中本パックス株式会社が、「QUOカード」の株主優待を拡充することを、2021年2月8日に発表した。
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中本パックスの株主優待は、毎年2月末時点の株主に実施されており、従来の内容は「100株以上の株主に、一律で『QUOカード』1000円分を贈呈」というものだった。
今後も「QUOカード」が贈呈される点に変わりはないが、新たに「200株以上」の株主を対象とする配布区分が設けられ、「QUOカード」2000円分が贈呈される。
中本パックスの株主優待の変更は、2021年2月末の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。
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中本パックスの株主優待制度の変更前と変更後
(変更前) | ||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 |
2月末 | 100株以上 | QUOカード1000円分 |
(変更後) | ||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 |
2月末 | 100株以上 | QUOカード1000円分 |
200株以上 | QUOカード2000円分 |
中本パックスの株主優待利回りは?
中本パックスの2021年2月9日時点の株価(終値)は1820円なので、株主優待の利回りは以下のようになる。
(100株保有の場合)
投資金額:100株×1820円=18万2000円
優待品:QUOカード1000円分
株主優待利回り=1000円÷18万2000円×100=0.54%
(200株保有の場合)
投資金額:200株×1820円=36万4000円
優待品:QUOカード2000円分
株主優待利回り=2000円÷36万4000円×100=0.54%
中本パックスの株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」。今回の変更により、株主優待の配布区分が「100株以上」と「200株以上」の2段階になった。中本パックスは配当利回りが3.08%なので、100株保有時の配当+株主優待利回りが3.62%と高水準になる。業績も堅調なので、「QUOカード」の株主優待に注目しているなら、複数単元の保有を検討してもよさそうだ。
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中本パックスは食品パッケージの印刷などを手掛ける企業。2021年2月期(通期)の連結業績予想は、売上高が345億円(前期比1.2%増)、営業利益が16億2900万円(前期比6.2%増)、経常利益が16億5000万円(前期比2.6%増)、当期純利益が11億4800万円(前期比5.7%増)。
■中本パックス | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
その他製品 | 7811 | 東証1部 | 2月末 |
株価(終値) | 必要株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
1820円 | 100株 | 18万2000円 | 3.08% |
※株価などのデータは2021年2月9日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
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