IPO株の銘柄分析&予想

「ノースサンド」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のコンサルティング企業との比較や予想まで解説![2025年11月13日 情報更新]

2025年10月21日公開(2025年11月13日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ノースサンド
市場・コード/業種 グロース・446A/サービス業
上場日 11月21日
申込期間(BB期間) 11月6日~11月12日
おすすめ証券会社 楽天証券SBI証券マネックス証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ノースサンドが11月21日にIPO(新規上場)!

「ノースサンド」の公式サイトより

 ノースサンドは、2025年10月21日、東京証券取引所に上場承認され、2025年11月21日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ノースサンドは2015年7月10日に設立された。総合コンサルティング会社として、主にITコンサルティング、ビジネスコンサルティングを提供している。ITコンサルティングでは、事業戦略を実行する各業界の事業部門や情報システム部門に対して、IT中期計画の策定や、アーキテクチャのデザイン検討、IT運用コストの削減等、ITにおける戦略・企画領域から実装・オペレーション領域まで幅広くサポートしている。

 ビジネスコンサルティングでは、マーケティング、セールス、人事等のNon-IT領域における業務改善、戦略策定、実行支援を行っている。デジタルやIT領域のコンサルティングとの連携を通じて、単なる提言にとどまらない、より効果的な支援を実現し、顧客のビジネス成果を最大化するための戦略を提供し、実行フェーズまでをサポートしている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ノースサンドのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月5
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月6日~11月12日
公開価格決定 11月13日
購入申込期間 11月14日~11月19日
払込日 11月20日
上場日 11月21日

ノースサンドのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年11月6日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.3
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
大和証券(主幹事証券) 98.3  
岡三証券 0.4  

ノースサンドのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1060
仮条件
[予想PER(※2)
1060~1120円
21.1倍~22.2倍]
公募価格 1120円
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2025年10月31日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 18.3倍
シグマクシス<6088> 14.9倍(連)
ベイカレント<6532> 28.7倍(連)
MSOL<7033> 11.2倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は若干割高と判断できる。

ノースサンドの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 6900万株(予定)
公開株式数 公募900万株  売出822万株
(オーバーアロットメントによる売出258万株)
想定公開規模(※1) 209.9億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ノースサンドはベイカレント出身者が創業したコンサル企業

 総合コンサルティング会社として、主にITコンサルティング、ビジネスコンサルティングを提供している。米Notion Labs社が提供するオールインワンの情報共有ツール「Notion」の世界初の販売代理店でもある。2025年1月期について、日立製作所<6501>向けの売上が全体の10.2%を占めている。

 グロース上場案件としては公開規模が200億円前後と荷もたれ感が強いものの、ITコンサル関連としては株価バリュエーションに割安感もあり、既存株主へのロックアップもしっかりしているため、市場から十分吸収できるとみる。最近日本でも急速に浸透してきているNotionの世界初の販売代理店という点も成長期待につながりそうだ。

 公開株の一部は海外販売される予定であり、まずはその海外販売比率に注目したい。

◆「ノースサンド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ノースサンドの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2022/1 2,407
(62.4%)
376
(295.8%)
210
(238.7%)
2023/1 4,447
(84.8%)
309
(-17.8%)
31
(-85.2%)
2024/1 9,147
(105.7%)
1,108
(258.6%)
819
(2541.9%)
2025/1 16,417
(79.5%)
2,798
(152.5%)
1,974
(141.0%)
2026/1予 25,006
(52.3%)
4,874
(74.2%)
3,474
(76.0%)
2025/7 2Q 11,514
(―)
2,236
(―)
1,560
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:50.35円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2024/1 9,188
(―)
1,067
(―)
719
(―)
※2025年1月期に連結子会社であったローレンロス・ジャパン(株)を清算し、単体決算へ

ノースサンドの業績コメント

 2026年1月期の業績は、売上高が前期比52.3%増の250.0億円、経常利益が同74.2%増の48.7億円と増収増益の見通しとなっている。

 国内のITサービス市場/ビジネスコンサルティング市場は今後も継続的な成長が見込まれている一方で、人材不足が市場成長を抑制する要因として懸念されている。

 同社ではコンサルタントとしてのスキルや経験よりも、「愛嬌・素直さ・しつこさ」を兼ね備え、同社の理念に共感する人材の採用を重視。幅広い人材マーケットにアプローチしており、今期末時点においては前期比約45%の増加を見込んでいる。稼働率は創業以来90%以上と高水準を維持しており、今期も同水準を想定。平均単価については、コンサルタントの育成等の結果として継続的に向上を実現しており、今期も引き続き同様の向上を見込んでいる。通期計画に対する第2四半期末時点での進捗率は、売上高が115.1億円で46.0%、経常利益が22.3億円で45.9%となっている。

ノースサンドの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都中央区銀座四丁目12番15号 歌舞伎座タワー7階
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 CEO 前田 知紘(昭和53年5月31日生)
設立 平成27年7月10日
資本金 3000万円(令和7年10月21日現在)
従業員数 1602人(令和7年9月30日現在)
事業内容 総合コンサルティング事業
■売上高構成比率(2025/1期 実績)
品目 金額 比率
コンサルティング事業 16,417 百万円 100.0%
合計 16,417 百万円 100.0%
■大株主上位7位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)グーニーズ 3060万株 51.00%
2 前田 知紘 660万株 11.00%
3 佐々木 耕平 420万株 7.00%
3 加藤 博己 420万株 7.00%
3 小松 亮太 420万株 7.00%
6 河野 智晃 300万株 5.00%
7 (株)ファン 240万株 4.00%
7 (株)リーフ 240万株 4.00%
7 (株)ノーヴェ 240万株 4.00%
合計   6000万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 今後のコンサルタントの採用、当該採用により増加する人件費、及びコンサルタントの増加に伴い必要となるオフィス増床等に伴う費用に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「ノースサンド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
楽天証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ノースサンドの銘柄紹介

 現代表取締役社長である前田知紘氏は現ベイカレント<6532>出身であり、思いやりを持って顧客に寄り添えるコンサルタントが集まり、個人ではなくチームとして新しい価値を提供するコンサルティング会社を創りたいとの考えのもと、2015年に設立した。

⇒ベイカレント<6532>のIPO情報はこちら!

 同社は総合コンサルティング会社として、主にITコンサルティング、ビジネスコンサルティングを提供している。従来のコンサルティングはフレームワークとして再現性が高い手法となっている一方で、近年の生成AI等の技術発展等を背景に、コンサルタント経験のない人材でも容易にスキルを習得できることから、サービスとしての差別化が難しくなってきているという現状をふまえ、高い人間力(同社では「愛嬌・素直さ・しつこさ」の3要素と定義)を持つコンサルタントだからこそできる「痒いところに手が届く」コンサルティングを同社では重視している。単なる課題解決ではなく、顧客に寄り添いながら業務に取り組むといった人間力を重視する経営方針のもと事業を推進しており、拠点は東京本社の他、大阪及び福岡に構えている。

 ITコンサルティングでは、事業戦略を実行する各業界の事業部門や情報システム部門に対して、IT中期計画の策定や、アーキテクチャのデザイン検討、IT運用コストの削減等、ITにおける戦略・企画領域から実装・オペレーション領域まで幅広くサポートしている。ビジネスコンサルティングでは、マーケティング、セールス、人事等のNon-IT領域における業務改善、戦略策定、実行支援を行っている。

 また、同社は、米Notion Labs社が提供するオールインワンの情報共有ツール「Notion」の世界初の販売代理店である。「Notion」は単なるツールではなく、バーチャルオフィスやリモートコラボレーション、ノーコードツールとして進化するプラットフォーム。同社では、前述のコンサルティングサービスとは別に、Notion導入をサポートする専任部署を設けており、ライセンス提供から導入設計、運用定着支援まで一貫したサポートを行っている。

 なお、ITコンサルティングとビジネスコンサルティングを個別に区分して受注することはなく、コンサルティング事業を単一のセグメントとして展開している。同社は、経営戦略策定から業務推進、IT実装まで、様々なスキル・経験を持ったコンサルタントを有している。全てのプロセスを包括した総合的なコンサルティングサービスを提供することが可能であり、またコンサルタントを顧客の業界やサービス領域で区分しないことで、顧客のニーズに応じて柔軟にプロジェクトチームを編成できる体制としている。

 以上の取り組みの結果として、2023年1月期から2025年1月期まで売上高CAGR(年平均成長率)は92.1%と高成長を遂げている。2025年1月期実績に基づく顧客の売上高規模の割合は、500億円以上の顧客が全体の76.4%となっている。また、業界別売上割合では情報通信業が29.9%、製造業が23.0%、サービス業が21.1%を占めている。

ノースサンドの投資のポイント

 グロース上場案件としては公開規模が200億円前後と荷もたれ感が強いものの、ITコンサル関連としては株価バリュエーションに割安感もあり、既存株主へのロックアップもしっかりしているため、市場から十分吸収できるとみる。最近日本でも急速に浸透してきているNotionの世界初の販売代理店という点も成長期待につながりそうだ。公開株の一部は海外販売される予定であり、まずはその海外販売比率に注目したい。

 東京都江東区にて2015年設立。同社は総合コンサルティング会社として、主にITコンサルティング、ビジネスコンサルティングを提供している。高い人間力を持つコンサルタントだからこそできる「痒いところに手が届く」コンサルティングを重視。単なる課題解決ではなく、顧客に寄り添いながら業務に取り組むといった人間力を重視する経営方針のもと、事業を推進しているほか、米Notion Labs社が提供するオールインワンの情報共有ツール「Notion」の世界初の販売代理店でもある。2025年1月期について、日立製作所<6501>向けの売上が全体の10.2%を占めている。また、売上規模別では、500億円以上の顧客が全体の76.4%、業界別では情報通信業が29.9%、製造業が23.0%、サービス業が21.1%を占めている。従業員は1602名。

 業績面について、2026年1月期の業績は、売上高が前期比52.3%増の250.0億円、経常利益が同74.2%増の48.7億円と増収増益の見通しとなっている。同社では、コンサルティングスキル重視ではなく、同社の理念に深く共感し、「愛嬌・素直さ・しつこさ」を兼ね備えた人材を重視するカルチャーマッチ採用を行っている。同社と取引のある人材エージェント数は2023年1月期~2025年1月期でそれぞれ127社、225社、312社、人材エージェント経由の採用候補者数は同時期にかけて3631名、1万401名、1万6110名と増加しており、コンサルタント数の増加に貢献している。

 想定仮条件水準での今期予想PERは19~23倍台で他のコンサル企業並みの水準。

 公開規模は200億円前後とグロース案件としては大きい。ただ、前述の通り、公開株の一部は海外販売される予定のため、見た目より需給は若干タイト化される見通し。発行済株式は社長や取締役、資産管理会社でほとんど保有されており、ベンチャーキャピタルは見当たらない。上場日後180日間もしくは360日間のロックアップがかけられているため、需給面への懸念はほとんどないだろう。

◆「ノースサンド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年11月4日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年11月4日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
マネックス証券の公式サイトはこちら
▼IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!▼
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
岩井コスモ証券の公式サイトはこちら
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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