川田テクノロジーズは、2024年3月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2024年3月12日の16時に発表した。これにより、川田テクノロジーズの配当利回り(予想)は3.32%⇒3.65%にアップした。この配当予想が実現すれば"3期連続増配"を達成することになる。
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川田テクノロジーズは、2024年3月期の予想配当を修正し、「1株あたり330円」とすると発表した。なお、川田テクノロジーズは期末配当による年1回の配当を基本方針としており、中間配当は実施していない。
年間配当額の前回予想は「1株あたり300円」だったので、前回予想から「30円」の増配となる。今回の増配発表により、川田テクノロジーズの配当利回り(予想)は3.32%⇒3.65%にアップすることとなった。
また、川田テクノロジーズの2023年3月期の配当は「1株あたり210円」だったので、前期比では「120円」の増配となる見込み。
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川田テクノロジーズは今回、「業績予想の修正」を発表しており、2024年3月期は前回予想比で「増益」の業績予想となっている。また、川田テクノロジーズは配当について、「連結配当性向30%程度を目途」としていることから、業績予想の修正を受けて、今回の「増配」を決定した形だ。
なお、「増配」が発表されたことを受けて、川田テクノロジーズの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)では一時、発表当日(2024年3月12日)の終値9020円より669円高い9689円(+7.41%)を記録をしており、明日以降の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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また、増配が発表されたのは2024年3月に権利が確定する期末配当であり、川田テクノロジーズの期末配当の「権利付き最終日」は2024年3月27日、「権利確定日」は2024年3月29日となっている。
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川田テクノロジーズの過去10期の配当の推移は?
■川田テクノロジーズ(3443)の過去10期の配当の推移 | ||||
期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
2015/3 | 30円 | 2020/3 | 80円 | |
2016/3 | 30円 | 2021/3 | 80円 | |
2017/3 | 60円 | 2022/3 | 100円 | |
2018/3 | 60円 | 2023/3 | 210円 | |
2019/3 | 100円 | 2024/3 | 330円 (予想) |
川田テクノロジーズは2022年3月期以降、連続増配を継続しており、2024年3月期の配当予想「1株あたり330円」が予想通りに実施されれば、”3期連続増配”を達成することになる。
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また、川田テクノロジーズの配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2021年3月期から2024年3月期までの3年間で、川田テクノロジーズの年間配当額は「1株あたり80円」から「1株あたり330円」まで、4.1倍に急増している。
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配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、川田テクノロジーズの株価は2021年3月の終値4710円から発表当日(2024年3月12日)の終値9020円まで、1.9倍に上昇している。
■川田テクノロジーズ(3443)の株価チャート/月足・10年
川田テクノロジーズの配当利回りは?
川田テクノロジーズの2024年3月12日時点の株価(終値)は9020円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※川田テクノロジーズの配当利回り】
株価:9020円
年間配当額:330円
配当利回り:330円÷9020円×100=3.65%
川田テクノロジーズの配当利回りは3.65%。2024年2月の東証プライムの平均利回りは2.06%(配当実施企業のみ)なので、川田テクノロジーズの配当利回りは「高め」と言える。なお、川田テクノロジーズは株主優待を実施していない。
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川田テクノロジーズは、鋼製橋梁、PC橋梁、建築鉄骨、一般建築・システム建築、土木建設関連ソフトウェア開発などを主たる事業としている持株会社。2024年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高8.3%増、営業利益55.2%増、経常利益50.8%増、親会社株主に帰属する当期純利益53.6%増と好調(すべて前期比)。
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■川田テクノロジーズ | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
金属製品 | 3443 | 東証プライム | 330円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
9020円 | 100株 | 90万2000円 | 3.65% |
※株価などのデータは2024年3月12日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
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