会社名 | ダイナミックマッププラットフォーム |
市場・コード/業種 | グロース・336A/情報・通信業 |
上場日 | 3月27日 |
申込期間(BB期間) | 3月11日~3月17日 |
おすすめ証券会社 | SMBC日興証券、SBI証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)、大和コネクト証券(旧:CONNECT)、SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | -円(-%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
ダイナミックマッププラットフォームが3月27日にIPO(新規上場)!

ダイナミックマッププラットフォームは、2025年2月19日、東京証券取引所に上場承認され、2025年3月27日にIPO(新規上場)することが決定した。
ダイナミックマッププラットフォームは2016年6月13日に設立された。同社は、官民一体となって知見や技術を結集し、自動運転実現に貢献するHDマップ(=High Definition Map、高精度3次元地図データ)の研究開発を進めてきた。HDマップは、自動運転機能を持つ自動車両の安全な走行に重要な役割を担う。中長期的には、自動運転や先進運転支援システムをはじめとした自動走行向けだけではなく、インフラ維持管理システムや防災・減災システムにおいても活用することで、高精度位置情報の提供を通じて、あらゆる産業における共通基盤を目指すことをグループビジョンに掲げている。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
ダイナミックマッププラットフォームのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 3月10日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 3月11日~3月17日 | |||||
公開価格決定 | 3月18日 | |||||
購入申込期間 | 3月19日~3月25日 | |||||
払込日 | 3月26日 | |||||
上場日 | 3月27日 |
ダイナミックマッププラットフォームのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2025年3月12日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SMBC日興証券(主幹事証券) [最短即日で取引可能] |
84.4% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
2.3% | |||||
岩井コスモ証券 [最短翌日に取引可能] |
0.3% | |||||
マネックス証券 [最短翌日に取引可能] |
0.3% | |||||
楽天証券 [最短翌日に取引可能] |
0.3% | |||||
松井証券 [最短翌日に取引可能] |
0.3% | |||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券) [最短2日後に取引可能] |
―% | |||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT) [最短3日後に取引可能] |
-% | |||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能] | ―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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大和証券 | 7.4% | |||||
みずほ証券 | 2.6% | |||||
野村證券 | 1.7% | |||||
岡三証券 | 0.3% | |||||
あかつき証券 | 0.3% |
ダイナミックマッププラットフォームのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 1130円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1130~1200円 [―倍~―倍] |
|||||
公募価格 | 1200円 | |||||
初値 | ―円 | |||||
初値騰落率 | ―% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 600~2150円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2025年3月6日終値点の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 25.1倍 | |||||
ドーン<2303> | 16.6倍 | |||||
アイサンテク<4667> | 37.4倍(連) | |||||
ゼンリン<9474> | 21.4倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を比較できない。
ダイナミックマッププラットフォームの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 2315万8850株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募434万4000株 売出32万100株 (オーバーアロットメントによる売出69万9600株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 60.6億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
ダイナミックマッププラットフォームは官民一体でHDマップを研究開発
自動運転・先進運転支援システム等に利用される高精度3次元地図データ(HDマップ)の生成・販売及び、HDマップ関連技術を用いた(自動運転以外の)多用途での高精度位置情報・ソリューションの提供を行う。海外売上高比率は70.3%(2024年3月期)。
公開価格を意識した初値形成となりそうだ。中長期的視点では成長期待が大きいものの、需給面は警戒されそうだ。今回は公募中心でベンチャーキャピタルらの売出しはほぼないことから出口案件のイメージは乏しいものの、公開価格の1.5倍以上で売却可能となる株式が多く控えており、将来的な追加売却への懸念は強そうだ。今期は赤字幅を大きく縮小させる見込みで、このあたりが成長期待につながるかがポイントとなりそうだ。
公開規模は60億円前後と大きくなる見込み。想定公開価格を1230円(想定発行価格は1130円)、初値メドを1230円~1350円、ブックビルディングへの参加スタンスを「Passive-」、初値投資スタンスを「Passive-」とする。
◆「ダイナミックマッププラットフォーム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能] | ||||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) [最短3日後に取引可能] |
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ダイナミックマッププラットフォームの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損失 (伸び率) |
純損失 (伸び率) |
|||
2021/3 | 562 (3.7%) |
▲ 1,611 (―) |
▲ 1,613 (―) |
|||
2022/3 | 601 (6.9%) |
▲ 1,792 (―) |
▲ 19,848 (―) |
|||
2023/3 | 1,343 (123.5%) |
▲ 1,455 (―) |
▲ 4,740 (―) |
|||
2024/3 | 1,651 (22.9%) |
▲ 1,373 (―) |
▲ 3,178 (―) |
|||
2025/3予 | ― (―) |
― (―) |
― (―) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損失 (伸び率) |
純損失 (伸び率) |
|||
2023/3 | 3,681 (―) |
▲ 3,453 (―) |
▲ 4,117 (―) |
|||
2024/3 | 5,567 (51.2%) |
▲ 2,490 (―) |
▲ 4,049 (―) |
|||
2025/3予 | 7,072 (27.0%) |
▲ 1,734 (―) |
▲ 1,794 (―) |
|||
2024/9 2Q | 2,248 (―) |
▲ 1,409 (―) |
▲ 1,416 (―) |
|||
2024/12 3Q | 4,012 (―) |
▲ 1,530 (―) |
▲ 1,538 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:-円 連結:-円/0.00円 | |||||
※ 予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
ダイナミックマッププラットフォームの業績コメント

2025年3月期の業績は、売上高が前期比27.0%増の70.7億円、経常損失が17.3億円(前期は24.9億円)と増収・赤字幅縮小の見通しとなっている。なお、海外事業については、海外子会社にてドル建てで売上・各種費用を計上しており、円換算上、為替レートは1ドル=148.72円で見込んでいる。
自動車業界においては自動運転及び先進運転支援システムへの関心が高まり、それに応じて同社グループHDマップの搭載車種が増加した。また、地球温暖化による環境変化が発生、国内での高齢化・人口減少問題が顕在化し、持続可能な社会の実現が求められる中で、自然災害激甚化に対する防災・減災対策や省人化・省力化対応などが推進されはじめており、車載向け以外の分野において、新たな用途での同社グループ保有データの活用に一層の期待を持てる状況となっている。通期計画に対する第3四半期末時点での進捗率は、売上高が40.1億円で56.7%となっている。
ダイナミックマッププラットフォームの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都渋谷区渋谷二丁目12番4号 ネクストサイト渋谷ビル | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長CEO 吉村 修一(昭和57年5月18日生) | |||||
設立 | 平成28年6月13日 | |||||
資本金 | 1億円(令和7年2月19日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社72人 連結会社225人(令和7年1月31日現在) | |||||
事業内容 | 自動運転・先進運転支援システム等に利用される高精度3次元地図データ(HDマップ)の生成・販売及び、HDマップ関連技術を用いた(自動運転以外の)多用途での高精度位置情報・ソリューションの提供 |
■売上高構成比率(2024/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
国内 | 1,654 百万円 | 29.7% | ||||
海外 | 3,913 百万円 | 70.3% | ||||
合計 | 5,567 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | (株)INCJ | 884万株 | 46.98% | |||
2 | (株)海外交通・都市開発事業支援機構 | 347万8350株 | 18.49% | |||
3 | 三菱電機(株) | 156万株 | 8.29% | |||
4 | 三菱HCキャピタル(株) | 100万株 | 5.31% | |||
5 | 三井物産(株) | 71万500株 | 3.78% | |||
6 | SBI4&5投資事業有限責任組合 | 50万8400株 | 2.70% | |||
7 | (株)ゼンリン | 48万株 | 2.55% | |||
7 | (株)パスコ | 48万株 | 2.55% | |||
9 | アイサンテクノロジー(株) | 40万株 | 2.13% | |||
10 | ジオテクノロジーズ(株) | 32万株 | 1.70% | |||
10 | (株)トヨタマップマスター | 32万株 | 1.70% | |||
合計 | 1809万7250株 | 96.19% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | (1)オートモーティブビジネス向け高精度3次元位置情報の整備・更新、(2)海外事業拡大の為の子会社宛投融資、(3)3Dデータビジネス向け高精度3次元位置情報の整備・更新、(4)研究開発に充当する予定 | |||||
関係会社 | Dynamic Map Platform North America, Inc. (連結子会社) 北米その他における自動走行用高精度3次元道路地図の開発、販売 Dynamic Map Platform Europe, GmbH (連結子会社) 同社グループ欧州事業の統括 Dynamic Map Platform Korea, LLC (連結子会社) 韓国における自動走行用高精度3次元道路地図の開発 他、連結子会社3社 |
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VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2022年4月26日 | ||||
割当先 | ヒューリックスタートアップ1号投資事業有限責任組合 | |||||
発行価格 | 3400円 ※株式分割を考慮済み |
◆「ダイナミックマッププラットフォーム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能] | ||||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) [最短3日後に取引可能] |
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ダイナミックマッププラットフォームの銘柄紹介
同社は、官民一体となって知見や技術を結集し、自動運転実現に貢献するHDマップの研究開発を進めてきた。HDマップとは、正式名称を「High Definition Map(高精度3次元地図データ)」と言い、自動運転機能を持つ自動車両の安全な走行に重要な役割を担うものである。
同社グループは、自動運転や先進運転支援システムを開発・提供する自動車メーカー等に整備したHDマップをライセンス供与することで収益化している。また、車両に搭載されたHDマップは道路の経年変化に合わせてアップデートを行うことが必要であるため、その更新に関する対価も収受している。HDマップを利用する自動車メーカー、搭載車種・搭載車両台数の増加に伴い、業容を拡大してきた。また、自動運転や先進運転支援システム向け以外へのHDマップの用途拡大、HDマップに関する技術を活用したソリューション提供を行い、一層の業容拡大につなげるべく事業展開してきた。同社グループは、同社、連結子会社6社の計7社で構成されており、販売地域を基に「国内」と「海外」に分類している。
国内では、国内の自動車専用道路、高速道路及び一般道の計測及び図化を行い、それらを統合して自動運転や先進運転支援システムに有用なHDマップを生成・販売している(以下、オートモーティブビジネス)。また、HDマップの生成の過程における計測業務を通じて収集される高精度3次元点群データの活用による、自動運転及び先進運転支援システム用途以外でのソリューション提供(3Dデータビジネス)も行っている。
海外では、北米、欧州、中東及び韓国における高速道路、一般道の計測及び図化を行っており、国内オートモーティブビジネスと同様、自動運転及び先進運転支援システム用HDマップを生成・販売している。また、国内と同様、3Dデータビジネスの顧客開拓に向けたマーケティング活動やアライアンス構築に取り組むことで、事業の立ち上げを進めている。なお、2025年1月末時点において、同社グループは26か国(日本を含む)においてHDマップの整備等の事業を展開している。
オートモーティブビジネスでは、自動運転や先進運転支援システム向けにHDマップを生成・販売するビジネスには、その取引の性質から、自動車メーカー等から指定される地図カバレッジ・仕様に基づくHDマップの整備・更新を受注し対価を収受するプロジェクト型売上、量産車へのHDマップ搭載に際して販売台数に応じて受領するライセンスフィー及びメンテナンスフィー、法人向けHDマップライセンス等(整備済み地図データ提供によるライセンスフィー、HDマップの利用対価として自動車メーカーより収受する開発利用料等)のライセンス型売上の2つの類型がある。現時点では、プロジェクト型売上が、オートモーティブビジネスの売上の中心となっている。2025年1月末時点で合計35車種に同社グループのHDマップが搭載されている。
3Dデータビジネスでは、高精度位置情報の提供を通じて、あらゆる産業における共通基盤を目指す中長期ビジョンの実現に向けて、高精度3次元データ(HDマップ及び高精度3次元点群データ)の活用による、自動運転及び先進運転支援システム用途以外でのソリューション提供を行っている。
ダイナミックマッププラットフォームの投資のポイント
中長期的視点では成長期待が大きいものの、需給面は警戒されそうだ。公開規模は60億円台と荷もたれ感のある大きさ。3月27日は3月期企業の権利付最終日となっているなか、市場から吸収できる規模かどうかはやや気がかりではある。また、今回は公募中心でベンチャーキャピタルらの売出しはほぼないことから出口案件のイメージは乏しいものの、公開価格の1.5倍以上で売却可能となる株式が多く控えており、将来的な追加売却への懸念は強そうだ。今期は赤字幅を大きく縮小させる見込みで、このあたりが成長期待につながるかがポイントとなりそうだ。
前身となる会社は、HDマップを開発する目的で2016年に設立されたダイナミックマップ基盤企画(株)で、官民一体となって研究開発を進めてきた。2017年に日系自動車メーカー10社他を株主として事業会社へ移行。2019年に、当時General Motors Companyの投資先であった在米国HDマップ企業であるUshr社(現・連結子会社Dynamic Map Platform North America社)を完全買収した。現社名へは2023年に商号変更している。
同社の研究開発するHDマップは、中長期的には、自動運転や先進運転支援システムをはじめとした自動走行向けだけではなく、インフラ維持管理システムや防災・減災システムにおいても活用することで、高精度位置情報の提供を通じて、あらゆる産業における共通基盤を目指している。2024年3月期の相手先別売上高構成比率は、General Motors Company向けが57.2%、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構向けが12.5%。また、海外売上高比率は70.3%。従業員は連結で225名。税務上の繰越欠損金あり。
業績面について、2025年3月期の業績は、売上高が前期比27.0%増の70.7億円、経常損失が17.3億円(前期は24.9億円)と増収・赤字幅縮小の見通しとなっている。国内事業では、3Dデータビジネスにおいて、複数の国家プロジェクトの受注によるプロジェクト型売上の拡大を見込んでいる。また、海外事業では、オートモーティブビジネスにおいて、北米での新規道路整備をはじめとするプロジェクト型売上の拡大及び量産車へのHDマップ搭載台数の増加によるライセンス売上の拡大を見込んでいる。
ちなみに、国内事業売上高は27.2億円(同65.0%増)、海外事業売上高は43.4億円(同11.0%増)を見込んでいる。なお、今期は特別損失の発生は見込んでいない。前期は災害による損失および、国内セグメントにおける固定資産に係る減損損失合計16.2億円を特別損失として計上している。想定仮条件水準の今期予想PSRは3倍台後半。
公開規模は60億円前後と大きくなる見込み。ベンチャーキピタルらの保有株式631万4850株(上場時発行済株式総数の27.3%)は上場日90日後もしくは公開価格の1.5倍以上、INCJ保有の883万9900株(同38.2%)は公開価格の3.0倍以上または上場日90日後にロックアップが解除となる。3月27日はZenmuTech<338A>がグロースへ同時上場するが、小型案件のため、初値買い資金分散の影響は軽微だろう。
◆「ダイナミックマッププラットフォーム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能] | ||||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) [最短3日後に取引可能] |
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年2月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
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【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |