株式投資で儲ける方法&注目銘柄を大公開!
2017年3月7日 ザイ編集部

2017年の投資テーマの本命は「工場建設ラッシュ」!
「工作機械」や「建機」「半導体」など、世界景気の
回復に連動して株価が急騰しそうな3銘柄を紹介!

トランプ大統領によるアメリカのインフラ投資拡大と大規模な減税に期待が高まるなかで、「2017年は世界景気が回復する」と見るならば、もちろん景気に連動する株に狙いを定めたい。

ダイヤモンド・ザイでは、「守りの高配当株&攻めの10万円株」と題した大特集を掲載。ここで紹介している「10万円株」とは、10万円台で買える株のことで、比較的買いやすい10万円株の中にも、景気拡大時に敏感に反応して、業績が一気に伸びそうな銘柄は数多い。ダイヤモンド・ザイでは、様々な切り口から注目の10万円株を紹介しているが、ここでは「半導体や機械の景気敏感株」で抜粋して紹介!

生産現場の向上のために工作機械の需要が増加

 世界景気の拡大局面で業績がストレートに回復して、株価が大きく上昇するのは、モノの増産を支える「工作機械」「半導体」、道路やビル建設に不可欠な「建機」などの銘柄だ。特に2017年は世界的な「工場建設ラッシュ」が見込まれており、工場の自動化、省人化に必須な「工作機械」は日本が強い分野だ。

 IoT(モノのインターネット)の普及に欠かせない「半導体」の需要は、すでにトランプ大統領以前から高まっている。実際、半導体の主要原料であるシリコンウエハを製造する「信越化学工業(4063)」は、好調な業績を受けて上場来高値を更新した。

 また、人件費の高騰が経済減速の一因となっている中国では、産業用ロボット導入による生産現場の無人化、省人化が大きな課題。「米国第一」主義を掲げて製造業の国内回帰を推し進めようとしている米国も、コスト競争に勝ち抜くためには自動工作機械の導入が欠かせない。もちろんこれらの国々との競争に勝ち抜くため、日本でも半導体や工作機械のニーズがさらに高まるはずだ。

 「工作機械や建機は、日本が世界で優位に戦える数少ない産業分野です。昨年までは中国の需要の落ち込みで、業績も株価も低迷しましたが、典型的な景気敏感株なので、2017年は世界経済の拡大とともに株価が急回復する可能性が高いのです」(智剣・Oskarグループの大川智宏さん)

IoTの普及で半導体ウェハ需要が伸びる!

 ここからは、プロにセレクトしてもらったIoT関連や建機の注目銘柄を、具体的に紹介。ダイヤモンド・ザイでは6銘柄紹介しているが、ここでは3銘柄をピックアップする。
(※銘柄選定は藤本誠之さん(SBI証券)、村瀬智一さん、佐藤勝己さん、小林大純さん(以上フィスコ)、和島英樹さん(ラジオNIKKEI)、坂本慎太郎さん(こころトレード研究所)。以下に紹介する業績グラフの(会)は会社予想、(ア)はアナリスト予想)

 まずは、「信越化学工業」と並びシリコンウエハで世界トップクラスを誇る「SUMCO(3436)」。IoT機器向けの拡大で、今年中にも世界のシリコンウエハ需要が生産能力を超過する見込みで、成長期待は大きい。

 工作機械では、NC旋盤やマシニングセンタなどを得意とし、海外売上比率が8割を超える「DMG森精機(6141)」が、景気回復の波に乗って業績を拡大させている。

 建機は、「コマツ(6301)」や「日立建機(6305)」といったメジャー株も狙い目だが、面白いのは建機の油圧回路に使われるフィルタで世界首位を誇る「ヤマシンフィルタ(6240)」。米国と中国の大手建機メーカーにも納入しており、特需の恩恵をダイレクトに受ける可能性がある。