「1月に権利が確定する株」の配当利回りランキング！利回り4.2％のOSGコーポレーション、利回り3.9％の明豊エンタープライズなど、おすすめ高配当株を紹介

2023年1月に権利が確定する銘柄の
「配当利回りランキング」を公開！

　約3800社ある上場企業のうち、2023年1月に「配当」の権利が確定するのは「1月決算会社（期末配当）」か「7月決算会社（中間配当）」のいずれかで、該当する企業は約110社も存在する。これでは配当の権利が確定する銘柄や、その銘柄の配当金、配当利回りなどを調べて、どの銘柄に投資するのがお得なのかを把握しておくのは非常に困難だ。

　そこで、ザイ・オンラインでは2023年1月に配当の権利が確定する銘柄について、年間配当額や配当利回り、増配の有無などを調査し、「配当利回り」の高さでランキングを作成！　その中で、調査時点の配当利回りが2022年11月の東証プライムの平均利回り（2.26％、配当実施企業のみ）を上回る「高配当株」上位15銘柄を紹介していく（なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2022年12月23日の終値で算出）。
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　ただし、何らかの要因で株価が急落して「高配当」になっている銘柄などもある可能性には要注意。念のため、今回のランキングでは「配当額＞純利益」で「配当性向が100％」を超えていたり、「純利益がマイナス（赤字）」となっていたりする銘柄は除外しているが、「配当利回りの高さ」だけでなく、直近の業績予想や開示情報にも目を通すようにしよう。
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　なお、このランキング表のあとに「前期比『増配予想』株の配当利回りランキング！」も掲載しているのでお見逃しなく！
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■1月に権利が確定する高配当株ランキング！ ベスト15 　（2022年12月23日時点）
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （1月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
1位	菱洋エレクトロ（東P・8068）
	4.84％	110円（60円）	減配	有	1/27	22万7000円
2位	OSGコーポレーション（東S・6757）
	4.67％	40円（40円）	横ばい	―	1/27	8万5600円
3位	コーセーアールイー（東S、福・3246）
	4.54％	36円（36円）	増配	有	1/27	7万9200円
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4位	積水ハウス（東P、名P・1928）
	4.45％	104円（57円）	増配	有	1/27	23万3200円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒積水ハウス(1928)、11期連続の「増配」を発表し、配当利回り4.13％に！ 配当額は11年で5.2倍に増加、2023年1月期は前期比14円増の｢1株あたり104円｣に
5位	スバル興業（東S・9632）
	4.17％	380円（250円）	増配	有	1/27	91万1000円
6位	ティーライフ（東S・3172）
	4.09％	52円（26円）	横ばい	有	1/27	12万7000円
7位	アルトナー（東P・2163）
	3.97％	39円（20円）	増配	―	1/27	9万8000円
8位	ミライアル（東S・4238）
	3.92％	55円（30円）	増配	―	1/27	14万100円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒ミライアル(4238)、2期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.2％に！ 年間配当は2年で1.8倍に増加、2023年1月期は前期比10円増の｢1株あたり55円｣に！
9位	プラネット（東S・2391）
	3.52％	42.5円（21円）	増配	―	1/27	12万700円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒プラネット(2391)、19期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.5％に！　配当額は19年で6.8倍に増加、2023年7月期は前期比0.5円増の｢1株あたり42.5円｣
10位	Casa（東P・7196）
	3.47％	30円（30円）	横ばい	有	1/27	8万6400円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （1月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
11位	イムラ封筒（東S・3955）
	3.46％	30円（30円）	横ばい	―	1/27	8万6500円
12位	タカショー（東P・7590）
	3.33％	23円（23円）	横ばい	有	1/18	6万8900円
13位	シーイーシー（東P・9692）
	2.99％	45円（25円）	増配	―	1/27	15万400円
14位	ゼネラルパッカー（東S、名M・6267）
	2.88％	80円（30円）	横ばい	―	1/27	27万7000円
15位	不二電機工業（東S・6654）
	2.86％	32円（16円）	横ばい	有	1/27	11万1800円
※株価などのデータは2022年12月23日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 「1月に権利が確定する株」の中で、配当利回りが2022年11月の東証プライムの平均利回り（2.26％、配当実施企業のみ）を上回る上位15銘柄の「高配当株」は上記の通りだ。ただし、今回のランキングでは配当性向での足切りこそしているものの、「高配当株」は「将来の減配」といったリスクが比較的高めであるのもまた事実。

　そこで、「1月に権利が確定する株」の中で、「前期比で増配予想」となっている銘柄の配当利回りランキングも作成！　さきほどの「1月に権利が確定する高配当株ランキング」と比べて配当利回りは全体的に低くなるが、その分、リスクは抑えられていると考えていいだろう。

　また、表には年間の「配当回数」も記載した。「配当回数」が「年1回」の銘柄は、「1月の権利確定分」がそのまま「年間配当額」となるため、効率的に配当がもらえると言える。それではさっそく見ていこう！

■1月に権利が確定する、前期比「増配予想」株の 　配当利回りランキング！ ベスト10 　（2022年12月23日時点）
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （1月確定額）	配当回数 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
1位	コーセーアールイー（東S、福・3246）
	4.54％	36円（36円）	年1回	有	1/27	7万9200円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒コーセーアールイー、3期連続の「増配」を発表して、配当利回り5.1％に！ 年間配当は3年で2.7倍に増加、2023年1月期は前期比11円増の｢1株あたり36円｣に！
2位	積水ハウス（東P、名P・1928）
	4.45％	104円（57円）	年2回	有	1/27	23万3200円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒積水ハウス(1928)、11期連続の「増配」を発表し、配当利回り4.13％に！ 配当額は11年で5.2倍に増加、2023年1月期は前期比14円増の｢1株あたり104円｣に
3位	スバル興業（東S・9632）
	4.17％	380円（250円）	年2回	有	1/27	91万1000円
4位	アルトナー（東P・2163）
	3.97％	39円（20円）	年2回	―	1/27	9万8000円
5位	ミライアル（東S・4238）
	3.92％	55円（30円）	年2回	―	1/27	14万100円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒ミライアル(4238)、2期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.2％に！ 年間配当は2年で1.8倍に増加、2023年1月期は前期比10円増の｢1株あたり55円｣に！
6位	プラネット（東S・2391）
	3.52％	42.5円（21円）	年2回	―	1/27	12万700円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒プラネット(2391)、19期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.5％に！　配当額は19年で6.8倍に増加、2023年7月期は前期比0.5円増の｢1株あたり42.5円｣
7位	シーイーシー（東P・9692）
	2.99％	45円（25円）	年2回	―	1/27	15万400円
8位	東京楽天地（東P・8842）
	2.45％	100円（70円）	年2回	有	1/27	40万7000円
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9位	JMホールディングス（東P・3539）
	2.37％	40円（20円）	年2回	有	1/27	16万8500円
10位	ネオジャパン（東P・3921）
	2.10％	20円（20円）	年1回	有	1/27	9万5000円
※株価などのデータは2022年12月23日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 「前期比で増配予想」という条件を付け加えたことで配当利回りは全体的に低くなったが、よく見ると、1位の「コーセーアールイー」や10位の「ネオジャパン」は配当が年1回（1月のみ）となっている。そういった銘柄は年2回の配当を実施している銘柄よりも、「1月の権利確定分」の利回りが高い可能性もあるので注目しておきたい。
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2023年1月末が「権利確定日」の銘柄は
1月27日（金）の「権利付き最終日」に保有しておこう！

　最後に、2023年1月の「権利確定日」と「権利付き最終日」を忘れずに確認しておこう。「権利確定日」が2023年1月末の場合、「権利付き最終日」は2023年1月27日となるので、1月27日に株を保有しておくようにしよう。なお、1月20日が「権利確定日」の「タカショー」は1月18日が「権利付き最終日」になるので要注意！

　ちなみに、高配当株には「『権利付き最終日』の翌日の『権利落ち日』に株価が下落」しやすい傾向もあるため、「権利付き最終日」直前に株を購入して配当の権利を得ても、「権利落ち日」に株価が下落して配当以上に損をする可能性もあるので注意しておこう。その傾向を逆手に取って、長期保有する前提であれば「権利落ち日」に購入することも検討してみよう。
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