クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較

プラチナカードに付帯の「ダイニングサービス」で
超一流店で食事が無料になるサービスを体験!
年会費が割安に思えるプラチナカードの選び方!

【第4回】 2014年11月3日公開(2019年7月18日更新)
岩田昭男 [消費生活評論家]
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ゴールドカード、プラチナカードのサービス拡充の流れの中、
今後は「ダイニングサービス」の有無がカード選びのキモに?

 前回は、今年9月に実施された「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の大幅な付帯サービスの拡充を例に、ゴールドカードやプラチナカードなどが変革のときを迎えているというお話をしました。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」のサービス内容の変更は、従来のサービス内容と比較すると無料で利用できる付帯サービスが増え、すべての有料サービスを利用していたとすれば、変更前より合計8万9000円分も手数料を浮かせられるようになりました。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
還元率 0.33~1.5%
(※年3000円(税抜)の「メンバーシップ・リワード・プラス」加入、ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算)
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」のカードフェイス
発行元 アメリカン・エキスプレス
国際ブランド AMEX
年会費(税抜) 2万9000円
家族カード(税抜) あり(1人は年会費無料。2人目から年会費1万2000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
関連記事 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!?日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の公式サイトはこちら

 もっとも、その一方で年会費は2万6000円から2万9000円に、3000円値上げされているのですが、従来の有料サービスが無料になったことで浮いた8万9000円分という金額の大きさを考えれば、ユーザーにとってポジティブな変更だったといえます。つまり、これまでより年会費が3000円高くなりましたが、その分、従来よりも高品質なサービスを無料で受けられるようになったのです。

 ところで、前回紹介した「アメリカン・エキスプレス」や、ステータスカードとして名高い「ダイナースクラブ」は、世界一のクレジットカード先進国である米国のクレジットカード会社です。米国では、以前からクレジットカード会員にレベルの高いサービスが提供されており、それに比べると、一般カードのポイント競争ばかりに邁進してきた日本のクレジットカード会社のサービスは、まだまだ遅れていると言わざるを得ません。

 いわばサービスの先駆者である「アメリカン・エキスプレス」や「ダイナースクラブ」は、クレジットカード業界のゴールドカードやプラチナカードのサービス内容を牽引する存在ですから、「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」がサービス拡充の流れをつくったことで、そのほかのクレジットカード会社もゴールドカードやプラチナカードのサービスをさらに充実させていくことになるでしょう。

 そんな中で、ゴールドカードやプラチナカードなどのステータスが高いクレジットカードに付帯するお得なサービスとして、入会するきっかけとして考えやすいサービスが、前回紹介した「プライオリティ・パス」や、今回紹介する「ダイニングサービス」などです。

ゴールドカード、プラチナカードを比較する際には
「プライオリティ・パス」と「ダイニングサービス」に注目しよう!

 改めて「プライオリティ・パス」について説明すると、全世界120ヵ国以上の400都市にある700ヵ所以上の空港で、VIPラウンジを無料(もしくは割引)で利用できる会員資格です。年会費は最大で約4万円(429米ドル)かかりますが、先に挙げた「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」のほか、「楽天プレミアムカード」や「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」、「セゾン・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」「三井住友VISAプラチナカード」などを保有していると、「プライオリティ・パス」を無料で発行してもらえます。

 そして、「ダイニングサービス」とは、クレジットカード会社が提携する国内外のレストランで、所定のコースメニューを2名以上で予約して食事をすると、1名分(大体1万~2万円程度)が無料になるというものです(クレジットカード会社によっては、一部条件が異なる場合もあります)。

「ダイニングサービス」を1~3回利用すれば、簡単に年会費のモトが取れるので、年会費が高くてもプラチナカードを保有する意味がある、非常にお得なサービスと言えるでしょう。

「アメリカン・エキスプレス」や「ダイナースクラブ」が手掛けているステータスが高いクレジットカードのように、ゴールドカードやプラチナカードには「T&E(トラベル&エンターテインメント)」に強いカードが多くなっています。T&Eカードは「旅行・娯楽カード」や「遊興・娯楽カード」とも訳されます。文字どおり、旅行会社や航空会社、ホテル、レストランなどに多くの加盟店を持つクレジットカード会社の強みを生かし、クレジットカード保有者の旅行や娯楽をサポートするのが目的です。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」が「プライオリティ・パス」と「ダイニングサービス」の利用料をタダにしたことにより、これらのサービスがT&Eカードに不可欠なサービスと認識される流れになれば、今後は「プライオリティ・パス」と「ダイニングサービス」の2つのサービスを標準装備するゴールドカードやプラチナカードがさらに増えていくと思われます。

「ダイナースクラブカード」はグルメな人におすすめ!
「ダイニングサービス」以外にも「食」に関するサービスが充実!

 さて、今回のテーマは「ダイニングサービス」ですが、日本においてはほんの少し前まで、ステータスカードの代表格である「三井住友プラチナカード」くらいしか、このサービスを提供していませんでした。しかも、「三井住友プラチナカード」はあまり大々的にアピールする様子もなく、知る人ぞ知るサービスとして、こっそり展開しているような印象でした。

 「ダイニングサービス」のそもそもの火付け役になったのは、「ダイナースクラブカード」です。「ダイナースクラブカード」は、日本だと所有している人がそれほど多くないので、なじみが薄いかもしれませんが、世界で初めて発行されたクレジットカードとして有名です。

ダイナースクラブカード
還元率 0.4~1.5%
(※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算)
「ダイナースクラブカード」のカードフェイス
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners
年会費(税抜) 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円)
家族カード(税抜) あり(年会費5000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
ICOCA
関連記事 「ダイナースクラブカード」でもっとも得なのは、コスパ抜群の「銀座ダイナースクラブカード」! 高還元+サービス充実で、年会費2万円超の価値あり
「ダイナースクラブカード」の公式サイトはこちら

 「ダイナースクラブカード」は利用限度額に一律の制限がないクレジットカードとしてもよく知られ、年会費は2万2000円かかります。こうした特徴からいっても、「ゴールド」「プラチナ」などの名称はついていませんが、同等かそれ以上のステータスを持つ上級カードと位置付けておいていいでしょう。なお、「ダイナースクラブカード」のさらに上を行くのが「ダイナースクラブ プレミアムカード」ですが、カード会社によるインビテーション(招待)がなければ、原則として入会できません。

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