IPO株の銘柄分析&予想

「ニッポンインシュア」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の家賃債務保証サービス企業との比較や予想まで解説![2023年10月6日 情報更新]

2023年8月29日公開(2023年10月6日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ニッポンインシュア
市場・コード/業種 スタンダード・5843/その他金融業
上場日 10月3日
申込期間(BB期間) 9月14日~9月21日
おすすめ証券会社 楽天証券マネックス証券松井証券SBI証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1005円(+24.07%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ニッポンインシュアが10月3日にIPO(新規上場)!

「ニッポンインシュア」の公式サイトより

 ニッポンインシュアは、2023年8月29日、東京証券取引所に上場承認され、2023年10月3日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ニッポンインシュアは2002年4月10日に設立された。保証事業とその他が同社の主な事業。保証事業は、賃貸住宅などにおける家賃債務の保証を行う家賃債務保証サービスを中核とし、今後の高齢化などの社会問題解決のための介護費債務保証サービス、入院費債務保証サービスを展開している。

 また、その他として、フランチャイズに加盟しコインランドリー及びフィットネスクラブの運営をしている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ニッポンインシュアのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 9月12
ブックビルディング(抽選申込)期間 9月14日~9月21日
公開価格決定 9月22日
購入申込期間 9月25日~9月28日
払込日 10月2日
上場日 10月3日

ニッポンインシュアのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年9月25日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.2%
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.2%
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.2%
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券(主幹事証券) 97.4  
岡三証券 1.5  
FFG証券 0.2%  
西日本シティTT証券 0.2%  

ニッポンインシュアのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 810円
仮条件
[予想PER(※2)
790~810円
10.0倍~10.3倍]
公募価格 810円
初値 1005円
初値騰落率 +24.07%
予想トレーディングレンジ(※3) 600~1400
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2023年9月8日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 13.2倍
あんしん保証<7183> 9.2倍
ジェイリース<7187> 11.2倍(連)
イントラスト<7191> 16.2倍
Casa<7196> 16.0倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ニッポンインシュアの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 265万株(予定)
公開株式数 公募65万株  売出77万株
(オーバーアロットメントによる売出21万3000株)
想定公開規模(※1) 13.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ニッポンインシュアは家賃債務保証サービスが中核

 賃貸住宅などにおける家賃債務の保証を行う家賃債務保証サービスを中核とし、今後の高齢化などの社会問題解決のための介護費債務保証サービス、入院費債務保証サービスを展開。2022年9月期の初回保証契約件数3万1267件、初回保証契約単価4万6424円、求償債権発生率5.4%、求償債権回収率98.6%。

 家賃保証サービス関連がIPOで特に人気があるとはいえず、東証スタンダード上場であることから大きな注目は集まりづらいだろう。ただ、公開規模に荷もたれ感はなく、価格設定も類似企業と比較して妥当なところとなっている。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。10/3は公開規模200億円前後となる見通しの西部技研<6223>が同時上場する。

⇒西部技研<6223>のIPO情報はこちら!

◆「ニッポンインシュア」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
楽天証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ニッポンインシュアの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2020/9 1,735
(―)
148
(―)
100
(―)
2021/9 2,169
(25.0%)
193
30.1%
105
4.6%
2022/9 2,604
(20.1%)
406
110.3%
255
142.8%
2023/9予 2,814
(8.0%)
230
-43.4%
164
-35.8%
2024/9予 3,165
(12.5%)
301
30.9%
209
27.4%
2023/6 3Q 2,125
(―)
315
(―)
197
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:78.87円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ニッポンインシュアの業績コメント

 2023年9月期の業績は、売上高が前期比8.0%増の28.1億円、経常利益が同43.4%減の2.3億円と増収減益の見通しとなっている。

 同社の関連業界である賃貸不動産業界においては、社会の変化がその動向に大きな影響を与えている。少子高齢化や晩婚化が進行し単身世帯の増加、加えて、働き方の変化により、テレワークやフレックスタイムを導入する企業が増えている。これらの変化は、物件のニーズにも影響を与え、業界各社は多種多様な物件を提供することで対応している。

 また、新型コロナウイルスの影響により、非対面や非接触の接客のニーズは高まり、オンライン内見やITを活用した重要事項説明など、新たなサービスの提供が続けられている。

 このような事業環境のもと、同社は多様化する顧客ニーズに対応するべく、これまで培ってきたノウハウを活用し、保証システムの改修強化を図り、サービスの業容拡大を目指している。通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高21.2億円で75.5%、経常利益3.1億円で137.3%となっている。なお、2024年9月期の業績は、売上高が2023年9月期比12.5%増の31.6億円、経常利益が同30.9%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。

ニッポンインシュアの詳細情報

■基本情報
所在地 福岡県福岡市中央区天神二丁目14番2号 福岡証券ビル6階
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 坂本 真也(昭和49年4月18日生)
設立 平成14年4月10日
資本金 5000万円(令和5年8月29日現在)
従業員数 108人(令和5年7月31日現在)
事業内容 家賃債務保証サービスを主とした保証事業等
■売上高構成比率(2022/9期 実績)
品目 金額 比率
保証事業 2,408 百万円 92.5%
その他 196 百万円 7.5%
合計 2,604 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 三好 修 62万株 31.00%
2 三好 京子 35万株 17.50%
3 株式会社Mサポート 30万株 15.00%
3 株式会社サンコー管理 30万株 15.00%
5 矢野 泉 10万株 5.00
6 坂本 真也 8万株 4.00%
6 竹村 洋一 8万株 4.00%
6 德岡 拓郎 8万株 4.00%
9 渡辺 誠 6万株 3.00%
10 今野 幸輝 2万株 1.00%
合計   199万株 99.50%
■その他情報
手取金の使途 設備資金及び運転資金に充当する予定。
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「ニッポンインシュア」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
楽天証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ニッポンインシュアの銘柄紹介

 同社の主な事業は、保証事業とその他である。保証事業は、賃貸住宅などにおける家賃債務の保証を行う家賃債務保証サービスを中核とし、今後の高齢化などの社会問題解決のための介護費債務保証サービス、入院費債務保証サービスを展開している。また、その他として、フランチャイズに加盟しコインランドリー及びフィットネスクラブの運営をしている。

[保証事業]

(1)家賃債務保証サービス

 同社は、賃貸住宅の賃貸借契約において、入居者の連帯保証人の役割を果たす家賃債務保証サービスを提供している。家賃債務保証サービスにおいて、同社は、不動産管理会社を通じて入居希望者から申し込みを受け付けたのちに、入居希望者の属性情報などを基に審査を実施し、保証委託契約の可否の判断を行う。

 その結果、契約可能と判断した場合、住居用の基本プランの例では、入居者から月額賃料総額の0.5ヶ月分(最低保証料2万円)の初回保証料を受領し、入居者の賃料債務の保証を引き受け、1年ごとの更新では更新保証料1万円を入居者から受領することで、継続して保証を引き受けている。また、保証料の支払方法については、毎年支払型及び毎月支払型を設けている。

(2)介護費債務保証サービス

 介護費債務保証サービスは、介護施設のサービス利用者と同社において保証委託契約を締結し、同社が施設利用者の連帯保証人となることで、同社が介護施設利用費などの滞納リスクを引き受ける保証商品である。

(3)入院費債務保証サービス

 入院費債務保証サービスは、入院患者との間で保証委託契約を締結し、同社が連帯保証人となることで、入院費の未納リスクを引き受ける保証商品である。

[その他]

(1)ランドリーサービス

 WASHハウス<6537>のコインランドリー「WASHハウス」フランチャイズに加盟し、福岡県内で4店舗(目論見書提出日現在)の運営を行っている。コインランドリー「WASHハウス」では、24時間、管理カメラで店舗をモニターで管理しており、WASHハウス(株)の本社から遠隔操作でランドリー機器をコントロールすることができるIoT型ランドリー機器を使用しているので、無人店舗運営が可能となっている。

⇒WASHハウス<6537>のIPO情報はこちら!

(2)フィットネスサービス

 (株)カーブスジャパンのフィットネスクラブ「女性だけの30分健康体操教室カーブス」フランチャイズに加盟し、福岡県内で6店舗(目論見書提出日現在)の運営を行っている。「女性だけの30分健康体操教室カーブス」は、女性専用のフィットネスクラブであり、空いた時間を見つけて気軽に短時間運動を行うことが出来ることが特徴である。

ニッポンインシュアの投資のポイント

 家賃保証サービス関連がIPOで特に人気があるとはいえず、東証スタンダード上場であることから大きな注目は集まりづらいだろう。ただ、公開規模に荷もたれ感はなく、価格設定も類似企業と比較して妥当なところとなっている。なお、家賃保証サービス関連では、2016年に東証マザーズへ上場したジェイリース<7187>(公開規模10.1億円)が対公開価格比+34.5%、イントラスト<7191>(16.4億円)が+35.6%という初値だったほか、2017年に東証2部へ上場したCasa<7196>が公開規模84.4億円ながら対公開価格比+2.7%という初値をつけている。

⇒ジェイリース<7187>のIPO情報はこちら! 
⇒イントラスト<7191>のIPO情報はこちら! 
⇒Casa<7196>のIPO情報はこちら! 

 同社事業のメインとなる保証事業は、賃貸住宅などにおける家賃債務の保証を行う家賃債務保証サービスを中核とし、今後の高齢化などの社会問題解決のための介護費債務保証サービス、入院費債務保証サービスを展開している。また、契約管理クラウドシステム「CloudInsure(クラウドインシュア)」を同社で独自開発し、入居者の契約情報が記載された家賃債務保証サービス契約書のダウンロードができるほか、申込に必要な書類を郵送することなくアップロードが可能になるなど契約管理が容易となり、業務負担軽減につながっている。

 2022年9月期の初回保証契約件数3万1267件、初回保証契約単価4万6424円、求償債権発生率(当事業年度の債務保証額に対し、当事業年度に賃料の未納が発生し代位弁済した金額の比率)5.4%、求償債権回収率(当事業年度請求発生額に対し当事業年度に回収した金額の比率)98.6%となっている。従業員は108名。

 業績面について、2024年9月期の業績は、売上高が2023年9月期比12.5%増の31.6億円、経常利益が同30.9%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。保証事業においては、業務のシステム化を進めたことで人件費の抑制がはかられているものの、2023年9月期人件費は前期比12.8%増、2024年9月期は9.7%増となる見込み。また、売上拡大に伴い、事務手数料のほか、求償債権の増加を見込んだ引当金などが増加する影響で売上原価は増加傾向にある。

 想定仮条件水準での2024年9月期予想PERは9~10倍程度で、家賃保証サービスを提供する他の企業と比較しても妥当なところだろう。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。株主には同社役員や元役員らが名を連ねており、今回の上場では元代表取締役らが保有株を放出する。発行済株式については上場後90日後までのロックアップがかかっている。需給面への懸念は軽微だろう。また、10/3は公開規模200億円前後となる見通しの西部技研<6223>が同時上場するが、参加者層は異なると想定され、特に初値買い資金分散の影響は考慮しなくてもよさそうか。

⇒西部技研<6223>のIPO情報はこちら!

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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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