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「オランド仏大統領誕生」は、欧州株にとっていいニュースだ!

【第212回】 2012年5月7日公開(2012年5月7日更新)
広瀬 隆雄
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【今回のまとめ】
1.ニューヨーク市場は調整局面に逆戻りした
2.欧州、米国の経済指標は悪かった
3.フランスの大統領選挙ではオランド候補が勝利
4.ギリシャ総選挙では急進左派連合が躍進
5.Facebookの上場が近い

米国株式市場は大きく下げた

 先週(4月30日~5月4日)の米国株式市場は、ダウ工業株価平均指数が-1.4%、S&P500指数が-2.4%、ナスダック総合指数が-3.7%でした。とくに先週のS&P500指数の下げ幅は今年最大でした。

 このため、せっかく上昇トレンドを再開したと思われたS&P500指数は早くも調整局面に逆戻りしています。

 ニューヨーク市場が調整局面に逆戻りしたと判定する根拠としては、S&P500指数が先週の4月25日のフォロースルー(一段高)の水準を下回ったことに加え、NYSEの騰落比で1:3と下落銘柄が上昇銘柄を圧倒したこと、ナスダックの新高値/新安値が34/63と悪化したことなどによります。

悪化する欧米の経済指標

 先週の相場の地合が悪くなった原因は、欧州と米国の景気減速を示す経済指標が相次いで出たことにあります。

 たとえば5月2日に発表された4月のドイツの失業率は、市場予想より悪い6.8%でした。また、ユーロ圏の3月の失業率は10.9%、さらに米国では5月4日に発表された4月の非農業部門雇用者数は、市場予想を下回る+11.5万人にとどまりました。

 これらはいずれも、先進国各国が雇用促進のために何か手を打たなければいけないことを示唆しています。

 しかし、残念ながら先週の欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表の場では、その対策は発表されませんでした。

 次に、まさに結果が出たばかりのフランス大統領選、ギリシャ総選挙の結果から、今後の経済情勢を占います。(次のページへ)

【2019年6月1日更新!】


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