伊藤忠商事
創業者である伊藤忠兵衛の姓名に由来している。1858(安政5)年、初代伊藤忠兵衛が、大坂経由、泉州、紀州へ麻布の行商を開始(伊藤忠商事創業年)。1872(明治5)年、呉服太物商「紅忠」を創立。1893(明治26)年、「伊藤糸店」を開店。1914(大正3)年、個人経営の組織を改め、「伊藤忠合名会社」を設立。1918(大正7)年「伊藤忠商事」を創立し、現在に至る。
関連ニュース
第45回
伊藤忠・岡藤会長が常に社員へ求めること、新事業の発掘より大事なことは?
野地秩嘉
トレーディングから事業投資型にかじを切った時期は90年代後半から2000年代だが、事業投資の価値に気づいたのはそれより以前のことになる。

第44回
伊藤忠を業界トップに押し上げた、総合商社の「ビジネスモデル」大変化
野地秩嘉
三井物産に勤めていた小林敬幸の著書には1990年代後半から2000年代にかけて総合商社が業態を変え、トレーディングから事業投資が主体となったことが書いてある。さらに、競争の指標が、単体決算の売上高から連結決算の当期純利益になったのは、総合商社の業態が変わったためだとしている。

#3
5大商社食料部門「社内序列と人事」のリアル…三菱商事は伝統部門、三井物産は出世困難
ダイヤモンド編集部,山本興陽
総合商社で食料部門の「社内序列」は各社によって差がある。例えば三井物産では「食料部門からの出世は困難」だ。三菱商事や伊藤忠商事、住友商事、丸紅で、食料部門はどんな位置付けなのか。五大商社の食料部門の「社内序列と人事」を探った。

#2
三菱商事・三井物産連合に伊藤忠・住商が対抗、砂糖業界“異例の”再編劇と「次の再編業界」
ダイヤモンド編集部,山本興陽
ライバル商社同士が手を組む“異例の再編”が砂糖業界で相次いでいる。2021年に三菱商事系と三井物産系が合併し、23年には伊藤忠商事系と住友商事系が経営統合を行う予定だ。商社主導による「次なる再編業界」も浮かび上がる。

#1
三菱商事も参戦「サーモン陸上養殖」、商社の競争過熱もスシロートップがダメ出しの悲哀
ダイヤモンド編集部,山本興陽
総合商社が「サーモン陸上養殖」に熱を上げている。三井物産や伊藤忠商事、丸紅に続き、三菱商事も参入を表明した。しかし、回転ずし最大手のスシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIESのトップからは“ダメ出し”の声が上がる。商社の食料部門が抱える“悲哀”の象徴だ。

予告
三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅…資源バブルで最高益の裏に「食料部門の悲哀」
ダイヤモンド編集部,山本興陽
“資源バブル”に沸く総合商社。2022年3月期決算で各社は最高益をたたき出した。絶好調の裏で“悲哀”ムードが漂うのは、「非資源の大黒柱」と位置付けられている食料部門だ。インフレが進み日本の食料調達が不安視されることで重要度は高まっているはずなのに、どこかさえない。ライバル商社同士で手を組む異例の再編劇や、部門の社内序列などを通じ、商社の食料部門の実態に迫る。

第43回
伊藤忠が「商社冬の時代」から復活できた理由、汚れ役を担った2代社長の勇断
野地秩嘉
商社は自ら変わらざるを得なくなった。これまでも環境の変化に合わせて仕事を変えてきたのが商社の姿であり、本質だからだ。各総合商社は、1990年代の後半からバブル崩壊後の清算を急ぎ、体質改善を進めていった。不良資産を処理し、加えて人員を減らしていった。

#3
住友商事、豊田通商、伊藤忠…量子ベンチャーへの出資・提携を急ぐ「商社の思惑」
ダイヤモンド編集部,大矢博之
住友商事、豊田通商、伊藤忠商事……。商社が国内外の量子ベンチャー企業に出資、提携する動きが活発化している。商社は量子産業をどうビジネスに結び付けようとしているのか。量子ベンチャーとの出資・提携を急ぐ商社の思惑を探った。

第42回
伊藤忠の「資源ブーム乗り遅れ」を招き、岡藤会長が再発防止を誓った失敗とは
野地秩嘉
岡藤正広が繊維部門の営業に出た1979年、アメリカで一冊の本が出た。ハーバード大学の社会学者エズラ・ヴォーゲルが書いた『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』である。同書は1カ月遅れて日本で翻訳本が出て、最終的に70万部のベストセラーになった。

売上高が大きい会社ランキング2022【トップ5】ホンダ、三菱商事、NTTの序列は?
ダイヤモンド編集部,鈴木崇久
一つの財務指標に焦点を当て、知っているようで意外と知らない企業間の序列をお伝えする本ランキング企画。今回は、損益計算書(PL)の最も基本的な指標である「売上高」を取り上げ、全上場企業(金融業を除く)を対象にランキングを作成しました。

売上高が大きい会社ランキング2022【1000社完全版】
ダイヤモンド編集部,鈴木崇久
一つの財務指標に焦点を当て、知っているようで意外と知らない企業間の序列をお伝えする本ランキング企画。今回は、損益計算書(PL)の最も基本的な指標である「売上高」を取り上げ、全上場企業(金融業を除く)を対象にランキングを作成しました。

第41回
伊藤忠・岡藤会長が教える、ビジネスの成功に必要な「2つのこと」
野地秩嘉
伊藤忠会長の岡藤正広は、伊藤忠パーソンがやるべき仕事とは「マーケットインとイニシアチブだ」と言っている。消費者の立場になってイノベーションを考えることがマーケットインであり、イニシアチブを握れば独占に近い立場となり、肥沃(ひよく)な市場の創成者になることができる。

#9
最新決算「6大数値」ランキング2022年度版!予想売上高、ROE…3冠を果たした企業は?
ダイヤモンド編集部,竹田孝洋
今期2022年度決算は「コロナ禍からの回復」と「原材料高による収益圧迫」が綱引きをする決算となる見通しだ。採算悪化を克服して高水準の収益を上げる企業はどこか。決算に基づく六つのランキングであぶり出す。

#8
三菱商事「王座奪還」の余裕と難題、伊藤忠や三井物産に見劣りする資産の“質”
ダイヤモンド編集部,大矢博之
資源高と円安で絶好調の商社業界。業界王座を奪還した三菱商事の決算は、新旧社長への配慮もにじむ余裕すら感じさせた。しかし資産の“質”を比べると、王者の難題が浮かび上がる。

#21
三菱商事vs伊藤忠「5年後の勝者」をデータで大予測!資源高で商社首位攻防戦に異変
ダイヤモンド編集部,竹田幸平
2022年3月期決算で最高益が相次いだ総合商社。資源高を追い風に足元は絶好調だが、実は資源分野の比重によって今後、業界の首位攻防戦にも大きな影響が出そうだ。今後5年の予想純利益データに基づき、新たな勝者を予測した。

第40回
伊藤忠・岡藤会長が耳をすませた帝国ホテルでの母娘の会話、大儲け波乱万丈ドラマ
野地秩嘉
帝国ホテルで展示会を開いた英国屋は高級紳士服のテーラーで、創業は戦前の1940年。銀座にある本店のほか、全国に9店舗を擁している。英国屋でスーツを作ろうと思ったら、安くても1着で20万円はかかる。シャツを作るのだって2万円以下ということはない。

第39回
伊藤忠・岡藤会長の出世の転機となった「東京出張の1日延長」
野地秩嘉
東京大学経済学部を卒業した岡藤正広が伊藤忠に入社したのは1974年のことだった。生まれたのは大阪。実家は卸売商である。戦地から復員した父親が戦後、百貨店の食堂に野菜などを卸す仕事を始めたのだった。商売は悪くはなかったが、大金をためるほどではなかった。鮮魚や青物の卸売商は市場の仕入れは掛けで買える。

神宮外苑の大地主・明治神宮と三井不動産、急接近の訳【神社界&政官財のマル秘人脈図付き】
ダイヤモンド編集部,宮原啓彰
東京都心のオアシス、明治神宮外苑。その再開発計画が今、暗礁に乗り上げている。都民を長年癒やしてきた少なくない木々を犠牲に、スポーツ施設の刷新のみならず、超高層ビルの建設計画が進んでいることが浮上したからだ。宗教法人、明治神宮の思惑と共に、神社界を取り巻く政官財の人脈図を詳らかにする。

神宮外苑再開発、高層ビルへの空中権移転で動くカネは推定「約1300億円」!【独自試算】
ダイヤモンド編集部,大根田康介
明治神宮外苑再開発の全貌が見えてきたが、肝心の「空中権」売買における高層ビル化で生み出される価値については明らかにされてこなかった。そこでダイヤモンド編集部が独自に試算した結果を披露する。

#23
東京証券取引所の「ガバガバ」ガバナンス、JPXの社外取は大物ぞろいも改革どん詰まり
ダイヤモンド編集部,竹田幸平
日本取引所グループ(JPX)は清田瞭最高経営責任者(CEO)が8年目の長期政権を迎えた。だが、上場企業の“総本山”といえる存在でありながら、ガバナンスの「ガバガバ」ぶりが際立つ。その緩み切った実態を数々のエピソードとともにレポートした。
