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【1】今日の株式相場早わかり!
前日終値挟み一進一退、非鉄金属・鉄鋼が堅調
日経平均株価は3日ぶりに小幅反落! 1日の米国市場は高安まちまち。NYダウは小幅反発したものの、ハイテク株が多いナスダック総合指数は続落した。今日の東京市場では、米国市場の流れを受けてグロース(成長)株が売られる一方、バリュー(割安)株は物色される銘柄もあり、前日終値を挟み一進一退の展開となった。円相場が1ドル=136円台後半まで下落したことも日経平均株価を下支えした。
個別では、スポンジチタンの値上げで高炉メーカーと交渉が妥結したと報じられた大阪チタニウムテクノロジーズが+12.86%の大幅上昇。非鉄金属のほか、中国の経済再開が進むとの期待から鉄鋼株も堅調だった。今晩の海外ではユーロ圏の2月消費者物価指数(HICP)の発表に注目が集まる。
【日経平均】27498.87円→(-17.66円)
【マザーズ指数】748.96↑(+3.62)
【NYダウ】32661.84ドル→(+5.14ドル、1日)
【ナスダック】11379.485↓(-76.059、1日)
■日経平均株価チャート/日足・6カ月
【2】今日の注目株!
インバウンド期待再び!? 百貨店などの月次に注目
昨日は百貨店各社のほか、ワークマンなど話題の小売企業の月次売上高開示が集中した。決算発表一巡後とあって、今日の株式市場では貴重な材料とされたようだ。漏らさずチェックしよう。
昨年後半に比べると、インバウンド(訪日客)銘柄として百貨店に注目が集まることは減った。ただ、韓国や台湾、香港からの訪日客の免税売上が好調な上、中国からの渡航者に対する水際対策が昨日、緩和されたこともあり、さらに業績が拡大するとの期待感が高まっている。業界首位の三越伊勢丹ホールディングスはじめ、今日の百貨店各社の株価は総じて堅調だ。
特に株価上昇が目立ったのが、阪急・阪神百貨店を傘下にもつエイチ・ツー・オー リテイリング。免税売上だけでなく、バレンタイン商戦も好調で、コロナ前の2019年2月と比べても売上高は+2%となった。経済再開で国内需要も回復している点が好感された。政府は3月13日以降、屋内外を問わずマスク着用を個人判断に委ねる方針。化粧意識の高まりが、化粧品を多く扱う百貨店の売上にどう影響するかにも注目したい(2月17日付【3】コラムも参照)。
百貨店以外では、ワークマンが-5.33%と大幅に下落した。2月の既存店売上高は前年同月比-1.5%。20日締めの西松屋チェーンやしまむらの月次売上高が好調(2月27日付注目株コーナーを参照)だったことから、同社の株価も足元では堅調だった。期待が大きかっただけに失望売りを招いたようだ。
■エイチ・ツー・オー リテイリング株価チャート/日足・6カ月
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【3】木曜連載「ダイヤモンドZAi最新号の注目記事」
高配当株選びで重要な「3つの新常識」とは?
発売中のダイヤモンド・ザイ4月号の大特集は「10年に一度の”買い”チャンス! 最強の【高配当株】」! 足元、配当による株主還元を重視する企業が増え、日本株市場では利回り5%超の高配当株の数が、過去最高水準になっている。この大特集では注目すべき高配当株を、アナリストや高配当株好きの個人投資家に聞いている。
今回はこの大特集から、配当投資家の配当鳥さんと、名古屋の長期投資家(なごちょう)さんに聞いた「高配当株の3つの新常識」を紹介!
【※続きはコチラから】
⇒【日本株】高配当株投資で失敗しない「3つの新常識」を紹介! 銘柄選びでは利回りだけでなく業績・配当の推移や配当性向に注目し、割安感のある銘柄を狙おう!
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