IPO株の銘柄分析&予想

直近「IPO株」で、株価上昇に“強気”な2銘柄を紹介!法人向けクラウドサービスを提供する「トヨクモ」と「rakumo」は成長率の高さ&長期的な成長に期待!

2020年10月26日公開(2022年9月22日更新)
ザイ・オンライン編集部
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2020年9月に新規上場した「IPO株」の中で、アナリストが株価上昇に“強気”なのは「トヨクモ(4058)」と「rakumo(4060)」の2銘柄!

発売中のダイヤモンド・ザイ12月号には、連載「10倍株を探せ!【IPO株】研究所」を掲載!「IPO」とは、企業が上場して、市場に株式を公開すること。IPO株は公開価格と比較して、初値が大幅に上昇する場合が多いほか、上場してからも値動きがダイナミックで、短期間のうちに急騰することも少なくない。ただし、上場直後に盛り上がった後、すぐさま失速してしまう銘柄もあるため、“玉石混交”な側面もある。

この連載では、直近で新規上場したIPO株にスポットを当て、IPO株の専門家であるフィスコの小林大純さんが、今後の投資判断を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。その中から、今後さらなる成長の可能性を秘めた注目の2銘柄をピックアップして解説する。「成長株」投資に興味がある人は、ぜひ参考にしてほしい!
【※関連記事はこちら!】
IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

2020年9月に新規上場したのは全部で9銘柄!
「雪国まいたけ」以外の8銘柄は、初値が公開価格より上昇!

 2020年9月に上場した9銘柄中、初値が公開価格を割れたのは1銘柄のみ。初値が公開価格の2倍以上に上昇したのは6銘柄だった。
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【IPO(新規公開株)スケジュール一覧(2020年)】IPOの申込日や幹事証券、注目度などの最新情報を随時更新中!

 8月の上場銘柄は初値上昇率がすべて2倍以上だったのに対し、9月の上場銘柄の初値上昇率はマチマチ。この傾向について、フィスコの小林大純さんは「上場件数が増えたことで、銘柄が選別された」と分析する。

 「雪国まいたけ(1375)が初値割れ、I-ne(4933)STIフードホールディングス(2932)は初値上昇率が約10%でした。一方で、IT関連株では初値が数倍になった銘柄も続出しました」

 例えば、法人向けクラウドサービスのトヨクモ(4058)や、コンテンツ配信プラットフォームのまぐまぐ(4059)は、初値上昇率が4倍以上になった。特に、初値上昇率が突出していたのが、AI関連のヘッドウォータース(4011)だ。公開価格のPERが20倍以下と割安だったため、初値が公開価格の11.9倍に。2018年上場のHEROZ(4382)の10.9倍を上回り、初値上昇率の最高記録を更新した。こういったIT関連株好調の背景には、新政権発足の影響もあると小林さんは指摘する。

 「楽天の三木谷浩史氏は、菅総理のブレーンと言われています。実際に新政権は旧来型の大企業よりも新興企業に有利な政策を発表しています」

 新興株の指数である東証マザーズ指数も、年初来高値を更新中だ。「新興株有利の流れは続き、それを受けてIPO株の好調も続くでしょう」と小林さんは予測している。

2020年9月の【IPO株】9銘柄の投資判断とは?

上場日 公開価格 初値
(騰落率)
株価
(10/6)
予想PER
(PBR)
今後1年の
上値メド
投資判断
17日  雪国まいたけ(1375・東1)
2200円 2100円
(-4.6%)
2044円 16.0倍
(15.10倍)
3000円
(+47%)
中立
【分析コメント】まいたけやエリンギなどのきのこを生産・販売。きのこ販売は好調だが、戻り売りが出やすく上値が重い展開が続く。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)
24日  トヨクモ(4058・東M)
2000円 9020円
(+351.0%)
8080円 336.8倍
(88.06倍)
1万1000円
(+36%)
強気
【分析コメント】法人向けクラウドサービス事業を展開。安否確認サービスの有償契約数が急拡大中。収益力が高く、高PERでも資金流入が続く。
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24日  グラフィコ(4930・東J)
4090円 9560円
(+133.7%)
7850円 40.4倍
(5.36倍)
1万円
(+27%)
中立
【分析コメント】健康食品などを販売。ヒット商品を続々と生み出しており、今期も増収増益予想。株価は調整中だが、業績進捗が好調なら大幅上昇も。
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24日  まぐまぐ(4059・東J)
810円 3400円
(+319.8%)
4415円 158.6倍
(14.21倍)
6000円
(+36%)
弱気
【分析コメント】メールマガジン配信サービス。時価総額が小さいため株価が急騰。サブスク型への転換が評価されているが、株価に割高感がある。
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25日  STIフードホールディングス(2932・東2)
1900円 2080円
(+9.5%)
2486円 29.3倍
(6.13倍)
2700円
(+9%)
中立
【分析コメント】海産物に強い食品メーカー。コンビニ向け具材が落ち込むも調理済み食材が堅調。同業と株価指標を比較すると、現在の株価は妥当。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)
25日  I-ne(4933・東M)
2890円 3250円
(+12.5%)
4015円 37.1倍
(20.54倍)
5000円
(+25%)
中立
【分析コメント】 ヘアケア製品や美容家電のファブレスメーカー。シャンプーなどの必需品が好調。中国向けECを強化。利益率改善なら株価上昇へ。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)
28日  rakumo(4060・東M)
1250円 3800円
(+204.0%)
3680円 324.5倍
(205.01倍)
6000円
(+63%)
強気
【分析コメント】クラウド型グループウェアを販売。人気化しやすい事業内容で初値は3倍に。大株主の換金売りは懸念材料だが、業績成長続く見通し。
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29日  ヘッドウォータース(4011・東M)
2400円 2万8560円
(+1090.0%)
3万950円 207.0倍
(57.93倍)
3万6000円
(+16%)
中立
【分析コメント】AIソリューションを展開。企業のIT技術導入が拡大し、受注順調で利益率も向上。ただ、会社発表の約1割の増収増益目標は物足りない。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)
30日  アクシス(4012・東M)
1070円 5700円
(+432.7%)
8900円 94.5倍
(11.39倍)
1万円
(+12%)
中立
【分析コメント】業務アプリケーションの開発。公開価格が割安で初値5.3倍に。直近上場のIT関連と比べるとPERが低く、資金流入継続の可能性も。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)

注目は利益率の大幅改善に期待できるクラウド関連の2銘柄!
「トヨクモ」と「rakumo」は法人向けサービスで成長中

 ここからは、9月に新規上場した9銘柄の中で、小林さんが特に評価する2銘柄を詳しく紹介していこう。

 まずは、法人向けクラウドサービス事業を展開するトヨクモ(4058)だ。

 トヨクモが手掛ける従業員の安否確認サービスは、自然災害や在宅勤務の増加などを背景に、受注が絶好調。もう一つの事業の柱である、売上・顧客管理サービスも急成長している。もともとクラウド関連ということもあり、上場前から期待は高かった。さらに、マザーズ市場への新規上場が約1カ月ぶりだったこともあり、多額の資金が流入。初値が公開価格の4.5倍になっている。

 今後の見通しだが、多額の資金が流入したことで、短期的には株価の調整が続く可能性がある。しかし、安否確認サービスの需要は増加が続き、有償契約数は6年で10倍増となっている。また、売上・顧客管理業務サービスも有償契約数が6年で24倍と好調が続いていることから、今後も高成長し続ける可能性は高い。よって、株価が調整を経て上向き始めたら、買いチャンスと言えるだろう。

 続いては、やはりクラウド事業で伸びるrakumo(4060)だ。

 rakumoは電子稟議システムや勤怠管理システムをクラウドで提供している企業。在宅勤務が拡大するなか、導入企業が急速に増えており、トヨクモと同じように、上場前から注目度は高かった。公開価格のPERが80倍超ながら、初値は公開価格の3倍になっている。

 今期予想PERは300倍超だが、来期以降の利益成長を考慮すれば、まだ上値余地はある。売上高は年2~3割増を長期で維持できる見通し。また、SaaS(※Software as a Serviceの略。利用者がソフトウェアを導入せずに、ネットワーク経由でサービスを利用する状況のこと。継続課金型でのサービス提供が多い)の拡大で、利益率が向上しており、利益の急成長も続く。その成長性の高さから、高PERを維持しながらも長期で株価上昇が続きそうだ。
【※「IPO(新規公開株)」の最新情報はこちら!】
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■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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IPO株の銘柄分析&予想
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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
【関連記事】
◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
【関連記事】
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
【関連記事】
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