ネット証券会社比較
2014年1月10日 久保田正伸

【松井証券のおすすめポイントは?】
1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)!
その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介

【2020年4月28日情報更新】

松井証券は、1948年に証券業に登録した老舗の証券会社。インターネット取引「ネットストック」を開始したのは1998年のこと。以来、「預株」「無期限信用取引」「一日信用取引」など、業界に先駆けて独特なサービスを打ち出してきた。他の証券会社とはひと味違う個性的なサービスを提供しており、ぜひ、松井証券に口座を開設して、そのメリットを享受してほしい。ここでは3つの個性派サービスを紹介しよう。

【松井証券おすすめポイント1】
→フル活用したい「無料」サービス

◆1日50万円以下の株取引は手数料なし

松井証券には、「無料」で利用できるサービスがいくつかある。具体的には、以下の通りだ。

■松井証券の「料金無料」サービス
項目 詳細
現物株式の売買手数料 1日の約定代金の合計が50万円まで無料
制度信用取引・無期制限信用の売買手数料 1日の約定代金の合計が50万円まで無料
1日信用取引の売買手数料 新規・返済の「日計り取引」は無料
(買い方金利・貸株料ともに、1注文約定100万円以上0%、100万円未満1.8%)
投資信託の買付手数料 すべての取り扱い投資信託で無料
(ブルベア型を除く)
NISA口座の売買手数料 現物株、ETF/ETN、REITの取引で無料
※2020年4月25日時点

 たとえば、松井証券の場合、現物株や信用取引の手数料は、1日の約定代金が50万円までならば無料。これは他の証券会社には見られないサービスだ。たとえば、「ETFを毎月1万円ずつ積み立てよう」と考えた時に、毎月手数料無料で積み立てができるのだ。長期的に考えればコストの大幅節約ができる。

◆信用取引ならデイトレーダー御用達

 2013年から信用取引では、1日の中で実質的に同一資金による回転売買が可能になった。そこで、デイトレーダーに大人気となったのが「一日信用取引」だ。

 「一日信用取引」はデイトレードならば、新規建て、返済手数料が無料となるサービスだ。金利に関しても、買い方金利が1.8%と業界最低水準で、さらに約定金額が100万円以上ならば金利は0%に引き下げられる。

 一般信用取引では、売り建てもできる点が特徴だ。2020年4月28日時点では955銘柄の売り建てができる。制度信用取引では、売り建てできない銘柄についても、空売りできるチャンスが広がっている。

◆投資信託はすべて販売手数料無料!

 2016年11月より、新たに投資信託の販売がスタート。取り扱う投資信託はすべて販売手数料無料のノーロード投信となっている(ブルベア型を除く)。

 さらに、投資信託の組み合わせに頭を悩ませる人のために、ロボアドバイザー「投信工房」が無料で投資信託のポートフォリオ作りをサポートしてくれるのもメリット。松井証券の公式サイトでは、口座を持っていない人でもロボアドバイザーを体験できるので、気になる人は試してしてみるといいだろう。

◆NISA口座無料はキャンペーンでなく「恒久」

 NISA(少額投資非課税制度)口座の場合は、現物株の売買手数料が恒久無料。一般的に他の証券会社が、当初の1年間のみキャンペーンで無料となっているため、松井証券はお得感がある。 

【松井証券おすすめポイント2】
松井証券の株アプリは海外指数の種類が豊富で
チャート画面では比較チャートも表示可能!

松井証券の「株touch」は、国内株の取引に加えて、先物・オプション取引にも対応しているスマホ用の株アプリ。また、国内株では松井証券が扱っている当日が返済期限の「一日信用取引」にも対応。いずれの取引も、トップページの「スピード注文」ボタンから板情報のタップだけでスピーディに発注することが可能だ。

 マーケット情報では海外指数が14種類と、今回紹介した7社の株アプリで最多なのも「株touch」の特徴。NYダウやNASAQはもちろん、S&P500、ドイツのDAX指数なども表示される。国内指数では、今年設定されて注目度の高いJPX日経400にも対応している。なお、海外指数は終値のみの表示になる。

松井証券の株アプリ/株touchの公式サイトはこちら
 
松井証券の株アプリ/株touchの公式サイトはこちら
1ティック~月足まで、7種類のチャート表示が可能。トレンドラインを引く際は、右下のボタンをタップする。   比較チャートを表示したところ。比較チャートでは、1分足~月足までの期間選択ができる。  
■松井証券のスマホ用株アプリのデータ
項目 詳細
アプリ名
(アイコン)
株touch
対応機種 Android、iPhone、iPad、iPod touch
対応取引 現物、信用、一日信用、先物・OP
注文機能 通常、逆指値、OCO(追跡指値)/ 板注文○
個別銘柄情報 チャート、気配値、ニュース、株価詳細
チャート機能 移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、ヒストリカルボラティリティ、信用残など12種 / 横画面表示○
マーケット情報 国内7種類、海外13種類、為替10ペア
ランキング 市場別、値上げ・値下げ、ストップ高・安、新高安値、出来高、売買代金、信用残、信用倍率など
銘柄登録 400銘柄(20銘柄×20)/ PC同期×
ニュース 市況ページ、個別銘柄ページ
入出金
その他 お気に入りメニュー設定が可能
※2018年10月25日時点

【松井証券おすすめポイント3】
使える個性派投資情報!

 「QUICKリサーチネット」は、有料情報として提供している他社もあるが、松井証券ならば無料で見られる。企業業績については、会社予想、QBR(QUICK企業研究所)予想、QUICKコンセンサス予想が掲載されており、企業によっては3期分まで予想が掲載されている。アナリストによる企業レポートも読める。

 「チャートフォリオ」は2つのコンセプトから銘柄を見つけるツールだ。ひとつは、25種類のチャートの形から探す方法。もうひとつは、400以上のオリジナル業種から探す方法だ。これから上昇しそうなチャート形の銘柄を見つけたり、「電子書籍」関連銘柄といった、具体的な業種分類から探したりできる。

 「テーマ投資ガイド」は、テーマ株探しにもってこいのツール。キーワードを選ぶと、関連するニュースと銘柄の詳細を確認できる。キーワードは、すでに用意されたランキングから選ぶか、フリーワードで自分で入力する。ニュースは毎日約400本を配信し、ボリンジャ―バンド等のテクニカルシグナルが発生した銘柄をまとめたニュースなども配信される。

松井証券の「テーマ投資ガイド」画面松井証券の「テーマ投資ガイド」を使い「円高メリット」関連銘柄で銘柄を検索。関連銘柄が表示され、ニュースもすぐ読める。
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 会員向けの投資情報には、上記のほかにもデイトレーダー必見の人気銘柄ランキングがある。それが「デイトレ適性ランキング」と「デイトレ人気ランキング」だ。「デイトレ人気ランキング」は毎日18時頃更新されるデイトレードの売買代金ランキングで、会員以外でも無料で見ることができる。一方、「デイトレ適性ランキング」は値幅が大きく、流動性が高いデイトレ向きの銘柄について、取引時間中に10秒~1分間隔で更新されるランキングで、こちらは会員であれば無料で見ることができるので、デイトレードをする際には活用してみよう!

【松井証券おすすめポイント4】
最新トレードツール

 「ネットストック・ハイスピード」は、無料で利用できる最新トレードツールだ。株取引、先物・オプション取引に対応している。注文機能、銘柄一覧、チャート、歩み値情報などがオールインワンパッケージされている。各社のトレードツールと比べても最新型といえるツールだ。

松井証券松井証券トレードツール初心者ならば、まずは「株式Trading Center」を開いてみよう。銘柄一覧、気配板、チャート、注文機能がひとつにまとまっている。
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 機能の特徴のひとつが板発注だ。売り気配・買い気配の価格、注文数量が並んだ気配板上で、注文数量を設定しておき、あとはマウスだけで発注や注文訂正ができる。操作がとてもシンプルで、初心者から上級者までおすすめ。

 注文機能では、逆指値、追跡指値(逆指値と通常指値の同時発注)といった特殊注文も発注が可能だ。特に逆指値の場合、気配板上(株式スピード注文)からでも発注・注文訂正・取消が簡単にできる。

 また、シンプルに、買い気配・売り気配の2つの価格だけを見ながら注文を出す「株式2WAYスピード注文」機能もある。FX取引に慣れた人なら、こちらの方が注文が出しやすいかも。