IPO株の銘柄分析&予想

「フューチャーリンクネットワーク」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の地域情報プラットフォーム構築・運営企業との比較や予想まで解説![2021年8月30日 情報更新]

2021年7月14日公開(2022年9月20日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 フューチャーリンクネットワーク
市場・コード/業種 東証マザーズ・9241/サービス業
上場日 8月20日
申込期間(BB期間) 8月2日~8月6日
おすすめ証券会社 SBI証券SMBC日興証券楽天証券松井証券マネックス証券岡三オンライン証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4315円(+74.70%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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フューチャーリンクネットワークが8月20日にIPO(新規上場)!

「フューチャーリンクネットワーク」の公式サイトより

 フューチャーリンクネットワークは、2021年7月14日、東京証券取引所に上場承認され、2021年8月20日にIPO(新規上場)することが決定した。

 フューチャーリンクネットワークは2000年3月2日に設立された。地域に点在する付加価値を流通させる地域情報プラットフォーム(地域情報流通基盤)である「まいぷれ」を構築し運用している。「まいぷれ」の運営を起点とした3つの事業を行っている。

 地域情報流通事業は、主に地域の中小事業者を対象に、情報配信を支援する事業と、その仕組みを全国各地の運営パートナーへビジネスモデルとして提供する事業を含む。公共ソリューション事業では、地域情報流通基盤を活用することで自治体や国の抱える課題に対し官民連携による解決策を提案している。マーケティング支援事業は、地域情報流通基盤を活用し、地域に根ざしたエリアマーケティングを支援する事業。特定の商圏や地域に直接情報を発信したい企業にマーケティングソリューションを提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

フューチャーリンクネットワークのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 7月29
ブックビルディング(抽選申込)期間 8月2日~8月6日
公開価格決定 8月10日
購入申込期間 8月12日~8月17日
払込日 8月19日
上場日 8月20日

フューチャーリンクネットワークは
地域情報サイト「まいぷれ」運営

 地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の構築・運営、ふるさと納税支援業務及び官民協働ポータル・地域共通ポイント運営等の官民協業事業受託、マーケティング支援業務を行う。148社の運営パートナー企業と46都道府県・736市区町村の地域で「まいぷれ」を運営。また33自治体のふるさと納税業務支援を受託し、「まいぷれポイント」は8エリア、5自治体と運営。

 IPOで根強い人気のあるインターネット関連企業のマザーズ上場案件であり、企業・中小事業者の情報発信やマーケティング、それに自治体のふるさと納税支援などのニーズは強そうだ。収益規模はまだ小さいが、順調に拡大している。ただ、既に新規性などは意識されづらいビジネスかもしれない。

 公開規模については6億円前後となる見込みで、需給面は良好だろう。スケジュール的にも個人投資家の取引参加意欲は高まりそうだ。

フューチャーリンクネットワークのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年8月2日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
2.6
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
2.2
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短3日後に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
岡三証券(主幹事証券) 88.8  
ちばぎん証券 0.9%  
エイチ・エス証券 0.9%  
むさし証券 0.9%  
東海東京証券 0.9%  
極東証券 0.4  
東洋証券 0.4%  
水戸証券 0.4%  

フューチャーリンクネットワークのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2230円
仮条件
[予想PER(※2)
2230~2470円
23.0倍~25.4倍]
公募価格 2470円
初値 4315円
初値騰落率 +74.70%
予想トレーディングレンジ(※3) 2500~5000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年7月27日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 21.8倍
デザインワン<6048> 25.0倍(連)
イトクロ<6049> 22.2倍
アイモバイル<6535> 18.1倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

フューチャーリンクネットワークの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 78万3000株(予定)
公開株式数 公募8万株  売出16万2500株
(オーバーアロットメントによる売出3万6300株)
想定公開規模(※1) 6.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。
◆「フューチャーリンクネットワーク」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短3日後に取引可能]
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岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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フューチャーリンクネットワークの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2017/8 269
(―)
▲ 52
(―)
▲ 65
(―)
2018/8 635
(135.6%)
▲ 53
▲ 61
2019/8 1,074
(69.2%)
0
17
2020/8 1,134
(5.6%)
42
4297.6%
39
130.4%
2021/8予 1,349
(18.9%)
83
96.2%
76
92.5%
2021/5 3Q 1,049
(―)
111
(―)
97
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:97.06円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

フューチャーリンクネットワークの業績コメント

 2021年8月期の業績は、売上高が前期比18.9%増の13.4億円、経常利益が同96.2%増の0.8億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社が事業展開する広告業界においては、2020年の日本の総広告費は前年比88.8%の6兆1594億円と、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け9年ぶりのマイナス成長となったが、巣ごもり需要によりSNSやEC(電子商取引)などのインターネットサービス等への接触機会が増え、インターネット広告費の市場規模は2兆2290億円と前年比105.9%と成長を続けている。また、ふるさと納税市場においては、世間一般的にはさらに浸透・定番化を続けているという状況で、今後も更なる市場規模の拡大が予想されている。

 このような環境下、同社は地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営を通じ、広告主である地域の中小事業者・店舗の情報発信・マーケティング支援を推進し、運営パートナーへのふるさと納税事業や地域ポイント事業の実行を通じて地方自治体の課題解決を推進している。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、新規パートナー契約の検討の一時停止や、販促支援先である大手小売チェーンなどの新店・改装計画の縮小等が売上に影響を及ぼしたが、ふるさと納税の寄付は各地の返礼品拡充の動きや広告施策、寄付受付サイトの拡充など寄付額を拡大するための取り組みが奏功し売上・利益が増加した。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高10.4億円で77.7%、経常利益1.1億円で133.7%となっている。

フューチャーリンクネットワークの詳細情報

■基本情報
所在地 千葉県船橋市西船4丁目19番3号
代表者名(生年月日) 代表取締役 石井 丈晴(昭和48年12月23日生)
設立 平成12年3月2日
資本金 1億3450万円(令和3年7月14日現在)
従業員数 91人(令和3年6月30日現在)
事業内容 地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の構築・運営、ふるさと納税支援業務及び官民協働ポータル・地域共通ポイント運営等の官民協業事業受託、マーケティング支援業務
■売上高構成比率(2020/8期 実績)
品目 金額 比率
地域情報流通事業 393 百万円 34.7%
公共ソリューション事業 468 百万円 41.3%
マーケティング支援事業 273 百万円 24.0%
合計 1,134 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)石井本店 30万株 42.67%
2 石井 丈晴 9万9500株 14.15%
3 岡田 亮介 6万7500株 9.60%
4 板倉 正弘 6万3500株 9.03%
5 大日本印刷(株) 6万2500株 8.89
6 片町 吉男 6万株 8.53%
7 室川 敏治 3万5000株 4.98%
8 中島 繁 5000株 0.71%
8 田中 悦郎 5000株 0.71%
8 鵜飼 一美 5000株 0.71%
合計   70万3000株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 地域情報流通事業、公共ソリューション事業及びマーケティング支援事業の規模拡大を目指し、営業、編集、運用業務、開発エンジニアに係る人員増強に伴う採用費及び人件費として、2022年8月期に72,996千円、2023年8月期に161,005千円を充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2017年2月28日
割当先 大日本印刷株式会社
発行価格 800円※株式分割考慮済み
◆「フューチャーリンクネットワーク」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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フューチャーリンクネットワークの銘柄紹介

 同社のミッションは、持続可能な地域社会モデルを構築することで、地域活性化を継続的かつ発展的事業の形で実現することである。地域に点在する付加価値を流通させる地域情報プラットフォーム(地域情報流通基盤)である「まいぷれ」を構築し運用している。同社は、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営を起点とした事業を3区分のセグメントで行っている。

 地域情報プラットフォーム「まいぷれ」は、地域の店・施設、イベントやサークル、役立ち情報などあらゆる地元の情報を集め、配信している。インターネット上にあらゆる情報があふれているなかで、実際に取材をした情報や、店やイベント主催者が自ら発信する情報を大切にし、地域に埋もれている情報を届けることで、地域の魅力を掘り起こし地域の活性化につなげている。「まいぷれ」で掲載している情報は「まいぷれ」のみならず、他のメディアとも連携し、地域情報を必要としている人に、「まいぷれ」でしか提供できないコンテンツを届ける。

(1)地域情報流通事業

 同社は、地域情報を継続的に収集し多様なメディアやチャネルに配信する技術とその運営体制により構築される地域情報流通基盤を、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」と名付け、運営している。地域情報流通事業は、主に地域の中小事業者を対象に、情報配信を支援する事業と、その仕組みを全国各地の運営パートナーへビジネスモデルとして提供する事業を含む。

 主な事業収益は、地域の中小事業者の月額課金(サブスクリプション)で、「まいぷれ」への掲載及びプラットフォームへの参加利用料金と、全国各地域の「まいぷれ」運営パートナーからのパートナー加盟料及びロイヤリティ収益(システム利用料及び「まいぷれ」掲載店舗の広告料の20%)となる。

(2)公共ソリューション事業

 公共ソリューション事業では、地域情報流通基盤を活用することで自治体や国の抱える課題に対し官民連携による解決策を提案している。地域に根差した運営体制を持つ地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を活用することで、同社独自の官民協同事業を展開し、ふるさと納税業務支援、地域共通ポイント(まいぷれポイント)等の事例に取り組んでいる。

 また、自治体と官民協働ポータルサイトの運営や、「まいぷれ」で培ったノウハウや情報流通技術を活かしたソリューションの提供も行い、国や自治体に対して、コンサルティング費用やシステム提供費用、サービス提供委託料などを受け取り、課題解決施策を実行する公共案件の受託を手掛けている。

(3)マーケティング支援事業

 地域情報流通基盤を活用し、地域に根ざしたエリアマーケティングを支援する事業である。特定の商圏や地域に直接情報を発信したい企業にマーケティングソリューションを提供している。大手小売・流通企業の地域メディアを活用したエリアプロモーションや地域におけるコミュニティとの連動企画や地域に根付いたイベントの企画・運営、インフォメーションセンター運営など、「まいぷれ」ならではのソリューション提供を行っている。マーケティング支援事業では、顧客の抱える課題に応じたソリューションを提供し、施策に応じた対価をもらう。企画料、販促物の制作費、WEBマーケティング費、BPO委託料等が収益となる。

フューチャーリンクネットワークの投資のポイント

 IPOで根強い人気のあるインターネット関連企業のマザーズ上場案件であり、企業・中小事業者の情報発信やマーケティング、それに自治体のふるさと納税支援や地域共通ポイントによる地域振興などのニーズは強そうだ。実際の業績も収益規模こそまだ小さいが、順調に成長している。また公開規模が小さく、需給面は良好だろう。ただ、類似の情報サイト運営会社等はPER10~20倍台にとどまっており、既に新規性などは意識されづらいビジネスなのかもしれない。また、岡三証券の主幹事案件は7/7上場予定だったジィ・シィ企画が中止となり、2020年3月のニッソウ<1444>以来となる。

⇒ニッソウ<1444>のIPO情報はこちら!

 同社が構築・運用する地域情報プラットフォーム「まいぷれ」は、地域の店・施設、イベントやサークル、役立ち情報などあらゆる地元の情報を集め、配信している。前期実績で売上高の34.7%を占める地域情報流通事業は、主に地域の中小事業者を対象に、情報配信を支援する事業と、その仕組みを全国各地の運営パートナーへビジネスモデルとして提供する事業。7/1時点で全国148社の運営パートナー企業と46都道府県・736市区町村の地域で「まいぷれ」を運営する。

 同41.3%を占める公共ソリューション事業では、自治体や国の抱える課題に対し官民連携による解決策を提案している。全国で33自治体のふるさと納税業務支援を受託し、地域共通ポイント「まいぷれポイント」は全国で8エリア、5自治体と運営している。同24.0%を占めるマーケティング支援事業は、地域に根ざしたエリアマーケティングを支援する。売上高の7.9%がマツモトキヨシHD<3088>向け。

 業績面について、2021年8月期は売上高が前期比18.9%増の13.4億円、経常利益が同96.2%増の0.8億円と増収増益の見通しとなっている。利益率の高いパートナー売上の増加が成長をけん引する。期末時点で「まいぷれ」掲載店は1,595店舗、平均掲載単価は4929円、パートナー運営地域は153社を見込む。なお、第3四半期までに通期の利益計画を超過しているが、ふるさと納税の寄付は12月に行われる割合が高く、業績も第2四半期に偏重する傾向があるという。

 想定仮条件水準の今期予想PERは22~24倍程度で、類似の情報サイト運営会社並み。目前に迫った来期(2022年8月期)の業績拡大を見越し、一段と水準を切り上げる可能性はある。

 公開規模については6億円前後となる見込み。代表取締役の石井丈晴ら役職員が株主に名を連ねており、ベンチャーキャピタル株主はいない。また、7/30のAIメカテック<6227>から3週間空けての上場となり、個人投資家の取引参加意欲は高まりそうだ。8/20はシイエヌエス<4076>が同時上場するが、初値買い分散の影響は強まらないだろう。ただ、上場日までの急激な市況変動には注意しておきたい。

⇒AIメカテック<6227>のIPO情報はこちら!
⇒シイエヌエス<4076>のIPO情報はこちら!

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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