会社名 | エータイ |
市場・コード/業種 | グロース・369A/サービス業 |
上場日 | 6月26日 |
申込期間(BB期間) | 6月11日~6月17日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、楽天証券、岩井コスモ証券、松井証券、岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)、SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
ー(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | -円(-%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
エータイが6月26日にIPO(新規上場)!

エータイは、2025年5月23日、東京証券取引所に上場承認され、2025年6月26日にIPO(新規上場)することが決定した。
エータイは2004年10月7日に設立された。寺院が提供する新たなお墓の形である永代供養墓を中心とした寺院コンサル
ティング事業を行っている。永代供養墓とは、墓地の利用者に後継者がいなくても寺院が永代に渡り供養・管理を行う墓地のこと。従来の伝統的な墓地の場合は墓地の利用者による管理及びその費用負担、墓地の承継者を必要とするのに対し、永代供養墓はこれらが不要であることが一般的。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
エータイのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 6月9日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 6月11日~6月17日 | |||||
公開価格決定 | 6月18日 | |||||
購入申込期間 | 6月19日~6月24日 | |||||
払込日 | 6月25日 | |||||
上場日 | 6月26日 |
エータイのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2025年6月12日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
楽天証券 [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
岩井コスモ証券 [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
松井証券 [最短翌日に取引可能] |
-% | |||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券) [最短2日後に取引可能] |
―% | |||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能] | ―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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大和証券(主幹事証券) | ―% | |||||
岡三証券 | ―% | |||||
丸三証券 | ―% | |||||
あかつき証券 | ―% | |||||
水戸証券 | ―% |
エータイのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 1480円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1480~1510円 [14.3倍~14.6倍] |
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公募価格 | ―円 | |||||
初値 | ―円 | |||||
初値騰落率 | ―% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | ―~―円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社4社の予想PER(2025年6月6日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【4社平均】 | 16.7倍 | |||||
鎌倉新書<6184> | 24.2倍(連) | |||||
ニチリョク<7578> | 17.5倍 | |||||
はせがわ<8230> | 14.5倍(連) | |||||
燦HD<9628> | 10.5倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。
エータイの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 420万4000株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募20万4000株 売出120万株 (オーバーアロットメントによる売出21万600株) |
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想定公開規模(※1) | 23.9億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
エータイは永代供養業界のパイオニア的存在
永代供養墓の企画・建立・運営・販売代行を行う永代供養墓募集代行業務及びその他関連業務を手掛ける。2024年8月期の成約額は32.6億円、売上高は23.7億円、開苑寺院数は80、1寺院あたり売上高は0.3億円となっている。開苑寺院80寺院のうち25%を占める20寺院が現在の開苑寺院からの紹介という。
樺山玄基社長は永代供養墓のコンサルティングにおいては業界のパイオニア的存在。急速に進む少子高齢化や価値観の変化を背景に、同社の展開する事業は注目を集めそうだ。ただ、想定発行価格水準で時価総額は60億円台にとどまり、上場5年で時価総額100億円に達するという、新たなグロース上場維持基準が意識されるところとなるだろう。
公開規模は20億円台前半となる見込み。
◆「エータイ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) [最短3日後に取引可能] |
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エータイの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2021/8 | 1,815 (14.4%) |
528 (5.6%) |
365 (-0.8%) |
|||
2022/8 | 1,782 (-1.8%) |
412 (-21.9%) |
276 (-24.4%) |
|||
2023/8 | 1,928 (8.2%) |
407 (-1.3%) |
275 (-0.1%) |
|||
2024/8 | 2,376 (23.2%) |
507 (24.6%) |
297 (7.8%) |
|||
2025/8予 | 2,855 (20.1%) |
706 (39.1%) |
435 (46.3%) |
|||
2025/2 2Q | 1,400 (―) |
413 (―) |
288 (―) |
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予想EPS(※) /配当 |
単独:103.47円/38.05円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
エータイの業績コメント

2025年8月期の業績は、売上高が前期比20.1%増の28.5億円、経常利益が同39.1%増の7.0億円と増収増益の見通しとなっている。
同社では、寺院コンサルティング事業の更なる成長及びシェアの拡大を目指し、新規契約寺院の獲得及び既存開苑寺院における収益性の向上に努めている。新規契約寺院の獲得については、業績予想公表時点で15寺院との契約を獲得できる状況にある。新規寺院との契約締結後、当該寺院を管轄する都道府県庁の墓地経営許可を取得したのち、同社により永代供養墓建立工事に着工し一定期間を経て開苑する形となる。新規開苑寺院については、2024年10月に2寺院、2025年3月に2寺院、4月に2寺院で募集代行を開始し、主として個別墓及び樹木葬の販売代行により売上高を伸ばしている。2025年4月末時点で開苑を予定している寺院については、5月に2寺院、6月に1寺院、8月に2寺院を見込んでいることからさらなる売上高の増加を見込んでいる。
既存開苑寺院の収益性は、マーケティング施策による自社HP強化や広告効果の見直し改善活動が功を奏し、顧客の寺院への訪問件数の増加を見込んでいる。この訪問件数の増加は、突発的に高まるものではなく、同社の広告宣伝活動により、地域内における永代供養墓や開苑寺院の認知度が徐々に広がることで墓地利用者が着実に増加する傾向にある。また、このニーズに伴う消費は一時的なものではなく、永代供養墓の購入が一種の終活として地域住民の中で恒常的に発生するニーズであり、毎年一定数の方に必要とされる傾向があるために長期的に継続していく。
通期計画に対する第2四半期末時点での進捗率は、売上高が14.0億円で49.1%、経常利益が4.1億円で58.6%となっている。
エータイの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都千代田区神田錦町三丁目21番地 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 樺山 玄基(昭和59年5月2日生) | |||||
設立 | 平成16年10月7日 | |||||
資本金 | 2000万円(令和7年5月23日現在) | |||||
従業員数 | 59人(令和7年4月30日現在) | |||||
事業内容 | 永代供養墓の企画・建立・運営・販売代行を行う永代供養墓募集代行業務及びその他関連業務 |
■売上高構成比率(2024/8期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
寺院コンサルティング事業 | 2,376 百万円 | 100.0% | ||||
合計 | 2,376 百万円 | 100.0% |
■大株主上位3位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 樺山 伸一 | 240万株 | 60.00% | |||
2 | (株)エージーアイ | 120万株 | 30.00% | |||
3 | 樺山 玄基 | 40万株 | 10.00% | |||
合計 | 400万株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 永代供養墓の建立に係る石材費や工事費といった建立費用に充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | -年-月-日 | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
◆「エータイ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) [最短3日後に取引可能] |
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エータイの銘柄紹介
2004年創業時は、浄水処理場の汚泥処理プラントの委託・販売、プラント建設工事の機械器具の販売を手掛けていたが、2007年に永代供養墓事業へ参入。2009年にプラント事業から撤退し、永代供養墓募集代行業務に特化した。同社は、寺院が提供する新たなお墓の形である永代供養墓を中心とした寺院コンサルティング事業を行っている。
永代供養墓とは、墓地の利用者に後継者がいなくても寺院が永代に渡り供養・管理を行う墓地である。従来の伝統的な墓地の場合は墓地の利用者による管理及びその費用負担、墓地の承継者を必要とするのに対し、永代供養墓はこれらが不要であることが一般的である。
同社の事業パートナーである寺院においては、檀家制度の崩壊、従来のお墓・供養のあり方に対する人々の価値観の変化、社会資源としての寺院の役割低下等の諸要因により財務基盤の弱体化が進み、その存続が危ぶまれる状況にある。また、墓地の利用者においては、先祖供養に対する価値観の変化、核家族化の進行・未婚率の上昇、檀家制度への懐疑等により、代々受け継いできた先祖の墓を守ることができなくなるという墓地の継承が深刻な課題となっており、同社は、これら課題を解決する手段として「永代供養墓募集代行業務」を提供している。この「永代供養墓募集代行業務」のビジネスモデルは、永代供養墓のデザイン設計から、墓地の利用者への広告宣伝、墓地の案内、メンテナンス、契約事務等の全てを同社のコスト負担で実施し、同社は墓地の利用者が支払う成約額から募集代行手数料を受け取るモデルとなっている。
[永代供養墓募集代行業務]
永代供養墓募集代行契約を締結した寺院に対して、永代供養墓の運営に係る業務をワンストップで提供することで、永代供養墓利用者の成約額から永代供養など宗教活動の対価として寺院に配分する志納料を差し引いた金額を募集代行手数料として収受し収益としている。また、永代供養墓の運営に係る費用を同社が負担することにより高い手数料率を確保し、かつ適切な寺院提携エリアを構築することで寺院周辺地域に特化したドミナント戦略を展開、効果的な集客による高い収益性と費用の効率化による高い利益率を確保している。なお、2024年8月期末においては、累計供給区画数3万4002基、累計成約者数2万7740組となった。
同社の永代供養墓は、墓地の利用者に後継者がいなくても寺院が永代に渡り供養・管理を行うだけでなく、その管理費を必要としないほか、過去の宗旨宗派を問わず、デザイン性のある様々な種類をそろえている。このような同社独自の永代供養墓を展開することにより、いままで以上に寺院や墓地の利用者のニーズに合う永代供養墓を提供している。
[その他の業務]
永代供養墓域の管理代行業務においては、同社の資金で日々の墓域の清掃、定期的な植栽の剪定、永代供養墓の高圧洗浄及びメンテナンスを行っている。これらの収益は募集代行手数料に含まれている。また、寺院への集客提案等の各種ソリューションとして、寺院でのイベントの企画運営や永代供養墓利用者の供養祭の企画運営等を行っている。加えて、葬儀関連業務においては、同社の永代供養墓の申込者、同社提携寺院の檀家の方を中心として、葬儀会館の斡旋及び葬儀付帯業務の提供などに加え、回忌供養の取次等の葬儀後のアフターフォローやお墓の撤去・処分などのサービスも行っている。
エータイの投資のポイント
樺山玄基社長は永代供養墓のコンサルティングにおいては業界のパイオニア的存在。急速に進む少子高齢化や価値観の変化を背景に、同社の展開する事業は注目を集めそうだ。ただ、想定発行価格水準で時価総額は60億円台にとどまる。新たなグロース上場維持基準では、上場5年で時価総額100億円に達するという条件へ厳格化される見通しとなっていることが、このところ話題となっている。同社に関しては直近の業績推移の勢いが維持できれば、上場後5年以内の時価総額100億円到達は無理のない数値だと考えるが、将来性を十分吟味されることとはなるだろう。
同社は寺院が提供する新たなお墓の形である永代供養墓を中心とした寺院コンサルティング事業を行っている。同社の提供する寺院コンサルティング事業により、墓地の利用が「始めにくく、維持しにくい」という利用者の課題、及び、永代供養墓の運営が「始めにくく、維持しにくい」という寺院の課題を解消することを目指している。2024年8月期の成約額(墓地の利用者が墓地購入のために決済した金額の総額)は32.6億円(前の期比22.6%増)、売上高(成約額-寺院への志納料)は23.7億円(同23.2%増)、開苑寺院数は80(同8.1%増)、1寺院あたり売上高は0.3億円(同3.4%増)となっている。なお、2024年8月期の開苑寺院80寺院のうち25%を占める20寺院が現在の開苑寺院からの紹介という。従業員は59名。
業績面について、2025年8月期の業績は、売上高が前期比20.1%増の28.5億円、経常利益が同39.1%増の7.0億円と増収増益の見通しとなっている。売上原価について、主に永代供養墓の建立費用にあたる長期前払費用(5年にわたり償却費として費用計上)は新規開苑寺院の販売開始に伴い前期比33.1%増、広告宣伝費は同19.9%増、人員数の増加及び人事評価制度の見直しに伴い人件費は同16.3%増を見込んでおり、売上原価全体では9.2億円(同21.9%増)となる計画。特別損失については、2025年2月末時点で営業赤字を計上している4寺院について減損損失を計上しており、0.8億円(前期比32.5%増)を見込んでいる。
想定仮条件水準の今期予想PERは13~15倍程度と、他の葬祭関連並みの水準。今期配当は1株あたり38.05円を予定しており、想定仮条件での予想配当利回りは2%台半ば。配当性向は40%程度を目安としている。
公開規模は20億円台前半となる見込み。発行済株式は創業者である樺山伸一氏(現代表取締役社長の父)とその資産管理会社、現代表取締役社長の樺山玄基氏がすべて保有しており、上場日後180日間のロックアップがかけられている。需給面は良好そうであり、地合い次第では強い展開もありそうか。
◆「エータイ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) [最短3日後に取引可能] |
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年6月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年5月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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【関連記事】 ◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!? ◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【関連記事】 ◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス ◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |