IPO株の銘柄分析&予想

「TMH(ティーエムエイチ)」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の半導体製造装置販売企業との比較や予想まで解説![2024年12月13日 情報更新]

2024年10月31日公開(2024年12月13日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 TMH(ティーエムエイチ)
市場・コード/業種 東証グロース、福証Q-Board・280A/卸売業
上場日 12月4日
申込期間(BB期間) 11月19日~11月25日
おすすめ証券会社 SBI証券岩井コスモ証券松井証券マネックス証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2128円(+41.87%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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TMHが12月4日にIPO(新規上場)!

「TMH」の公式サイトより

 TMHは、2024年10月31日、東京証券取引所と福岡証券取引所に上場承認され、2024年12月4日にIPO(新規上場)することが決定した。

 TMHは2012年3月9日に設立された。主に半導体工場向けに半導体製造トータルソリューション事業を展開している。サービスとしては、同社の越境ECサイト「LAYLA-EC」等を活用した半導体製造装置部品の販売および修理サービスを提供している。これらは、グローバルサプライヤーが登録する越境ECプラットフォームや継続的に取引を行っているサプライヤー等を通じて調達され、半導体工場へ販売される。また、中古の半導体製造装置の買取りおよび売却支援を行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

TMHのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月15
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月19日~11月25日
公開価格決定 11月26日
購入申込期間 11月27日~12月2日
払込日 12月3日
上場日 12月4日

TMHのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年11月27日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
88.7
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券 7.0  
岡三証券 1.3  
アイザワ証券 1.1  
東洋証券 0.4  
極東証券 0.2  
西日本シティTT証券 0.2  
広田証券 0.2  
水戸証券 0.2  
むさし証券 0.2  

TMHのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1500
仮条件
[予想PER(※2)
1400~1500円
17.4倍~18.7倍]
公募価格 1500円
初値 2128円
初値騰落率 +41.87%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000~2500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2024年11月14日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 11.8倍
東エレデバ<2760> 10.5倍(連)
RSテクノ<3445> 12.0倍(連)
TOWA<6315> 13.9倍(連)
アバール<6918> 10.6倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は割高と判断できる。

TMHの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 355万6250株(予定)
公開株式数 公募19万株  売出41万5000株
(オーバーアロットメントによる売出9万700株)
想定公開規模(※1) 10.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

TMHは半導体サプライチェーンを支援

 半導体製造装置部品の販売・修理サービス及び半導体製造装置の買取・売却支援を行う。2018年に開設した越境ECプラットフォーム「LAYLA-EC」は世界のサプライヤー200社超がサイトに登録し、2024年9月末現在では31.5万点超のアイテム点数が揃うプラットフォームにまで成長している。

 地味な印象のある卸売業セクターながら、半導体企業向けのビジネスを展開しているため、時流に乗っているととらえられそうだ。前期・前々期は国内向けの売上高が全体の7~8割を占めており、業績推移に底堅さが見受けられるなか、今期は上海企業向けの装置販売サービスで売上大幅増となっている。ただ、成長期待を織り込み価格設定は類似企業と比べやや見た目のPERが高めになっており、値ごろ感が出てくるかは気になるところ。

 公開規模は10億円前後と荷もたれ感のない大きさとなる見込み。

◆「TMH」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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TMHの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2020/11 1,003
(13.6%)
▲ 89
(―)
▲ 98
(―)
2021/11 1,110
(10.6%)
9
5
2022/11 1,698
(53.0%)
246
2596.2%
216
3703.0%
2023/11 1,747
(2.8%)
▲ 353
116
-46.2%
2024/11予 6,235
(256.9%)
359
286
145.3%
2024/5 2Q 3,534
(―)
148
(―)
147
(―)
2024/8 3Q 3,885
(―)
29
(―)
28
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:80.42円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

TMHの業績コメント

 2024年11月期の業績は、売上高が前期比3.6倍の62.3億円、経常利益が3.5億円(前期は3.5億円の損失)と増収・経常黒字転換の見通しとなっている。

 前期においては、世界経済の動向による影響は軽微だったが、メモリ市況の停滞や受注金額の大きな案件の受注後のキャンセル要請に伴い売上高および利益はやや弱含みとなった。半導体製造フィールドソリューション事業においては、半導体メーカーとの信頼関係構築により装置を半導体メーカーから直接購入することができるようになり、販売金額が1000万円を超える大型案件受注が増加した。また、同社越境ECサイト「LAYLA-EC」を活用する半導体メーカーも大幅に増加し、同社の売上増加に寄与した。

 今期に入り、第3四半期累計期間(23年12月~24年8月)においては、特にAI半導体メーカーのエヌビディアの好決算、パワー半導体の需要旺盛、メモリ市況の回復など半導体業界にも明るいニュースが多く、株式市場の好調を半導体関連銘柄が下支えした。このような状況のもと、同社の業績は期初計画を上振れて推移している。半導体製造フィールドソリューション事業では、半導体工場からの装置の解体および搬出を伴う案件が大幅に増加し、エンジニアリング能力が強く求められた。

 さらに、従来から展開してきた同社越境ECサイト「LAYLA-EC」に加え、半導体メーカーのデジタル化を加速させる新たな競売プラットフォームシステム「LAYLA Auction」の本格的な営業展開により引き合いが増加しつつある。なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高38.8億円で62.3%、経常利益0.2億円で8.2%となっている。ちなみに経常利益は現段階で想定通りの推移という。

TMHの詳細情報

■基本情報
所在地 大分県大分市下郡北三丁目14番6号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 榎並 大輔(昭和57年4月8日生)
設立 平成24年3月9日
資本金 1億円(令和6年10月31日現在)
従業員数 37人(令和6年9月30日現在)
事業内容 半導体製造装置部品の販売・修理サービス及び半導体製造装置の買取・売却支援
■売上高構成比率(2023/11期 実績)
品目 金額 比率
部品販売・修理サービス 936 百万円 53.6%
装置販売サービス 810 百万円 46.4%
その他 0 百万円 0.0%
合計 1,747 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 榎並 大輔 242万4500株 72.02%
2 SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 25万株 7.43%
3 林 書宏 10万5000株 3.12%
3 林 書玄 10万5000株 3.12%
3 九州アントレプレナークラブ2号投資事業有限責任組合 10万5000株 3.12%
6 おおいた中小企業成長ファンド投資事業有限責任組合 8万5000株 2.53%
7 SEVENファンド2号 6万3000株 1.87%
8 CBC(株) 6万2500株 1.86%
8 三菱UFJキャピタル6号投資事業有限責任組合 6万2500株 1.86%
10 Golden Asia Fund II, L.P. 3万7750株 1.12%
合計   330万250株 98.04%
■その他情報
手取金の使途 (1)広告宣伝費、(2)製造設備資金、(3)システム開発費用および(4)採用費用および人件費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2021年12月24日
割当先 大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合、他1社
発行価格 1520円 ※株式分割を考慮済み
◆「TMH」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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TMHの銘柄紹介

 同社では、主に半導体工場向けに半導体製造トータルソリューション事業を展開している。サービスとしては、同社越境ECサイト「LAYLA-EC」等を活用した半導体製造装置部品の販売および修理サービスを提供している。これらは、グローバルサプライヤーが登録する越境ECプラットフォームや継続的に取引を行っているサプライヤー等を通じて調達され、半導体工場へ販売される。また、中古の半導体製造装置の買取りおよび売却支援をしている。

 装置の販売には、装置の解体、搬出、設置、必要に応じて装置のプロセスチューニングなどを必要とし、同社のFE(フィールドエンジニア)メンバーによるエンジニアリング力を活かしたサービスが装置の買取りおよび売却の下支えになっている。

 2012年の創業以来、同社はグローバルな半導体製造市場でのリーダーを目指しており、特に旧型の半導体工場が多い国内市場に焦点を当て、エンジニアリングとデジタル化の両面から事業を展開してきた。エンジニアリング領域では、半導体製造装置の買取から設置までの全工程を手掛けており、解体などの高度な技術を要する作業も行っている。デジタル化では、2018年に開設した「LAYLA-EC」が、31.5万点超(2024年9月末時点)のアイテムを取り扱い、多くの国内半導体工場が登録している。

 同社の売上は、半導体製造装置の越境ECプラットフォーム等を利用した部品販売・修理サービスとエンジニアリング力を活用した装置販売サービスの2つに分類される。部品販売・修理サービスは、一度受注すると継続的に再発注が見込まれる安定した収益源である。一方で、装置販売サービスについては、売上計上までリードタイムが必要だが、売上の確実性が高い特徴がある。

 ビジネスフローでは、「LAYLA-EC」を通じて世界中の装置や部品情報を集約し、半導体製造装置の調達プロセスを効率化している。また、世界中のエンジニアリング会社やサプライヤーと連携し、多様な顧客ニーズに応えるソリューションを提供している。これにより、半導体工場は必要な装置や部品、修理サービスをスムーズに受け取ることが可能となっている。

 同社は、日本国内には大分(本社)の他、熊本、東京、四日市、岩手の5拠点で営業体制を構築している。半導体製造装置に知見のある技術営業人員が多数在籍し、クライアントの装置等を診断し、工程や装置自体の改善を提案することで、大手メーカーとの競合に関わらず受注を拡大している。

 「LAYLA-EC」は2018年4月に開設。世界のサプライヤー200社超がサイトに登録し、2024年9月末現在では31.5万点超のアイテム点数が揃うプラットフォームにまで成長している。また、顧客数においても国内半導体工場の登録工場数:50工場超、登録ユーザー数:700名超まで増加している。また、新たなソリューションとして工場で不要となった旧型半導体製造装置の売却を支援する競売プラットフォームシステム(「LAYLA-Auction」)を2023年7月に開設。売買成立後の搬出や輸出手続きも同社が担い、設備更新などで不要になった遊休化する中古装置が増加するなか、半導体工場の保管スペースや廃棄費用の削減ニーズに対応するサービスを展開している。

TMHの投資のポイント

 地味な印象のある卸売業セクターながら、半導体企業向けのビジネスを展開しているため、時流に乗っているととらえられそうだ。前期・前々期は国内向けの売上高が全体の7~8割を占めており、業績推移に底堅さが見受けられるなか、今期は上海企業向けの装置販売サービスで売上大幅増となっている。ただ、成長期待を織り込み価格設定は類似企業と比べやや見た目のPERが高めになっており、値ごろ感が出てくるかは気になるところ。

 2012年3月に大分県大分市にて半導体製造装置部品の修理や販売を取り扱う会社として設立。代表取締役社長の榎並大輔氏は、(株)東芝の大分工場の調達部にて勤務しており、当時感じたサプライヤー管理(調達)に対する課題を解決すべく同社を設立したという。社名は「Technology Makes Happiness」の頭文字から構成されている。越境ECプラットフォーム「LAYLA-EC」等を利用した部品販売・修理サービスとエンジニアリング力を活用した装置販売サービスを提供している。2023年7月に半導体製造装置に特化した競売プラットフォームシステム「LAYLA-Auction」を新たなソリューションとして立ち上げた。

 中長期的な目標として売上総利益率は25%、営業利益率は15%を掲げている。2023年11月期売上高全体のうち、日本テキサス・インスツルメンツ合同会社向けが19.6%、キオクシア(株)及びグループ会社向けが16.0%、FUJIAN ANXIN SEMICONDUCTOR TECHNOLOGY社向けが11.7%、TUMI Semiconductor Technology社向けが10.3%を占めている。従業員は37名。

 業績面について、2024年11月期の業績は、売上高が前期比3.6倍の62.3億円、経常利益が3.5億円(前期は3.5億円の損失)と増収・経常黒字転換の見通しとなっている。業績は各期で波がある印象。今期は、装置販売サービスが好調であり、今期の出荷台数は64台(前期は21台)を計画している。第3四半期累計期間(23年12月~24年8月)においては、全社売上のうち、New Eastech (Shanghai)社向けが36.5%、SIOYIE社向けが16.7%、Jiangsu DOMO semiconductor technology社向けが12.9%となっている。前々期・前期は国内売上が全体の7~8割だったが、今期は比率が下がりそうだ。

 想定仮条件水準の2024年11月期予想PERは17~19倍台で、来期の業績成長も織り込んだ水準とみられる。

 公開規模は10億円前後と荷もたれ感のない大きさとなる見込み。公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となるベンチャーキャピタルらの保有株式は78万9250株(上場時発行済株式総数の22.2%)となっており、ロックアップ解除水準ラインは意識されてきそうだ。

◆「TMH」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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