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【第24回】 2012年6月4日 ザイ編集部

値動きの2倍儲かる!? インデックスなのにハイリターン可能なETFとは?

レバレッジ型ETFの効果的な使い方と注意点

この4月に上場したばかりの「レバレッジ型ETF」。対象株価指数に対し2倍の動きを見せるこの新しいETFの効果的な使い方を紹介しよう。

ローリターンのインデックス投資が激変

 プロ級の取引をめざす上で欠かせないブル・ベア型。オプションや先物を使って、基準となる指数の値動きを大幅に上回る投資成果を狙う戦略だ。今回の上場にあたって、ブルはレバレッジ型、ベアはインバース型という呼び名で、新しい指数が作られている。

 ETF市場がスタートした当初は株価指数連動型が中心だったが、「株とは異なる値動きをする商品を求める投資家のニーズに応えて、08年6月にコモディティ分野の金ETF、12年4月に日本初のレバレッジ型とインバース型のETFが上場しました」(東証上場推進部課長の木村亮太さん)。

 韓国や米国でもニーズは高く、ブル・ベア型のETF上場をきっかけに、ETF市場の取引高が大幅に伸びたという。これはしっかりと使いこなしたいもの。

日経平均か、TOPIXに連動する2本から選ぶ

 ここではレバレッジ型ETFのプロ級の使い方を考えよう。

 現在売買できるETFは2本あるが、基本的なしくみは同じ。TOPIX(または日経平均)の日々の変動率の2倍になるように算出されている指数とほぼ連動して動く。

 そこでTOPIXや日経平均が「上昇する」と見込める時に、どちらかのブル型を買えば資金効率を2倍に高めることができる。

 東京市場全体が上昇すると見るならTOPIX型を、日経225に組み込まれた大型株中心に上昇すると見るなら日経平均型を買えばいい。