IPO株の攻略&裏ワザ情報!
2018年11月22日 ザイ・オンライン編集部

「IPO(新規上場)が当選しやすくなる」証券会社の
選び方を伝授! 優先すべきは、当選するまで資金が
不要な岡三オンライン証券、野村證券などの4社だ!

IPO(新規上場)株の「当選確率を上げるワザ」を紹介! 多数の証券会社に申し込んでIPOの当選確率をアップさせるために、IPOを申し込む証券会社の「優先順位」を付けよう!

短期間&低リスクで大幅な利益が狙えることから、IPO株の人気がますます高まっている! そこで、発売中のダイヤモンド・ザイの特集「IPOで株価10倍を狙え!」では、IPOで大きく儲けるための”3つのワザ”を紹介している。

今回は3つのワザの1つ、「IPO株の当選確率を上げるワザ」についての記事を抜粋して紹介しよう!

とにかくコツコツと申し込み続けよう!

 IPO株で約5500万円の利益を得た個人投資家のIPOストライカーさんは、IPO株投資について、次のようにアドバイスする。

 「IPO株は、申し込み続けるのがコツ。そのために、まずはIPOの仕組みを理解する必要があります」

 右の図は、上場が決まったIPO株をゲットするまでの流れ。まずは、IPOに詳しいWEBサイトなどで今後上場予定の企業を調べる。ザイ・オンラインにも、上場予定日や公開価格(投資家が購入する株価)の仮条件、取り扱っている証券会社などの情報が掲載されているのでチェックしてみよう。

【※関連ページはコチラ!】
⇒ザイ・オンライン「IPOスケジュール&取り扱い証券会社」

 「仮条件」とは、公開価格を決めるための参考価格。「1000~1200円」など幅をもって提示される。この仮条件をもとに、何円で何株買いたいかを投資家が申告する。これをブックビルディング(BB)と呼ぶ。申告で一番多かった株価が公開価格になるが、ほとんどの場合、仮条件の上限額になる。なので、IPOに当選するためには、仮条件の上限で申し込むのが正解。抽選の対象になるのは、公開価格以上の金額でBBした人のみだからだ。

 公開価格の決定までの流れは、どの証券会社でも同じだが、その後の流れが異なる。抽選が先か、購入の申し込みが先かが証券会社によって違うのだ。購入の申し込みが先の場合、申し込む時点で購入資金が必要となることが多いので、どうしても資金の拘束期間が長くなる。この資金の拘束期間の違いもIPO株に投資する際の重要なポイントなのだ。

 「IPOは年間で100件程度あります。さらに、IPO株を売り出すのは1社だけでなく、複数の証券会社になるケースがほとんど。IPOに多く申し込むには、資金管理が非常に重要です」

 たとえば、2018年6月に上場したフリマアプリを展開する「メルカリ(4385)」の場合は、大和証券をはじめとした9社が「幹事証券」となり、この9社から「メルカリ」のIPOに申し込むことができた。もちろん、多くの証券会社で申し込むほど当選確率は上がるのだが、購入の申し込みが先の証券会社でBBに参加すると、その時点で資金を入金する必要がある。つまり、抽選で外れても資金だけは拘束されてしまうので、その間、ほかの証券会社では申し込めず、資金効率が悪くなってしまう。一方、抽選が先の証券会社でBBに参加すると、当選するまで資金は必要なく、ほかの証券会社でも申し込めるので当選確率が上がるというわけだ

当選確率を上げるワザが使える証券会社も!

 下の表は、IPOを申し込める主な証券会社のリスト。前述のように注目ポイントは「当選まで資金が必要かどうか」だ。「当選まで資金が必要ない」のが、優先度1位のグループで、IPOに当選するまで口座に資金を入れる必要がないので当選確率が上げられる。まずは、この4社(岡三オンライン証券野村證券松井証券ライブスター証券)の証券口座を優先して申し込もう。

【IPOを申し込む証券会社の優先順位をつけよう!】
優先順位 IPO取り扱い実績(銘柄) 当選まで
資金が
必要ない
NISA
利用
2016年 2017年 2018年
優先度1位 ◆岡三オンライン証券
6 23 36
【抽選への配分】
◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ! 岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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◆野村證券
30 23 25
【抽選への配分】抽選10%以上、その他90%未満 【抽選方式】1人1票 【特徴】ネットでの抽選割合は10%と小さいが、主幹事銘柄数が多いため、配分される株数は多い。
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野村證券の詳細サイトはこちら
◆松井証券
11 14 4
【抽選への配分】抽選70%、その他30% 【抽選方式】1人1票 【特徴】2018年9月から申し込み手順が変更になった。IPO当選までは、口座に資金が不要になった。
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◆ライブスター証券
0 7 3
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1人1票 【特徴】2018年のIPOの取り扱いは3社のみだが、3銘柄の初値は、RPAHDの4倍をはじめ、3.4倍、2.9倍になった。
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 次に優先したいのがSBI証券。抽選に外れると「IPOチャレンジポイント」というポイントが加算されるからだ。申し込んだ株数に関わらず、落選すれば1銘柄につき1ポイントがもらえる。これは、IPO抽選の優遇を受けるためのポイント。ポイントを多く使うほど、IPOに当選しやすくなる。

優先順位 IPO取り扱い実績(銘柄) 当選まで
資金が
必要ない
NISA
利用
2016年 2017年 2018年
優先度2位 ◆SBI証券
75 83 70 ×
【抽選への配分】抽選70%、ポイント抽選30% 【抽選方式】1単元1票 【優遇抽選】落選ポイント 【特徴】IPOの取り扱い実績が最も多い。IPOに落選すると、IPOの当選確率が高くなるポイントは付与される。
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口座開設はこちら

 「ただし、IPOが人気化し、当選のために必要なポイント数が高くなっています。人気のIPO株であれば、250~360ポイントは必要でしょう」(IPOストライカーさん)

 SBI証券のIPOの取扱数は、1年間で約80銘柄。つまり、ポイントを使って、人気のIPO株に当選するためには3年以上かかる。しかし、当選確率を高められるので、申し込み続ける価値はある。

「1人1票制」を採用する証券会社を優先しよう!

 さらに確率を上げるために、上記の5社に加え、申し込み者1人に対して、抽選権を与える「1人1票制」を採用している証券口座を狙う。単位株数ごとに抽選権が与えられる「1単元1票制」だと、申し込む株数が多いほど有利になるので資金力の勝負になるからだ。

 ただし、下の表に挙げた会社は、実質すべて「1人1票制」なので、IPOの取り扱いが多い証券会社で優先的に申し込もう。

優先順位 IPO取り扱い実績(銘柄) 当選まで
資金が
必要ない
NISA
利用
2016年 2017年 2018年
優先度3位 ◆SMBC日興証券
64 71 53 ×
【抽選への配分】抽選10%、その他90% 【抽選方式】1人1票 【特徴】取り扱い銘柄数が多い。IPO株の配分数が多い主幹事証券となることも多いので、要チェック。
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◆岩井コスモ証券
25 39 28 × ×
(※1)
【抽選への配分】抽選(ネット)10%、店頭&電話90% 【抽選方式】1人1票 【特徴】店頭と電話での取引の場合、BB時に資金が100万円以上必要などの条件もある。
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◆大和証券
34 41 22 ×
【抽選への配分】抽選15~25%(完全抽選、優遇抽選の合計)、その他75~80% 【抽選方式】1人1票 【優遇抽選】取引実績(※2) 【特徴】個人への配分予定が20億円以上の場合、完全抽選が10%、20億円以上の場合、15%に。優待で優遇ポイントも。
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◆カブドットコム証券
20 15 17 ×
【抽選への配分】抽選100%(100%でない場合は事前にHPで公表) 【抽選方式】1人1票 【特徴】三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受けるIPOも申し込み可能。ただし、一部取り扱わない銘柄もある。
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◆GMOクリック証券
2 0 0 ×
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1人1票 【特徴】GMOグループの上場時に強み。現在、上場子会社は9社だが、子会社が多いため、今後の上場が期待できる。
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◆マネックス証券
46 49 38 ×
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1単元1票(実質1人1票) 【特徴】配分数より応募者が多いと、1単元のみの応募に。仮に1単元分を抽選不要で分配可能な場合、2単元目のみ抽選。
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◆楽天証券
8 7 4 × ×
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1単元1票(実質1人1票) 【特徴】現在、申し込み上限株数が100株なので、抽選確率は1人1票制と同じ。2018年よりIPO引き受け事業を強化している。
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◆みずほ証券
52 60 55 ×
(※3)
【抽選への配分】抽選10%以上、その他90%未満(※4) 【抽選方式】1人1票 【特徴】取り扱い銘柄数が多い。店頭での取引の場合、当選まで資金は不要だが、ネットでの場合は必要。
※1 ネットの場合。店頭では利用可。※2 「取引実績」もしくは「預かり資産評価額」。※3 ネットの場合は抽選参加に資金が必要。※4 ネットのみ完全抽選。

 なお、資金移動の手間を省くため、事前に証券会社に資金を振り分けておくのがおすすめ。2018年のIPOの公開価格を見ると、1単元が30万円以上だったのは69銘柄中、9銘柄のみ。つまり、30万円の入金で、ほとんどのIPOに申し込めたことになる。ここで紹介した優先順位で証券口座を開けば、90万円の資金で8社からIPOを申し込むことができるのだ。

 ちなみに、NISAを活用すれば、値上がり益が非課税になるので、NISA口座を開いている証券会社での申し込みを優先しよう!

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