会社名(市場・コード) | バルニバービ |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・3418/小売業 |
申込期間(BB期間) | 10月13日~10月19日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SBI証券、マネックス証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
バルニバービのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 10月9日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 10月13日~10月19日 | |||||
公開価格決定 | 10月20日 | |||||
購入申込期間 | 10月21日~10月26日 | |||||
払込日 | 10月27日 | |||||
上場日 | 10月28日 |
バルニバービのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(幹事証券会社)
■幹事証券会社(2015年10月14日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券 | 3.5% | |||||
SBI証券 | 3.5% | |||||
マネックス証券 | 0.9% | |||||
SMBC日興証券(主幹事証券) | 87.0% | |||||
みずほ証券 | 3.5% | |||||
岩井コスモ証券 | 0.9% | |||||
エース証券 | 0.9% |
バルニバービのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 2350円~2500円 | |||||
公募価格 | 2500円 | |||||
初値 | 5750円 | |||||
初値騰落率 | 130.00% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2015年10月14日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
2300円~2400円 [14.8倍(連)~15.5倍(連)] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
2300円~5000円 [14.8倍(連)~32.2倍(連)] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
バルニバービの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 207万4500株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募25万5000株 売出23万8000株 (オーバーアロットメントによる売出7万3900株) |
|||||
想定公開規模 | 13.0億円~13.6億円(OA含む) |
バルニバービはどんな会社?
飲食店の経営・運営企画、遊休施設の再開発、商業施設全般の企画開発を手掛ける。レストラン事業では、各店舗の状況に合わせ創意工夫した運営を行っており、「ガーブ」など複数のブランドで関東地区に18店舗、関西地区に15店舗の計33店舗(2015年4月末時点)を展開している。
マザーズ上場の高成長外食株として評価を受けそうだが、外食関連IPOの初値は知名度や上場時の市況の影響を受けやすい。公開規模がマザーズ案件としては中程度で、やや荷持たれ感が台頭しやすいうえ、日本郵政グループ3社の上場を前に需給的には非常に厳しい時期であり、初値の伸びは抑えられるだろう。
株主構成上は比較的需給良好だが、日本郵政グループ3社のIPOにおける売出株の入金が終了した後での上場となるため注意する必要がある。
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大和証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
マネックス証券 | ||||||
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バルニバービの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2011/7 | 3,030(―) | 32(―) | ▲20(―) | |||
2012/7 | 3,640(20.1%) | 88(166.8%) | 36(―) | |||
2013/7 | 4,782(31.4%) | 206(134.1%) | 112(207.1%) | |||
2014/7 | 5,114(7.0%) | 198(-3.5%) | 148(31.3%) | |||
2015/7 | ―(―%) | ―(―%) | ―(―%) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高(伸び率) | 経常利益(伸び率) | 純利益(伸び率) | |||
2013/7 | 5,185(―) | 274(―) | 119(―) | |||
2014/7 | 5,950(14.7%) | 251(-8.4%) | 168(41.0%) | |||
2015/7 | 6,642(11.6%) | 480(90.5%) | 295(74.8%) | |||
2016/7予 | 8,551(28.7%) | 557(16.0%) | 322(9.2%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:-円 連結:155.22円(上場時発行済株式数で試算)/0.00円 |
バルニバービの業績コメント
2016年7月期の業績は、売上高が前期比28.7%増の85.5億円、経常利益が同16.0%増の5.5億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の外食業界は、高付加価値業態を中心に回復傾向が見られる反面、インフレや消費税増税の影響、人手不足、競合企業との競争激化など、引き続き厳しい状況で推移している。
しかし、同社は主力のレストラン事業で展開するデザイン性の高いカジュアルレストランや、食に対する健康志向を背景としたアスリート食堂など、顧客ニーズを汲み取ることで堅調な推移を見込んでいる。16.7期の新規出店は、レストラン事業11店舗、スイーツ事業3店舗、アスリート食堂事業3店舗を計画している。このうち、現時点で既に11店舗の出店が決定している(2015年7月末現在は58店舗を展開)。
なお、2016年7月期の新規出店店舗による売上高は、9.7億円(前期比108.3%増)、新規出店店舗以外による売上高は、75.7億円を予想している。
バルニバービの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 大阪府大阪市中央区南船場四丁目 (最寄りの連絡場所)大阪府大阪市西区南堀江一丁目 |
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代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 佐藤 裕久(昭和36年8月18日生) | |||||
設立 | 平成3年9月7日 | |||||
資本金 | 9900万円(平成27年9月24日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社41人 連結会社413人(平成27年8月31日現在) | |||||
事業内容 | 飲食店の経営・運営企画、遊休施設の再開発、商業施設全般の企画開発 |
■売上高構成比率(2014/7期実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
レストラン事業 | 5,447 百万円 | 91.6% | ||||
スイーツ事業 | 458 百万円 | 7.7% | ||||
アスリート食堂事業 | 27 百万円 | 0.5% | ||||
その他 | 15 百万円 | 0.2% | ||||
合計 | 5,950 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 佐藤 裕久 | 97万6000株 | 49.97% | |||
2 | 株式会社HUMO | 71万株 | 36.35% | |||
3 | 中島 邦子 | 3万7500株 | 1.92% | |||
4 | 安藤 文豪 | 2万5000株 | 1.28% | |||
5 | 佐藤 隆子 | 2万株 | 1.02% | |||
6 | 辻元 拓士 | 1万2500株 | 0.64% | |||
6 | 田中 亮平 | 1万2500株 | 0.64% | |||
8 | バルニバービ従業員持株会 | 7000株 | 0.36% | |||
9 | 上山 英介 | 5000株 | 0.26% | |||
10 | 北尾 志津 | 4500株 | 0.23% | |||
10 | 有限会社黒門中川 | 4500株 | 0.23% | |||
合計 | 181万4500株 | 92.90% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 新規出店する店舗の設備投資資金として充当する予定 | |||||
関係会社 | (株)バルニバービインターフェイス(連結子会社) 飲食店の運営受託及び経営 (株)ワナビー(連結子会社) 飲食店の運営受託及び経営 (株)パティスリードパラディ(連結子会社) スイーツの製造・販売 バルニバービ・スピリッツ&カンパニー(株)(連結子会社) 飲食店の運営受託 バルニバービアーツ(株)(連結子会社) 資産の管理 (株)アスリート食堂(連結子会社) 飲食店の経営 (株)バルニバービコンシスタンス(連結子会社) |
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VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | - | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
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大和証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
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バルニバービの銘柄紹介
同社と連結子会社7社及び非連結子会社3社でグループが構成される。事業内容は、(1)レストラン事業(同社が企画開発・デザインしたレストランやカフェ、バーなどを店舗運営子会社にて運営)、(2)スイーツ事業(株式会社パティスリードパラディにてロールケーキなどスイーツを提供)、(3)アスリート食堂事業(株式会社アスリート食堂にて、健康志向の顧客層に対して食事とランニングステーションなどのアスリート施設を提供)、及び(4)その他の事業(レストランや開発エリアの企画・コンサルティングを提供)を展開する。
(1)レストラン事業
同社グループのレストラン事業の特徴は、チェーン店のように既定業態を多店舗展開するのではなく、同社の企画本部によるメニューコンセプトプランニング、空間デザインワーク、グラフィックやアートディレクション等により、求められているレストランを求められている場所に一店舗ずつ出店し、店舗運営子会社にてマニュアルではなく各店舗の状況に合わせたきめ細かいメニュー、サービス、イベントなどを創意工夫した運営が行われている点に特徴がある。
強みは、一般的なレストランの立地としては店前通行量が少ない等の理由で好立地とはいえない「バッドロケーション」に着目して出店し、その街を活性化することで事業展開を行ってきたことにある。バッドロケーションではあるものの、人々をほっとさせるような街並みや水辺・公園などの周辺環境に恵まれた場所を選定している。
さらに、これらの実績によって、不動産デベロッパー、商業施設、行政機関、大学などから、キーテナント企業として要請され、出店している。同社グループにとって適した立地を、初期負担や月額家賃の軽減等の有利な賃貸条件で獲得しており、これが同社の競争力の源泉となっている。また、ブランド力のある海外の飲食企業とのライセンス契約に基づき、ナポリのピッツェリア「アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ」及びシンガポールチキンライス「ウィーナムキー ハイナンチキンライス」を展開している。
(2)スイーツ事業
ロールケーキ専門店「アリンコ」、スイーツテイクアウトショップ「パラディ」、クレープショップ「トーキョークレープガール」などのブランドで、主にスイーツショップを運営している。
(3)アスリート食堂事業
鹿児島県鹿屋市、国立大学法人鹿屋体育大学との産官学連携プロジェクトとして、アスリートに代表される健康を志向する顧客層に対して、健康食堂「鹿屋アスリート食堂」、アスリート施設「ランキューブ」などの運営を行っている。
(4)その他の事業
企業や行政機関に対して、エリア開発コンセプトの立案、レストラン企画・開発その他のコンサルティングを提供している。
バルニバービの投資のポイント
マザーズ上場の高成長外食株として評価を受けそうだが、外食関連IPOの初値は知名度や上場時の市況の影響を受けやすい。直近の外食関連のマザーズ上場案件では、4/17上場の海帆<3133>(公開規模7.0億円)が公開価格比76.5%高の初値となる一方、3/19上場のヒューマンウェブ<3224>(公開規模7.9億円)は同11.7%高にとどまった。同社は公開規模がマザーズ案件としては中程度で、やや荷持たれ感が台頭しやすい。さらに、日本郵政グループ3社の上場を前に需給的には非常に厳しい時期で、初値の伸びは抑えられるだろう。
同社は、主力のレストラン事業のほか、スイーツ事業、アスリート食堂事業、その他事業を手掛ける。レストラン事業では、既定の業態を多店舗展開するのではなく、各店舗の状況に合わせ創意工夫した運営を行っている。「ガーブ」など複数のブランドで、関東地区に18店舗、関西地区に15店舗の計33店舗(2015年4月末時点)を展開している。独自の立地開発による出店、商業施設・エリアへの出店、行政機関等との連携プロジェクトによる出店や大学内レストラン、海外飲食ブランドとのライセンス契約に基づく店舗などがある。
業績面について、2016年7月期は売上高が前期比28.7%増の85.5億円、経常利益が同16.0%増の5.5億円と増収増益の見通しとなっている。類似企業のバリュエーションにはバラつきがあるものの、同社の仮条件水準での今期予想PERは15倍前後で割安感がある。
ベンチャーキャピタル保有株は確認されず、佐藤社長とその資産管理会社が発行済株式の8割超を保有するなど、株主構成上は比較的需給良好と言える。ただ、日本郵政グループ3社のIPOにおける売出株の入金が終了した後での上場となるため、こうした資金が凍結されている時期であるという特殊要因には注意する必要がある。
◆「バルニバービ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆ | ||||||
大和証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
マネックス証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |