【日本株】成長性が高い「半導体・AI関連株」の中で、アナリストが注目する2銘柄を紹介! 半導体関連の大型株「信越化学工業」や、AIチャットボットの「PKSHA Technology」に注目!
発売中のダイヤモンド・ザイ10月号の大特集は「最強日本株【2024年・夏】」。この特集では「高配当株」「大型優良株」「株主優待株」「10万円未満株」「半導体・AI関連株」「低PBR株」「10倍株」という7つのジャンル別に、アナリストなどの専門家22人が選んだ”最強”の日本株を紹介! また、ストラテジストやエコノミストによる「2024年8月~2025年8月までの日経平均株価の予測」も掲載しているので、投資の参考になるはずだ。
今回はこの特集から、今後も相場を牽引しそうな「半導体・AI関連株」の2銘柄を公開!
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注目は、半導体関連のリーダー的存在である「信越化学工業」や、
東証プライムへの市場変更を予定する「PKSHA Technology」!
最近の株式市場で特に注目されているのが、半導体やAIに関連する株だ。世界の半導体市場の規模は、AIの普及も追い風となって、2024年に約6000億ドルを突破。それが2030年には、1兆ドルに拡大すると予想されている。今後も関連株が成長する可能性はかなり高いだろう。
そこで、以下では多くのアナリストが注目している「半導体・AI関連株」の2銘柄を紹介しよう(※株価などのデータは8月6日時点。8月は株価の乱高下が激しかったため、6日時点の株価と最新の株価が乖離している場合もある。投資する際には最新の株価を必ず確認してほしい)。
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一つ目の銘柄は、日本の半導体素材を扱う企業の中でもリーダー的存在と言える信越化学工業(4063)だ。
信越化学工業は世界4大シリコンウエハメーカーの一つ。シリコンウエハは大手4社の寡占で新規参入も困難なため、半導体市場の成長に比例した成長が期待できる。ちなみに、住宅建設に不可欠な塩ビでも世界トップ。世界で住宅需要がある限り売上が伸びる事業モデルを構築している点でも安心だ。
プライコムリサーチの松尾範久さんは「再生半導体メーカーの三益半導体を公開買い付けでグループ化し、業容拡大を図っています。今期は在庫調整が完了し、下期からの業績向上が期待されます」と分析。財務が良好な点も好材料だ。
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続いて紹介するのは、AIアルゴリズムに強みを持つPKSHA Technology(3993)だ。
PKSHA Technologyは2017年に上場したばかりで、日本を代表するAIベンチャーとして注目されてきた。開発や人材への投資を増やしつつ黒字を確保していて「グロース株には珍しく自己資本比率も80%と高水準。経営の安定性に問題はない」と、智剣・Oskarグループの大川智宏さんは見ている。
また、金融文筆家の田代昌之さんは「人材系企業のトライアンフの子会社化で業容を拡大。東証プライム市場へ昇格すれば、TOPIX採用に伴う需給面での追い風も期待できます」と話す。
フィスコの白幡玲美さんも「AI関連の需要増により、ソリューション案件が堅調。AI SaaS事業における製品販売も拡大。買収効果もあり、今期の当期利益を33.3%上方修正」した点を評価している。
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