IPO株の銘柄分析&予想

「ウィルズ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の投資情報企業との比較や予想まで解説![2019年12月18日 情報更新]

2019年11月12日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ウィルズ
市場・コード/業種 東証マザーズ・4482/情報・通信業
上場日 12月17日
申込期間(BB期間) 11月29日~12月5日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券マネックス証券楽天証券松井証券カブドットコム証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4535円(+372.40%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

ウィルズが12月17日にIPO(新規上場)!

「ウィルズ」の公式サイトより

 ウィルズは、2019年11月12日、東京証券取引所に上場承認され、同年12月17日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ウィルズは2004年10月18日に設立された。「上場企業と投資家を繋ぐことにより効率的な資本市場の実現と上場企業の企業価値最大化を支援すること」をミッションに掲げ、株主管理プラットフォーム事業を行っている。

ウィルズのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

■スケジュール
仮条件提示 11月27日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月29日~12月5日
公開価格決定 12月6日
購入申込期間 12月9日~12月12日
払込日 12月16日
上場日 12月17日

ウィルズのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2019年11月29日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7%
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短2日後に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短3日後に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
カブドットコム証券
[最短4日後に
取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 93.0  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.9%  
エース証券 0.4%  
水戸証券 0.4%  

ウィルズのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 910
仮条件
[予想PER(※2)
910~960円
23.2倍~24.5倍]
公募価格 960円
初値 4535円
初値騰落率 +372.40%
予想トレーディングレンジ(※3) 900円~2500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2019年11月26日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 25.0倍
IRJ HD<6035> 43.7倍(連)
IFIS<7833> 13.5倍(連)
プロネクサス<7893> 17.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。

ウィルズの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 459万7600株(予定)
公開株式数 公募10万株  売出22万株
(オーバーアロットメントによる売出4万8000株)
想定公開規模(※1) 3.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ウィルズはIR支援会社のマザーズ小型IPO

 上場企業と機関投資家及び個人投資家をクラウド上でつなぐ、機関投資家マーケティングツール「IR-navi」及び個人投資家マーケティングツール「プレミアム優待倶楽部」の提供、並びに統合報告等のESGコンテンツの企画・制作を行う。「プレミアム優待倶楽部」の顧客数は9月末時点で42社に拡大している。

 公開規模がマザーズ上場案件としても非常に小さく、需給主導での初値高が期待されるだろう。上場企業のIR意識の高まりなどを背景にIR支援会社の業績も拡大しており、類似会社と目されるアイ・アールジャパンHD<6035>などは株式市場で高い評価を得ている。

 公開規模については3億円強となる見込み。12/17はクラウド会計ソフトで知られるフリー<4478>がマザーズへ同時上場する。資金分散の影響はあるだろうが、小型案件だけに少額の買いでも初値が飛びやすい。

◆「ウィルズ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短3日後に取引可能]
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カブドットコム証券[最短4日後に取引可能]
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ウィルズの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/12 340
(―)
▲ 28
(―)
▲ 34
(―)
2016/12 386
(13.6%)
▲ 50
▲ 57
2017/12 650
(68.0%)
55
3
2018/12 1,161
(78.6%)
107
92.4%
121
3349.1%
2019/12予 1,600
(37.8%)
266
147.0%
180
47.8%
2019/9 3Q 1,176
(―)
243
(―)
166
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:39.15円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ウィルズの業績コメント

 2019年12月期の業績は、売上高が前期比37.8%増の16.0億円、経常利益が同147.0%増の2.6億円と増収増益の見通しとなっている。

 国内株式市場においては、上場企業における持続的な企業価値向上を動機付ける観点から、当該上場企業の成長段階、上場銘柄の特性に応じた市場構造の変更も検討されており、同社サービスの販売先である上場企業を取り巻く環境も変化しつつある。

 上場企業におけるIR活動も多様化し、コーポレートガバナンス強化の観点から国内外機関投資家との対話促進ニーズが旺盛であり、MiFID2(欧州連合における第2次金融商品市場指令)の施行及び海外機関投資家の保有比率の上昇も相まって、自社株式マーケティングを目的とした国内外機関投資家への情報配信、統合報告書やCSRレポート等のコミュニケーションツールの引き合いも増加している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高11.7億円で73.5%、経常利益2.4億円で91.3%となっている。

ウィルズの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区虎ノ門三丁目2番2号虎ノ門30森ビル
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 CEO 杉本 光生(昭和41年4月29日生)
設立 平成16年10月18日
資本金 1億4648万円(令和1年11月12日現在)
従業員数 42人(令和1年9月30日現在)
事業内容 上場企業と機関投資家及び個人投資家をクラウド上でつなぐ、機関投資家マーケティングツール「IR-navi」及び個人投資家マーケティングツール「プレミアム優待倶楽部」の提供、並びに統合報告等のESGコンテンツの企画・制作
■売上高構成比率(2018/12期 実績)
品目 金額 比率
株主管理プラットフォーム 1,161 百万円 100.0%
合計 1,161 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 杉本 光生 128万2800株 28.52%
2 蓮本 泰之 54万9000株 12.21%
3 SUGアセット株式会社 33万株 7.34%
4 ウィッテン・ダレル 18万3300株 4.08%
5 上川 博史 16万8600株 3.75
6 青山 洋一 15万1200株 3.36%
7 神保株式会社 12万株 2.67%
7 株式会社ケーアイティーシー 12万株 2.67%
9 秋元 伸介 10万8000株 2.40%
10 蒲野 宏之 10万6500株 2.37%
合計   311万9400株 69.36%
■その他情報
手取金の使途 プレミアム優待倶楽部、及びIR-naviのシステム開発資金の一部に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2016年12月27日
割当先 蓮本泰之、瀬之口潤輔、栗崎純一、岡部正寛、他8名
発行価格 166円 ※株式分割を考慮済み
◆「ウィルズ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短2日後に取引可能]
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松井証券[最短3日後に取引可能]
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カブドットコム証券[最短4日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ウィルズの銘柄紹介

 同社は、「MAXIMIZE CORPORATE VALUE」をスローガンに、「上場企業と投資家を繋ぐことにより効率的な資本市場の実現と上場企業の企業価値最大化を支援すること」をミッションとして掲げている。同社の事業は、株主管理プラットフォーム事業の単一セグメントであるが、当該ミッションを果たすべく、以下のサービスを提供している。

1.「プレミアム優待倶楽部」

 「プレミアム優待倶楽部」は「ポイント制株主優待」と株主の「電子化」(株主の電子メールアドレスを取得して法定書類を電磁的に提供し、また株主専用サイトにおける上場企業と株主との双方向コミュニケーションを実現すること)を組み合わせたサービスである。

 主な収益は、ストック型のシステム利用料と、企業ごとに異なる商品交換期間に発生する株主優待ポイント(所有株式数ごとに付与)の利用料で構成されている。顧客株主は、企業ごとの専用サイトである「企業名+プレミアム優待倶楽部」サイトへ登録することで、保有株式数や保有年数などに応じて株主優待ポイントが付与され、登録された情報をもとに上場企業が配信する招集通知をはじめとした法定書類を受領したり、電子議決権行使プラットフォーム「WILLsVote」を通じ、電子議決権を行使したりすることができる。

 また、株主は、投資先企業とのコミュニケーション(電子議決権行使や社長メッセージ動画の閲覧)によってもポイントが付与される仕組みも用意されている。なお、2019年9月末時点で上場企業2社に対して「WILLsVote」を通じた電子議決権行使プラットフォームを提供している。

 付与された株主優待ポイントは、全国から集めた優待商品と交換でき、加えて、「プレミアム優待倶楽部」を導入する他の投資先企業が発行する株主優待ポイントを、「WILLsCoin」に交換して合算することで、「プレミアム優待倶楽部PORTAL」サイト上で、3,000点を超える優待商品のなかから、より高額な商品を取得することができる。

2.「IR-navi」

 「IR-navi」は、同社創業来の基盤サービスであり、約260社の上場企業へ提供している機関投資家マーケティングプラットフォームである。主な収益は、ストック型のシステム利用料である。「IR-navi」の主な機能は以下の通りである。

(1)株主状況の把握

 国内投信及び海外ファンドの株式保有状況のデータベースが日次で更新されており、自社及び他社の株式保有状況の把握が可能。また、国内外の機関投資家の運用スタイル等のプロフィールが検索可能。

(2)投資家のターゲティング

 国内の全上場企業及び海外主要企業約3万2000社の国内外機関投資家による株式保有状況を確認できるため、競合他社の保有状況との比較や投資スタイル別の投資家抽出により、潜在投資家のターゲティングが可能。

(3)IR業務の効率化

 国内外機関投資家(国内:約4,000名、海外:約10万名)のパーソナルデータベースを保有し、メールにて決算説明会案内やアニュアルレポート等を発信可能。また、面談履歴、IRイベントの出欠、電子議決権行使結果も一元管理が可能。

3.「ESGソリューション」

 「ESGソリューション」は、統合報告書やアニュアルレポートなどの投資家とのコミュニケーションツールを企画、制作するサービスである。統合報告書やアニュアルレポート等のIRツール制作を行う企業が多く存在するなか、同社がサービスを提供した企業はWICIジャパン(知的資産/資本やKPIの開示改善を目指す国際団体(世界知的資本・知的資産推進構想)の日本組織)による統合報告優良賞の同時複数受賞など多数の賞を受賞していることが、提供サービスの品質に対する評価にもつながり、安定的な顧客基盤を有している。

4.「その他」

 決算説明会の企画及び運営サポートを行っている。

ウィルズの投資のポイント

 公開規模がマザーズ上場案件としても非常に小さく、需給主導での初値高が期待されるだろう。昨年来、公開規模5億円未満のマザーズIPOは8社あり、公開価格に対する初値騰落率は平均+216.9%。IPO人気が大きく後退した局面である昨年12月上場のAmazia<4424>を除く7社は全て公開価格の2倍以上の初値を付けている。

 今年は4/24上場のハウテレビジョン<7064>が公開価格比+209.5%、6/21上場のブランディングテクノロジー<7067>が+177.3%といった結果。上場企業のIR意識の高まりなどを背景にIR支援会社の業績も拡大しており、類似会社と目されるアイ・アールジャパンHD<6035>などは株式市場で高い評価を得ている。小型案件のためIPOラッシュの影響も受けにくいだろう。

 同社は株主管理プラットフォーム事業を展開し、主に「プレミアム優待倶楽部」「IR-navi」「ESGソリューション」の3つのサービスを提供している。「プレミア優待倶楽部」はポイント制株主優待と株主の電子化を組み合わせたサービス。顧客株主は、企業ごとの専用サイトへ登録することで、保有株式数や保有年数などに応じて株主優待ポイントが付与され、登録された情報をもとに上場企業が配信する招集通知をはじめとした法定書類を受領したり、電子議決権(ブロックチェーン技術を活用)を行使したりすることができる。顧客数は2016年12月末の8社から2019年9月末には42社へ拡大している。

 主な収益は、ストック型のシステム利用料と、企業ごとに異なる商品交換期間に発生する株主優待ポイントの利用料。「IR-navi」は、約260社の上場企業へ提供している機関投資家マーケティングプラットフォーム。「ESGソリューション」では統合報告書・アニュアルレポート、CSRレポートの制作等を行っている。

 業績面について、2019年12月期は売上高が前期比37.8%増の16.0億円、経常利益が同147.0%増の2.6億円と増収増益の見通しとなっている。サービスごとの売上高予想は、「プレミアム優待倶楽部」10.3億円(同53.4%増)、「IR-navi」2.5億円(同7.5%増)、「ESGソリューション」2.9億円(同28.3%増)など。「プレミアム優待倶楽部」では18件の新規顧客獲得を見込んでいる。

 想定仮条件水準の今期予想PERは23倍前後となる。IR関連サービスを手掛ける企業のPER水準はまちまちだが、IRJ HDが40倍超となっているため、割高感は意識されづらいか。

 公開規模については3億円強となる見込み。役職員を中心とした個人株主が多いが、ベンチャーキャピタル保有株は少なく、需給良好だろう。なお、12/17はクラウド会計ソフトで知られるフリー<4478>がマザーズへ同時上場する。資金分散の影響はあるだろうが、需給面を重視する個人投資家の買いはウィルズに向かうとみられ、小型案件だけに少額の買いでも初値が飛びやすい。

◆「ウィルズ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短3日後に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2024年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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