【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 46,924.74 △218.16 (10/21)
NASDAQ: 22,953.67 ▼36.88 (10/21)
1.概況
前日の米国市場は高安まちまちでした。主力銘柄の決算発表が本格化する中で、好決算を発表した銘柄への買いが指数を支えました。半面、最高値圏で推移する中で、持ち高調整の売りなどが相場の重荷となりました。
ダウ平均は1ドル高と小幅高で取引を開始すると、その後は上げ幅を拡大する推移となりました。決算銘柄が買われ、中ごろからは47,000ドル付近で堅調な推移となり、最終的には218ドル高の46,924ドルで取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は36ポイント安の22,953ポイントで3日ぶりに反落となりました。S&P500株価指数は0.2ポイントの小幅高となる6,735ポイントで取引を終えました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち3業種が上昇しました。一般消費財・サービスが1.3%高でセクターの上昇率トップとなりました。資本財・サービス、ヘルスケアの2業種が1%未満の上昇となった一方で、8業種が下落となりました。なかでも公益事業が1%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中18銘柄が上昇しました。同日に決算発表をしたスリーエム[MMM]が7.7%高となり、買いが優勢で取引を終えました。同じく決算発表銘柄のコカコーラ[KO]も4.1%高と決算内容を好感した買いが入りました。そのほか、セールスフォース[CRM]が3.6%高、アマゾン・ドットコム[AMZN]など計3銘柄が2%台の上昇となりました。一方で12銘柄が下落し、ジェイピー・モルガン・チェース[JPM]が1.7%安など、計3銘柄が1%台の下落となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、先行きの収益見通しを引き上げたゼネラルモーターズ[GM]が14.8%高となりました。防衛のRTX[RTX]は第3四半期決算での増益と、通期業績見通しの引き上げを発表し7.6%高となりました。一方で、グーグルを運営するアルファベット[GOOGL]はオープンAIによる「ChatGPT search」のサービスが、同社の競争激化懸念を呼び、2.4%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日0.02%低い3.96%となりました。ドル円は151円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
前日の米国市場は高安まちまちとなりました。ハイテク株に売りが目立つ一方で、好決算を発表した銘柄が買われ、相場を支えました。これを受けて、日本市場も底堅いスタートが予想されます。本日の日経平均は、大台の50,000円台が意識される中で、日本時間明日の明け方に発表されるテスラ[TSLA]やアイビーエム[IBM]の決算発表を控え、小動きの展開が予想されます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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