IPO株の銘柄分析&予想

「ZenmuTech(ゼンムテック)」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のセキュリティソリューション開発販売企業との比較や予想まで解説![2025年3月17日 情報更新]

2025年2月21日公開(2025年3月17日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ZenmuTech(ゼンムテック)
市場・コード/業種 グロース・338A/情報・通信業
上場日 3月27日
申込期間(BB期間) 3月10日~3月14日
おすすめ証券会社 SBI証券松井証券岩井コスモ証券マネックス証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
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その他のIPO銘柄の情報はこちら!

ZenmuTechが3月27日にIPO(新規上場)!

「ZenmuTech」の公式サイトより

 ZenmuTechは、2025年2月21日、東京証券取引所に上場承認され、2025年3月27日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ZenmuTechは2014年3月4日に設立された。情報セキュリティ事業として、自社開発した秘密分散技術「ZENMU-AONT」を活用した「秘密分散ソリューション『ZENMU』シリーズ」の展開、及び国立研究開発法人産業技術総合研究所により開発された理論と「ZENMU-AONT」開発のノウハウを生かした「秘密計算ソリューション」(「QueryAhead」)の開発を進めている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ZenmuTechのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月6
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月10日~3月14日
公開価格決定 3月17日
購入申込期間 3月18日~3月24日
払込日 3月26日
上場日 3月27日

ZenmuTechのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年3月11日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
3.5
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.8
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.8
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
岡三証券(主幹事証券) 91.4  
アイザワ証券 0.8  
むさし証券 0.8  

ZenmuTechのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1470
仮条件
[予想PER(※2)
1500~1580円
12.4倍~13.0倍]
公募価格 1580円
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 900~3700
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2025年3月5日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 28.8倍
セグエ<3968> 21.3倍(連)
サイバーセキ<4493> 24.7倍(連)
S&J<5599> 22.0倍
カウリス<153A> 47.3倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ZenmuTechの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 131万2800株(予定)
公開株式数 公募24万株  売出4万8000株
(オーバーアロットメントによる売出4万3200株)
想定公開規模(※1) 4.9億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ZenmuTechはデータを無意味化するという発想のセキュリティ

 暗号技術の応用である秘密分散技術を利用したセキュリティソリューションおよび秘密計算ソリューションの開発・販売を行う。2023年12月期の相手先別売上高構成比率は野村総研<4307>向けが38.2%、デロイトトーマツコーポレートソリューション合同会社向けが18.4%など。2024年12月期に入ってからは日立製作所<6501>の販売が増えている。

 公開規模が5億円程度と非常に軽量感があることから、初値上昇に期待がかかりそうだ。公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となるベンチャーキャピタル保有株式があるものの、直近第三者割当時の発行価格が2750円となっており、実際の上値メドはこのあたりの水準が意識されるか。

 3月27日はダイナミックマッププラットフォーム<336A>がグロースへ同時上場する。

⇒ダイナミックマッププラットフォーム<336A>のIPO情報はこちら!

◆「ZenmuTech」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ZenmuTechの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2021/12 208
(129.4%)
▲ 49
(―)
▲ 50
(―)
2022/12 232
(11.2%)
▲ 113
▲ 115
2023/12 440
(89.8%)
56
72
2024/12 648
(47.2%)
84
47.8%
78
7.7%
2025/12予 850
(31.0%)
145
72.3%
159
102.5%
2024/6 2Q 402
(―)
139
(―)
102
(―)
2024/9 3Q 495
(―)
99
(―)
72
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:121.12円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ZenmuTechの業績コメント

 2025年12月期の業績は、売上高が前期比31.0%増の8.5億円、経常利益が同72.3%増の1.4億円と増収増益の見通しとなっている。

 新型コロナウィルスの流行以降、リモートワークの拡大、定着により業務用PCの持ち出しに関するセキュリティの需要は引き続き拡大するものと見込まれている。また、2025年10月には業務用PCのオペレーティングシステム(OS)として広く使用されているWindows 10の公式サポートの終了が決定していることから、2024年から2025年にかけ多くの企業等で新OSへの移行にあわせた業務用PCの買い替えとセキュリティの見直しが発生すると見込まれる。

 また、類似の目的として利用される仮想デスクトップソリューションの市場規模は2024年の予測では834万ユーザー程度と推定されており、リモートワークの導入または拡大を検討する企業からの需要により2027年まで緩やかな成長が見込まれている。このような背景から持出しPC向けの情報漏洩対策ソリューションである「ZENMU Virtual Drive(ZVD)」に対する引き合いが活況となっている。

 同社の主力ソリューションであるZVDは、サーバー等の設備投資にかかるコストや導入にかかる労力を低減できる利点があり、差別化を図る営業戦略を促進している。前期においては、買い切りライセンスによる大口顧客の追加導入により売上が大きく増加したほか、秘密計算ビジネスにおいても秘密計算技術の社会実装に関する公募案件を受注し、堅調に売上が伸長した。

 今期は、秘密分散ビジネス売上高が全社売り上げの78.9%を占める計画。ZVDにおけるサブスクリプション契約ライセンスは8.6万台(前期比2.2倍)、保守契約数は7.7万台(同29.3%増)を見込んでいる。

ZenmuTechの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都中央区銀座八丁目17番5号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長CEO 田口 善一(昭和36年5月28日生)
設立 平成26年3月4日
資本金 2億1965万円(令和7年2月21日現在)
従業員数 35人(令和7年1月31日現在)
事業内容 暗号技術の応用である秘密分散技術を利用したセキュリティソリューションおよび秘密計算ソリューションの開発・販売
■売上高構成比率(2023/12期 実績)
品目 金額 比率
秘密分散ビジネス 376 百万円 85.5%
秘密計算ビジネス 50 百万円 11.4%
その他 13 百万円 3.1%
合計 440 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 岡積 正夫 14万5400株 13.55%
2 セグエグループ(株) 11万9800株 11.17%
3 田口 善一 7万800株 6.60%
4 四国電力(株) 6万5200株 6.08%
5 (株)Win4 6万3600株 5.93
6 (株)テクノスジャパン 6万1600株 5.74%
7 TNPスレッズオブライト投資事業有限責任組合 5万3400株 4.98%
8 松倉 泉 4万4000株 4.10%
9 北陸電力ビジネス・インベストメント合同会社 4万3800株 4.08%
10 ミツイワ(株) 4万株 3.73%
合計   70万7600株 65.96%
■その他情報
手取金の使途 運転資金として人件費及び人材採用費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2023年12月28日~2023年12月29日
割当先 北陸電力ビジネス・インベストメント合同会社、他10か所
発行価格 2750円 ※株式分割を考慮済み
◆「ZenmuTech」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ZenmuTechの銘柄紹介

 同社は、安心・安全なデータセキュリティを社会に提供するため、自社開発した秘密分散技術「ZENMU-AONT」を活用した「秘密分散ソリューション『ZENMU』シリーズ」の展開、及び国立研究開発法人産業技術総合研究所により開発された理論と「ZENMU-AONT」開発のノウハウを生かした「秘密計算ソリューション」(「QueryAhead」)の開発を進めている。秘密分散技術「ZENMU-AONT」とは、情報を暗号化技術によって複数の分散片に分け、すべての分散片がそろわないと復元が不可能とするAONT(All or Nothing Transform)方式を用いた独自の秘密分散アルゴリズム(手順・計算方法)である。

 同社の「ZENMU-AONT」は、「データ自体を無意味なものとして扱う」という新しい発想のセキュリティであり、データを暗号化したうえで複数の意味のないデータに変換・分散し、分散片単独では元のデータの復元や解析をできないようにする処理(データの無意味化)を行う。データの復元には暗号鍵やパスワードによる管理ではなく、全てのデータの分散片をそろえることで復元するアルゴリズムを実現している。暗号鍵やパスワードによる管理を必要とすることなく、データを守ることを実現した。また、分散片の数やデータサイズを任意に設定可能であり、データサイズは最小で32バイトであるため、ネットワークやストレージに大きな負荷をかけることがなく、分散処理や復元処理の高速化が可能となっている。

 同社の秘密分散ソリューションのうち主力である情報漏洩対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive」は、シンクタンク、コンサルティングファーム、金融機関、ITベンダーなどで活用されているが、特定の業界や企業規模に限定されず利用することが可能である。同社ソリューションにおいては、契約先で使用されるPC端末毎にライセンスを付与することとしているが、ライセンスの販売形態として、(1)ライセンスのみを一括して販売するフロー型、(2)ライセンス契約と保守契約及びアプリケーションのアップデート対応が一体となったサブスクリプション契約、(3)ライセンス利用に係る保守単独契約の三形態があり、(2)(3)をストック型形態と位置づけている。販売経路は主に代理店を介しており、近年はライセンス数1000件以上の大規模案件を代理店との協業により獲得していくことが多くなっている。

 秘密計算ソリューション「QueryAhead」は秘密分散技術を応用し、国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同研究を基に同社が開発した。秘密計算技術を用いることで、データを秘匿化したまま計算や通信、保存などの処理を行い、クラウドや社内サーバーなど環境を問わずに安全にデータの受け渡しや加工・分析が可能となり、データの利活用の活性化によるビジネス機会の創出、産業の活性化が期待される。同社では、複数の企業と連携して、秘密計算技術の開発・改良などの研究開発を進めるほか、「QueryAhead」を利用したサービスの事業化を目指すパートナーの開拓や委託研究の受託役務等を進めている。

 そのほか、設立当初から行っているシンクライアント用「Windows Embedded OSのカスタマイズ」及び「シンクライアント基盤最適化コンサルティング」を「Embedded」ソリューションとして提供しており、既存代理店の案件や導入済顧客からの追加導入やPC更新時などのリピート案件について顧客の運用に応じたコンサルティングなどの受託役務から収益を得ている。

ZenmuTechの投資のポイント

 公開規模が5億円程度と非常に軽量感があることから、初値上昇に期待がかかりそうだ。公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となるベンチャーキャピタル保有株式があるものの、直近第三者割当時の発行価格が2750円となっており、実際の上値メドはこのあたりの水準が意識されるか。ただ、IPOラッシュ後半であるほか、上場日は3月期決算企業の権利付最終日であるため、個人投資家の資金拘束具合は気になるところ。上場日までの地合いは注視しておきたい。

 2014年3月に設立した(株)シンクライアント・ソリューション総合研究所が前身。同社は、「秘密分散ソリューション『ZENMU』シリーズ」の展開、及び「秘密計算ソリューション」(「QueryAhead」)の開発を進めている。同社の秘密分散ソリューションのうち主力である情報漏洩対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive」は、シンクタンク、コンサルティングファーム、金融機関、ITベンダーなどで活用されているが、特定の業界や企業規模に限定されず利用することが可能。2023年12月期の売上高構成比率は、秘密分散ビジネスが85.5%、秘密計算ビジネスが11.4%。相手先別では、野村総研<4307>向けが38.2%、デロイトトーマツコーポレートソリューション合同会社向けが18.4%、(株)日立システムズエンジニアリングサービス向けが10.4%、国立研究開発法人産業技術総合研究所向けが10.3%。2024年12月期に入ってからは日立製作所<6501>の販売が増えている。従業員は35名。税務上の繰越欠損金あり。

 業績面について、2025年12月期の業績は、売上高が前期比31.0%増の8.5億円、経常利益が同72.3%増の1.4億円と増収増益の見通しとなっている。ZVD関連売上高については、クラウド上で提供するサービスの対価を、使用契約期間に応じて受領するサブスクリプション(月額課金)型モデルを基本としていることから、顧客毎にライセンス数及び単価を乗じた予想売上金額を積み上げし、算出している。秘密計算ビジネスでは、国が主導する研究開発プロジェクト等からの受託開発に関する売上高が大半を占めており、公募入札の方式が採られることから、入札実施が見込まれるプロジェクトと過年度の受注実績等をもとに算出している。販売費及び一般管理費は、主に人件費、研究開発費、広告宣伝費及びその他の経費で構成されており、特に人件費が4割弱を占めている。

 想定仮条件水準の今期予想PERは11倍~13倍とサイバーセキュリティ関連としては低位の方。

 公開規模は5億円前後と非常に軽量感のある大きさとなる見込み。ベンチャーキャピタルらの保有株式21万200株(上場時発行済株式総数の16.0%)については、上場日90日後もしくは公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。3月27日はダイナミックマッププラットフォーム<336A>がグロースへ同時上場する。

⇒ダイナミックマッププラットフォーム<336A>のIPO情報はこちら!

◆「ZenmuTech」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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