【2015年度版】
牛肉をお礼の品にしている自治体は何と300前後も!
1位の自治体は1万円以上の寄付で2kg!
焼き肉、しゃぶしゃぶ、ステーキなど、老若男女が大好きな牛肉。「ふるさと納税」の特典でもお米に並ぶ人気ジャンルのひとつで、実に300前後の自治体が自慢の牛肉を特典として用意している。「神戸牛」「松坂牛」「近江牛」といった超有名ブランドを特典にしている自治体はもちろん、全国各地のブランド和牛が「ふるさと納税」の特典に名を連ねているのだ。
そして、「牛肉」も「お米」と同様に、昨年よりも増量した自治体が増えている。詳細は後述するが、今年1位に輝いた自治体は昨年1位の自治体を大幅に上回る量となっている。また、昨年と同じ量を提供している自治体が下位にランクダウンしたかわりに、一気に増量して急激に上位にランクアップした自治体も多く、上位は昨年とは異なる自治体が登場している点に注目だ。
ランキングを発表する前に、改めて「ふるさと納税」について簡単に説明しておこう。
「ふるさと納税」とは“納税”と銘打っているが、要するに各自治体への寄付金制度。寄付した翌年に、寄附金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。例えば控除の対象となる寄付金上限額が5万円の人の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち4万8000円が控除対象額となる。
さらに! 制度改正により2015年から控除額が約2倍にUP! つまり昨年までの控除額が3万円だった人なら、今年は6万円ほどを寄付しても、実質負担額は2000円で済むようになっている。
しかも! 昨年まではサラリーマンでも、寄附金控除を受けるために確定申告をする必要があったが、今年からは寄付先が年間5自治体までであれば確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」も創設されている。
要するに、控除対象額以内におさえれば実質負担額は2000円のままで、よりお得に、よりお手軽に仕組みに変化しているのだ。もはや「ふるさと納税」は「やらなきゃ損する」お得な節税対策と言えるだろう。
では、いよいよ「ふるさと納税で牛肉がもらえるお得な自治体ランキング」を発表していこう。なお、牛肉のブランド、部位、味などは個人の好みに大きく左右されるので、ランキング作成に関しては「寄付金額に対してもらえる重量(グラム数)」のコストパフォーマンスの高さを選定基準にしている。
【第1位】1万円以上の寄付で牛肉2kg!
2位以下に2倍の差をつけてぶっちぎりのトップ!
リピーター続出の「最上牛」がもらえる「山形県最上町」
2015年度の「お得な『ふるさと納税』ランキング~牛肉編~」でトップになったのは、昨年1位だった「北海道鷹栖町」の“1万円で1kg”の2倍の量となる“1万円で2kg”がもらえる「山形県最上町」だ!
「最上町」では今年6月に特典内容を改定しており、その際に黒毛和牛の「最上牛」のカタ、バラ、モモなどの切り落としを“1万円で2kg”という特典も追加された。
「最上町」は山形県の北東部、周囲を奥羽山系の山に囲まれた小国盆地にあり、人口約1万人で、瀬見温泉や赤倉温泉、そして赤倉スキー場などを有したレジャー産業で有名な町。そんな緑と自然の地下水が豊富な環境で畜産農家が育てている「最上牛」は寄付のリピーターが多い同町の中でも、人気NO.1のお礼の品となっているとのこと。
6月に改定したばかりにもかかわらず、残念ながら「最上牛」の“1万円で2kg”という特典はすでに受付を締め切ってしまっている。しかし、「最上町」ではアスパラガスや山菜といった「最上牛」以外の特産品にも魅力的なものが多いので、下記のサイトでチェックしてみよう。
⇒「山形県最上町ふるさと納税紹介サイト」(楽天ふるさと納税)
【同率2位】1万円以上の寄付で牛肉1kg!
“和牛のオリンピック”を2連覇していて品質は折り紙つきの
A4ランク以上の「宮崎牛」がもらえる「宮崎県都城市」
第2位以下は“1万円で1kg”がもらえる5つの自治体が同率でランクインしているので、順番に紹介していこう。
まず、最初に紹介するのは「」。宮崎県は全国2位の黒毛和牛の生産県(1位は鹿児島県)で、「都城市」はその宮崎県の県庁所在地・宮崎市に次いで人口が多い街。
「都城市」に1万円以上を寄付すると、都城産のA4ランク以上の「宮崎牛(モモスライス500g×2パック)」が1kgももらえる!
ちなみに、この「宮崎牛」は5年に一度開催されている“和牛のオリンピック”こと「全国和牛能力共進会」において、2007年、2012年と2大会連続で“日本一”になっているブランド牛。
甘く豊潤な香りとトロける霜降りの旨みでファンの多い「宮崎牛」は、肉質等級が4等級、5等級のものだけがそのブランド名を名乗れるという、厳選された和牛なのである。
だが、人気が集中したために残念ながら現在は受付停止中。8月14日にいったんは再入荷分の募集を再開したものの、そちらもすぐに受付を終了しており、人気の高さを証明した形だ。また受付を再開する可能性もあるので、「都城市」のふるさと納税サイトをチェックしておこう!
【同率2位】1万円以上の寄付で牛肉1kg!
昨年度1位のお得な自治体が今年度もやっぱり上位に!
柔らかさが評判の「鷹栖牛」がもらえる「北海道鷹栖町」
2014年度に第1位だった「北海道鷹栖町」が今年度も2位にランクイン! 残念ながら連覇とはならなかったが、そのお得度は健在だ。
「鷹栖町」でもらえるのは、1万円以上の寄付で「鷹栖牛」1kg(500g×2パック)だ。「すきしゃぶ用」にスライスされた牛肉で、バラ・モモ・ウデの中から2種類の部位が送られる。
そもそも「鷹栖町」は北海道のほぼ中央の上川盆地に位置する自治体。そんな同町で生まれ、同町の畑で採れた大豆や米の稲わらをエサにし、丹精込めて育てられた雌牛の「鷹栖牛」は肉質の柔らかさに特徴がある。。
しかし、「鷹栖町」は「ふるさと納税」の牛肉ジャンルでとりわけメジャーな自治体だけに、残念ながらこちらもすでに受付は終了。再開できるかどうかは現在のところ未定とのこと。来年に期待しよう!
【同率2位】1万円以上の寄付で牛肉1kg!
霜降り肉の割にさっぱりとした味わいの
「十勝ナイタイ和牛」がもらえる「北海道上士幌町」
続いて紹介するのは、もはや「ふるさと納税」ファンにはおなじみの「北海道上士幌町」。魅力的な特産品が多くて有名な自治体だが、牛肉も人気の特産品のひとつで、1万円以上の寄付で「十勝ナイタイ和牛 切り落とし&すねシチュー用(各500g、合計1kg)」がもらえる。
「十勝ナイタイ和牛」とは、生まれも育ちも「上士幌町」の黒毛和牛の去勢牛か未経産牛の中でも、5等級、4等級のものだけという厳しい条件をクリアして初めて名乗れるブランド名(ちなみに、「ナイタイ」とはアイヌ語で「奥の深い沢」という意味)。
町内産の乾草と道内産の稲わらに加え、同町オリジナルの高価なビタミンCを添加した肥育飼料で大切に育てられた「十勝ナイタイ和牛」は、霜降り肉の割にさっぱりした味わいで、切り落とし肉は牛丼や野菜炒めに適しており、すね肉はシチューなど煮込み料理にぴったりとのこと。
この「十勝ナイタイ和牛 切り落とし&すねシチュー用」は2014年度に2426件もの申し込みがあったほどの人気で、すでに2015年度の受付も締め切っている。
【同率2位】1万円以上の寄付で牛肉1kg!
肉質が“上”以上の牛だけが名乗れる「上州牛」の
焼肉セットがたっぷり1kgもらえる「群馬県榛東村」
次に紹介するのは「群馬県榛東村(しんとうむら)」。1万円以上を寄付すると1kgの「上州牛」焼肉セット(肩・モモ・バラ)か、しゃぶしゃぶセット(肩・モモ)がもらえる。
北海道や宮崎県ほどは知られていないが、実は群馬県も酪農や畜産が盛んな地域。豊富な水量を誇る利根川と赤城山、榛名山、妙義山の「上毛三山(じょうもうさんざん)」に囲まれた自然豊かな環境のもとで、風味が豊かな牛肉に育つと言われている。
そんな群馬県の中でも榛名山の東麓にある「群馬県榛東村」はブランド牛「上州牛」の生産地となっている。
この「上州牛」とは、1976年にJA群馬経済連(当時)を中心にした協議会により、和牛肉質等級が「上」以上の牛肉だけにつけることが許されることになったブランドで、優れた血統の黒毛和種を同県の環境に合わせた独自飼料で肥育しており、脂質と赤身が調和した味になっているという。
「榛東村」の場合、上記の「上州牛焼肉セット(肩・モモ・バラ)」は1日8セット、「上州牛しゃぶしゃぶセット(肩・モモ)」は1日6セットに限定して受け付けているので、すぐに「品切れ中」となってしまうが、翌日には申込可能になるので、毎日根気強くチェックしてみよう!
【同率2位】1万円以上の寄付で牛肉1kgで、まだ申込可能!
サシはきめ細かくフワッと軽やかな口どけの
「尾花沢牛」がもらえる「山形県尾花沢市」が狙い目!
同率2位の自治体の最後に紹介するのは、1万円以上の寄付で「尾花沢牛バラ・モモ切り落とし1kg」がもらえる「山形県尾花沢市」。今回の「2015年度版・お得な『ふるさと納税』ランキング~牛肉編~」の上位5位以内では、唯一、現時点(8月28日)でも申込可能な自治体なので、急いで申し込もう。
山形県の北東に位置し、西に最上川、東に奥羽山脈を望む「尾花沢市」は、人口約2万人で、越後高田、飛騨高山と並ぶ「日本三雪」と呼ばれる豪雪地帯。そんな同市の名物がスイカと、黒毛和牛の「尾花沢牛」だ。
豪雪地帯で育てられた「尾花沢牛」は、厳冬の気温から身を守るため上質な脂を身に付けていくので、サシはきめ細かく、口どけはフワッと軽やかな味になるという。ちなみに、「尾花沢市」では約7000頭を育てているが、それは実に県内の約6割を占める数字だというから、同市は知る人ぞ知る黒毛和牛の名産地とも言えるだろう。
ここまで見てきたように、牛肉がたくさんもらえるお得な自治体の上位にランクインしている中で、現在も残っている「尾花沢市」は貴重な存在。注目度がアップして早期に終了してしまうことも予想されるので、すぐに申し込んだほうがいいだろう。
さて、改めて今回紹介した「2015年度版・お得な『ふるさと納税』ランキング~牛肉編~」をまとめると以下のとおりとなる。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2015年度 「ふるさと納税」で「牛肉」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2015年8月28日時点) |
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順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | |||
寄付金の使い道 | |||||
1位 | 山形県最上町 | ||||
・1万円⇒最上牛 切り落とし (カタ、バラ、モモ合計2kg) ・1万円⇒最上牛 特上カルビ+赤身(合計600g) (焼き肉用 カルビ300g+赤身300g) |
ほか、5千円で「雪の里会雪ん子タレ3本セット」(トマトだれ、焼肉だれ、ドレッシング3本)などがあり、下記から申し込み可能 | ||||
【寄付金の使い道】こどもたちの教育振興や子育てにやさしいまちづくり/健康と福祉を支える「ウェルネスタウン構想」のまちづくり/地場産業の振興と交流人口の拡大を目指したまちづくり/循環型社会に向けた環境にやさしいまち | |||||
2位 | 宮城県都城市 | ||||
・1万円⇒宮崎牛モモスライス(合計1kg) (都城産A4ランク以上 モモスライス500g×2パック) |
ほか、1万円で「都城のお肉バラエティセット・白」(ハンバーグ4枚、ソーセージ、生ハム切り落とし、都城産豚切り落としを含む)などがある | ||||
【寄付金の使い道】ふるさと子ども支援/ふるさとまちづくり支援/ふるさと環境支援/ふるさとスポーツ・文化振興支援/ふるさと長寿支援/ふるさと特別支援/ふるさと支援(特に指定がない場合) | |||||
2位 | 北海道鷹栖町 | ||||
・1万円⇒鷹栖牛(合計1kg) (500g×2パック バラ、モモ、ウデの中から2種類) |
ほか、1万円で「シカ肉セット」(肩ローススライス、エゾ鹿ジャーキー、スモークハムか生ハムのいずれか、ソーセージかベーコンのいずれか)などがある | ||||
【寄付金の使い道】次代のふるさとを担う子どもたちの活動/ふるさとの自然や環境を守る活動/心豊かなふるさとの人々を育む活動/ふるさとを築いた高齢者の福祉活動その他町長が必要と認める事業 | |||||
2位 | 北海道上士幌町 | ||||
・3万円⇒十勝ナイタイ和牛 切り落とし&すねシチュー用 (切り落とし500g、すねシチュー用500g、合計1kg) ・2万円⇒十勝ナイタイ和牛 バラ切り落とし(合計1.5kg) (切り落とし750g×2パック) |
ほか、1万円で「十勝ハーブ牛 味付ホルモン」(バジル250g×4袋)などがある | ||||
【寄付金の使い道】上士幌町ふるさと納税・子育て少子化対策夢基金/観光/農林業/第三音更川橋梁補修事業 | |||||
2位 | 群馬県榛東村 | ||||
・1万円⇒上州牛焼肉セット(合計1kg) (肩、モモ、バラあわせて1kg 1日限定8セット) ・1万円⇒上州牛しゃぶしゃぶセット(合計1kg) (肩、モモあわせて1kg 1日限定6セット) ・1万円⇒上州牛ステーキセット:サーロイン(合計600g) (サーロインステーキ200g×3枚 1日限定4セット) |
1日の受付数を限定しているため、すぐに「受付停止」になるが、翌日には申込可能になるので、根気強くチェックしよう! ほか、5千円で「八州高原とろける下仁田ネギ(4kg)などがある | ||||
【寄付金の使い道】自然環境の保全/村民健康増進及び福祉の向上/産業の振興及び魅力ある観光地づくり/文化財や生涯学習、文化振興/その他目的達成のために必要な事業 | |||||
2位 | 山形県尾花沢市 | ||||
・1万円⇒尾花沢牛 切り落とし(バラ、モモ合計1kg) ・1万円⇒尾花沢牛サーロインステーキ(合計450g) (サーロイン225g×2枚) |
ほか、1万円で「尾花沢すいかスーパー6Lサイズ」(数量限定 約12~14㎏×1個)などがある | ||||
【寄付金の使い道】発祥地花笠おどりなど伝統文化の継承及び文化財整備/銀山温泉を軸とした魅力ある観光地づくり及び産業の振興/尾花沢を彩る自然環境の保全及び景観の維持、再生/子育て環境づくり/その他ふるさと尾花沢の未来に向けて市長が必要と認めた事業 | |||||
※第7位以降のランキングはコチラ!⇒【2015年度版】お得な「ふるさと納税」ランキング~牛肉編~特産品でもらえる「牛肉」で得する自治体は? |
なお、紹介した6自治体以外にも、知名度の高いブランド和牛がお得にもらえる自治体があるので、公開中のランキングも要チェックだ!
(上位の6つ以外の自治体を含むランキングも公開中!⇒【2015年度版】お得な「ふるさと納税」ランキング~牛肉編~特産品でもらえる「牛肉」で得する自治体は?)
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1500以上に上るため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
もし、この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2015年度「牛肉ランキング」第1位の
山形県最上町の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
2015年度版の「お得な『ふるさと納税』ランキング~牛肉編~」で第1位に輝いた「山形県最上町」では、どうして1万円で2kgもの牛肉をもらうことができるのか。編集部は最上町で「ふるさと納税」を担当している「総務課まちづくり推進室」の伊藤さんに、その理由を聞いてみた!
「最上町では平成20年度から『ふるさと納税』に取り組んでいますが、今年は6月にお礼の品を全30品に増やすという大幅な改定を行ったんです。今回1位を獲らせていただいた『最上牛の切り落とし』“1万円で2㎏”も、6月に追加されたもののひとつです。昨年度は全体で約2万件のご寄附をいただき、寄付金総額は約2億4000円だったんですが、今年は6月の改定がやはり大きかったようで、7月末時点で9000件、寄付金総額は約1億900万円と、おかげさまで昨年度を超える申し込みをいただいています」(伊藤さん)
第2位の自治体が“1万円で1kg”だったのに対し、倍の量である“1万円で2kg”という大盤振る舞いをしたのは、他の自治体を意識された結果でしょうか?
「他の自治体を意識したということはないですね。我が町の方針としましては、多くの皆様に最上町の特産品を実際に味わっていただくこと、いただいた寄付金を町全体に還元していくこと、この2点を重視しているんです。そうして寄付していただく方にも、協力していただく地元業者にもメリットを感じられるようにと考えた結果、今回のお礼の品のようなラインナップとなりました。もちろん地元の畜産業者の方々の企業努力があってこそ実現したお礼の品であることは言うまでもありません」(伊藤さん)
最上町として「ふるさと納税」にどのようなメリットを感じていらっしゃいますか?
「日本全国の多くの皆様に最上町を、そして最上町の特産品を知っていただくよい契機になっていると実感しております。また、当町のお礼品は、町産あるいは町内企業の生産品に限定しておりますので、町経済や雇用にもメリットがあると感じています」
では、最後に今後の目標をお聞かせいただけますか?
「牛肉部門で第1位となったことで最上町の特産品を味わっていただく機会を得たことは大変光栄に存じます。町としても自信を持ってご提供している牛肉ですので、お気に召した方にはリピーターとなっていただきたいですし、まだご賞味いただいていない方は、ぜひ一度、召し上がってください。また、最上町は温泉地でもありますので、『ふるさと納税』を機に最上町を知ったという方には、実際に最上町の温泉に入り、『最上牛』など地元の食材を楽しんでもらいたいというのも目標のひとつですので、最上町に直接足を運んでいただけますと幸いです」
「最上牛」のように、全国には地元の畜産業者がこだわって育てている“ブランド牛”がたくさんある。一般的にはあまり知名度がない“ブランド牛”には「ふるさと納税」が多くの人に知られるきっかけになることもあるだろう。「ふるさと納税」は単純に自治体の財源として寄付金が集まるだけではなく、地元の産業にスポットが当たるというメリットも大きいはずだ。
こちらの記事(【2015年度版】お得な「ふるさと納税」ランキング~牛肉編~特産品でもらえる「牛肉」で得する自治体は?)では、より詳細なランキングを掲載しているので、そのランキングを参考に全国各地の“ブランド牛”がもらえる自治体に「ふるさと納税」をして、食べ比べするのも一興だろう。
(取材・文/昌谷大介、日下部貴士[A4studio])
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iD | |
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