北越メタル(5446)、年間配当額が前期の“5倍”になる増配を発表し、配当利回り6.6％に！ 2020年3月期の配当は前期比で「48円」増の「1株あたり60円」に！

 北越メタルは、2020年3月期の期末配当を「未定」から「1株あたり40円」に修正し、年間配当額が前期の“5倍”になる「増配」予想を、2020年3月19日の15時30分に発表した。これにより、北越メタルの予想配当利回りは6.60%となった。

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北越メタルは新潟県の鉄鋼メーカー。主力製品は異形棒鋼。
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　北越メタルは、2020年3月期の配当を、中間配当（9月・実施済み）が「20円」、期末配当（3月）の予想は「40円」、合計の年間配当額は「1株あたり60円」に修正すると発表した。

　期末配当の前回予想は「未定」となっていたが、期末配当予想が「40円」と公表されたことで、北越メタルの配当利回り（予想）は6.60%となった。

　また、北越メタルの2019年3月期の配当は「1株あたり12円」だったので、前期比では「48円」の増配となる。前期比の増配率は「1株あたり12円」⇒「1株あたり60円」で5倍に達する見込みだ。
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　北越メタルによると、今回の配当予想修正の理由は、「2020年2月4日に公表した業績予想を確保できる見通しとなったため」とのこと。なお、北越メタルは利益還元の目標を「連結配当性向30%程度」としており、その期の利益状況によって配当額が上下することになる。

　また、今回の増配発表を受けてか、SBI証券の夜間取引（PTS取引）では一時、当日の終値908円より32円高い940円（＋3.52％）を記録している。週明け以降の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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北越メタルの過去5期の配当の推移は？

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　年間配当額の過去5年の推移を見ると分かるように、北越メタルの年間配当額は激しく増減する傾向にある。2020年3月期の「1株あたり60円」は前期比の5倍に増配されているが、2019年3月期は「1株あたり12円」で前期の約3分の1に減配されているので、来期（2021年3月期）の業績予想や配当予想に注目しておく必要がありそうだ。
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北越メタルの配当利回り、配当＋株主優待利回りは？

　北越メタルの2020年3月19日時点の株価（終値）は908円なので、配当利回り（予想）は以下のようになる。

【※北越メタルの配当利回り】
株価：908円
年間配当額：中間20円＋期末40円＝60円
配当利回り＝60円÷908円×100＝6.60％

　北越メタルの配当利回りは6.60％。2020年2月の東証1部の平均利回りは2.31％（配当実施企業のみ）なので、北越メタルの配当利回りは「突出して高い」と言えるだろう。

　また、北越メタルは「QUOカード」がもらえる株主優待を実施している。

　北越メタルの2020年3月19日時点の株価（終値）は908円、配当利回りは6.60％なので、「配当＋株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。

【※北越メタルの配当＋株主優待利回り（100株保有時）】
投資金額：100株×908円＝9万800円
優待品（QUOカード）：1000円分
株主優待利回り＝1000円÷9万800円×100＝1.10％
配当＋株主優待利回り＝6.60％＋1.10%＝7.70%

　北越メタルの「配当＋株主優待利回り」は、100株保有時で7.70%と高水準。株主優待の「QUOカード」は使いやすいので個人投資家に人気だ。なお、北越メタルの株主優待は2019年に新設されたばかり。
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 北越メタルは新潟県の鉄鋼メーカー。棒鋼・線材・形鋼を三本柱とし、製品の一貫生産体制を構築している。主力製品は異形棒鋼。2020年3月期（通期）の連結業績予想は、売上高8.4%減、営業利益434.4％増、経常利益341.0％増、当期利益449.1％増となっている（すべて前期比）。
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■北越メタル
業種	コード	市場	年間配当額
鉄鋼	5446	東証2部	60円
株価（終値）	単元株数	最低投資金額	配当利回り
908円	100株	9万800円	6.60％
【※北越メタルの最新の株価・配当利回りはこちら！】
※株価などのデータは2020年3月19日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

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