株式投資で儲ける方法&注目銘柄を大公開!
2016年5月27日 ザイ編集部

いまは「過去最高益を更新する銘柄」を狙え!
過去2期連続で上方修正した乃村工藝社など
今期も業績上ブレと最高益を目指す3銘柄を紹介!

日本株全体が厳しい環境のなか、注目すべきは「最高益を更新」する銘柄。ただ、こうした環境下では、上場企業はどうしても控えめな予想を発表しがち。今回は、その中でも過去2期連続で業績を上方修正した「期初予想が控え目で今期も上ブレが濃厚」な最高益更新株と「期初予想が最高益で今期もさらに上ブレが濃厚」な最高益更新株をセレクトした。

会社の業績予想には強気や弱気の癖がある!
期初の減益予想から上方修正で最高益更新も

 前期、前々期と2期連続で上方修正を発表していることから、今期も上振れが期待できる株、すでに今期予想が最高益で上振れ、さらに最高益の更新が狙える株と予想は減益でも上振れで最高益を狙える株を選んだ。

 上場企業の多くは、前期の決算発表で今期の業績予想を公表している。いわゆる期初予想と呼ばれるものだ。

 そして期が進むうちに予想値との間に30%以上の違いが生じた場合などは、修正値の開示が義務づけられている。それが業績予想の上方・下方修正だ。例えば2016年3月期は、第4四半期に円高になったことや、原油安が進んだことが災いし、多くの企業が下方修正を余儀なくされた。

狙うべきは控えめな期初予想から最終的に上振れする株。安易に企業の強気予想を信じると下方修正で株価が大幅下落という最悪な結果に。

 一方、こうした外部環境の悪化をものともせず、2期連続で業績を上方修正し、さらに今期も上振れで着地する可能性が高い企業も存在している。

 「期初時点で今期が最高益の予想で、さらに上振れする可能性が高いとなれば、株価が上昇する確率はかなり高いでしょう」(SBI証券・藤本誠之さん)

 特に近年は業績が未達となると株主から経営責任を追及されるので、特に大企業の場合は期初予想が保守的になりがち。だが、企業によって傾向が異なるのも事実。

 上方修正の常連組や下方修正の常連組が存在しており、前者はあえて控えめな期初予想を公表し、いざフタを開けてみれば上振れでの着地という筋書き。これに対し、強気の期初予想を掲げたものの、下振れでの着地となるのが後者である。

 「たとえばソニー(6758)は強気予想の常連として知られ、2015年3月期、2016年3月期と2年連続で下方修正を発表。発表直後は株価が大きく下落しました。一方で、常に控えめな予想に徹する企業もある。当然、狙うべきは、手堅い予想で最高益や、最高益に近い数字の銘柄。しかも不思議なことに業績予想の癖については、毎年のことでも株価には織り込まれていないケースが多い」(藤本さん)

今期は減益予想を出している東急建設は
前期は上方修正で利益も配当も2倍に!

 連続で上方修正を遂げるには、期初予想が保守的であるとともに、足元のビジネスが非常に好調であることが不可欠。JAC Recruitment(2124)は人材紹介で準大手クラスだが、外資系企業に強いことを武器に高成長を遂げている。

 ディスプレイ施工の乃村工藝社(9716)も前期は上方修正で最高益を更新。インバウンド需要も追い風だ。

 渋谷の再開発という大掛かりなプロジェクトを手掛ける東急建設(1720)は、前期は2度の上方修正を実施して、利益、配当ともに期初予想から2倍以上に増額。しかも同社のPERや配当利回りは、大成建設(1801)など大手ゼネコンと比較しても割安な水準で、株価の上昇余地は大きい。