【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 46,706.58 △515.97 (10/20)
NASDAQ: 22,990.54 △310.57 (10/20)
1.概況
20日の米国株式市場は主要3指数が揃って続伸しました。米連邦政府の一部閉鎖が近く終了するとの見方が広がったことに加え、米中貿易摩擦への過度な警戒感が和らぎ、投資家心理が改善しました。さらに、アップルをはじめとする主要企業の決算期待が買いを誘い、幅広い銘柄に買いが入りました。
S&P500株価指数は71.12ポイント高の6,735.13、ダウ工業株30種平均は515.97ドル高の4万6706.58ドル、ナスダック総合は310.57ポイント高の2万2990.54で取引を終えました。いずれの指数も1%前後の上昇となり、相場全体がリスクオンの流れを強めました。
2.経済指標等
米政府閉鎖の影響もあり、主要な経済指標の発表はありませんでした。そのなか、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長がCNBCで「米政府閉鎖が今週中に終わる可能性がある」と発言したことや、トランプ大統領が中国との関係良好をアピールしたことが注目を集めました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち9業種が上昇しました。コミュニケーション・サービスが1.5%高でセクターの上昇率トップとなりました。そのほか、金融、情報技術、不動産など8業種が1%台の上昇となりました。一方で公益事業、生活必需品の2業種はほぼ横ばいとなりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄では、セールスフォース[CRM]が先週に市場予想を上回る売上見通しを発表したことで4.6%高となり、構成銘柄中の上昇率トップとなりました。iPhone17シリーズの好調で決算発表が期待されるアップル[AAPL]も次いで3.9%上昇しました。ユナイテッドヘルス・グループ[UNH]、ボーイング[BA]なども約2%台の上昇となり、構成銘柄のうち25銘柄が上昇となりました。
一方、ホームデポ[HD]、ウォルマート[WMT]、エヌビディア[NVDA]などは1%未満の下落となりやや弱含みました。
ダウ平均構成銘柄以外では、インテル[INTC]が、データセンター用AI半導体を来年発表する計画を発表したことで決算期待が高く、2.9%上昇となりました。一方で、オラクル[ORCL]は先週の下げを引きずる格好となり4.8%下落しました。
5.為替・金利等
長期金利は、前週末からやや低下し3.98%となりました。21日朝のドル円は150円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場は、主要企業の決算発表に加え、米政府閉鎖が解消される期待が高まったことから好調が継続しました。この流れを受けて、本日の日本市場も買いが優勢でのスタートが予想されます。
そして、いよいよ臨時国会における首相指名選挙を迎えます。高市新政権誕生となれば、株高の勢いが一段と増す展開も想定されます。
(マネックス証券 暗号資産アナリスト 松嶋 真倫)
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