個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!
2017年11月4日 ザイ・オンライン編集部

資産を1年で7倍にしたカブ知恵の藤井英敏さんが、
「短期間で資金を大きく増やす鉄則」を伝授!
移動平均線を使った売買のルールや注目テーマも紹介

少額資金からでも資産1億円に成り上がるのは夢ではない! カブ知恵の藤井英敏さんが伝授する「成り上がるための鉄則」を紹介!

ダイヤモンド・ザイの特集は「株で資産倍増計画」! 実際に“億超え”の資産を築いた投資家たちは、「億の資産をつくるには資産を爆発的に増やす時期が必要」と、口を揃える。実は、相場に追い風が吹くまさに今こそが、資産倍増の好機なのだ。特集では、今が好機と言える理由や、100万円から1億円を目指す投資手法、さらに、それを実現する2倍株56銘柄を紹介している。

今回はその中から、カブ知恵・藤井英敏さんによる資産倍増の鉄則を紹介。ダイヤモンド・ザイでは4つの鉄則を紹介しているが、ここではそのうちの一つを抜粋してみよう。

上昇トレンドに乗るのが何よりの鉄則!
「25日移動平均線」よりも株価が上の銘柄で勝負!

 ザイ・オンラインの連載「最下層からの成り上がり投資術!」でもおなじみのカブ知恵・藤井英敏さん。

 実は、2016年1月に身銭の100万円を投入し、日本株の短期売買で実際にどの程度まで増やせるのか、自ら検証していた(※検証でのルールは、資金の追加投入は一切しないこと)。その結果、資産はなんと1年間で7倍に! 2017年に入ってからも、資産はさらに3倍超に増えているという。

(※関連記事はこちら!)
⇒1年で資産を7倍にしたスゴ腕投資家の“損小利大”の売買履歴を全公開!デイトレからスイングトレードに切り替え、中小型株への集中投資が勝利のカギに!

 そんな藤井流・資産倍増の鉄則の一つは、上昇トレンドの株を買うことだ。多くの個人投資家は“高値づかみ”を恐れてか、上昇が顕著な銘柄に手を出さない。むしろ、下落中の銘柄に対して、「そろそろ下げ止まるはずだ」と触手を伸ばしがちだ。

 「おそらく安く買って高く売りたいという心理で、逆張り的に押し目買いを入れているのでしょう。ですが、効率的に儲けるなら、狙うべきは強い値動きをしている銘柄です」(藤井さん)

 具体的に言えば、日足チャートで5日移動平均線(5日線)と25日移動平均線(25日線)がともに上向きで、株価がそれらの上に位置している銘柄である。さらなる上昇を狙って順張りを仕掛けるわけだ。

 逆張りの場合は、下げ止まらなかったり、長く底ばいを続けたりしがちである。「特に5日移動平均線と25日移動平均線をともに下回っている新興市場の銘柄を保有し続けることは、自殺行為に近い」(藤井さん)

 その点、順張りの場合は、反落したら即座に損切りすることを前提とすれば、「好結果が出るのを辛抱強く待つ」という行動が無用。しかも、「上昇トレンドを描く銘柄の押し目を狙う」というスタンスに徹すれば、より確度の高い取引となる。

瞬間的に燃え上がる「イナゴタワー銘柄」は
逃げ遅れたら溺死するので注意せよ!

 ただし、ここで気をつけたいのは、瞬間的に“火柱高(=急激に株価が上昇すること)”となる一発屋の銘柄。投資家がイナゴのように群がって暴騰するものの、すぐに食べ尽くして他の畑(銘柄)へと移動を始めてしまうのだ。

 「その暴騰は、イナゴ投資家たちが作り出したイナゴタワー。思惑や期待だけで高騰して業績が伴っておらず、通常の投資尺度では超割高な状態。人気が離散したら、株価がどこまで下がるのか定かではなく、逃げ遅れたイナゴ投資家は、底なし沼に落ちて溺死するしかありません」(藤井さん)

 イナゴタワー崩壊の予兆は、株価の5日移動平均線割れだ。「25日移動平均線も割ったら、倒壊はほぼ確実」(藤井さん)という。相場が活況な局面では、こうしたイナゴ銘柄に飛び乗ってタワーの倒壊前に売り逃げればいいが、停滞している局面では近づかないのが得策である。

EV(電気自動車)など、国策関連銘柄の中で
値動きの強いものに的を絞れ!

 停滞していない銘柄を選ぶという意味では、“国策銘柄”に的を絞るのもいい。

 「例えば、政府が『経済財政運営の基本方針(骨太の方針)』で掲げた幼児教育や保育の早期無償化や、子育て支援、働き方改革といったテーマに関連する銘柄のことです。また、政府は第4次産業革命(インダストリー4.0)を目指す成長戦略を推進する方針で、人工知能(AI)やEV、ロボット、自動運転、フィンテック、医療・介護の効率化なども注目テーマに当たります」(藤井さん)

 もっとも、折々の相場でどのテーマが人気化するのかは予測が難しい。テーマ性の高い銘柄の移動平均線の向きや株価との位置関係をチェックし、勢いよく上昇しているものを選び出す作業が不可欠。

 そして無論、“国策銘柄”でも深追いは禁物。「25日移動平均線を割ったら躊躇せずポイするのが得策」(藤井さん)だ。有望なテーマに関連する株は、再び市場で人気化することも少なくない。その際には、再び仕掛ければいい。

 なお、そんな藤井さんが、2017年の会心のトレードだったという銘柄は「五洋インテックス(7519)」と「ディー・ディー・エス(3782)」だ。

 「五洋インテックス」は、インテリアテキスタイルやカーテンなどを手掛ける商社。年初から4倍になっていたが、売り板がスカスカだったため参戦。急騰後、好材料なはずのIRを発表した翌日の寄り付きから株価が弱く、そのタイミングで利益確定(以降急落)した。

 一方、生体認証ソフト・装置を開発する「ディー・ディー・エス」は、生体認証が注目を集めたタイミングで、出来高を伴って高値を更新したため、参戦。その後、5日線割れで利益確定している。後半の上昇は取り逃したが、ルール通りの売買に徹した。

(※関連記事はこちら!)
⇒資産1億円超の投資家3人が「サラリーマンでも1年で資産倍増」できる極意を伝授!「資産倍増」を可能にする売買ルールや銘柄選び、2018年の大化け株とは?