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2021年5月20日 ザイ編集部

「5年後の高配当株」ランキングのベスト5公開! 現在の
「株価」と、配当増加率で算出した未来の「配当」による
“5年後の配当利回り”ランキング第1位はタマホーム!

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いま投資すると5年後に高配当を得られる「5年後の高配当株」ランキングのベストを公開!

5月20日発売のダイヤモンド・ザイ7月号は、特集「5年後の配当を大予想!【未来の高配当株】」を掲載! この特集では、上場企業・約3800社(一部、足切り条件に引っかかった銘柄を除く)を対象として、過去の「配当増加率」から将来の「配当金」を予想して、いまから投資しておくと5年後には配当利回りが大幅にアップしそうな銘柄を紹介している。その中には、現時点の配当利回りは平凡でも、5年間持ち続けるうちに配当利回りが数倍に膨れ上がる見通しの銘柄もあるので、長期で持てる高配当株を探している人は必見だ!

特集内では、5月6日時点の株価で算出した「5年後の配当利回り」の予想が高い銘柄を、ランキング形式で100位まで公開している。今回は、そのうちの上位5銘柄を抜粋するので、投資の参考にしてほしい!
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いま買って、保有し続けるうちに配当利回りが上がる
「5年後の高配当株」に注目しよう!

5年後に配当利回りがアップする株を探せ!

 通常、配当利回りは「1株あたりの年間配当金(以下、1株配。最新の会社予想ベース)÷株価」で計算する。配当利回りが3~4%台なら高いほうだが、なかには10%前後、もしくはそれ以上の超高利回りな銘柄もある。
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 だが、目先の配当利回りだけを見て投資すると、失敗することもある。高配当株の中には、業績不振で株価が下がっているために配当利回りが跳ね上がっているが、実際には減配リスクが高い“ダメ企業”も含まれているからだ。

 せっかく高配当株を買うなら、長く持っている間に、配当利回りがどんどん上がっていくような銘柄を選びたい。もし、いま買った株をそのまま保有し続け、5年後にもらえる配当金が増えていれば、配当利回りは買ったときよりも高くなる。ここでは、そんな5年後に高い利回りになる株を「5年後の高配当株」と呼ぶことにする。

 ダイヤモンド・ザイは「5年後の高配当株」を探るべく、クォンツリサーチの西村公佑さんに協力してもらい、すべての上場企業(約3800社)の「5年後の1株配」を予想。さらに、その「5年後の1株配」を現時点(5月6日時点)の株価で割って、「5年後の配当利回り」を算出した。

 「5年後の1株配」を予想するにあたって、西村さんが着目したのは「直近5年間の配当金の伸び」だ。「配当を増やせた企業は、利益も伸ばしている“生きたビジネス”をやっている可能性が高い。加えて、株主還元を重視し、今後の業績に自信があることも示唆しています」(西村さん)

 多くの経営者は、市場の評価が下がる減配をしたくない。無理な増配は、その後の減配につながりかねないので、今後の業績に自信がないと配当は増やせないのだ。

 「5年後の1株配」を基に算出した「5年後の配当利回り」が高い銘柄を今から買っておけば、5年後に高い配当金を受け取れる可能性が高い。そこで、ダイヤモンド・ザイ7月号では「5年後の配当利回り」の予想が高い順に、ランキングを作成した。なお、ランキングを作成するにあたっては、以下の条件を設定し、一部の銘柄を足切りしている。

 一つ目の条件は「配当性向70%未満」であること。配当性向が高いということは、株主に利益の多くを還元していることを意味するが、あまりに高すぎる企業は、無理して配当を出し続けている可能性がある。そういった企業を足切りするため、「配当性向70%未満」という条件で対象を絞った。

 二つ目の条件は「時価総額が300億以上」であること。企業の規模が小さすぎると、経済危機などがあったときに、売上高が急減して減配につながるリスクもある。そのため、ある程度の規模の企業のみランキング対象とした。

 また、不動産や子会社売却などの特別な利益で、一時的に大きく配当を増やした企業もある。その場合、そのままの伸び率で「5年後の1株配」を計算すると、その企業の実力以上の評価につながる。それを避けるため、1回の配当増加率は50%を上限に。加えて、過去に減配した企業は今後の減配リスクも高めなので、ペナルティとして配当の減少率を2倍にして計算した。

「5年後の配当利回り」ランキングを上位5位まで公開!
アナリストの投資判断も参考に銘柄を選ぼう!

 ここからは、上記の手順を踏んで導きだした「5年後の配当利回り」ランキングの上位5銘柄を紹介しよう。ランキングには、アナリストによる「投資判断」もつけている。この投資判断は「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で、銘柄の実力を評価するものだが、足元の投資判断ではなく、今後5年間を見越したうえでの評価となっているので注意してほしい(※投資判断をしてくれたのは、クォンツ・リサーチの西村公佑さん、フィスコの小林大純さん、株式アナリストの仲村幸浩さん)。

■「5年後の配当利回り」ランキング!ベスト5

  5年後の
配当利回り
今の
配当利回り
今期配当
(5年後配当)
配当性向
(時価総額)
投資判断
1位  タマホーム(東1・1419)
20.96% 3.61% 90円(522円) 51%(733億円) 中立
【分析コメント】連続増配株で株主還元に積極的だが、自己資本比率が低い。
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2位  淺沼組(東1・1852)
20.59% 5.53% 250円(931円) 50%(365億円) 強気
【分析コメント】中堅建設。効率経営の徹底や積極的IT投資などを評価。
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3位  長谷工コーポレーション(東1・1808)
14.91% 4.65% 70円(225円) 41%(4530億円) 強気
【分析コメント】マンション建設首位。施工シェア拡大で長期成長へ。
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4位  エイベックス(東1・7860)
13.17% 8.18% 121円(195円) 35%(671億円) 弱気
【分析コメント】音楽ソフト大手。本社ビル売却による特別利益で増配を実施するも、ライブ開催自粛の影響で業績不振が続く。
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5位  エフティグループ(東J・2763)
12.76% 4.65% 63円(173円) 51%(434億円) 強気
【分析コメント】情報通信機器販売。OA機器から光回線、小売電力、ウェブサイト構築まで幅広く商材を扱う点に強み。ストック売上比率向上とともに、収益拡大傾向。株主還元にも積極的。
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※ データは2021年5月6日時点。1株配は会社予想。会社予想がない銘柄はクォンツ・リサーチ予想。

 ダイヤモンド・ザイ7月号の誌面では100位まで紹介しているが、ここではそのうちの上位5位を抜粋した。投資判断を見ると、ランキング上位になっているからといって、必ずしも「買い」「強気」ではなく、投資に慎重になるべき銘柄もあることがわかるだろう。利回りに加えて、投資判断も参考にしたうえで、投資対象を探してみてほしい。
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ザイ7月号

 今回は、5月20日発売のダイヤモンド・ザイ7月号の特集「5年後の配当を大予想!【未来の高配当株】」から、一部を抜粋した。

 ダイヤモンド・ザイ7月号大特集は「11人の億り人に学ぶ!【1億円】までの株入門」! この特集では、株で46億円の利益を稼ぎ出した個人投資家・テスタさんをはじめ、株で億単位の資産を築いた”億り人”11人のインタビューを掲載。投資スタイルや銘柄の選び方などを詳しく聞いているので、株式投資をしている人なら参考になるはずだ。

 ほかにも「【最新決算】で買える株34」「斎藤幸平さん・北野一さんスペシャル対談・株をやるうえで知っておきたい【世界&日本経済の問題点】」「実家の空き家、真に”活かす”方法は?」「新興国株投信はアジア3カ国で決まり!」「親が老いる前に話し合うべき3つのこと」など、注目の特集が満載!

 さらに、別冊付録で「株主優待名人・桐谷広人さん【米国の10倍株】に分散投資!」も付いてくる! 10倍株の見極め方や、さまざまなタイプの10倍株をピックアップしているので、米国株に興味があるなら参考にしてみよう。