子供も楽しいネットコミュニケーション
クリスマスにサンタクロースが届けてくれたニンテンドー3DS。我が家の小学1年生の息子は、冬休み中はポケットモンスターXYにハマっていたのが、結構ステージをクリアしたらしく、最近は少しゲーム中毒がなくなっていた。しかしまた、この1週間ほどでポケモンXYに熱心に取り組んでいる。何があったかというと、ネット通信を解禁したのである。
多くの方もご存知のように3DSには親しかアクセスできない設定画面があり、そこで子供たちにどの機能を使ってよいかの制限をかけることができる。
当初我が家ではネットアクセスを制限していたのだが、どこから聞いてきたかネット通信を行えばポケモンの交換ができて、お友達もできるということを知った我が息子。モノは試しと思い、ネットアクセスを解禁したところ、このポケモン交換が相当に楽しいらしい。

一人3DSに向かって盛り上がる彼の画面を覗いてみると、わんさかと知り合いリストがいる。しかも、日本のみならず、アメリカやオーストラリア、ブラジル、香港など海外の子供たちとたくさんつながっているのだ。
コミュニケーションが楽しい、これはFacebookやLINEにハマる大人同様、子供も同じらしい。
DS:教育現場でも利用可能性は大きいはず
ついでなので、通常のインターネット検索やeショップなど、ネットアクセスが可能となった3DSでできることを一通り試してみると、使い勝手的には残念ながらスマホやタブレットの方に軍配が上がるように感じられる。
しかし、彼らが日常的に持ち歩く小さなハコが、世の中のありとあらゆる情報への入り口となっていることの可能性は小さくはないだろう。小学校に3DSを持っていくと怒られる一方、小学校をWIFI環境化してしまえば、小学生たちは手元の3DSでいろんな調べ物ができる。
最近、タブレット端末を教育現場に導入しようという動きが下は小学校から上は大学までてんやわんやしているわけだが、それらタブレットで何をしているかと言えば多くの現場ではまだネット検索や写真を撮っているぐらいで、教育用アプリや米国のKahn Academyのような本格的なネット経由の教育の導入には至っていない。
それであれば、まずは小学生たちに手持ちの3DSを持ってくることを許可する方が、コスト安で済むしいいのではないかと思うのだが、いかがであろうか?
もちろん、休憩時間に子供たちがポケモンを交換しまくっている姿と、それをいたちごっこのように先生たちが怒り回る姿が容易に想像できてしまうので、ルール作りは大変かもしれないが、デメリットよりもメリットの方が大きいのではないだろうか?
現預金同等物は1兆円程度残る
任天堂(7974)の決算発表でスマホ対応が実質的に否定されたことに対して市場はネガティブに反応したわけだが、スマホ対応以外に任天堂が復活する道はないのだろうか?
コロプラ(3668)が好業績で買い注文が殺到するのと対照的な任天堂(7974)の姿であるが、つい何年か前を思い返すとWiiの大ヒットで業績は絶好調、時価総額も10兆円を超えて日本企業の中で3位にまで上り詰めた。そして社内には1兆円にのぼる現金が積み上げられ、株式市場から「現金を株主に還元すべきではないか」「積極的に戦略的な投資をすべきではないか」という声も聞かれた。
それに対して、任天堂の答えは、ゲーム業界は浮き沈みが激しい業界なので、厚めに現金を保有しておく必要がある、というものであった。まさか今のような状況になることを予測していたわけではないだろうが、ゲーム業界の特質を経営陣はよく理解していたということになろう。売上高は3分の1に縮小しても、まだ売上高と同額程度の現金は会社に残っており、有価証券など含めると現金同等物は1兆円近くに上る。

小1の息子はポケモンの画面の知り合いリストを見ながら、「ねえ、アメリカって今何時?」と聞いてくるし、”Nice to meet ya!”というメッセージを見て、「これ、なんて言ってるの?」と聞いてくる(ちなみに、yaはyouのことで、see youの代わりにsee ya!という表現を見たことのある人も多いだろう。学校英語では教えてもらえない、生きた英語ということになる)。
いやいや、そんなのソーシャルゲームでは普通すぎるから、という意見も聞こえてきそうだが、普段私や妻のスマホをいじりまくっている小1の息子が、スマホではなかった反応をすることもまた事実。しかし、この子供も10年もしないうちに3DSからスマホ中毒者になることもほぼ間違いない(10年後にはスマホではなくてGoogleグラスのような別物になっているかもしれないが)。
任天堂は今後どうやって巻き返してくるのか、小学生の子供を持つ親としても、そして株式市場を注視する立場としても非常に興味深い。
もっとも、任天堂がスマホ対応してくれれば、DSに3DS、そしてWii Uとゲームコンソールが3つも我が家に存在する必要はなかったわけで、出費は抑えられたはず。その意味ではスマホ対応してくれればなあ、なんて思いも親としてはあったりはするが、そうではない我々が思いもしなかった策を見せてほしいという思いも、当然ゲーム業界関係者にはあるのではないだろうか。
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