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【第14回】 2012年5月9日 ザイ編集部

ASEAN(東南アジア)株に投資したくなる3つの魅力

2008年のリーマンショック以降、先進国では経済の低迷が続いている。その一方で、新興国は、あっという間に成長軌道に戻り、高成長を続けている。そのなかでも、今、急激に存在感を高めつつあるのがアセアン(東南アジア諸国連合)だ。

6億人の人口を抱え潜在成長力はバツグン!

 シンガポール証券取引所プレジデントのガン・ショー・アンさんは、「アセアンには6億人もの人口が存在します。しかも、消費の牽引役となるミドルクラス(中間所得層)は、全体の10%に過ぎず、潜在的な成長力が高いのです」と語る。

 ソシエテジェネラルのアジア地区調査本部長のガイ・ステアさんは、「なかでも国民1人あたりのGDPが低い地域は、そのぶん経済成長の伸びしろも大きい。経済が成長すれば、株価も上昇し、投資対象としての魅力も拡大します」と説明。国選びも重要なポイントといえそう。

 一方、新興国の株式に詳しいグローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さんは国の体力について「欧州危機で先進国の財政問題が取り沙汰されていますが、アセアンには経済のファンダメンタルズが良好な国が多い」と評価する。

 アセアンの株式は、日本の証券会社経由で投資できる。今年に入り、ネット証券2社が参入したことでかなり身近になってきた。投信の本数も増え、投資環境が整った今こそ、アセアン株投資を始めるチャンスだ。

 なお、東南アジアの株をネットで買えるのは楽天証券、SBI証券、アイザワ証券など。以下、アセアン株の3つの魅力に迫る!