給面は厳しい状況だが、ブックビルディングにおいて十分な需要を集め、公開価格が仮条件上限で決まるようなら、比較的しっかりした初値形成となる可能性もある。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2018 2017 2016
23社
37社
27社
38社
18社
30社
10%以上:1人1票の平等抽選 532万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップ! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」や「JR九州」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら、絶対に口座を開いておきたい証券会社だ。
※残あり口座数
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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2018 2017 2016
21社
66社
13社
71社
13社
64社
10%:1人1票の平等抽選 285万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2018年は全90社中、実に66社のIPO銘柄を取り扱った。主幹事数も毎年トップクラスで、2018年には988.9%という驚異的な初値騰落率となった「HEROZ」の主幹事も務めた。また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの大型IPOでも、主幹事証券の1社として名を連ねている。1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
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◆大和証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2018 2017 2016
13社
31社
18社
41社
15社
34社
15%:1人1票の平等抽選
5%:「チャンス当選」
299万
【ポイント】
毎年、数多くのIPOで主幹事を務め、取扱銘柄数も多い。ネット投資家を対象とした取引量・資金量が関係しない平等抽選が、原則、個人投資家への販売予定数量の15%と高めに設定されているのもメリット。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されない。平等抽選の後、落選者を対象に、原則10%を「プレミアムステージ」や過去の取引実績に応じて当選確率が変わる「チャンス抽選」で販売(※2)
※残あり口座数
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2018 2017 2016
11社
87社
8社
83社
13社
75社
70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
426万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2018年は全90社中87社、実に約97%のIPO銘柄を扱った。SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めるのだ。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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◆東海東京証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2018 2017 2016
1社
20社
3社
11社
5社
15社
10%:1単元1票の平等抽選 35万
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの多くのIPO銘柄を扱っており、主幹事も毎年数社で務めている。東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
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◆カブドットコム証券【三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ会社】
グループ会社の主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2018 2017 2016
6社※1
23社
4社※1
27社
2社※1
19社
一定割合:1人1票の平等抽選 109万
【ポイント】
日本5大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年数件のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが、売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「カブドットコム証券」なら、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。IPO投資に特化したスマホ用アプリ「IPOLab」も便利。
※1「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」のIPO主幹事数。
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◆岡三オンライン証券【岡三証券のグループ会社】
グループ会社の主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2018 2017 2016
1社※2
45社
4社※2
23社
0社※2
6社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
17万
【ポイント】
「岡三証券」と同じグループに属するネット証券。2017年秋から「岡三証券」が引受シ団に入ったIPO銘柄はすべて「岡三オンライン証券」で取り扱うことに。「岡三証券」がIPOの取扱拡大に乗り出したこともあり、取扱銘柄数が急増。2018年は45社ものIPO株を取り扱った。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
※1「岡三証券」のIPO主幹事数。
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