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2020年度版【ふるさと納税ランキング~お米編~】「ふるさと納税」でお米がもらえる自治体を調査!コストパフォーマンスが最強の自治体はココだ!

2020年9月10日公開(2022年10月31日更新)
ザイ・オンライン編集部
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【2014年度版】
お米を特典にしている自治体は150超!
実質負担額2000円で60kgももらえる自治体も

 日本人の主食である「お米」。1年間に日本人1人あたりが消費する米の平均量は約60kgだそうだ。スーパーではブランド米なら5kgで3000~4000円程度なので、60kgなら年間3万6000円~4万8000円。家族3人ならなんと10万円以上も必要なのだ。ほぼ毎日食べるものだからこそ、普通に購入していれば結構な出費になってしまう。

 しかし、「ふるさと納税」をうまく使えば、その出費を抑えることができる。

 というのも、「ふるさと納税」のお礼として、「お米」を特典にしている自治体が多く、その数は全国で150以上。なかには3万円の寄付(実質負担額2000円~)で、60kgのお米がもらえる自治体も存在する。つまり、人によっては実質負担額がたったの2000円で、1年間に消費するお米を「ふるさと納税」の特典でまかなうことも可能なのだ!

「ふるさと納税」は、納税(寄付)した翌年に確定申告をすれば、寄附金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。いくら控除されるかは納税者によって異なるが、例えば控除の対象となる寄付金の上限額が3万円の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち2万8000円が控除対象額となる。つまり、3万円寄付して60kgのお米を貰ったとしても、そのうち2万8000円が控除されるので、実質負担は2000円ということになるのだ。

 そこで今回は、寄付額に対してもらえるお米の量を調査して、コストパフォーマンスが高い「ふるさと納税」のランキングを作成! 全国の自治体の中でも、特にお得な、優れた自治体を紹介していく。

【第1位】1万円以上の寄付で新米20kg!
他の追随を許さない圧倒的な量で大人気!
堂々の1位に輝いたのは「長野県阿南町」

 第1位になった「長野県阿南町」では、地元で作っているコシヒカリ、あきたこまち、天竜乙女をブレンドした「あなんの誉」をもらうことができる。しかも、その量は1万円以上の寄付で20kg、2万円以上の寄付で40kg、3万円以上の寄付で60kgと、多くの自治体でもらえる特典の相場、「1万円で10kg」の2倍!

 つまり、阿南町に3万円を寄付すれば、日本人1人が1年間に食べる量のお米を手に入れることができるのだ! 

 ただし、昨年から始めたこの特典が大人気で、2014年分にも応募が殺到し、残念ながら3月上旬に2014年度分の申し込みを一旦締め切っている。今年度中に募集を再開するかどうかは、今のところ未定だそうだ(詳細は記事の最後にある長野県阿南町の「ふるさと納税」担当者への取材で確認してほしい)。

【第2位】1万円以上の寄付で米15kg!
昨年度に比べて量は減り、1位から陥落するも
まだまだコスパは最高レベルの「滋賀県多賀町」

 第2位の滋賀県多賀町は、2013年度は1万円以上の寄付で多賀産の「キヌヒカリ」21kgと、長野県阿南町を上回るお米をプレゼントしていたが、残念ながら2014年度は1万円以上で15kgと、6kg減量となり、第2位に。

 しかし、それでもコストパフォーマンスが優れていることに変わりなく、今年度も4月4日時点で申し込みを締め切ってしまっているほどの人気だ。なお、10月には申し込みを再開する予定とのことなので、要チェックだ。

【第3位】1万円以上の寄付で米13.5kg
江戸時代に名を馳せた幻の米の生産地でもある
「埼玉県幸手市」がランクイン!

 第3位はなんと意外にも首都圏の埼玉県幸手市がランクイン。1万円以上の寄付で幸手産「コシヒカリ」を13.5kgもらうことができる。

 あまり知られていないが、実は埼玉県幸手市は豊富な水に恵まれている穀倉地帯で、江戸時代には「白目米」という最高級米の栽培がおこなわれていたほど。量だけではなく、味にも満足できるはずだ!

【第4位】8000円以上の寄付で米10kg
中途半端な金額設定8000円が特徴で
寄付者の心理的負担が軽減されそうな「奈良県御杖村」

 第4位の奈良県御杖村では御杖村産「コシヒカリ」をもらうことができるのだが、寄付金の設定が特徴的で、8000円の寄付で10kg。これは仮に1万円で換算すると12.5kgと、相場の「1万円で10kg」を上回るお得さだ。

 1万円以上や5000円以上の寄付で特典が貰える自治体は多いが、8000円以上という設定をしている自治体は珍しい。「1万円以上で10kg」という自治体が横並びの中、「実質負担は2000円」とはいえ、実際は自分の財布から支出をする「ふるさと納税」では、1万円ではなく8000円以上で同量の10kgをもらえるというのは心理的な負担が少なく、人気化する可能性もありそうだ。

【第4位】2万円以上の寄付で米25kg
お米のほかにも豪華な特典がたくさん用意されている
「高知県奈半利町」が同率4位!

 奈良県御杖村と同率4位にランクインしたのは、高知県奈半利町だ。

 奈良県御杖村が8000円の寄付で10kgがもらえて「1万円で換算すると12.5kg」だったのに対し、同じ「1万円で換算すると12.5kg」でも高知県奈半利町の場合は2万円以上の寄付で「なはりの米」25kgをもらうことができる。コストパフォーマンスとしては奈良県御杖村と同じだが、こちらのほうが寄付する金額は高くなる。

 ちなみに、高知県奈半利町では、お米のほかにも1万円以上の寄付でキンメダイ2匹や豚肉1kgなど、豪華な特典がたくさん用意されている。かなり太っ腹な自治体といえるので、ほかの特典もチェックしてみよう。

 改めて、第1位から第5位までのランキングをまとめると以下のとおり。
マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。 

 ◆2014年度
 「ふるさと納税」でお米がもらえる自治体のお得度ランキング!(※2014年4月17日時点)
順位 もらえるお米の量と品種 備考
寄付金の使い道
1位  長野県阿南町
・1万円→20kg
・2万円→40kg
・3万円→60kg
 ※あなんの誉(コシヒカリ、あきたこまち、天竜乙女のブレンド米)
ふるさと納税受付終了の自治体です
【寄付金の使い道】米作り農家応援事業(町内のコメ生産農家の支援)
2位  <滋賀県多賀町
・5000円→6kg
・1万円→15kg
 ※
キヌヒカリ
ふるさと納税受付終了の自治体です
【寄付金の使い道】環境保全に関する事業/子育て支援および福祉に関する事業/教育またはスポーツ・文化の振興に関する事業など
3位  埼玉県幸手市
・1万円→13.5kg
※コシヒカリ
10月以降に
送付予定
【寄付金の使い道】こどもたちの教育に関する事業/こどもから高齢者までの健康・福祉に関する事業/資源のリサイクルなど環境に関する事業など
4位  奈良県御杖村
・8000円→10kg
・3万円→20kg
コシヒカリ
 
【寄付金の使い道】心癒される豊かな自然を守り、再生に関する事業/教育の推進並びに文化の保全及び育成に関する事業/災害等、防災対策に関する事業など
5位  高知県奈半利町
・2万円→25kg
 ※
なはりのお米(コシヒカリ、ヒノヒカリ)
ふるさと納税受付終了の自治体です
(お米のみ。他の特産品は受付中)
【寄付金の使い道】観光で賑わうまちづくり事業/活力のあるまちづくり事業/元気な人づくり事業/その他、よりよいまちづくり事業
 ※第6位以降のランキングはコチラ

 なお、6位以下には「1万円以上の寄付で10kg」の米がもらえる「山形県中山町」や「広島県三原市」、「北海道南幌町」などの自治体が横並びとなっている。その自治体数は、およそ25超!

 上位の5つの自治体と比較すると「お得度」は低いが、実質2000円の負担でお米10kgがもらえるのだから、どれも「寄付しないよりは、寄付したほうが絶対にお得!」なのは間違いない(第6位以降のランキングはコチラの記事を参照

 ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1500以上に上るため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。

 もし、この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)

お米がもらえる「お得なふるさと納税」ランキング第1位の
長野県阿南町の「ふるさと納税」担当者を直撃!

 今回の調査で他の自治体に圧倒的な差をつけて第1位の座に輝いた長野県阿南町。

 なぜ「1万円の寄付で20kg、3万円なら60kg」という大盤振る舞いをしているのだろうか。そこで、長野県阿南町役場振興課「ふるさと納税」担当者の田嶋由章さんにお話を伺った。

 「日本人1人あたりが1年間に食べる米の平均量が60kgだそうなので、3万円以上の寄付で60kgという設定にしました。昨年度は6500件の申し込み、金額で1億4100万円の寄付をいただきまして、大変ありがたく感じております」(長野県阿南町役場振興課「ふるさと納税」担当者の田嶋由章さん)

 1年間の米の消費量を基準に特典を用意するとは、なんとも太っ腹! その効果もあってか、1人あたりの寄付金額の平均も2万円を超えている。

 しかし他の自治体と比較しても圧倒的にコストパフォーマンスがよく、昨年も11月には受け付けを締め切った。今年度分の募集を開始する際に、お米の量を減らすという検討はしていなかったのだろうか?

「いえ、お得だと感じていただいたからこそ大きな反響をいただけたと思いましたので、今年度も同額・同量で募集させていただきました。今年度もすでに7300件ほどの『ふるさと納税』申請書の送付希望をいただいており、ご応募を検討されていた方には申し訳ないのですが、米の送付できる見込み量に達したのでの申し込みを締め切らせていただいております」

 これだけ寄付金が集まり、全国的にも注目を集めれば、阿南町にも何か変化があったのでは?

「昨年度に始めたばかりなので、目に見えた経済効果はまだ出ていませんが、予想以上の反響に驚いております。もちろん嬉しい誤算といいますか、喜ばしい限りです。農家の収入増にもつながっていますので、農家の方々からは『今年もまたお願いしたい』と言っていただけていましたし、寄付者の方からも喜びの声をいただいております。阿南町としても遊休荒廃農地の防止につながるので今後も続けていきたいと思っています」

「ふるさと納税」は、決して特典がメインではない。しかし、特典がもらえることで「ふるさと納税」を活用する人が増えれば、それは「ふるさと納税」を本当に必要にしている自治体、そしてそこに住む人にとってもいいことづくめで、まさに「win-win」の関係になる。

こちらのページには、「ふるさと納税」の特典でお米がもらえる30の自治体のランキングを掲載する。たくさんお米がもらえたり、自分が好きなブランド米がもらえたり、「ふるさと納税」の使い道に共感できる自治体を選んで、あなたも「ふるさと納税」にチャレンジしてみよう!(第6位以降のランキングはコチラの記事を参照⇒【2014年度版】お得な「ふるさと納税」ランキング~お米編~特典に「お米」がもらえるコスパ最強の自治体は?)

(取材・文/千葉雄樹、昌谷大介[A4studio])

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0.5~7.0% 永年無料 VISA
Master
iD
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【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力!
※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
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 ◆楽天カード

1.0~3.0% 永年無料 VISA
JCB
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AMEX
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チャージ分は
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0.5~1.0%

永年無料 VISA
JCB
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還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆三井住友カード ゴールド(NL)

0.5~7.0%

5500円
(ただし、年100万円以上の
利用で次年度から永年無料
VISA
Master
iD
三井住友カード ゴールド(NL)のカードフェイス
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得!
※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
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 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

0.3~1.5%
(※1)
3万9600円 AMEX
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの公式サイトはこちら
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】
日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。
※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。
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