西日本旅客鉄道（JR西日本･9021）、株主優待の有効期限を延長！ 運賃などが50％割引になる優待割引券やグループ各社のサービス割引券の期限が1年間延長に！

 西日本旅客鉄道株式会社（JR西日本）が、2019年3月末時点の株主に配布済みの各種優待券の有効期限を「2020年5月末」⇒「2021年5月末」まで、1年間延長することを2020年4月27日に発表した。

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西日本旅客鉄道は近畿や北陸、中国エリアで鉄道事業を展開。
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　西日本旅客鉄道の株主優待は、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株以上の株主に、保有株数や継続保有期間に応じて『鉄道優待割引券』や『京都鉄道博物館優待割引券』『グループ優待割引券』を贈呈」というもの。

 「鉄道優待割引券」とは、西日本旅客鉄道の営業路線内の片道の乗車券や特急券、急行券、グリーン券、座席指定券が割引されるもので、1枚につき50％割引される。2枚以上の同時使用は不可。「京都鉄道博物館優待割引券」は、1枚の使用で最大2人まで入館料金が50％割引になる。「グループ優待割引券」は、自社グループの各種割引券で、内訳は以下のとおり。

・【ホテル】JR西日本ホテルズ優待割引（宿泊30％割引、レストラン10％割引）
・【ホテル】ヴィアイン優待（株主優待料金で宿泊可能）
・【ホテル】JR西日本ファーストキャビン優待割引（宿泊30％割引）
・【ホテル】広島ダイヤモンドホテル優待割引（宿泊30％割引、レストラン10％割引）
・【百貨店等】ジェイアール西日本伊勢丹優待割引（買い物やレストラン、美容室など10％割引）
・【旅行】日本旅行優待割引（国内旅行商品5％割引、海外旅行商品3～5％割引）
・【レンタカー】レンタカー優待割引（基本料金の20％割引）

　今回、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2019年3月末時点の株主に贈呈されている、上記の各種優待券の有効期限が延長され、従来の「2020年5月末」から「2021年5月末」となることが発表になった。

　このところ、外食優待株の多くが優待券の有効期限を延長しているが、西日本旅客鉄道のような交通系の株主優待でも、優待券などの有効期限が延長される可能性がある。バスや鉄道系、航空会社などの株式を保有しているなら、情報収集を意識したほうがいいだろう。
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西日本旅客鉄道の株主優待制度の詳細

　西日本旅客鉄道の株主優待でもらえるのは、営業路線内の運賃が割引になる「鉄道優待割引券」や、グループのホテル宿泊券など。今回、すでに発行されている「株主優待割引券」の有効期限が1年間延長されることが発表された。新型コロナウイルスの感染拡大により、外出の自粛が求められる今、有効期限の延長を歓迎する株主は多いだろう。

　西日本旅客鉄道は近畿や北陸、中国エリアで鉄道事業を展開する鉄道大手。4月28日時点で、2020年3月期の連結業績の確定値は発表されていないが、1月31日時点で発表されている連結業績予想は、すべて前期比で売上高2.7％増、営業利益2.6％増、経常利益3.4％増、当期純利益16.8％増で、好調を見込んでいた。しかし、ここから新型コロナウイルスの影響により、前回予想を下方修正する可能性は高そうだ。株価は1月7日に9525円の年初来高値をつけた後、「コロナ・ショック」で急落。3月13日に年初来安値の5861円まで下落し、3月27日には一時7877円まで反発したものの、4月28日の終値は6620円となっている。

■西日本旅客鉄道（JR西日本）
業種	コード	市場	権利確定月
陸運業	9021	東証1部・名証1部・福証	3月末
株価（終値）	必要株数	最低投資金額	配当利回り
6620円	100株	66万2000円	2.87％
【西日本旅客鉄道の最新の株価・株主優待の詳細はこちら！】
※株価などのデータは2020年4月28日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

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• 1月
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