IPO株の銘柄分析&予想

「ミライロ」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の障害者向けインフラ等サービス企業との比較や予想まで解説![2025年3月14日 情報更新]

2025年2月17日公開(2025年3月14日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ミライロ
市場・コード/業種 グロース・335A/情報・通信業
上場日 3月24日
申込期間(BB期間) 3月6日~3月12日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券楽天証券マネックス証券松井証券三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

ミライロが3月24日にIPO(新規上場)!

「ミライロ」の公式サイトより

 ミライロは、2025年2月17日、東京証券取引所に上場承認され、2025年3月24日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ミライロは2010年6月2日に設立された。デジタル障害者手帳「ミライロID」によるインフラの提供、企業等への「バリアバリューソリューション」の提供を軸として、障害者とその家族が今日を楽しみ、明日を期待できる社会を実現するための事業展開を行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ミライロのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月5
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月6日~3月12日
公開価格決定 3月13日
購入申込期間 3月14日~3月19日
払込日 3月21日
上場日 3月24日

ミライロのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年3月14日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短即日で取引可能]
93.9
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
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岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
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マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
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松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.9  
みずほ証券 0.9  
岡三証券 0.9  

ミライロのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 255
仮条件
[予想PER(※2)
255~270円
[25.7倍~27.2倍]
公募価格 270円
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 150~500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2025年3月4日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 20.0倍
カラダノート<4014> 14.5倍
ベビカレ<7363> 22.5倍
MTI<9438> 23.0倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

ミライロの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1047万5000株(予定)
公開株式数 公募125万株  売出105万1200株
(オーバーアロットメントによる売出34万5100株)
想定公開規模(※1) 6.7億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ミライロはデジタル障害者手帳「ミライロID」提供

 デジタル障害者手帳「ミライロID」の企画、設計、開発、提供/ユニバーサルデザインに関する研修、リサーチ&コンサルティング/手話通訳派遣、遠隔通訳など情報保障及び手話講座の提供を行う。デジタル障害者手帳「ミライロID」は、2019年7月からスマートフォンのアプリとして提供。2024年12月末時点で導入事業者数は4094事業者(前期末比32事業者増)、ユーザー数43.5万人(同3.1万人増)。

 今年は4月から開催の大阪・関西万博や11月開催のデフリンピックなど、障害者対応のDX化が加速するきっかけとなりそうな大きなイベントを控えているため、注目を集めやすいとみる。公開規模に軽量感があり、低位株のため、個人投資家も取引参加がしやすそうだ。

 公開規模は10億円未満と軽量感のある大きさになる見込み。

◆「ミライロ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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ミライロの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2021/9 388
(7.0%)
▲ 129
(―)
▲ 134
(―)
2022/9 615
(58.4%)
▲ 46
▲ 59
2023/9 582
(-5.3%)
11
9
2024/9 709
(21.7%)
121
1002.4%
178
1762.9%
2025/9予 880
(24.0%)
163
34.3%
104
-41.9%
2024/12 1Q 183
(―)
26
(―)
16
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:9.93円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ミライロの業績コメント

 2025年9月期の業績は、売上高が前期比24.0%増の8.8億円、経常利益が同34.3%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。

 2019年7月にリリースしたデジタル障害者手帳「ミライロID」では、2024年12月末時点で、導入事業者数4094事業者(前期末比32事業者増)、ユーザー数43.5万人(同3.1万人増)と認知度が向上した。また、使える場所やユーザー数の増加、コンテンツ力の向上等に伴い、アクティブユーザー数は月間15.6万人に増加しており、障害者の外出や消費の促進に寄与している。

 2024年1月よりリリースしたオンラインショップ「ミライロストア」においては、2024年12月末時点で、セラー数39事業者、商品数389アイテムを掲載しており、今後さらなる商品数の拡充と、GMV(流通取引総額)の増加を目指している。また、「ミライロID」とのシステム連携も増加しており、鉄道事業者では初めてとなるアプリ間連携による障害者割引を適用したきっぷ購入等を実現した。

 バリアバリューソリューションにおいては、2024年4月の改正障害者差別解消法の施行や、法定雇用率の引き上げに伴い、障害者に対する合理的配慮の提供や事前的改善措置への対応に関する需要がこれまで以上に高まっている。ユニバーサルマナー研修及び検定においては、障害者雇用の現場で役立つ実践的なコミュニケーション手法など、障害のある社員が活躍するための雇用ノウハウの習得を目的とした「ユニバーサルワーク研修 実務編」の提供を開始した。また、コミュニケーションサポートにおいては、遠隔手話通訳専用の「ミライロ・コネクトオンライン手話通訳サービス」を開始した。通期計画に対する第1四半期末時点での進捗率は、売上高が1.8億円で20.8%、経常利益が0.2億円で16.0%となっている。

ミライロの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市淀川区西中島三丁目8番15号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 垣内 俊哉(平成1年4月14日生)
設立 平成22年6月2日
資本金 1億1259万円(令和7年2月17日現在)
従業員数 50人(令和6年12月31日現在)
事業内容 <1>デジタル障害者手帳「ミライロID」の企画、設計、開発、提供 <2>ユニバーサルデザインに関する研修、リサーチ&コンサルティング <3>手話通訳派遣、遠隔通訳など情報保障及び手話講座の提供
■売上高構成比率(2024/9期 実績)
品目 金額 比率
ミライロIDソリューション 238 百万円 33.6%
ユニバーサルマナー研修及び検定 298 百万円 42.0%
コミュニケーションサポート 172 百万円 24.4%
合計 709 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 垣内 俊哉 338万株 36.64%
2 民野 剛郎 336万株 36.42%
3 大阪市高速電気軌道(株) 20万株 2.17%
3 住友林業(株) 20万株 2.17%
3 ヤマトホールディングス(株) 20万株 2.17
6 (株)三菱UFJ銀行 19万2000株 2.08%
7 (株)エス・ケイプランニング 15万7800株 1.71%
7 大亀 雄平 15万7800株 1.71%
7 樫野 孝人 15万7800株 1.71%
7 寺嶋 正浩 15万7800株 1.71%
合計   816万3200株 88.49%
■その他情報
手取金の使途 (1)ソフトウエア開発・改修費用、(2)人材採用及び人件費、(3)ソフトウエア利用者登録作業費、(4)長期借入金の返済、(5)広告宣伝費、(6)事務所設備に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2023年7月20日
割当先 ソニーグループ(株)
発行価格 260円 ※株式分割を考慮済み
◆「ミライロ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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ミライロの銘柄紹介

 代表取締役社長の垣内俊哉氏及び取締役副社長民野剛郎氏が2009年5月立命館大学在学中に発足した障害者向け社会活動を行う学生団体「Value Added Network」を、2010年6月に法人化し同社が設立。垣内社長自身が骨形成不全症であり、車いすでの生活を送っている。同社では「バリアバリュー」を企業理念とし、当事者の視点から「障害=バリア」を取り除き、「価値=バリュー」に転換するインフラやソリューション、サービスの提供を行っている。デジタル障害者手帳「ミライロID」によるインフラの提供、企業等への「バリアバリューソリューション」の提供を軸として、障害者とその家族が今日を楽しみ、明日を期待できる社会を実現するための事業展開を行っている。

 デジタル障害者手帳「ミライロID」は、2019年7月からスマートフォンのアプリとして提供されており、ユーザーは個人情報と障害者手帳画像を登録し、さらに同社で登録内容を目視で確認して認証することにより、スマートフォンだけで障害者手帳の確認と同等の効果をユーザーに提供することを目指している。さらに登録情報の信頼性を高めるため、2020年6月から政府が運営するオンラインサービス「マイナポータル」との連携が可能となり、現在、鉄道会社をはじめとして、高速道路・バス・タクシー・航空等の交通機関、美術館・博物館・レジャー施設等の障害者割引を提供する施設、地方自治体の関連施設で障害者手帳の現物がなくとも、スマートフォン上の「ミライロID」画面の提示により障害者割引の適用が可能となっている。

 同社では「ミライロID」をデジタル障害者手帳として、さらなる利便性・メリットの向上、利用拠点の拡大により、ユーザー数の増加を図り、障害者が社会活動を行うためのインフラとして無償で提供している。また「ミライロID」には、障害情報登録機能、プッシュ通知機能、クーポン機能、アンケート機能、マップ機能、ストア機能など多様な機能を実装しており、他のシステムとのAPI連携も可能となっている。なお、2024年12月末時点における「ミライロID」の導入事業者数は4094事業者、ユーザー数は43.5万人となっている。

 また、同社は、企業等に対して、障害者にとっての社会的障壁を取り除き、障害者との共生社会を実現するため、障害を価値に転換するためのバリアバリューソリューションを提供している。ミライロIDソリューションでは、「ミライロID」による障害者に対するサービス提供や、企業等からの障害者への対応・取り組みに関する相談に対し、「ミライロID」や専門人材を活用したソリューションやコンサルティングを提供している。ユニバーサルマナー研修及び検定では、障害者・高齢者・LGBTQ+等の多様な人との向き合い方をユニバーサルマナーと定義し、障害のある当事者が講師となるユニバーサルマナー研修及び検定を会場開催・オンライン開催・eラーニングにより実施している。なお、検定における資格認定については、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会(同社非連結子会社)が行っている。

 コミュニケーションサポートでは、聴覚や発話に困難のある方(聴覚障害者等)に向けた情報保障サービス「ミライロ・コネクト」を提供している。「ミライロ・コネクト」では、企業や自治体に向けた遠隔手話通訳サービス、手話リレーサービス、手話・文字通訳派遣の提供に加えて、電話リレーサービスのオペレータ業務の受託、手話通訳者を目指す方や手話を学びたい方のスキルアップをサポートする手話オンライン講座「ミライロ・コネクトClub」を行っている。

ミライロの投資のポイント

 今年は4月から開催の大阪・関西万博や11月開催のデフリンピックなど、障害者対応のDX化が加速するきっかけとなりそうな大きなイベントを控えているため、注目を集めやすいとみる。公開規模に軽量感があり、低位株のため、個人投資家も取引参加がしやすそうだ。公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される株式は存在するものの、割合が小さいためそこまで意識はされなさそうだ。3月上場ラッシュ中盤での上場となるが、同時上場する銘柄はなく、スケジュール面は比較的良好だろう。

 同社の提供するデジタル障害者手帳「ミライロID」は、2019年7月からスマートフォンのアプリとして提供されており、ユーザーは個人情報と障害者手帳画像を登録し、さらに同社で登録内容を目視で確認して認証することにより、スマートフォンだけで障害者手帳の確認と同等の効果をユーザーに提供することを目指している。

 2024年12月末時点で「ミライロID」の導入事業者数は4094事業者(前期末比32事業者増)、ユーザー数43.5万人(同3.1万人増)となっている。アクティブユーザー数は月間15.6万人に増加しており、障害者の外出や消費の促進に寄与している。「ミライロID」は、2020年6月にマイナポータルとの連携を開始、2021年3月には全国の鉄道事業者123社で一斉導入された。2024年1月にオンラインショップ「ミライロストア」の提供を開始、2024年12月末時点で、セラー数39事業者、商品数389アイテムを掲載している。従業員は50名。

 業績面について、2025年9月期の業績は、売上高が前期比24.0%増の8.8億円、経常利益が同34.3%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。ミライロ1Dソリューションの売上高は、ミライロ1Dユーザー数の増加など、プラットフォームの価値向上に伴う顧客数や商材単価の上昇、2025年の大阪・関西万博の開催に伴う案件の増加により売上高は伸長を見込み、2.9億円(前期比23.1%増)を計画している。ユニバーサルマナー研修及び検定の売上高は、障害者差別解消法の改正による研修需要の高まりに伴う顧客数や万博開催に伴う案件増加により4.0億円(同34.5%増)、累計認定者数33.0万人を計画している。コミュニケーションサポートの売上高は、雇用される障害者の増加に伴う情報保障に関する案件増加や、東京デフリンピック開催に伴うイベント案件の増加により1.8億円(同7.7%増)を見込んでいる。なお、今期は繰越欠損金の解消見込みに伴い、税効果の影響で最終利益は前期比で減少となる見込み。

 想定仮条件水準の今期予想PERは20倍~30倍と見た目はそこそこ高め。

 公開規模は10億円未満と軽量感のある大きさになる見込み。既存株主にベンチャーキャピタルは見当たらず、上場日後180日間のロックアップがかかっている。

◆「ミライロ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能]
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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マネックス証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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