「ふるさと納税」で「いくら」をお得にもらえる自治体はココだ!
2021年の「ふるさと納税ランキング~いくら編~」を発表!
「いくら」は、プチプチとした食感と濃厚な旨味が楽しめる食材だが、高価なイメージも強いだろう。しかし、そんな高級食材の「いくら」も「ふるさと納税」を活用すれば、お得かつ大量に味わうことができる。
そこで、ザイ・オンライン編集部では「ふるさと納税」で「いくら」がもらえる自治体を徹底的にリサーチ。今回は、調査対象を“寄付金額2万円以下”の気軽に申し込みやすい返礼品に絞り、“1万円換算でどれだけ多くの「いくら」がもらえるか”というコストパフォーマンスを基準にランキングを作成した。
なお、現在は「返礼品の還元率を寄付金額の3割以下に抑えなかった自治体は、ふるさと納税の控除対象から除外する」といった規定が厳格化されているが、今回紹介する自治体は、すべて「ふるさと納税」の控除対象になっているので安心してほしい。
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⇒「ふるさと納税」は新制度の導入でどう変わったのか?還元率が30%以上&地元産品以外の「返礼品」は禁止でも、“やらなきゃ損する”お得な制度に変わりなし!
それでは、さっそく、2021年の「ふるさと納税ランキング~いくら編~」を発表しよう。ぜひ、このランキングを参考にして「ふるさと納税」で「いくら」をお得に手に入れてほしい。
【1位】1万円の寄付でいくら570g!
小粒ながらも甘く濃厚な味わいの
「新物いくら醤油漬け(鱒子)570g」がもらえる「北海道寿都町」!

2021年度の「ふるさと納税ランキング〜いくら編〜」で、堂々の第1位に輝いたのは「北海道寿都町(すっつちょう)」だ。
北海道の南西部に位置する「寿都町」は人口3000人ほどの小さな町。「寿都湾」に繋がる「朱太川(しゅぶとがわ)」の周辺では、縄文土器やアイヌ民族の遺跡が発見されていることから、古くから人々が暮らしてきた歴史ある町だと言われている。
そんな「寿都町」に1万円を寄付すると「新物いくら醤油漬け(鱒子)570g」がもらえる。この返礼品は「鱒(ます)」の卵を使用した「いくら」で、「鮭(さけ)」の卵に比べると小粒だが、その味わいは甘くて濃厚なのだとか。
ただし、この返礼品は、すでに申し込み受付を終了してしまっている。しかし「寿都町」は「いくら」の返礼品に力を入れており、このほかにも、1万円の寄付でもらえる「新物!北海道産とろける吟粒いくら醤油漬340g」や、1万4000円の寄付でもらえる「新物!北海道産いくら醤油漬け500g」なども用意しているので、「いくら」の返礼品が欲しい人は、一度「寿都町」の返礼品をチェックしてみるといいだろう。
【2位】1万8000円の寄付でいくら1kg!(=1万円あたり約555.6g)
100g×10パックの小分けになっていて使いやすいのも魅力の
「いくら醤油漬1kg」がもらえる「千葉県長生村」!
「寿都町」に続いて、第2位にランクインしたのは「千葉県長生村(ちょうせいむら)」だ。
千葉県の東部に位置する「長生村」は、千葉県で唯一の村。高低差の少ない地形と温暖な気候に恵まれており、九十九里浜での沿岸漁業に加えて、稲作や野菜の栽培を中心に発展してきた自治体だ。
そんな「長生村」に1万8000円の寄付をすると「いくら醤油漬1kg(100g×10パック)」がもらえる。この返礼品は、アメリカ産またはロシア産の「鱒(ます)」の魚卵を使用した「いくら」で、粒は小さいものの卵自体に甘みがあるのが特徴とのこと。また、100g×10パックの小分けになっており、寄付者からも「使い勝手がよかった」や「ちょうどいい量で嬉しいです!」と好評の様子。少しずつ食べられるので、じっくりと「いくら」を味わいたい人におすすめの返礼品だ。
なお、この記事の最後には「長生村」のふるさと納税担当者へのインタビューを掲載している。「いくら醤油漬1kg(100g×10パック)」の特徴や、おすすめの海産物の返礼品などについて教えてもらったので、ぜひ、最後まで読んでほしい。
【3位】1万7000円の寄付でいくら800g!(=1万円あたり約470.6g)
カツオの厚削り節や利尻昆布だしを使用した醤油ダレにもこだわった
「鱒いくら醤油漬け合計800g」がもらえる「北海道紋別市」!

続いて、第3位の「北海道紋別市(もんべつし)」を紹介しよう。
北海道のオホーツク海沿岸部の中央に位置する「紋別市」は、1684~1687年に松前藩が寄港地として使用していたのが歴史の始まりだという。明治時代に入ると「国鉄名寄線」の開通などによって人口が増え、さらに発展していったそうだ。
そんな「紋別市」に1万7000円を寄付すると「鱒いくら醤油漬け200g×4パック 合計800g」がもらえる。この返礼品は、オホーツク海が原産の鱒の魚卵を使用した「いくら」で、醤油ダレにもこだわっており、カツオの厚削り節や利尻昆布だしなど、厳選した素材を使用しているとのこと。しかも、この返礼品は化粧箱で届くので、贈りものにもピッタリだ。
また「紋別市」の「ふるさと納税」では、1万円の寄付でもらえる「オホーツク産ホタテ玉冷大(1kg)」にも要注目。こちらは、各ふるさと納税サイトの人気返礼品ランキングでも何度も第1位を獲得しているほど人気の返礼品。バター焼きなどはもちろん、そのままお刺身でも食べられるので「いくら」の返礼品と一緒に申し込んで、豪華な「海鮮丼」を作るのもよさそうだ。
【4位】1万1000円の寄付でいくら500g!(=1万円あたり約454.5g)
地元の事業者がこだわりの手法で味付けした
「いくら醤油漬 (鱒卵)500g」がもらえる「北海道白糠町」!
続いて紹介するのは、第4位の「北海道白糠町(しらぬかちょう)」。
北海道東部に位置する「白糠町」は、太平洋沖の暖流と寒流が交わる場所にあるため、一年中、さまざまな海産物に恵まれている。また、全国的に有名な焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」に使われている「しそ」は、「白糠町」の鍛高地区で栽培されているそうだ。
そんな「白糠町」に1万1000円を寄付すると「いくら醤油漬 (鱒卵)【500g(250g×2)】」がもらえる。こちらの返礼品は、一昨年、昨年と2年連続で不漁に見舞われたということで、ロシア産の鱒の魚卵を使用しているが、製造は地元の事業者がこだわりの手法で行なっているのだという。
そのほかにも「白糠町」には魅力的な返礼品が盛りだくさん。たとえば、1万円の寄付でもらえる「エンペラーサーモン【1kg】」は、ムニエルなどはもちろん、刺身やカルパッチョなど、生でも食べられるエンペラーサーモンが大容量で届く返礼品だ。こちらも、各ふるさと納税サイトの人気返礼品ランキングで何度も上位にランクインしている返礼品なので、気になる人はチェックしてみよう。
【5位】1万円の寄付でいくら450g!
今回のトップ5のうち、唯一「鮭」の魚卵を使用した
「鮭いくら450g」がもらえる「北海道鹿部町」!

最後に紹介するのは「北海道鹿部町(しかべちょう)」。
北海道南部に位置し、太平洋の内浦湾に接している「鹿部町」には3つの漁港があり、カレイやホッケ、タコなど、豊富な魚介類が水揚げされているという。また、町内には30カ所以上の温泉源があるため、あらゆるところに温泉を楽しめるスポットが点在しているそうだ。
そんな「鹿部町」に1万円を寄付すると「鮭いくら450g(150g×3)」がもらえる。この返礼品は、ロシア産ではあるものの、今回紹介したトップ5の返礼品の中で唯一「鮭(さけ)」の魚卵を使用した「いくら」となっているので「やっぱり『いくら』は鮭がいい!」という人は、この返礼品に申し込むのがおすすめ。また、150gずつの小分けになっているので、少しずつ使えるのも嬉しいポイントだ。
また、漁業が盛んな「鹿部町」は、その返礼品のラインナップのほとんどを魚介類が占めている。たとえば、1万円の寄付でもらえる「鹿部漁港で水揚げされたお刺身ホタテ貝柱1kg」や、9000円の寄付でもらえる「ふり塩うに100g」など、北海道らしい返礼品を多数用意しているので、こちらもチェックしてみてはいかがだろうか。
さて、改めて今回紹介した自治体のランキングをまとめると以下のとおり。
※
マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
※同じ自治体の同じような返礼品でも「ふるさと納税サイト」ごとに自治体が支払う手数料が異なり、返礼品の内容量や寄付額が違う場合もあるので、このランキングで返礼品を上手に選ぼう!
| ◆2021年度 「ふるさと納税」で「いくら」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2021年9月24日時点) |
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| 順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | ||
| 寄付金の使い道 | ||||
| 1位 | 北海道寿都町 | |||
| ・1万円⇒新物いくら醤油漬け(鱒子)570g ・1万3000円⇒いくら醤油漬(ロシア産)600g! |
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| 【寄付金の使い道】1.産業振興(海の環境保全と安全安心・魅力的な食の提供)に関する事業/2.都市住民等との体験交流に関する事業/3.歴史的地域資源(佐藤家・橋本家等)の保全活用に関する事業/4.グローバル社会のための人材育成に関する事業/5.その他まちづくりに関する事業 | ||||
| 2位 | 千葉県長生村 | |||
| ≪1万円換算/約555.6g≫ ・1万8000円⇒いくら醤油漬(100g×10パック) |
ほか、1万6000円で「大粒むき身牡蠣 3kg(約20~30粒×3袋)」、1万8000円で「生本ズワイガニしゃぶしゃぶ 1.3kg」などがある | |||
| 【寄付金の使い道】1.子育て/2.福祉/3.環境/4.産業/5.村に一任 | ||||
| 3位 | 北海道紋別市 | |||
| ≪1万円換算/約470.6g≫ ・1万7000円⇒鱒いくら醤油漬け200g×4パック 合計800g ・1万円⇒鱒いくら醤油漬け200g×2パック 合計400g ・1万4000円⇒いくら醤油漬け(300g) |
ほか、1万円で「オホーツク産ホタテ玉冷大(1kg)」などがある | |||
| 【寄付金の使い道】1. アザラシの保護活動などオホーツク海の海洋環境に関する事業/2.森林、湖沼、河川等の環境保全啓発活動に関する事業/3.市内経済の活性化に関する事業/4.次代を担う人材の育成に関する事業など | ||||
| 4位 | 北海道白糠町 | |||
| ≪1万円換算/約454.5g≫ ・1万1000円⇒いくら醤油漬 (鱒卵)【500g(250g×2)】 ・1万3000円⇒いくら醤油漬(鮭卵)【500g(250g×2)】 ・1万8000円⇒北海道海鮮紀行いくら(醤油味)【500g(250g×2)】 |
ほか、1万円で「エンペラーサーモン【1kg】」などがある | |||
| 【寄付金の使い道】旧国鉄白糠線に思いを馳せ「駅舎&駅前周辺整備」事業/白糠町におまかせ/「太陽の手」子育て支援事業/ふるさと「しらぬか」の魅力あるまちづくり事業/活力に満ちた産業づくり事業/健康で思いやりのある社会づくり事業など | ||||
| 5位 | 北海道鹿部町 | |||
| ・1万円⇒鮭いくら 450g(150g×3) ・9000円⇒北海道産 がごめいくら 120g×3個 ・1万2000円⇒一口サイズに切り分けた筋子(秋鮭の卵)120g×3個 |
ほか、7500円で「高村商店の ワケあり!ボイルベビーホタテ 3kg (1kg×3袋)加熱用」などがある | |||
| 【寄付金の使い道】1. 教育・スポーツ・文化の振興/2. 地域防災に関する事業/3. 健康・福祉・医療の充実/4. 自然環境の保全/5. 地域産業の振興/6. 町長にお任せ | ||||
| ■以降のランキングはこちら!⇒【ふるさと納税】いくらがもらえる自治体ランキング(2021年度版)人気の「いくら」がもらえる自治体を比較して、コスパ最強のおすすめの自治体を発表! | ||||
なお、今回紹介しきれなかった第6位以下の自治体を見てみると、なんと、上位30自治体のうち22自治体が北海道勢という結果になった。第6位以降の自治体については「【ふるさと納税】いくらがもらえる自治体ランキング!(2021年度版)」で発表しているので、ぜひ、こちらもチェックしてみてほしい。
ちなみに「ふるさと納税」を実施している自治体数は2000近くあるため、今回の調査でもすべての自治体を調べるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
この記事を見て「ウチの特典のほうがすごいぞ!」という自治体関係者の方や「こっちのほうがお得だよ」という情報をお持ちの方は、ぜひ、下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認のうえ、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2021年度の「ふるさと納税ランキング~いくら編~」第2位の
「千葉県長生村」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
今回は、2021年度の「ふるさと納税ランキング~いくら編~」第2位にランクインした「千葉県長生村」のふるさと納税担当者にインタビューを実施し、村の魅力やおすすめの返礼品などについて話を聞いた。
まずは、「長生村」に1万8000円の寄付をするともらえる「いくら醤油漬1kg(100g×10パック)」について聞いてみた。
「この返礼品の魅力は、コスパの高さだと思っております。『いくら100g×10パック』をお届けする返礼品なのですが、一般的なお茶碗の大きさであれば、1パックで『いくら丼』を3杯も作れるんです。なので、ご家族で1パックを分け合っても満足してもらえると思いますし、一人で豪華に1パックを使ってしまうのもおすすめです」
この「いくら醤油漬1kg(100g×10パック)」は、「長生村」の「ふるさと納税」において、昨年度、海産物の返礼品のなかで上位5位以内に入ったほど人気の返礼品なのだとか。また、リピーターも多いようなので、味にも期待できるはずだ。
続いて、このほかの「長生村」自慢の返礼品を教えてもらった。
「お米や海産物の返礼品もおすすめです。たとえば、1万1000円の寄付をくださった方にお送りしている『長生産ふさこがね(白米16kg)令和3年産新米』は、お得に新米がもらえるので人気です。また、海産物の返礼品で言えば、それぞれ1万5000円の寄付をくださった方にお送りしている『千葉県産ボイルハマグリ2kg』『スモークサーモン1kg(100g×10パック)』『金目鯛の煮つけ(4尾入り)』などもおすすめです。特に『千葉県産ボイルハマグリ2kg』は、新鮮なまま真空パックしてボイル、そして冷凍することで、おいしさが保たれているんですよ。湯煎すればすぐに調理できますし、なによりジュワッと湧きだすハマグリの濃厚な旨味エキスを楽しめるのが魅力です。また、大きめのハマグリで食べごたえも抜群なので、ご満足いただけるかと思います」
そんな魅力的な返礼品を数多く用意している「長生村」には、昨年度、多くの寄付が集まったそうだ。
「昨年度は、件数で6万4498件、金額で10億7984万円ものご寄付をいただきました。ただ、今年度は昨年度と比較してだいぶ低調気味のため、現在、さらにご寄付をいただけるよう頑張っているところです」
昨年度は、新型コロナウイルスの影響による巣篭もり需要で、寄付件数、寄付金額ともに過去最高を記録した自治体も多い。その勢いと比較すると、今年度はやや落ちついた寄付状況になってしまっているようだ。
そんな「長生村」は、「ふるさと納税」のメリットをどのように感じているのだろうか。
「寄付者のみなさんに『長生村』の存在を知ってもらえることは大きなメリットの一つですね。実際に寄付者の方からは『千葉県に村があるなんて知らなかった!』や『これからも村として頑張っていってほしい』といった温かいメッセージをいただいております。また『長生村』としても財源の確保については厳しいところがあるので、『ふるさと納税』の制度は非常にありがたく思っています。この制度がある限り、今後とも活用していきたいですね」
最後に「長生村」のアピールポイントを教えてもらった。
「『長生村』は小さな自治体ですので、何か飛び抜けてすごいものがあるわけではありませんが、その中でも海は魅力的だと思います。お隣の『一宮町』が東京オリンピックのサーフィン競技会場になったこともあって、『長生村』にも海を目的に遊びに来られる観光客が多いんですよ。また、千葉県で唯一の村である『長生村』は、みなさんが“村”という言葉からイメージされるように穏やかさや温かみに溢れた自治体ですので、ぜひ、全国の方に知ってもらえたらと思っています」
以上、今回は、2021年度の「ふるさと納税ランキング~いくら編~」を発表した。2021年も残すところあとわずか。今回のランキングも参考にしつつ、ぜひ、2021年も「ふるさと納税」をフル活用してほしい。
(取材・文/A4studio)














