今週(12月16日~12月20日)に「適時開示」で、
「増配」や「減配」「初配」などを発表して
「配当利回り」が変わった銘柄をまとめて紹介!
「配当利回り」は、投資する際に非常に重要な情報だ。「増配」や「記念配」を発表して配当利回りが高くなれば株価が急騰、「減配」や「無配」への転落を発表して利回りが低くなれば株価が急落することもある。
また、連続で「増配」する銘柄は業績が堅調だったり、成長していたりする「優良企業」である可能性が高く、「増配株」に狙いを絞って投資をすることで“億トレーダー”となった個人投資家もいる。つまり、短期的に株価に影響するだけでなく、長期的に見ても「増配」や「減配」は非常に重要な投資情報と言えるのだ。
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しかし、毎日発表される「適時開示」を読み込んで、「増配」銘柄や「減配」銘柄を探すのは難しい……。
そこで、ザイ・オンラインでは「適時開示」で「増配」や「減配」のほか、「記念配」「復配」「初配」「無配」などを発表して、「配当利回り」が変わった銘柄を1週間分、まとめて紹介! 発表された「変更内容」と変更後の「最新の配当利回り」を掲載するので、ぜひ投資に役立ててほしい!
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なお、本記事に掲載するルールは以下のとおり。
(1)配当利回りが変わらない場合は非掲載
原則として、配当利回りが変動する情報をピックアップ。株式分割や株式併合などによる1株あたり配当金の変更で、利回りが変わらない場合などは除外する。
(2)「増配」とは、年間配当金が「前回予想」から増額されるもの
「増配」とは、「前回予想」と比較して年間配当金が増額になるものや、「前期」と比較して年間配当金の予想が増額になるものを指す。「前回予想」に対して「増配」でも、「前期」と比較したら「減配」となる場合などは、備考欄に記載。
(3)「減配」とは、年間配当が「前回予想」から減額されるもの
「減配」とは、「前回予想」と比較して年間配当金が減額になるものや、「前期」と比較して年間配当金の予想が減額になるものを指す。「前回予想」に対して「減配」でも、「前期」と比較したら「増配」となる場合などは、備考欄に記載。
(4)「配当予想」が非公表だった場合、「前年同期比」と比較して「増配・減配」を表示
配当予想が非公表だった銘柄が、期中に配当予想を公開した場合、前年同期比で「増配」なのか、「減配」なのかを表示。なお、中間配当のみが公表され、年間配当金の方針が不明の場合、配当利回りは記載しないものとする。
(5)「配当利回り」は今期の予想値。予想が出ていない場合は実績値。
配当利回りは、「今期予想」が出ていれば「予想値」を、「今期予想」が出ていない場合は「実績値」を計算して表示。
なお、「適時開示」は毎日、大量に発表されるので、対象銘柄の掲載漏れや利回りの計算間違いなどがある可能性もあるので、実際に投資をする前には必ず自身で情報を確認するようにしてほしい。
それでは、今週(2019年12月16日~12月20日)に「配当利回り」が変わった銘柄を紹介していこう!
(※「適時開示」の発表日時が最新の銘柄から順番に掲載)
■2019年12月16日~12月20日に発表された「配当」情報まとめ!
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発表日 | 発表内容 | 配当 利回り |
最新の株価 | |
復配 | ◆千趣会(8165・東1) | |||
12/20 | ◆2019年12月期 (無配⇒2円予想に) |
0.39% (予想) |
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)は無配の予想だったが、「2円」予想となることが発表された。2017年12月期と2018年12月期は無配だったので、2016年12月期以来の復配となる。 | ||||
増配 | ◆アエリア(3758・JQ) | |||
12/20 | ◆2019年12月期 (未定⇒12円予想に) |
1.23% (予想) |
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)は未定とされていたが、「12円」予想となることが発表された。2018年12月期の年間配当金は「5円」だったので、前期比で「7円」の増配。 | ||||
増配 | ◆サムティ(3244・東1) | |||
12/20 | ◆2019年11月期 (77円予想⇒79円予想に) |
3.52% (予想) |
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【備考】2019年11月期は、前回予想によると中間配当が「35円」、期末配当が「42円」で、年間配当金の予想が「77円」だった。しかし、期末配当が「2円」増配の「44円」に修正され、年間配当金は「79円」で着地した。2018年11月期の年間配当金は「68円」だったので、前期比で「11円」の増配で、3期連続増配に。 | ||||
減配 | ◆日本タングステン(6998・東2) | |||
12/19 | ◆2020年3月期 (85円予想⇒70円予想に) |
3.38% (予想) |
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【備考】2020年3月期は、前回予想によると中間配当が「40円」、期末配当の予想が「45円」で、年間配当金の予想は「85円」とされていた。しかし、業績予想の下方修正を受けて、期末配当の予想が「15円」減配の「30円」に。年間配当金の予想も「70円」に修正された。2019年3月期の年間配当金は「95円」だったので、前期比で「25円」の減配。 | ||||
増配 | ◆ソルクシーズ(4284・東1) | |||
12/19 | ◆2019年12月期 (10~15円予想⇒16円予想に) |
1.63% (予想) |
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)は「10~15円」の予想だったが、最大値の「15円」より「1円」増配の「16円」予想に修正された。2018年12月期の年間配当金は「15円」だったので、前期比でも「1円」の増配で、2期連続増配の見通し。 | ||||
増配 | ◆建設技術研究所(9621・東1) | |||
12/19 | ◆2019年12月期 (25円予想⇒35円予想に) |
1.56% (予想) |
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)は「25円」の予想だったが、「10円」増配の「35円」予想に修正された。2018年12月期の年間配当金は「25円」だったので、前期比でも「10円」の増配で、3期連続増配の見通し。 | ||||
増配 | ◆RS Technologies(3445・東1) | |||
12/18 | ◆2019年12月期 (10円予想⇒15円予想に) |
0.38% (予想) |
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)は「10円」の予想だったが、「5円」増配の「15円」予想に修正された。2018年12月期の年間配当金は「10円」だったので、前期比でも「5円」の増配で、2期連続増配の見通し。なお、同社は増配と同時に、「QUOカード」の株主優待の廃止を発表している。 | ||||
【関連記事】RS Technologies(3445)、QUOカードの株主優待を廃止! 従来は3000円分のQUOカードがもらえたが、株主優待を廃止して「1株あたり5円」の増配を発表! | ||||
無配 | ◆日立化成(4217・東1) | |||
12/18 | ◆2020年3月期の期末配当 (30円予想⇒無配に) |
ー | ||
【備考】2020年3月期は中間配当、期末配当ともに「30円」予想で、年間配当金の予想は「60円」だった。しかし、同社がHCホールディングスから公開買付けを受け、上場廃止となる見通しになったことから、期末配当の予想が「無配」に修正された。 | ||||
増配 | ◆CDS(2169・東1) | |||
12/17 | ◆2019年12月期 (48円予想⇒50円予想に) |
3.11% (予想) |
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【備考】2019年12月期は、前回予想によると中間配当、期末配当ともに「24円」で、年間配当金の予想は「48円」だった。しかし、業績予想の上方修正を受けて、期末配当の予想が「2円」増配の「26円」に。年間配当金も「50円」予想に修正された。2018年12月期の年間配当金は「44円」だったので、前期比で「6円」の増配で、2期連続増配の見通し。 | ||||
増配 | ◆リベレステ(8887・JQ) | |||
12/17 | ◆2020年5月期 (40円予想⇒45円予想に) |
5.10% (予想) |
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【備考】2020年5月期は、前回予想によると中間配当、期末配当ともに「20円」で、年間配当金の予想は「40円」だった。しかし、中間配当が「5円」増配の「25円」に修正され、年間配当金の予想も「45円」に修正された。2019年5月期の年間配当金は「40円」だったので、前期比でも「5円」の増配。 | ||||
増配 | ◆ビーロット(3452・東1) | |||
12/16 | ◆2019年12月期 (未定⇒60円予想に) |
2.90% (予想) |
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)の予想は未定とされていたが、今回「60円」予想となることが発表された。2018年12月期の年間配当金は「50円」だったので、前期比で「10円」の増配で、4期連続増配の見通し。 | ||||
※配当利回りは2019年12月20日の終値ベースで計算。 |
次のページ>> 前週(12月2日~12月6日))の「増配・減配」銘柄ニュース!
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【SBIグループに入ってIPO取扱数も急増!】 | ||||||
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