伊藤忠商事
創業者である伊藤忠兵衛の姓名に由来している。1858(安政5)年、初代伊藤忠兵衛が、大坂経由、泉州、紀州へ麻布の行商を開始(伊藤忠商事創業年)。1872(明治5)年、呉服太物商「紅忠」を創立。1893(明治26)年、「伊藤糸店」を開店。1914(大正3)年、個人経営の組織を改め、「伊藤忠合名会社」を設立。1918(大正7)年「伊藤忠商事」を創立し、現在に至る。
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#19
伊藤忠出身の「ほけんの窓口」猪俣礼治新社長を直撃!新たな経営方針は?
ダイヤモンド編集部,藤田章夫
乗り合い代理店業界のリーディングカンパニー、ほけんの窓口グループの3代目社長に、伊藤忠商事出身の猪俣礼治氏が就任した。保険ショップの集客が依然厳しい中、どのように窓口のかじ取りを担うのか、直撃インタビューした。

第34回
伊藤忠商事が「オイルショックの商社叩き」で得たものと失ったものとは
野地秩嘉
東亜石油の失敗が明らかになったのがオイルショック(第一次)のときだった。1973年、第4次中東戦争が勃発すると、OAPEC(アラブ石油輸出国機構)に加盟するアラブ産油国は親イスラエルの政策を取るアメリカ、ヨーロッパ、日本などに対して、石油の供給制限をする戦略を取った。次いで、アラブ以外も加わるOPEC(石油輸出国機構)が原油価格を約4倍に引き上げたため、オイルショックとなる。

#3
就職人気企業ランキング23年卒後半戦【理系】男子4位森ビル、女子4位NTT都市開発、1位は?
高村太朗
コロナ禍で企業と学生のあらゆる接点がオンライン化し、ウクライナ情勢により先行きが不透明になっている今、就職活動はどんな影響を受けているのでしょうか。学生の人気を集めた企業を見てみましょう。

#2
就職人気企業ランキング23年卒後半戦【文系女子ベスト150】2位東京海上、1位の商社は?
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#1
就職人気企業ランキング23年卒後半戦【文系男子ベスト200】3位三井物産、V3達成の商社は?
高村太朗
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#5
ファミマが社長特命「食品価格の検討」組織を新設!背景に日本の食料危機招く“7大要因”
ダイヤモンド編集部,新井美江子
今年3月、ファミリーマートは適切な値付けなどを行うため、精緻な価格戦略の策定を行う「価格戦略・販売計画グループ」を新設した。背景には、日本を食料危機に陥らせる「七大要因」への危機感がある。特集『食料争奪戦 日本の食卓が危ない』の#5では、ファミリーマートの新組織の“任務内容”について詳述するとともに、食料危機の七大要因について解説する。(ダイヤモンド編集部 新井美江子)

第33回
伊藤忠商事はいかにして「いすゞ・GM提携」の仕掛け人となったのか
野地秩嘉
クライスラー、フォードに振られた伊藤忠交渉チームは、「当たって砕けろ」の覚悟で世界一の自動車会社GMにアプローチすることにした。GMの存在は大きかった。相手がGMであればビッグスリーの二つの会社からNOと宣告されたスタッフも士気は上がる。室伏稔、酒井隆のふたりは「やりましょう。このままでは引き下がれません」と気迫を込めて瀬島に迫った。

第32回
伊藤忠商事は「いすゞ・GM提携」で、米ビッグスリーとどう渡り合ったのか
野地秩嘉
総合商社の自動車ビジネスは戦後、始まった。当初は自動車メーカーの国内販売事業、つまりカーディーラーの運営である。その次は国産車の輸出支援と海外での販売店運営事業だった。

第31回
伊藤忠商事の急成長を支えた「高度成長時代と敗戦体験」とは
野地秩嘉
伊藤忠の越後正一、瀬島龍三が石油ビジネスと同程度に力を入れたのが自動車ビジネスである。自動車ビジネスはすそ野が広い。1台には3万点もの部品が使われている。そのいくつかを納入するだけでも利益になる。また、完成車の輸出ビジネスもあれば販売するカーディーラーを経営することもできる。

第30回
伊藤忠商事が石油事業の失敗で学んだ「仮説に頼る危険性」とは
野地秩嘉
1966年、伊藤忠社長の越後正一は川上、川下だけでなく「川中」進出を決意し、石油精製会社、東亜石油に経営参画を決めた。

建設・住宅業界、再編の「台風の目」は?物言う株主と対決、ロシア制裁で打撃…
井出豪彦
建設・住宅業界がにわかにさわがしい。ゼネコンは相次ぎアクティビストファンドのターゲットとなり、市場原理という外圧の結果、一気に再編が進み始めた。また、一部の大手ハウスビルダーはロシアのウクライナ侵攻による影響の直撃を受けている。建設資材の高騰に見舞われ、業績の先行きにも暗雲が垂れ込めてきた。

第29回
伊藤忠商事の「社運をかけた原油開発」、担当者の後頭部がハゲた理由
野地秩嘉
伊藤忠のガス石油部の担当として高原友生がエネルギー関係の仕事をやっていたのは環境が激変した時代だった。彼に課せられたのは川上の開発であり、川下の伊藤忠燃料、伊藤忠石油というガソリンスタンド、灯油販売の販売店を活性化させることだった。

#4
キーエンス、三菱商事、野村総研…「年収1000万円超企業はゴルフもうまい」説を大検証
ダイヤモンド編集部,堀内 亮
年収が高いからゴルフがうまいのか。ゴルフがうまいから年収が高いのか。ゴルフと年収を巡る果てしない論争について「サラリーマンゴルファーの甲子園」と呼ばれる全国大会から、ゴルフの実力と年収の相関関係に迫る。

予告
名門ゴルフ倶楽部でエリートが築く「最強人脈」、ビジネスとカネが動く大人の社交場の全貌
ダイヤモンド編集部,堀内 亮
新型コロナウイルスの感染拡大を奇貨として、低迷していたゴルフ業界が復活を遂げた。しかし貴族の社交ゲームとして始まったゴルフには、限られたエリートしか踏み入ることのできない“別世界”が今でも存在する。ベールに包まれた「最強サロン」である名門ゴルフ倶楽部で培われるエグゼクティブの最強人脈を解き明かす。巨額マネーが動くゴルフビジネスの全貌にも迫り、定番のゴルフ場ランキングもお届けする。

第28回
伊藤忠社員に必要な「営業力や交渉力よりも大事な能力」とは
野地秩嘉
高度成長から現在、そして未来に至るまで、総合商社が大きな役割を果たしてきたのが資源の安定的な調達だった。資源とはエネルギー源である石油、天然ガス、石炭、ウラン、そして産業の米と呼ばれた鉄鉱石、加えて各種金属類である。

#10
伊藤忠が「三菱商事の元子会社」に出資でコンサル参戦、極秘企画でアクセンチュアに対抗
ダイヤモンド編集部,重石岳史
巨大商社の間で、数奇な運命をたどるコンサルティング会社がある。シグマクシスだ。2008年に三菱商事の子会社として発足したが、その10年後に資本関係を解消。今、連携を深めるのは、三菱商事のライバル商社である伊藤忠商事である。その経緯をたどれば、コンサル業界に進出した二大商社の戦略の違いが浮かび上がる。

第27回
「伊藤忠商事の総合商社化」で生じた、東京と大阪の不協和音
野地秩嘉
瀬島龍三は業務部と他の部門のスタッフのために「スタッフ勤務の参考」というマニュアルを作った。長いマニュアルだけれど、言いたいことは次の二つだろう。

#4
ソニー・NTT・地銀…コンサル事業参入ラッシュに「2つの死角」、異業種が直面する壁の正体
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バブルの様相を呈するコンサル業界で、異業種からの参入が相次いでいる。ソニーグループや富士フイルム、NTTといったビッグネームだけではない。地銀すらもおこぼれにあずかろうと駆け込んでいる。従来はコンサルを“使う側”だった事業会社の「自前コンサル」に果たして勝機はあるのか。異業種コンサルの百花繚乱の実態を詳説する。

#2
三菱商事・NTT連合がDXコンサルで最強アクセンチュアに挑戦状、3000人リストラの富士通は脱落
ダイヤモンド編集部,重石岳史
三菱商事と日本電信電話(NTT)という日本最強の商社と通信グループがタッグを組み、DXコンサル業界に侵攻した。両社が設立した会社では、ある分野で日本最高峰の人材をかき集めている。巨大資本とネットワーク力を駆使し、アクセンチュアやデロイトといった強豪がひしめく業界で果たして勝算はあるのか。巨大な新参者の戦略を解明する。

#17
三菱商事・三井物産らに迫る「包囲網」、ロシアから撤退すれば中国が笑うカラクリ
ダイヤモンド編集部,堀内 亮
エネルギーは国家の存亡に関わり、地政学と切っても切り離せない関係にある。ウクライナ危機をきっかけに、世界の「エネルギー地政学」は新たな転換点を迎えようとしている。
