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2016年4月7日 ザイ編集部

株式投資の王道は「割安で買う」ことだ!
割安度の代表的指標2つ、PERとPBRの使い方と
日経平均とPER、PBRを絡めたチェック法も紹介

株で儲けるために重要なことは、割安な時に買うことだ。一般的に株価の割安度を測る指標としては、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)が双璧だが、果たしてどちらを重視すべきなのか。

実数値の1株純資産を使うPBR重視が賢明!
予想利益を使うPERは下方修正で一気に割高に

 まずはPER(ピーイーアール)。これは、利益に対しての割安度をみるもので、株価を今期の予想1株益で割って算出。今期の1株益を何年間続けたら株価と同じになるのか(言い換えれば株価は今期の1株益の何倍か)を表している。つまり、PERが15倍とは、株価は15年分の利益と同額ということで、この数値が低いほど割安だ。

 一方のPBR(ピービーアール)は、資産に対しての割安度をみるもので、企業が保有する現金や不動産などの1株純資産で割って算出、理論上は株価が保有資産の額を下回ることはないので、1倍以下はありえない割安度となる。

 この2つのうち、どちらを重視して割安度を測るのがいいのか。図を見て欲しい。

これは日経平均とそのPER、PBRの推移だ。このグラフからは、PBRのほうが日経平均の値動きと連動しており、割安度の測定には有効のようだ。その理由としては、PERで使う1株益は会社予想のため黒字から赤字へ大きく変化することがある一方で、PBRで使う1株純資産は過去からの蓄積の実数値のため急激な変化が起こりにくいことがあげられる。

 業種にもよるがPBRを重視し、PERも確認するのが有効だ。また、PBRは大型株の割安度を見る時に使うことが多いが、実は業績予想が大きく変動したり、赤字でPERが出せない新興株の割安度を見る時にも役立つことも覚えておいてほしい。